戦隊モノ大量発生世界における一般(転生)敵幹部の日常 作:天龍改
性癖、趣味を何個か入れました。
あと作者は未成年です、酒とかの感想はガバガバで考えてるので、そこら辺は大目に見てください。
刻が忘却を運んでくるとは、誰かが言ったかいい言葉だ。
事実、刻が進むほど見えない傷は隠れていく。だがごく稀に時が経つほど傷が深く広がっていく場合もある。
時はある意味薬なのだ、劇薬にも良薬にもなれる。
多分、俺にとっては劇薬なのだろう、じわりじわりと肉体を蝕む酸性のような。
だから、俺は時間の彼方に追いやるよりも酒やタバコで薄れさせ中和していく方がいいのだろう。
酒は強いものを飲むほど、タバコは吸えば吸うほど俺がどうしようもないバカということを突きつけてくれるんだから。
???「スゥー、スゥー」Zzzz
荒星「??………やっべ」
だがな、こんな形で突きつけてくるのは違うだろ。
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昨夜
【居酒屋:イサ】
右を見ても左を見ても様々な人種がジョッキいっぱいのアルコールを片手に美味しそうな串や揚げ物を食ってる。
ここは、居酒屋イサ。異世界の料理や酒が楽しめる店だ。
荒星「よしよし、まずは何を頼もうかな」
そんな中、俺は明日が休みなのをいいことにひとり楽しく飲もうとしてた。
この居酒屋の特徴でカウンター席がない事だ、そのため1人で広々と1つの机が使えるのだ。店の大きさは外と変わっていてなんでも空間魔法による効果だそう。
だがそんなこと今の俺にとっては些細な問題。
初めて見る料理や酒に心を奪われている。
荒星「へぇ〜、このスターチキンの唐揚げ美味そうだな、おっ!海魔のたこ焼きなんてものもあるんか、よりどりみどりだなァ」
メニュー表にはその料理や酒の説明とともに写真が載っけてあり、どれもこれも美味しそうに写っていてなかなか決めれない。
荒星「よしっ!これに決めた」
数分も悩み、考えた末やっと決まった。
荒星「すいませーん!!、注文いいでしょうか?」
すぐそこにいた従業員に声を掛け注文をしていく。
従業員1「ハイ、大丈夫ですよ。ご注文をお聞きします。」
荒星「とりあえず、【ドワーフの火酒】のジョッキ大ひとつ、【チーズとろりのドラゴン肉】をひとつ、あと【各種ツマミセット】をひとつ、【ポテトフライ】をひとつ………」
どんどん注文を入れていく、従業員の顔がマジかって顔をしているが無視しておく。
数分後
従業員「こちら【ドワーフの火酒】と【チーズとろりのドラゴン肉】になります、他はまた後で来ますので……」
頼んでいたものが来た、ドワーフの火酒は泡がすごく透明のジョッキの中は赤に近いオレンジとでもいう色をしていた。ツーンと飲んでもいないのに酔いそうと感じるアルコールのいい匂いに顔がにやける。
チーズとろりのドラゴン肉は、男の浪漫の一つである骨付き肉にチーズがとろりと香ばしく掛かっており、ヨダレが垂れそうになる。
荒星「さてさて、ではいただきます!!」
両手を合わせて合掌する。
最初はやっぱり酒を喉に流し込む。キンキンに冷えたジョッキを掴み取り泡の髭を作りながら中の液体を一気に流し込んでいく。
荒星「!!!!!!」
ガツンとくるアルコール。苦味が少なくどちらかと言うと甘い気がするという不思議な味がする、それでいて喉ごしがすっきりしていてクセになる。
最高にウメェ!!
一気に体の体温が2〜3度上がるのを感じる。
次にドラゴン肉にかぶりつく。
ジュワァー!!
噛んだ瞬間肉汁が溢れ出てくる。
ちょっとしょっぱい味付けになってる肉に甘いチーズが合わさって特別なハーモニーを奏でてる。
肉はあまり固くなくてそれでいて柔らかすぎない。
ガツガツと食っていける。
ただいま飲んでる酒とは合わないからミスったな。
だがこれも、酒飲みの楽しみだ。どんどん食って楽しもう。
荒星「うっま!!、これもウメェ!!これとこれ合わせたの天才じゃね。」
荒星「プハァーーー!!この酒もうめぇなぁ!!
すみませーん!!【銀狼酒】のおかわりください」
○◎●
荒星「プハァー、ヒック……あぁウメェ」チビチビ
夕食を兼ねた一人飲みから、本格的にひとりで酒飲に変えてから何分たった頃か、少し出来上がった俺がいた。
最初はそうでも無かったが時間が経つにつれ1人飲みが寂しく感じるのは酔ってるからだろか、ペインさん辺りを誘えば良かった。
そう思いながら少し軽めの酒をチビチビと啄むように飲んでいると、自分が座ってる反対側に誰かが座った。
荒星「……?ここにはお前のツレなんて居ねぇぞ、自分の席間違えてんじゃねぇのか??」
???「いやいや、相手はいーひんで、1人寂しゅう飲んでるのを見てなぇ、可哀想や思たさかい来たわ」
まず目に映るのは、派手と言うより華やかと表現できる紫が特徴な着物に包まれた豊満な身体。そして、どういう原理で出ているのか分からない龍のしっぽ、頭部は腰まで伸びてる黒髪から覗くように飛び出てる赤茶色の角。目の色が日本人に多い黒から見るに竜人族系だと判断する。
荒星「フンッ正解だよ、『ゴキュゴキュ』プハーー!!
………で、そういうお前さんだって可哀想なおひとり様だろ」
少し確信したように目の前の女に言い放つと、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたあと、何が面白いのか微笑みか嘲笑いか分からない笑を浮かべる。
???「 ………… フフッ、ええ、確かに今のうちは可哀想なおひとり様やったわ、こら一本取られた。
……なあ、あんたさん、今からうちと酒盛りと洒落こまへんか?」
こっちを見てる目が見定める様な目から愉快で可笑しいものを見る目に変わってる。
まあ、そんなこと最初っからどうでもいい。俺はこの居酒屋に入ってから酒を楽しむことにしか興味はないし、何処の誰に何と思われようが関係ない。だから答えは一つだけ。
素面だったら断ってたが、酒をここまでにバカスカと飲んでいたからか、頭のネジが緩んでいたからか。
荒星「いいねぇ、最高だ。こんなべっぴんさんと飲めるんだ断る道理がねえよ」
こんな背中が痒くなるようなセリフを言ってしまうし、誘いに乗ってしまった。
それから
荒星「ゴキュ、ゴキュ、ゴキュ、プハー!!美味い!!もう1杯おかわり!!」
???「ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ふぅ久しぶりにこないな美味い酒飲んやわ、もう1杯おかわり」
この竜人族の女と、飲んで飲んで飲んで飲みまくって、
従業員1「す、すみません〜、あ、あの〜そろそろ閉店のお時間になりますのでぇ〜」
荒星「あ?、……あぁそうかそろそろ時間かぁ」ヒック
???「んん??どないすん??うちはまだ飲みたいんだけど……そうや、あんたの家でどやさ??」フニャ
それで居酒屋の閉店時間まで飲んでそれでも飲み足りねぇとなって俺の部屋で飲もうとなって。
荒星「ウック、そうだなんかみながら飲もうぜ、借りてきたコイツとか」
???「ヒック、ええねぇ、ジャンルはなに?」
荒星「なんかのべだべたな恋愛映画、題名が【私は彼と地獄に落ちる】だってさ」
???「あはははは、最高にええなぁ。ほら、早う入れて観ようで」
そして部屋でなんでかベタベタなB級恋愛映画(⑱)を垂れ流しながら酒盛りしていた。
そう、
▲▼△▽
(・8・)チュンチュン!!オキロチュン、アサダチュン
カーテンが空いていたのか朝日の光が顔にかかり意識が泥沼のような闇から浮上し始める。
荒星「う、う〜ん?」
頭が痛え、吐き気はあまりないが少し最悪な気分だ。
それに家に帰ってからの記憶が欠落してる気がする。
少し肌寒い気がする、二日酔いってこんな感じだっけ?。
荒星「………??」
耳元で微かに自分以外の呼吸音が聞こえる、何故か右半身に力がかかってるのか起き上がれずにいる。
"フニョン”
柔らかい何かが自分の胸板に乗っかてるのを感じる。
あぁ、なるほど道理で寒いわけだ。俺今裸で寝てるわ、そりゃ寒いよなまだ五月入ったばかりだし。
頭がガンガンする、考えるのも今はめんどい。しっかり起きたら考えよう、それより今はこの温もりが心地よい。今度は寒いと思わないようにしっかり抱きしめて寝よう。
荒星「……………、スゥー、スゥー」Zzz
少し、いい夢が見れそうだ。
そして最初の場面に戻る。
荒星オルタの秘密
実は物凄い酒豪。
新入社員歓迎会で酒に強いはずのオーガ族を全員酔い潰しても酒を飲んでいた。
???:竜人族のおねーちゃん
作者の性癖を何個か入れたキャラクター。
ちなみにやべー所の人、そのせいで知ってる従業員は物凄い震えてた、主人公の遠慮の無さとこのおねーさんの恐怖から。
最初は興味本位で近ずいたら主人公にお持ち帰りされちゃった。
基本糸目だったら作者が喜ぶ。それでいて酒豪で周りが酔いつぶれてもケロッとして欲しい。