ガンダムビルドファイターズG   作:ボルメテウスさん

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全てを一つに

 準決勝の戦いが、幕を上げた。

 それは、先日、俺と会ったユウト達との戦いを行っていた。

 

「っ!」

 

 真ゲッターをより信じる事。

 それをどうすれば良いのか、未だに分からない。

 そんな考えを行いながらも、俺はこちらに向かって来るビームを弾いていく。

 

「奴らは、どうやら全体的に和風を思わせるガンプラを使っているようだが、面倒な奴らが多い」

 

 ハヤトの言葉と共に、見つめた先には、こちらを狙撃したと思われるガンダムがいた。

 

「ケルディムガンダム。それを狙撃に特化させた奴。

 それとっ」

 

 俺はすぐに横から襲い掛かってくる斬撃を、ゲッターサイトで受け止める。

 

「戦国アストレイ、それをさらに改造した機体か」

「戦国アストレイって、もしかして」

「あぁ、かつて世界大会でニルス・ニールセンが使用した機体だ」

「それは、面白いぜ!!」

 

 その言葉通り、以前の映像で見ていた通り、鋭い二刀流による攻撃が、襲い掛かる。

 なんとか紙一重で避けながらも、俺はこちらに襲い掛かってくる狙撃に警戒していた。

 だけど、あと一人いる。

 それを知っているからこそ、俺は警戒していた。

 その時だった。

 

「次元覇王流拳法」

「っ」

 

 聞こえた声、同時に俺は振り返る。

 

「聖拳突き!!」「ぐっ!」

 

 振り返ると同時に、こちらに向かって、襲い掛かって来た一撃。

 バトルウィングで、その攻撃を受け止める事が出来た。

 

「結構、良い一撃だなぁ」

 

 ゲッターを通じて、そのダメージの大きさと威力が確かに分かる。

 

「くくっ」

「リョウマ」

「笑っているのか?」

「あぁ、当たり前だ」

 

 こうして、痛みを確かに受けた。

 だが、同時に湧き上がる興奮。

 血潮が燃え上がるような感じ。

 ゲッターがダメージを受けた箇所が、本当に俺の痛みのように感じる。

 これまで、幾度となく感じたはずだった。

 けど、今は。

 

「ゲッター、お前も、暴れたいんだよな」

 

 その痛みが、ゲッターの心が伝わってくる。

 同時にゲッターもまた、それに応えるように光り始める。

 

「ハヤト、ベンケイ! やるぜ!」

「やるって、何をっ」

「まだまだ終わっちゃいない! だったら、気合いも全てを出し切るんだ!!」

 

 その叫びと共に、ゲッターの光はより強くしていく。

 

「これは一体っ!」

「まさか、RGシステムなのかっ」

「だけど、ビームを吸収した様子もないけど」

 

 そうしている間にも、ゲッターは変わっていく。

 その身体には、俺、ハヤト、ベンケイの顔がある。

 

「これはまさか、アシムレイト!」

「俺達も、巻き込まれているのかっ!」

 

 二人の声が聞こえる。

 いや、聞こえる所じゃない。

 本当に、一つになっているようだ。

 だからこそ。

 

「はああぁぁぁ!!!」

 

 絶唱した。

 同時に、俺達を包み込んでいた緑色の光は変わる。

 それは、先程まで赤一色のゲッターから蒼いゲッターへと、姿を変える。

 

「感じる。俺達は、今、本当の意味で、一つになった! 

「あぁ、俺も感じる。ゲッターの、二人の意思が」

「行こうぜ、お前ら!!」

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