ガンダムビルドファイターズG   作:ボルメテウスさん

6 / 36
チームワーク 2/2

3つのゲットマシンへと変形したゲッターは、そのまま空を飛ぶ。

 

「まさか、変形するとはな」

「確かにあの見た目から素早く離脱するには理にかなっている」

「だとしても、すぐに追いつけるぜ」

 

そう言いながら、3人はすぐ後ろを追いかける。

そうしていると共にゲッターは死角になるようにすぐに曲がる。

そこには巨大な崖があり、すぐに隠れる事ができた。

その出口も既に分かっていた。

 

「よっし、俺が先行する、挟み撃ちだ」

「おい、フーマ!」

「まったく、あいつは!」

 

そう言っていると共にフーマはすぐに出口だと思われる方向へと向かう。

 

「へへっ、逃がさねぇって」

 

そう、フーマがそのまま挟み撃ちにするように飛ぶ。

だが、その先では、タイガとタイタスの二人がいた。

 

「おい、フーマ、あいつらは」

「分からねぇ、確実に回り込んだはずなのに」

「上に逃げた様子もない。

合体したとしても、あの状態で」

 

そう考えている時だった。

ふと、タイタスは何かに気付いた。

それは、穴。

なぜ、この場で穴が。

そう考えた時だった。

 

「しまった、罠かっ」

「何をっ」

 

そう言おうとした瞬間だった。

 

「まずは俺からだ!」

 

地面から白い閃光が、真っ直ぐとフーマの機体を貫いた。

 

「なっ、機体の姿が」

「まるで違うっ」

 

それは、ゲッター2の姿だった。

 

「任せたぞ、ベンケイ!」「おうよ!」

 

そのままゲッター2は空へと浮かびながら、再びゲットマシンで分離する。

そう、真っ直ぐとゲッター3へと再び戻る。

それは、ゲッター2の衝撃で完全に二人は驚いている間にも。

 

「しまった!」

「今度こそ、決める。これこそが必殺の、大雪山おろし!!」

 

それによって、完全に拘束されたタイタスは、そのまま空中へと投げられる。

先程までとは違い、かなりの重量のあるタイタスの機体を、受け止める事は困難であり、そのまま地面へと真っすぐと落とされる。

 

「タイタスっ!」

「最後は俺だ!」

 

その叫びと共にゲットマシンへと分離する。

それはリョウマの叫びだった。

同時に。

 

「チェェェェンジ、ゲッター1!」

 

その叫びと共に、その手には、ゲッタートマホークを構える。

 

「ここではっ」「もらったぁ!!」

 

その雄叫びと共に、手に持ったゲッタートマホークは一閃。

その一閃は、タイガの機体を、真っ二つに切り裂く。

それによって、勝利が確定した。

 

「まさか、三つの機体で、全く異なる機体に変わるとは」

「あぁ、どのような状況でも対応できる恐ろしい機体だった。

「けど、一番恐ろしかったのは、あの三人が本当の意味でチームワークを発揮した時だ」

 

途中まで、ゲッター3単体では、勝ち目はまるでなかった。

性能では勝っていても、操縦者が一人だけで負けていた。

だが、ゲッターの本来の力を発揮した時の力は異常だった。

 

「これは、大会では気を抜けないぜ」

「だが」

 

そう言った三人の視線の先には。

 

「貴様、合体のタイミングが遅すぎるぞ」

「五月蠅い、お前のタイミングが早すぎるだけだ」

「ぐがぁ」

 

戦いが終わると同時にハヤトとベンケイは喧嘩し、リョウマは寝始めた。

 

「「「本当に勝ち抜けるのか」」」

 

そう感想を呟く。

そんな中、ココは笑みを浮かべた。

 

「どうかしたのかね、ココ君?」

「いいえ、私もあれを見た以上は、楽しみね」

 

その言葉と共に、ココは笑みを浮かべる。

 

「私の中でのゲッターが、暴れて仕方ないのでね」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。