哀してるじゃ足りなくて   作:卯月御餅

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大体まとめて投稿頻度落としてでも読みごたえ増やすか
悩んでます


No.2 …豚小屋?あ、さっきの変態だ

仕方ないからFクラスを探し廊下に出てみたものの

まあ広いのなんのって

何処がどの教室なのか分からん

 

「あー。こっちが3年の教室だから…ここをこういって…」

 

廊下に貼ってある地図を見つつ自分の現在地を当てはめてFクラスまでの道を脳内マップしていく

 

なんとか歩いていき3年の教室郡を抜け

2年エリアへやってきた

 

【Aクラス】

 

おお、ここがAクラス

本当は俺が通うはずだったクラス

…ちょっとくらい覗いてもいいよな?

バレないように静かに中を覗いてみると

 

巨大ディスプレイにふかふかなソファー、ドリンクバー、冷蔵庫と備え付けの菓子、それにリクライニングシート

 

ホテルかなにかか?

なんだこの部屋は。Aクラスはクラス分けのトップだから豪華だとは聞いていたがここまでなのか…

 

???「えー。Aクラスの皆さんの担任を務めさせて頂くことになりました。高橋です。Aクラスの皆さんはこちらにある設備を自由に使っていただいて構いません。もし不足分や不満点などあれば私のところまで相談しに来てください。それでは自己紹介を始めましょうか。代表の霧島さんよろしくお願いします」

 

俺が、Aクラスの設備は過剰投資なのではと考えていると中では自己紹介が行われていたみたいで話し声が聞こえてきた。

 

???「…代表になった、霧島翔子。…よろしく。」

 

えっ!?終わり!?

いや、まあ自己紹介だからいいのか?

というかとんでもねえ美人だな

霧島…霧島財閥?

いや、そんなわけねえよな

近くに名門校である英考学園もあるんだし

財閥のお嬢様とかなら間違いなくそっちに行ってるはず…

ということは苗字が一緒なだけの別人か

しっかしいいもん見たなぁあんな美人がいるならこの学園も捨てたもんじゃねえな

 

「やっほ~!ボクの名前は工藤愛子!スリーサイズは上から~」

 

次の子は緑髪のボーイッシュ少女

あの感じは運動部だな

またしても美少女

この学園は顔審査でもしてるのか?

頭の他に顔のレベルも加味されてるのかもしれない

 

あ、ちなみにスリーサイズについてはバッチリ聞いておきました

こんなんなんぼあってもええですからね!

しかしスリーサイズは意気揚々と話していたのに好きなものシュークリームって言う時に真っ赤になってたのは何故だろうか

全員から総ツッコミされていた

個人的には絶対に恥ずかしがるところ間違えてると思うが…

 

っと、そろそろ行かねえと不味いな

名残惜しいがFクラスを探さねば

どこにあるんだかな…

 

「………ユウ…ヨ。」

 

 

 

しばらく歩くこと数分後

俺はある部屋の前に立っていた

 

【Fクラス】

 

あー。やっぱりここだよなぁ

 

ボロボロの外観、折れ曲がり腐った看板、隙間風の多そうな壁

きっとここは豚小屋かなにかだと思う。そうだ。俺が間違えちまったんだな。

多分看板には豚小……Fクラスって書いてある。

 

なんでだよ!?Aクラスはあんなに豪華だっただろ!?

クラス間格差ってこのレベルで起きてんのか!?格差ってレベルじゃねえだろ!!!!

これから1年もこんなボロいところで過ごさなければいけないのか!!

やっぱりあのババアに文句言いに行くべきか!?

 

???「キミ…ソコ…ドイテ」

 

ちくしょう。こんなとこでまともに勉強出来るわけねえだろが!

 

???「君…通りたいのでそこをどいてください」

 

「"あ"ぁ"????」

 

???「そんなに凄んでもダメです。それと私は教師ですよ」

 

おっと、やさぐれ過ぎて教師に噛み付いちまった

 

「"あ"ぁ~。あー。失礼しました。すぐにどきます」

 

???「はい。ありがとうございます」

 

そのままひょろっとした教師がFクラスに入っていった

あ、今のタイミングで入ればよかった…

 

???「……フクハラ シン……タンニン」バキャッ

 

んぉ!?なんかすげぇ音なったけど!?

 

???「アー……ヨウイ……マッテテ…ダサイ」

 

お、出てきた

 

???「教卓が壊れたため1度取りに帰ります。戻り次第君のことを紹介するため待っていてください」

 

「あ、はい」

 

なんで教卓が壊れるんだ??????

てかこの教師俺のこと知ってたのか

まあなんにせよ紹介はしてくれるっぽいからこのまま待つか

 

はぁ…。Aクラスが良かったなぁ

 

 

 

 

10分ほどすると教師は戻ってきた

 

福原「改めまして私がFクラス担任の福原慎(ふくはら しん)です。皆さんよろしくお願いします。今から自己紹介をして頂きます。まずは廊下側から順にお願いします。と言いたいところですが自己紹介の前に転入生を紹介しますね。入ってください」

 

???「オンナノコデスカァ!?」

 

福原「いいえ違います」

 

???「「「fu○k you!!!」」」

 

なんか嫌なもんが聞こえてきたな

まあ確かに転校生が女じゃないのは不満があるのはわかるぞ…

よっし、ついに出番か。

最初に悪い印象持たれたら嫌だからな。気合い入れて行くぜ!

 

「どうも~四国の高校から転校してきた赤城祥だ!好きなことはゲームと筋トレ!赤城でも祥でも好きな呼び方してくれ!恋人についてだが彼女はいねえが大募集中だ!俺なんかで良ければいくらでも声掛けてくれ!よろしくな!!!」

 

よし。完璧だろ。

そう思いクラスを見渡す。

男 男 男

男率高くね?てかほぼ男じゃね?

え、この男だらけの中で俺でよければ声掛けろとかやばい発言すぎねえ?

俺ホモじゃないぞ!俺そっちの気はないぞ!?

やり直させてくれ!!頼むやり直させてくれ!!!

 

ヒソヒソ コノクラスデサガストカアイツホモカ? ヒソヒソ

 

ぎゃぁぁぁぁ!!!やめろぉ!!!!こんな男だらけのクラスだとか思わねえだろ普通!!!!俺はホモじゃねえ!!!!

ノーマルダァァァァアアアアアア!

 

周り見渡しても最後尾にセーラー服着た…

…ん?なんか今見慣れないけど見慣れたもんが目に入った気が…

 

吉井「zzZZ…んぉ?」

 

「朝のセーラー服きた不審者!?!?」

 

やっぱり朝の不審者じゃねえか!!!

………そういえばFクラスとか言ってた気がする

こ、こんな変態と俺は1年過ごさねばならんのか

バイバイ平和な日常

さらば愛しき日々よ

 

吉井「不審者!?どこにいるの!!みんな逃げて!!!」

 

???「いや明らかにお前のことだろうが」

 

吉井「はあ?僕のどこが不審者だって言うのさ!!!」

 

???「むしろ不審じゃない要素がどこにあるんだバカ久」

 

吉井「バカって言う方がバカなんだよ!バカ雄二!」

 

不審者がなにやらクラスのやつと揉めてる?

いやあれ弄られてるだけだな

というか他のやつはなんで驚かねえの?

明らかにやばいだろアイツ

 

???「あー。転校生。こいつが馬鹿で不審者なのは元からだ。あんまり気にすんな」

 

「お~、おー?了解」

 

吉井「僕はバカでも不審者でもない!!!!大体初対面から失礼だよ!転校生君!」

 

???「全くもって正しい感性だろ。こんな掃き溜めにまともな思考したやつが来てくれて助かるぞ転校生」

 

「おお、ありがとう?所であんたは?」

 

???「俺は坂本雄二(さかもと ゆうじ)だ。このクラスのリーダーって奴だな」

 

リーダー?初日からこの男だらけのクラスをまとめたって言うのか?

まあ確かに見たところこいつ喧嘩慣れしてそうだし、周りが強そうでは無いが、まさかオラオラ系のヤンキーの類いだろうか?

 

坂本「あー。先に言っておくがリーダーっていうのはこのクラスの成績トップの人間のことだ」

 

なるほど。このクラス内でいちばん賢いやつがリーダー。理にかなってるな。まあFクラスのレベルとかわかんねえんだけど

 

福原「そろそろ宜しいですかね?赤城君の紹介が終われば順に自己紹介進めてください。赤城君は終わり次第、席へ座ってください」

 

「あ、すんません。席は…」

 

1番後ろしか空いてな…………え?

 

少し長めの前髪、肩ほどまで伸ばした茶髪

キリッとした眉に優しげな瞳

艶のある小さな唇

 

見覚えがある。

ずっと一緒にいた人。

いつも離れずにそばにいた人。

俺が会いたくて仕方なかった人。

俺がずっと恋い焦がれていた人。

 

 

 

 

 

の"弟"だ

 

「秀…吉?」

 

俺が見つめるその先では同じように目を見開きありえないものを見たかのような目で目を合わせる秀吉がいた

 

秀吉「祥…お主…そんな」

 

坂本「なんだ?知り合いか秀吉」

 

なんでここに秀吉が?

 

秀吉「やっと…ヤットミツケタノジャ」

 

あれから無事に過ごせてたのか

 

吉井「おーい?秀吉?」

 

秀吉がいるならあいつは?

 

坂本「ダメだな全然反応がねえ」

 

ど、どうすればいいこの状況

 

秀吉「祥~!!!!!!!お主今までどこに!!!!!!!」ガバッ

 

「んぉッ!!?ちょ、秀吉飛びつくな!!!」

 

秀吉「お主!!今までどこにおったのじゃ!!!!」

 

「いや、何処っていうか…え?」

 

秀吉「馬鹿者!馬鹿者!!心配したんじゃぞ!!!!」ポロポロ

 

「な、泣くなって!秀吉落ち着け!!!」

 

秀吉「ワシも姉上もずっと…ずっと探しておったのじゃぞ!!!馬鹿者め!!心配させおって…」ハナダバ-

 

「悪かったって!!っておい鼻水つけてんじゃねえよ!!?」

 

ザワザワザワザワ

 

吉井「あの~何が起こってるのか分からないけど、大丈夫そう?」

 

坂本「俺今からやることあるんだがな…」

 




前書きの件まとめるのならば5000字程度でまとめたいでふね
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