ココの誘いに乗った俺達は、そのまま案内されるがままに、とある場所に辿り着く。
辿り着いた先は、かなり大きな施設のようだが。
「ここはニールセン・ラボか」
「ニールセン・ラボ?」
まるで聞いた事のない場所という事もあり、俺は思わず首を傾げる。
「ガンプラバトルで重要になるプラフスキー粒子の生成技術を独占的に利用しているヤジマ商事が,PPSE社より引き継いだガンプラバトルをより発展させるために様々な研究が行われている。
だが、ここに来たという事は」
「そう言うことだ」
ラルさんは、その言葉が、どういう意味なのか聞く前だった。
「・・・ふむ、その前に聞きたい事がある」
「なんだ?」
「・・・プラフスキー粒子って、なに」
その言葉と同時に、その場にいた全員が転んだ。
「そう言えば、リョウマはそういうのは知らなかったな。
プラフスキー粒子というのは「ガンプラのプラスチックに反応し浸透する性質を持ち、バトルシステム上で粒子を流体的に動かす事により、ガンプラバトルでガンプラを動かす為の原動力に用いられている物だよ」っ」
そう、ハヤトが説明するよりも前に、声が聞こえた。
見ると、そこには研究者を思わせる白衣を身に纏っており、褐色の肌が目立つ人物がいた。
「ガンプラバトルにおいてはかなり重要な物ではある」
「ニルス・ニールセン」
「今はヤジマ・ニルスだ。よく来たね」
そう、出迎えてくれた。
だが、それと共に、俺は笑みを浮かべる。
「なるほど。確かに、メイジン・カワグチと同じぐらいに、いや、別の意味でヤバい奴だな」
「リョウマ?」
「ほぅ」
俺の言葉に対して、ベンケイは首を傾げるが、ニルスは笑みを浮かべる。
「別の意味とは?」
「さぁな、直感だけどな。メイジン・カワグチもヤバかった。けど、あんたはメイジン・カワグチよりも弱い。だけど、それよりも厄介な所を持っている」
「厄介な所?」
「自分の事を、周りの事をより深く理解している奴は、ただの強い奴よりも強い」
「なるほど、ラルさんやメイジンの言っていた事も分かります。君は、どこか彼に似ている」
同時にニルスが取り出した物にも、思わず目を見開いて驚く。
「そいつはっ」
「研究用に造った物だよ。様々な地形やシミュレーションを行う際には、かなり役に立つからね。
何よりも、僕自身も気になっていたからね」
「まったく、アランだけではなく、まさかあなたまで造っていたとはね、ゲッターを」
そう、見つめた先にいたのはゲッターだ。
その姿は、確かにゲッターだった。
「僕のゲッター號に果たして、勝てるかな」