今回でしりとり開始します。
次でしりとり終了しますが。
そしてしりとり終了したら続きは考えてあるのですがカオGの方を更新しようと思っています。
続きはよって方いたら感想でもメッセージに送ってください。
130サイド
図書館の中央の開けた空間のテーブルに俺とジブリールは向かい合って座ってる。
「つーか、なんで興味のねえイマニティの図書館なんて乗っ取ったんだ?」
「私の故郷は幻想種の背中にあるのですが何千年と知識の収集つまり本を集めていると流石に収納する場所に困りまして、政府で『本の重複を無くそう』という法案が持ち上がったのです」
「……大体話の先が見えたんだが、どうぞ進めて」
「はい、つまるところ全フリューゲルが相互に本を貸し借りすることを義務とする気の狂った法案だったのでございます!当然私は反対しました!私を含め四議員は猛然と反論しましたが、議会は4対4のイーブン。最終決定権を有する全翼代理が可決し、忌々しい法案は通ってしまいました」
「うん、分かる分かるポテチ食った手でコントローラー握るなって思うよねー」
「そうでございましょう!なので私は納得行かず自分の書庫を持とうと、単身飛び出したのでございます!」
「……そんな理由で知識奪われてるなんて分かりたくも無かった」
「もし武力を禁じられて無かったらその場で可決した五人の首を刎ねてございましたのに。ああ、全く以ってテトの野郎が憎いでございます」
「こいつの思考怖っ!?」
「言って置きますけどレイ。フリューゲルは今でこそ書物を収集していますが、昔は」
今まで蚊帳の外だったステフが忠告するように何か言おうとするがジブリール本人が言う。
「十の盟約以前は恥ずかしながら首を収集しておりました」
「……集めてどうすんだよ。そんなもの」
「レア度の高いものを飾って自慢しあうんでございます。あ、ちなみにイマニティの首は多過ぎてレア度0でございます」
「ちなみに異世界人の首は?」
「巨人種や龍精種の首の10倍位のレア度ありますかね……ジュルリ」
「……こっちから振っといてなんだけど俺の首を物欲しそうな目で見るの止めてくれる?」
「あ、すいません!昔の血が少しばかり騒いでしまって……あ、勝負の方法はご存知でしょうが『しりとり』……ただしこれを使います」
テーブルにジブリールが手を翳すと無数の魔方陣が展開し、宙に浮いた水晶が出現する。
「何これ?」
俺の占いは3割当たる!
「『具象化しりとり』を行う為の装置でございます」
なんかウニが頭に話かけてきたけど放置。
「フリューゲルは戦闘種族であり、通常のゲームには興味ありません。ちまちましたゲームをしていると、ああ、目の前の首落としたらそれで終わるのにと思ってしまい……あの唯一神ファッ……キュー」
「おい、なんで一旦止めようとして続けた?つーか、この種コワッ!?」
「と言っても、フリューゲル同士でも諍いがありますので、その際行われるゲームでございます」
てことは何?もし十の盟約が無い状態で諍いがあったらこいつら殴り……首の落とし合いでも始めるわけ?
もう一度言おうこの種コワッ!?
「ルールは単純。既存のしりとりと同じで敗北条件として『既出の言葉を口に出す』『三十秒答えない』『継続不能』」
「『継続不可能』ってのは後の説明に期待するとしてしりとりのルールって『ん』が語尾に付いたとしても敗北と考えていいのか?」
「『ん』から始まる言葉も存在しますが、レイ様のしりとりの認識がそのようなものということでしたら今回は『ん』が語尾の言葉を発言した場合も敗北としましょう。ちなみに実在しないもの、架空のものでない限り、言語は何でも構いません」
『ん』から始まる言葉って地味にあるから構わなかったが、ま、地名や沖縄の言葉、アフリカの言語名ばっかになるんだがな。
「それでは先程気になっしゃられていた『継続不可能』ですが口にしたものが、『その場にあったら消え』、『無ければ出現』します。ここまで言えば分かりますね?」
いや、分かるけどさ。そういう無茶振り的な台詞はカップめんの妖精思い出すだろうが。
あれ、学級裁判中に「ここまで言えば分かるわね?」って振ってきて、その質問で間違えて信頼ゲージ無くなると主人公クロに投票すんだぜ!?妖精さんが謎解きすりゃいいのに。
「俺が『女』って言った場合どうなんだ?」
「プレイヤーである私以外の女性、つまりドラちゃんやそこで寝転がっている……えっと「ひきニートでいいぞ」ひきニートちゃんが消えますね」
「ひ、ひきニートって……流石に可哀想じゃありません?」
ステフがそう抗議してくるが、下手に教えて大先生方のキャラの名前が命名されたら失礼だろうが。
「世界中から消えるっつうわけじゃないのな」
「そこまでの力ありませんから安心してください。この図書館の中は本来あった世界の複製品になったと考えてもらえれば分かりやすいかと」
「なるほど了解。プレイヤーに直接干渉する消失が無いっつうのは分かったが、『心臓』や『水分』っつう直接的じゃねえもんの場合はどうなるんだ?」
「その場合はプレイヤーの保有するもの以外。つまり水分なら体外の水分が全て消えます。まあ、その場合もレイ様は乾燥によって亡くなるという珍しい現象が見れますね。心臓ならプレイヤー以外のそこの二人の心臓が消失します。フリューゲルである私も『精霊回廊』が主な成分で構成されていますが、消されたところで問題無く存在できます」
「俺もそんな干物一歩手前の死に方御免こうむるが死んだらお前とのおしゃべり出来なくなるが構わねえのか?」
「ご安心ください。ゲーム中に起こった出来事は現実には反映しませんので、終了すれば元通りでございます」
「安心して死ねってことですのっ!?」
ステフが俺の代わりに慌ててくれている。
「それで、このルールで構いませんか?」
「ちょっとルール変更を頼む。何、大本は変わらねえから安心しろ。こっちから要求する変更は四つ。
一つ、濁点、半濁点の着脱。
二つ、-が語尾の場合はーの前の文字が語尾。
三つ、発言者がイメージ出来ないが実在する単語を発言した場合、相手側がイメージを補う。
四つ、自分の手番で会話中に、意図せず口に出した単語が指定された先頭の文字の単語の場合はその単語で相手に手番を回す。敗北条件に当てはまったら敗北。
これでどうだ?」
「構いませんが、一応こう聞いておきましょう。何故でございましょうか?と」
「前者二つはしりとりのルールをより明確化しただけだ。三つ目はこっちの本読み漁って覚えた単語はふざけてるほどあるが実際に見たわけじゃないんでそれも使いたいんだよ。で、最後のはそっちのミスで価値もらえたら万々歳だろ?」
「そういうことにしておきましょう。では、」
「冷静に考えてみたら私ここにいる意味無いじゃないでですの!?一方的に危険んだけ……レイ!私帰りますわね!」
「気付くのが遅い「アッシェンテ!!」」
「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」
叫ぶステフを尻目にゲームに集中する。
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ノーサイド
「先手はお譲りします。どうぞ私の知らない言葉をどうぞ」
「[原爆]」
零が発言すると上空に全長3.12m、最大直径0.75m、総重量約5tの鉄の塊が出現する。
見上げたステフ、ジブリールは共にその正体は知らない。
その鉄の塊が詰んでいるのはウラン235。
零が想像したのは『リトルボーイ』
1945年8月6日にアメリカが広島に落とした行くところまで行ってしまった大量殺人兵器の一つ。
ジブリールが見上げた時にはもう起爆の寸前。
それを理解せずとも天翼種の本能が告げる。
あれは全てを焼き尽くすと
「ッ!?[久遠第四加護(クー・リ・アンセ)]!!」
ジブリールが叫び終わるのと同時に光と熱が膨れ上がる。
焼失面積13,200,000m²に及ぶ圧倒的暴力が巻き起こる。
天変地異といっても過言でない中心である図書館跡地。
そこに佇むジブリール。
「殺すことは不可能でございます」
同じく無傷の三人の人類に向けて彼女は呆れながらそう言う。
「初手で自爆とは、私の善意が無ければゲーム終わってございましたよ」
ジブリールの叫んだ魔法は自分を守る為に張られなかった。
零達を守る為に出現したのだ。
つまり、死者118661人、負傷者82807人出した爆発に対し無傷。
「善い奴ぶるなよ。自分のためだろうが。一応、負けても来るとは言ったが所詮そんなの口約束だ。久しぶりの遊び相手をたったた一手でみすみす逃がすような手しねえだろうからと思っての一手だぜ」
平然と自爆を行う目の前の『未知の塊』からもっと引き出せるだけジブリールは引き出したかったのだ。
「でも、これ相手にやっぱ『続行不可能』は無理か。じゃ、別の方向で進めるとするか。しりとりなんていくらでも勝つ方法あるし」
「では、どうか私を飽きさせないでくださいまし」
「そっちこそ俺を楽しませろ。[精霊回廊]」
人間には関係の無い他の15種族に必要不可欠の魔法の源。
ジブリールはまたもや驚かされた。
「魔法っつう公式チートは簡便だからな。心読んだりしねえんだったら問題無いだろ?」
「ええ。精霊が補充されないので身体能力に制限がついたり、飛べなかったりしますが、しりとりに関係無いので構いません。精神的に少々落ち着かない感じはしますが。あ、[牛]で」
時間を忘れないように単語を言った。
「ゲームなんて忘れて会話する気はねえみたいだな[女性服]」
「へ?」
『無ければ出現』
『その場にあったら消える』
女性陣の全員の女性にか身に着けない衣類は消失する。
つまり零除くこの場にいる三人はほぼ全裸である。
「嫌ああああああああああああああああああああああああああああ!?」
いの一番に局部を手で隠し、絶叫した。
「で、どうよ?そんなR18くらうようなマッパでこのゲーム続ける?」
零はそうジブリールに降参するように促がすが、
「ええ、むしろこのようなことで降りるとでも?」
ジブリールは特に恥ずかしがるそぶりもなくどこも隠さずに続行の意思表明した。
「あの……そんなに堂々されてるとむしろこっちが恥ずかしくなってくるんですけど……何?本当に恥ずかしく無いの?羞恥心って言葉知ってる?」
「勿論知っておりますが、そちらの繁殖方法はこちらと同じでございますよね?」
「えっと、あ、はい」
「では、何故、異性の裸体を見るのがいけないのでございますか?」
「ごめんなさい。分かりません。着エロ推奨ってわけじゃないねですけどねえ」
なんか良く分からなくなって零は慣れない敬語を使い始めている。
「種の繁栄という生物の前提と矛盾しませんか?」
「え、えっと……ステフ!任せったって……いねえ!?」
ステフにこの質問を押し付けようとしたがステフは羞恥心の為か姿の見えないところまで逃亡していた。
「……まーそのなんだ。そういうこと宣言すると『変態』の一言で済まされちまうんだよ」
「『変態』ですか!?……ではレイ様も変態ということですね。あ、[クローバー]で」
時間制限のルールを忘れずに単語を言う。
「適当に服用意すんでもうこの辺りで簡便してくれない?」
「いえ、もうこのままで構いません。何故かむしろ興奮してきましたし」
ヤ、ヤバイ!どうやら俺は露出魔(トンでもないもの)を作り出してしまったようだ。
「[箱]頼むからテキトーに服出して着てくれ」
更衣待ち
「分かりました。では、[拘束衣]」
「『そく』が余計じゃありませんかねーっ!?」
ジブリールはデスノートの神(笑)や!ミサミサが着せられていたデザインの拘束衣を身にまとう。
「これはこれで、濡れる。でございます」
「もう俺の手に負えるレベルの変態度じゃねえ!?」
続く