準決勝の戦いが始まる。
先日の一連の出来事もあり、ベンケイにとっては、因縁深い相手である事は重々承知であった。
「さて、行くぜ!」
その言葉と共に俺達は、既にフィールドを飛んでいた。
真っ直ぐと飛ぶと共に、向こうの方は既にこちらを確認したのか、ビームによる牽制を行っていた。
「へっ、それじゃ、行くぜ!チェンジゲッター1!」
その叫び声と共に、俺達はすぐにゲッター1へと変わる。
同時に、こちらに向かって、ビームによる牽制をしている一つ目のロボットに向かって、接近する。
「全員、ギラ・ドーガの改造機のようだが」
「おらぁ!!」
ハヤトが何かを言う前に、俺は既にゲッタートマホークで真っ直ぐと薙ぎ払う。
そんな俺の攻撃に対して、目の前でビームナギナタを持ったギラズールが、その攻撃を受け流す。
「うぉっと」
「さすがに、そのパワーは警戒するでしょ!」
「あぁ、てめぇの事は既に知っているからなぁ!!」
同時に後方から来たギラ・ドーガが、こちらに向かって、腕を振り下ろす。
俺はすぐにその攻撃を、ゲッタートマホークで受け止める。
「だったら、これも知っているだろ!ゲッタービーム!!」
その叫び声と共に、俺は周りを薙ぎ払うようにゲッタービームを放つ。
それに対して、ギラ・ドーガはすぐに避ける。
「当たったら、やばい事は既に分かっている!」
「あぁ、だから、隙が大きいんだよ!ゲッタートマホーク!!」
「なっ」
俺はすぐにゲッタートマホークを、ブーメランのように投げる。
勿論、大振りな攻撃な為、トマホークブーメランは簡単に避けられる。
「へっ、残念だっ「馬鹿っすぐに避けなさい!」えっ!?」
もう1人のギラ・ドーガの警告の声を聞こえた時には既に遅い。
俺達は既にオープンゲットして、そのギラ・ドーガの後ろに立っていた。
同時に、トマホークブーメランとして投げていたゲッタートマホークを掴み、そのまま真っ二つに斬り裂く。
「嘘だろ」
その言葉と共に爆散する。
「まさか、瞬時に分離し、合体するなんて」
「もう1度っ、トマホークブーメラン!」
「また、同じ手をっだけど!」
そう、俺達が同じ行動を行った。
自然と、それを警戒していた動きになる。
だが。
「チェンジ!ゲッター2!」
「なっ!」
「ドリルミサイル!!」
合体したのは、ゲッター2。
それと共に放たれたドリルミサイルに対して、ギラ・ドーガは避ける事ができずに爆散する。
「合体と分離。瞬時に行う事によって、機動力と相手にどの合体をするのか読ませないのか」
「どうやら、リーダーの登場のようだな」
見つめた先には、漆黒のギラ・ドーガがいた。
ギラ・ドーガは、その腕からビームを放つ。
「あの武装、ターンXか」
「知っているのか?」
「あぁ、厄介な武装であるのは間違いない」
「ふぅん、だったら、あとは、任せたぜ」
「なっ、まさか」
その言葉にハヤトは驚く。
「まさか、ベンケイにやらせるつもりか!」
「そうだと言ったら?」
「確かに、奴の武装ならば、俺達の中ではゲッター3が戦いやすいかもしれない!
だが、こいつに任せて、勝てると思うのか!」
「さぁな、分からん」
「なっ」
俺の言葉にハヤトは声を出して、驚く。
だがな。
「確実な方法がないんだったら、どうせならば面白い方に賭けてやるよ!」
「お前」
ハヤトは呆れるように言う。
「それで、どうするんだ、ベンケイ。
お前は」
「リョウマ、だけど、俺が戦ったら、負けてしまう。それは」
「ベンケイ、てめぇは、何の為にガンプラバトルをやっているんだ」
「えっ」
俺はそう、問いかける。
「勝つ為だったら、なんでガンプラバトルに拘る?負けるのが嫌だったら、最初からするな。お前は、何の為にガンプラバトルをやっている」
「俺は」
そう、問いかける。
同時にベンケイは、覚悟を決めたように言う。
「楽しむ為だ。ガンプラバトルが、面白そうからだったから!」
「だったら、それで十分だろ!!」
俺達は同時に分離する。
「チェンジ!ゲッター3!!」
その叫びが、木霊した。
同時にゲッター3が、地上に君臨した。