ガンダムビルドファイターズG   作:ボルメテウスさん

22 / 36
開発者と戦闘チーム

「見せて貰おうか、君達の力を!」

 

その叫びと共にゲッター號が、こちらに向かって拳が飛んでくる。

それに対して、俺達はすぐに避ける。

一撃でも食らえば、負ける。

だからこそ。

 

「前に進む!」

 

俺達はそのまま真っ直ぐと進む。

地面を蹴り、ゲッターが出せる最大加速で、真っ直ぐとゲッター號へ飛ぶ。

だが、ゲッター號の拳は、瞬時に戻ってくる。

それによって、再びこちらに向かって、攻撃してくるのは分かっている。

 

「分かっているな、勝つには、タイミングが重要だ」

「あぁ、分かっているぜ!」

「お前ら、ヘマをするなよ」

 

同時に、俺は次に襲い掛かってくる攻撃を見る。

それは、まるでスローモーションに見える。

それに対して、俺は、その手にあるコントローラーを握る。

そして。

 

「オープンゲット!」

 

叫び声と共に、分離する。

それによって、こちらに迫ってきた。

 

「分離したっ」

「ゲッターは元々は3機の飛行機である事は、確かに知っている。

だが」

「回避に使われる事は、分からなかったようね」

「だが、合体のタイミングは」

 

そう、言っているが既にゲッター號が放った拳に対して、ゲッタートマホークで斬り裂く。

それによって、ゲッター號の片腕は斬り裂く事ができた。

 

「合体のタイムラグがほとんどない」

「悪いな、俺達はゲッターの合体は目を瞑っていても出来るからな」

「開発者とゲッターを操縦してきた者の差だな」

「一気に決めるぜ、リョウマ!」

 

それに対して、俺はすぐに構える。

 

「それは、僕も同じ事!」

 

だが、それはニルスも同じだった。

背中のローター部が回転し、その身体に電気を纏う。

そして。

 

 

「ゲッタービーム!」

「マグフォースサンダー!」

 

互いの必殺の一撃が放たれる。

その光線は、激突しながら、俺達はコントローラーを決して離さない。

 

「「「はああぁぁぁぁ!!!」」」

 

ゲッターは、その腹部にあるエネルギーから溢れ出る緑色の光。

それは、これまで以上に大きく、やがて、マグフォースサンダーを打ち抜き、そのままゲッター號を貫く。

それと共に勝負が決まる。

 

「はぁはぁはぁ」

「これは、凄まじい、ここまでとは」

「何を言っていやがる、終始余裕だった癖に」

 

ニルスは、笑みを浮かべていた。

 

「えぇ、ゲッター號は試作機という事もありました。

ですが、それでも本当に驚きを隠せませんでしたよ、何よりも」

 

そう言ったゲッターを見つめたニルスは、どこか懐かしそうだった。

 

「最後の正面からのぶつかり合いは、あの時を思い出しますから」

「あの時?」

 

俺は、首を傾げる。

 

「ラル大尉、彼にはもしかして見せていないんですか?」

「あぁ、確かに見せていなかったな」

「ならば、ぜひ、見て貰った方が良い。

きっと、彼自身、見たら大きく成長しますから」

「何を?」

 

俺は思わず、気になって、ニルスに聞く。

 

「第七回ガンプラバトル選手権世界大会の戦いをね」

 

それは、俺にとっても気になる内容だった。

メイジン・カワグチが戦った大会。

それが、気にならない訳がない。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。