ガンダムビルドファイターズG   作:ボルメテウスさん

25 / 36
2回戦の前触れ

「第一回戦で派手に動いたからね、既に多くのライバル達が注目しているね」

 

そう、ココは笑みを浮かべながら言う。

 

「ぶっつけ本番だったけど、真ゲッター、かなりヤバかった」

「それはそうだ。この真ゲッターを操るのは、かなり苦戦する。

その分、並大抵の敵では、倒す事など不可能さ」

「だけど、次の対戦相手は、そのヤバいんだろ」

「あぁ、その通りだ」

 

そう言って、話しかけてきたのは、サングラスを付けた男性だった。

見覚えのない人物なので、首を傾げる。

 

「あんたは」

「紹介が遅れたな。次の対戦チームのアイン・ソフ・オウル。

俺はリーダーのアインソフだ」

「よろしく」

 

それが、これから来る対戦相手という事もあり、その前の握手だと思い、握る。

 

「それにしても、警戒していたとはいえ、ゲッターがあそこまで強化されていたとはな。

本当に、油断ができないな、君達2人は」

「2人?」

 

それに対して、俺は首を傾げる。

 

「敵情視察は既に終わっている。リョウマ君の操縦テクニックは既に知っている。世界レベルの化け物だという事に。そしてハヤト君は元ガンプラマフィアであり、用心棒。裏の世界でもかなり名前を聞いている」

「その点で言うと、ベンケイ君は、あまり大きな活躍はしていないようだな」

 

それに対して、ベンケイは頷く。

 

「あぁ、そうだな。確かに俺はこれまでほとんど活躍なんてしなかった。お前らから見たら、おそらくはお荷物だろうな。

けどな、その油断が命取りになるぞ」

 

そう、ベンケイは真っ直ぐと見つめる。

 

「へぇ、良い目をしているじゃないか。

だったら、君の活躍を見せて貰うよ」

 

その言葉と共に、アインソフはそのまま立ち去っていく。

 

「へぇ、ベンケイ、お前も言うようになったじゃないか」

「そんなベンケイにアインソフの対戦動画だ」

「えっ、あるのかよ」

 

ラルさんが既に準備していたのか、一回戦での戦いを録画していたらしい。

すぐに、俺達は確認するように見る。

その対戦での光景。

アインソフが操っていると思われるガンプラはかなりの大型。

だが、それ以上に凄まじいのは、その火力だった。

 

「とんでもないな」

「おそらくは、ガンダムハルートに陸戦性能の強化を施した機体だ。

このチームは、この機体を中心に戦っている事もあって、油断はできない相手のようだ」

「それで、ベンケイ、いけるか」

「・・・こえぇ」

「えぇ」

 

そう、言っていると、あまりにも情けない声に、俺達は思わず呆れた声を出す。

 

「さっきまでの威勢はどこにいった」

「そう言ってもよぉ、この火力を相手に、かなりヤバいだろ」

「だとしても、戦うんだよ、まったく」

 

俺はそう呆れながらも、この相手にどう戦うかについてを、話し合う事になった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。