ガンダムビルドファイターズG   作:ボルメテウスさん

14 / 36
何の為の戦いか

準決勝の戦いが始まる。

先日の一連の出来事もあり、ベンケイにとっては、因縁深い相手である事は重々承知であった。

 

「さて、行くぜ!」

 

その言葉と共に俺達は、既にフィールドを飛んでいた。

真っ直ぐと飛ぶと共に、向こうの方は既にこちらを確認したのか、ビームによる牽制を行っていた。

 

「へっ、それじゃ、行くぜ!チェンジゲッター1!」

 

その叫び声と共に、俺達はすぐにゲッター1へと変わる。

同時に、こちらに向かって、ビームによる牽制をしている一つ目のロボットに向かって、接近する。

 

「全員、ギラ・ドーガの改造機のようだが」

「おらぁ!!」

 

ハヤトが何かを言う前に、俺は既にゲッタートマホークで真っ直ぐと薙ぎ払う。

そんな俺の攻撃に対して、目の前でビームナギナタを持ったギラズールが、その攻撃を受け流す。

 

「うぉっと」

「さすがに、そのパワーは警戒するでしょ!」

「あぁ、てめぇの事は既に知っているからなぁ!!」

 

同時に後方から来たギラ・ドーガが、こちらに向かって、腕を振り下ろす。

俺はすぐにその攻撃を、ゲッタートマホークで受け止める。

 

「だったら、これも知っているだろ!ゲッタービーム!!」

 

その叫び声と共に、俺は周りを薙ぎ払うようにゲッタービームを放つ。

それに対して、ギラ・ドーガはすぐに避ける。

 

「当たったら、やばい事は既に分かっている!」

「あぁ、だから、隙が大きいんだよ!ゲッタートマホーク!!」

「なっ」

 

俺はすぐにゲッタートマホークを、ブーメランのように投げる。

勿論、大振りな攻撃な為、トマホークブーメランは簡単に避けられる。

 

「へっ、残念だっ「馬鹿っすぐに避けなさい!」えっ!?」

 

もう1人のギラ・ドーガの警告の声を聞こえた時には既に遅い。

俺達は既にオープンゲットして、そのギラ・ドーガの後ろに立っていた。

同時に、トマホークブーメランとして投げていたゲッタートマホークを掴み、そのまま真っ二つに斬り裂く。

 

「嘘だろ」

 

その言葉と共に爆散する。

 

「まさか、瞬時に分離し、合体するなんて」

「もう1度っ、トマホークブーメラン!」

「また、同じ手をっだけど!」

 

そう、俺達が同じ行動を行った。

自然と、それを警戒していた動きになる。

だが。

 

「チェンジ!ゲッター2!」

「なっ!」

「ドリルミサイル!!」

 

合体したのは、ゲッター2。

それと共に放たれたドリルミサイルに対して、ギラ・ドーガは避ける事ができずに爆散する。

 

「合体と分離。瞬時に行う事によって、機動力と相手にどの合体をするのか読ませないのか」

「どうやら、リーダーの登場のようだな」

 

見つめた先には、漆黒のギラ・ドーガがいた。

ギラ・ドーガは、その腕からビームを放つ。

 

「あの武装、ターンXか」

「知っているのか?」

「あぁ、厄介な武装であるのは間違いない」

「ふぅん、だったら、あとは、任せたぜ」

「なっ、まさか」

 

その言葉にハヤトは驚く。

 

「まさか、ベンケイにやらせるつもりか!」

「そうだと言ったら?」

「確かに、奴の武装ならば、俺達の中ではゲッター3が戦いやすいかもしれない!

だが、こいつに任せて、勝てると思うのか!」

「さぁな、分からん」

「なっ」

 

俺の言葉にハヤトは声を出して、驚く。

だがな。

 

「確実な方法がないんだったら、どうせならば面白い方に賭けてやるよ!」

「お前」

 

ハヤトは呆れるように言う。

 

「それで、どうするんだ、ベンケイ。

お前は」

「リョウマ、だけど、俺が戦ったら、負けてしまう。それは」

「ベンケイ、てめぇは、何の為にガンプラバトルをやっているんだ」

「えっ」

 

俺はそう、問いかける。

 

「勝つ為だったら、なんでガンプラバトルに拘る?負けるのが嫌だったら、最初からするな。お前は、何の為にガンプラバトルをやっている」

「俺は」

 

そう、問いかける。

同時にベンケイは、覚悟を決めたように言う。

 

「楽しむ為だ。ガンプラバトルが、面白そうからだったから!」

「だったら、それで十分だろ!!」

 

俺達は同時に分離する。

 

「チェンジ!ゲッター3!!」

 

その叫びが、木霊した。

同時にゲッター3が、地上に君臨した。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。