インベーダーが操るデビルガンダムJrとの戦いは、かなりの苦戦を強いられていた。
「ちっ」
リョウマは、そう呟きながら、襲い掛かってくるビットに目を向ける。
そのビットの形態は、ガンプラ学園が操っていた機体を模した機体であり、真っ直ぐとこちらに向かって、襲い掛かる。
それに対して、俺は手にゲッターサイトで真っ直ぐと斬り裂く。
ビットは、そのまま爆散する。
だが。
「リョウマ、次が来るぞ!!」
「あぁ!」
その叫びと共に見つめた先には、見覚えのあるビットだった。
シャイニングライガーとシャイニングガンダム・桜花の2体を模したビットだ。
そのまま、俺は手に持ったゲッターサイトを投げる。
それと共に2体のシャイニングガンダムのビットが襲い掛かる。
すぐにゲッターレザーで受け流していく。
「はあああぁぁぁ!!!」
2体から放たれる拳による攻撃を、ゲッターレザーで受け流しながら、頭部のゲッタービームを放ち、すぐに破壊する。
ビットの耐久はあまり高くない為か、すぐに倒す事ができる。
だが。
「おいっまた、来たぞっ」
「ぐっ」
止むことのないビットの数。
それに対して、苦戦していた。
「ふふっ、君達には、まだまだ楽しんで貰いたいからねぇ」
「そうだね、これこそが、あらゆるデータを吸収し、進化したガンダム」
「あえて、名付けるならば、そう」
「「インベーダーガンダム!」」
それは、まさしく侵略者という名に相応しくあらゆるガンプラのデータを取り込んでいた。
「しかし、どうなっているんだ、奴らのエネルギー量は無限なのか」
「これだけのビットを操るにも、相当なエネルギーが必要だ。
それをたった一機で、作れるのか」
そう考えている間にも次々と攻め込んでくる。
襲い掛かるビームの嵐。
襲い来る拳。
それらに対して、ゲッターでも対応は難しい。
「どうすればっ」
そう、呟いた時だった。
『ストナーサンシャイン』
「えっ?」
聞こえた声。
それはココだった。
『ストナーサンシャインを使うんだ』
「それは一体」
『ゲッターのエネルギーによる弾丸を精製し、相手に向けて投げつける技。だが、その威力の強さと共に、ほとんど全てのエネルギーを使ってしまう』
「それじゃ、負けてしまうんじゃないのか?」
「いや、ここはそれに賭けるしかない」
既に勝つか負けるのか分からない状況で、迷う時間はない。
こちらに迫ってくるビットに対して。
「オープンゲット!」
俺達はオープンゲットで襲い掛かる攻撃を避ける。
幾度もなく、行った戦法。
この試合では、1度も使っていない事もあり、上手くいった。
だが、次は通じない。
俺達はそのまま、奴らから離れた場所にて、再びゲッター1へと合体する。
「ふぅ」
それと共に、息を整える。
それと共に、その手の中に、エネルギーを集める。
「まずいっ、あれはっ」
「止めなくては!!」
そうしている間にも、ビットがこちらに迫る。
だが、ゲッターが作り出したエネルギーは、迫るビームを吸収し、こちらに向けて放とうとしたビットもストナーサンシャインの余波で消し飛ぶ。
「「「はああぁぁぁ!!!ストナーサンシャイン!!!」」」
同時に放たれたストナーサンシャイン。
それが、真っ直ぐと放たれた。
狙いは真っ直ぐと、インベーダーガンダム。
すぐに奴らは逃げだそうとする。
だが、それらは道中のビットを破壊していく。
そして。
「なるほど、またこの技でやられるとは」
「あぁ、だが、問題はない、そうだろう、スティンガー君」
「う・うん、そうだね、コーウェン君」
その言葉と共にインベーダーガンダムの中身が露出した。
それは。
「あれはっ、アリスタっ」
「あそこまでの出力は、これが理由だったのか」
「・・・おい、それってまさかっ」
それと共にインベーダーガンダムが爆散する。
それと同時だった。
インベーダーガンダムを中心に巨大なアリスタの結晶となる。
その結晶は、そのままデビルガンダムを思わせる形になると同時に、会場を包み込む。
「これは、まさかっあの時の暴走をっ再現したのかっ」
「あれが、奴らの目的だったのか」
そうしている間にも、デビルガンダムを中心に、無数のガンプラが現れる。
「あれは、模擬戦闘用のっ」
「本当に碌な事にならないな」
既に会場は混乱していた。
このまま放っておけば、危険なのは、間違いないだろう。
「つまり、これは既に大会ではないという事だな」
それと共に聞こえた声に振り向く。
「メイジン・カワグチ、それに」
「レディ・カワグチまで」
それは、世界でもトップレベルのファイターがいた。
「大会の勝敗は既に君達ゲッターチームを勝者とした。
だが、このまま、あのガンダム、あえてアリスタガンダムと名付けよう」
「奴を放っておけば、危険だ、ならば」
「対抗するしかないという事か」
同時に見れば、見えたのは、アリスタガンダムの周囲にいる機体と戦っている機体の姿。
「この事態を解決する為に、既に他のチームも動いている。
君達は、どうするゲッターチーム」
「決まっているだろ、あいつらをぶっ倒す、そうだろ!」
「あぁ、勿論だ」「このまま奴らの好きにさせてたまるか」
「だったら」
それと共にココは、スーツケースを取り出した。
「もしもの時に備えていた、これが役に立ちそうだな」
「それは」
「真ゲッターのデータを元に作り出した。
まぁ、少し格好は悪いかもしれないが、かなりの出来だ。
何よりも、ここには丁度3人もいるしね」
「なるほど、この3人のゲッターチームか、良いだろう」
同時に、ココは手に持った機体をセットする。
それと同時に、俺達の横に、そいつは現れた。
それは、かつてメイジン・カワグチが操っていたゲッタードラゴン。
その下半身が、巨大なドラゴンと一体化したような姿。
ガンプラというには、あまりにも奇妙な存在。
だが、その存在は、俺達の横に立つ。
「真ドラゴン、さぁ、行くぞ!!」