その蒼いゲッターの姿へと変わった瞬間、周囲の景色が一瞬で変わったのを確かに感じた。
周囲には、何か小さな粒が見えており、それがゲッターの中で溢れ出ると同時に、周りにいるガンプラにも出ている事が分かる。
「色が変わった、けれど」
その言葉と共に、こちらに向かって来るビームがあるのを感じた。
その動きを、俺達は軽く首を動かすだけで、その狙撃を避けた。
「今の狙撃を避けたっ」
「ただ、色が変わっただけじゃないけど!」
同時に戦国アストレイが、こちらに向かって2本の刀を構えて、襲い掛かる。
その刀には、粒が集まっており、それが、どのように集まるのが、よく分かる。
「こういう感じか、ゲッターレザー!!」
同時に俺達もまた、それを真似るように、ゲッターレザーに粒を集める。
すると、通常時のゲッターレザーでは考えられない程の巨大な刃へと代わり、迫る二振りの刀を受け止める。
「なっ、これはもしかしてっ、プラフスキー粒子を操ってっ」
その一言が言い終える前に、俺達はそのまま戦国アストレイを斬り裂く。
Xの字に斬り裂かれた戦国アストレイは、そのまま爆散する。
爆散された事によって、煙に包まれ、ケルディムガンダムはこちらを見えていない様子だ。
だが、粒子が、俺達にその居場所を教えてくれる。
「ゲッタービーム!!」
その叫びと共に、腹部からゲッタービームを真っ直ぐと放つ。
爆煙の中から放たれた事によって、避ける暇もなかったケルディムガンダムは、そのままゲッタービームの中へと、その身体を消していった。
「そのゲッターは一体」
「今、初めてなる事ができた。
お前のおかげだ。
お前が、この姿へと導いてくれた」
それと同時に俺達は構える。
「だったら、こっちも本気でやります!」
その一言と共に、奴の身体もまた、黄金に輝く姿へと変わる。
それが、奴の本気の姿だというのは、一目で分かる。
だからこそ、構える。
「行くぜぇ!!」「はああぁぁl!!」
叫び声を放つと同時に、真っ直ぐと互いの拳を相手にぶつける。
ぶつかった拳の威力は凄まじく、当たるだけでも、巨大な爆煙が起きる。
爆煙の中で、俺達は地面に降り立つ。
「次元覇王流聖槍蹴り!」
同時に爆煙からその落下スピードを加えた破壊力の高い蹴りが迫る。
それに対して、俺達は、その攻撃を真っ正面から受け止める。
「ぐぅ!!」
その威力を完全に消す事ができなかったのか、身体ごと後ろに下がる。
それでも、奴を決して離さないように、俺達は掴む。
地面に大きな亀裂を作りながらも、確かに奴の一撃を受け止めた。
「はああぁあぁぁぁ!!」
同時に俺達は、真っ直ぐと、手刀をそのまま奴のガンプラを貫く。
胴体を貫かれた事により、完全に戦闘する事が不可能となったのか、そのまま爆散する。
それが、この勝負の完全決着となった。
「ふぅ」
戦いが終わると同時にゲッターの色は再び赤へと戻った。
あの蒼いゲッターに再びなれるかどうか分からない。
それでも。
「まだまだ、俺達は先へ進める」
それを確かに感じる事が出来た。
「本当に負けたよ、まさか、ここまでとは」
「正直に言うと、あの蒼いゲッターにならなければ、負けていたけど」
そう、俺達は勝負が終わり、互いに笑みを浮かべる。
同時に、もう一つの試合も終わりを迎えようとしていた。
だけど。
「えっ」
聞こえた声、それと共に見つめた先。
そこはガンプラ学園の対戦を行っていた。
だが、ガンプラ学園は敗退していた。
「どういう事だよ、名門高校と言われていた、ガンプラ学園が」
「っ」
それと共に、見つめた先。
そこには一体のガンプラがあった。
四本の脚の間に上半身が逆さにぶら下がっている奇妙なガンダムがいた。
そして、その周囲には、無数のガンプラが同時にいた。
「あいつは一体」
「デビルガンダムJr.」
それが、決勝戦での相手と言う事は理解した。
そして、その相手は、俺達の想像を遙かに超える相手だと。