3つのゲットマシンへと変形したゲッターは、そのまま空を飛ぶ。
「まさか、変形するとはな」
「確かにあの見た目から素早く離脱するには理にかなっている」
「だとしても、すぐに追いつけるぜ」
そう言いながら、3人はすぐ後ろを追いかける。
そうしていると共にゲッターは死角になるようにすぐに曲がる。
そこには巨大な崖があり、すぐに隠れる事ができた。
その出口も既に分かっていた。
「よっし、俺が先行する、挟み撃ちだ」
「おい、フーマ!」
「まったく、あいつは!」
そう言っていると共にフーマはすぐに出口だと思われる方向へと向かう。
「へへっ、逃がさねぇって」
そう、フーマがそのまま挟み撃ちにするように飛ぶ。
だが、その先では、タイガとタイタスの二人がいた。
「おい、フーマ、あいつらは」
「分からねぇ、確実に回り込んだはずなのに」
「上に逃げた様子もない。
合体したとしても、あの状態で」
そう考えている時だった。
ふと、タイタスは何かに気付いた。
それは、穴。
なぜ、この場で穴が。
そう考えた時だった。
「しまった、罠かっ」
「何をっ」
そう言おうとした瞬間だった。
「まずは俺からだ!」
地面から白い閃光が、真っ直ぐとフーマの機体を貫いた。
「なっ、機体の姿が」
「まるで違うっ」
それは、ゲッター2の姿だった。
「任せたぞ、ベンケイ!」「おうよ!」
そのままゲッター2は空へと浮かびながら、再びゲットマシンで分離する。
そう、真っ直ぐとゲッター3へと再び戻る。
それは、ゲッター2の衝撃で完全に二人は驚いている間にも。
「しまった!」
「今度こそ、決める。これこそが必殺の、大雪山おろし!!」
それによって、完全に拘束されたタイタスは、そのまま空中へと投げられる。
先程までとは違い、かなりの重量のあるタイタスの機体を、受け止める事は困難であり、そのまま地面へと真っすぐと落とされる。
「タイタスっ!」
「最後は俺だ!」
その叫びと共にゲットマシンへと分離する。
それはリョウマの叫びだった。
同時に。
「チェェェェンジ、ゲッター1!」
その叫びと共に、その手には、ゲッタートマホークを構える。
「ここではっ」「もらったぁ!!」
その雄叫びと共に、手に持ったゲッタートマホークは一閃。
その一閃は、タイガの機体を、真っ二つに切り裂く。
それによって、勝利が確定した。
「まさか、三つの機体で、全く異なる機体に変わるとは」
「あぁ、どのような状況でも対応できる恐ろしい機体だった。
「けど、一番恐ろしかったのは、あの三人が本当の意味でチームワークを発揮した時だ」
途中まで、ゲッター3単体では、勝ち目はまるでなかった。
性能では勝っていても、操縦者が一人だけで負けていた。
だが、ゲッターの本来の力を発揮した時の力は異常だった。
「これは、大会では気を抜けないぜ」
「だが」
そう言った三人の視線の先には。
「貴様、合体のタイミングが遅すぎるぞ」
「五月蠅い、お前のタイミングが早すぎるだけだ」
「ぐがぁ」
戦いが終わると同時にハヤトとベンケイは喧嘩し、リョウマは寝始めた。
「「「本当に勝ち抜けるのか」」」
そう感想を呟く。
そんな中、ココは笑みを浮かべた。
「どうかしたのかね、ココ君?」
「いいえ、私もあれを見た以上は、楽しみね」
その言葉と共に、ココは笑みを浮かべる。
「私の中でのゲッターが、暴れて仕方ないのでね」