その子供”鷹の目”   作:天翼種@ジブリール

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(はじめに)





 キャラ崩壊やセリフ間違いや設定の違い、



 誤字脱字があると思いますが、



 温かい目で読んで下さると助かります。


 この話には後々一刀君も登場いたします。


 どうぞよろしくお願いします。



プロローグ後

 

 

「孫堅様!黄蓋将軍がご帰還しました!ただ・・・・・報告は医務室でおこないたいと・・・」

 

「医務室!?祭は何処か怪我したって言うの!!」

 

「い、いえ黄蓋様にお怪我は無いのですが瀕死の醜顔様と傷だらけの子供が居たので治療の付き添いで離れられないかと・・・・・」

 

「そ、そっか。怪我は無いのね・・・・・・・・・子供か・・・やっぱり良くない勘は当たるモンね。わかったわ、仕事に戻っていいわ」

 

「はっ!」

 

 

去っていく兵士の背中を見送りながら自分も医務室に向け足を動かして行った。

 

 

「祭、入るわよ~・・・ひっ!」

 

 

医務室に入った孫堅は目の前にぐるぐる巻きにされ転がされている瀕死の醜顔の顔に少し悲鳴を漏らし奥に居た黄蓋に詰め寄る。

 

 

「ちょ、ちょっと祭!いったい何があったのよ。醜顔はこんなんだしそれに・・・・その子は」

 

「堅殿・・・この子に名は無いらしい。眠っているし大まかに話すがなにぶん儂もすべてがわかったとは言えんからな」

 

 

そこからは孫堅の下を発ってから城に帰還するまでのことを大まかに話しながらも自分の考えを打ち明けていく。

 

 

「おそらくこの小僧が行く前に話した子供であろう。石造りの部屋で気づいたらこの部屋に居て此処から出たらダメだと言っておったしの」

 

「そう・・・・会合に出るような有力者がこのざまじゃ一度馬鹿どもを炙り出して掃除でもしようかしら・・・・それで祭この子どうするのよ」

 

「この子は儂の娘にしようと思っておる」

 

「はぁ!?娘?この子探してたんじゃないの?」

 

「この子の親は二年程前すでに死んでおるよ。野盗の類に村ごとやられ、儂が叩き潰したわ」

 

「あの時の・・・・それでこの子の名前どうするのよ?付けてあげるんでしょ?」

 

「そうじゃの~強く逞しい男になって欲しいからの~悩んでるところじゃ」

 

 

そう言った黄蓋に医務室に来た国の医者から一つの指摘がいく

 

 

「こ、黄蓋将軍・・・・大変申し上げにくいのですが・・・」

 

「なんじゃ醜顔が目でも覚ましたか?」

 

「い、いえそうではなく・・・・・そちらの子・・・女の子でございます・・・」

 

「へ?祭この子見つけたとき裸だったんじゃないの?」

 

「た、たしかに何も着ておらなんだが醜顔の馬鹿がそ、その・・ゴニョゴニョ・・・・・/////」

 

「えっ?なんて?もっと大きな声で言いなさいよ将軍でしょ」

 

「いやその醜顔がその子の後ろで行為していて股座は暗くてよく見えなんだ。毛布を掛けて連れてきたからてっきり醜顔は男色の子供好きというふざけた奴だと思って男と思っとったわ」

 

「あっははははは!祭あなた面白すぎ!傷だらけなら確認するでしょ普通」

 

「うぐっ、それだけあの馬鹿に怒っていたとゆうことじゃ」

 

「まあ髪も此処までぼさぼさだとどっちか分かんないものね」

 

「では一から名前を考えねばの~真名はどっちでもいけそうだし良いが」

 

「えっ?真名決まってるの?聞いてもいいかしら?」

 

「候補であって本人の了解も得ていないが・・・・・この子の真名は”蒼空(そら)”じゃ」

 

蒼空(そら)?なんでこの真名に決めたの?」

 

「この子はの、儂が何もせんと言った途端空を無心に眺め始めての何処までも蒼い空のごとく大きくなって欲しいと言う所からつけた次第じゃ」

 

「へぇ~、この子ってちなみにいくつなのかしら?」

 

「まあ居なくなった頃から数えれば八歳頃であろうな」

 

「明命と同じくらいね・・・・起きて少し落ち着いたら会わせて遊び相手にでもなってもらいましょ」

 

「明命というと隠密の修練の最中ではなかったか?」

 

「何事も息抜きは大切よ」

 

「お主は息抜きしすぎじゃ」

 

「まあね♪じゃあわたしは戻るけど祭はどうするの?」

 

「今日くらいは一緒におるわい」

 

「そ、わかったわ。じゃあお休み祭」

 

「あぁ」

 

 

孫堅が医務室を出てから黄蓋も隣の寝所で眠りに付いた。

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・・・?・・・やわらかい・・・かたくない?

 

 

「ここどこ?おそらがみえない・・・」

 

 

そう呟いた 蒼空(そら)は寝所からでて空が見える所を探すため部屋をあとにする。

 

 

 

 

「いいとこみつけた♪」

 

 

しばらく歩き回り空を一望できる場所を見つけた蒼空(そら)の存在は次第に希薄になっていった。

目を覚ました黄蓋は隣の寝所で寝ているはずの蒼空(そら)がいない事に気づき城の警備の兵総出での捜索が始まったが希薄になってしまった存在感の蒼空(そら)を見つけるのは困難を極め遂には孫堅や孫策等の高官職の者達にも頼み探した。

 

 

「すまんの。背は儂の腰くらいであちこちに包帯が巻いておって、髪はとてつもなく長い子供じゃ」

 

「へぇ~祭が拾ってきたチビちゃん探せばいいのね♪行くわよ冥琳!」

 

「しぇ、雪蓮まって!」

 

「何々~祭ともあろうものがいつ出て行ったのかも分からないなんてププ~」

 

 

反応は様々だったが皆何も文句も言わず探し始めた。

蒼空(そら)を一番に見つけたのは雪蓮だった。

 

 

「まったく冥琳ったらすぐはぐれるんだから。・・・・ん?あの上・・・何か・・いる・・・・かな~?」

 

 

雪蓮が蒼空(そら)を見つけたのは野性のごとき勘と偶然による者だった。

 

 

「あっ!いた~チビちゃん見っけ~!可愛い~この子!!」

 

「はぁ・・・・はぁ・・はぁ・・その子が祭様の言ってた子供なの?」

 

「あら冥琳遅かったわね。特徴も合ってるし・・・可愛いし!!」

 

「最後のは関係ないと思うけど確かに特徴は合ってるね。とゆうかその子雪蓮があんなに激しく動かしても反応がまったくないわね」

 

「ホントだ。面白いわねこの子ずっと空見てるわ」

 

「あっ!祭殿がいるわ」

 

「お~い祭~、見つけたわよ~」

 

「ホントウデスカナスグムカイマスゾ~」

 

 

遠くで返事をした黄蓋が孫策の元へ来るのはとても早かったとゆう。

 

 

「こんなところに居ったか。心配させおって、まったく」

 

「・・・・・・あっ、きのうのひと・・」

 

「あれっ!反応した!さっきあんなに反応なかったのに」

 

「祭殿その子のお名前はなんていうんでしょうか?」

 

「おぉ、そうじゃこうして話せるし今のうちに了承してもらおうかの。昨日お主に名前をつけてやるといったが、今日からお主を娘として正式に引き取ることに決めた。どうじゃ?儂が母では嫌か?」

 

「・・・や・・じゃない」

 

「そうか。ではお主は今この時より儂の娘の黄月詠(こうげつえい)真名を蒼空(そら)とつける」

 

「真名?」

 

「そうじゃったな真名とはその者の本質をあらわす大切な名で基本親以外で本人が心を許したもの以外は呼ぶことを許されぬ名前であり、本人の許可無く“真名”で呼びかけることは、問答無用で殺されても文句は言えないほどいけない行為じゃ。蒼空(そら)も肝に銘じておくのじゃぞ」

 

「・・・・わかった?」

 

「まあ初めて会う者には名前を聞いて呼べば間違いはあるまい。」

 

「わかった」

 

「ねぇ!ねえ!わたし孫策伯符!真名は雪蓮って言うの!よろしく!」

 

「はぁ、策殿のようにいきなり真名を教える者もいるが教えてもいいか毎回儂に聞きなさい。この二人には教えても良いぞ」

 

「・・・・・そら・・です」

 

「きゃ~可愛い~祭!この子頂戴!!」

 

「良い訳あるか!まったく雪蓮の行動にはいつもあきれるわ。私は周瑜、字は公瑾、真名は冥琳よ。よろしくね」

 

「・・・・・そら・・。しぇれんのとこは・・・・や・・」

 

「ガーン!なんで!いいじゃない蒼空(そら)ちゃん!」

 

「・・・ははさまが・・・・・いい/////」

 

「/////まったく嬉しいこと言ってくれるわい////」

 

「祭、顔真っ赤よ。羨ましい~~~」

 

「う、うるさいわい。それより蒼空(そら)また空を見ていたのか?」

 

「きのうよりたくさんみえる。あおとちゃいろのとこにいっぱいひともいてこっちくる」

 

「青と茶色?それに多くの人が来るじゃと?」

 

 

 

聞き返そうとした黄蓋に下から一人の兵士が駆けてきた。

 

 

「黄蓋将軍!こちらに居られましたか!ただいま三里先の場所からこちらへ目掛け向かっています!数はおよそ千ほどで今、孫堅様と程普将軍が討伐に向かい守備を固めろと!!」

 

蒼空(そら)!いっぱいの人とこっちから行く人が何処まで見える!!」

 

「・・・ぜんぶ。あっちからもきてる」

 

「なっ!本当か!!儂には何も見えんが」

 

「まえよりももっとうしろにいる」

 

「まだこちらまで時間は掛かるみたいじゃな。城を留守には出来んし・・・誰かある!!朱治と韓当に伝令!南門より兵二千を連れ守備を固めろ!」

 

「はっ!了解しました!!」

 

「祭!祭!!わたしはわたしは!」

 

「策殿はここで待機じゃ。言ったであろう守備を固めろと。策殿が行くとすぐ突撃を仕掛けかねん」

 

「え~そりゃないわよ祭~。それにしてもよく見えたわね蒼空(そら)、わたしもやっと正面の野盗が見えたのにあんなに早く見つけるなんて・・・・弓兵の素質凄いんじゃない?」

 

「ゆみへい?」

 

「弓矢で遠くの敵を倒す人よ。あなたのお母さんも弓兵よ!」

 

「・・・・ははさまと・・・いっしょ・・いい///」

 

「さしずめ弓の名手黄蓋の娘、黄月詠(こうげつえい)は”孫呉の鷹の目”ね!!カッコいいわね!」

 

「・・・ははさま・・・そら、ゆみへい・・・・・うれし?」

 

「確かにそうなってくれたら儂もさぞ鼻が高かろう」

 

「じゃ・・・ゆみへい、やりたい・・・ゆみへいおしえて」

 

「へ?・・・・・・はっはっは良かろう良かろう母直々に教え込んでやるわ!」

 

 

二方向から来た野盗も無事全滅させ被害も少なくすみしばらくその近辺での野盗の被害は無くなったと言う。

 

 

名前を貰った少女はここから物語を始めていく。





オリキャラの名前、黄月詠(こうげつえい)は史実の黄月英と何にも関係ないので
         気にしないでください。この作品には黄月英は出てきません。

今後もよろしくお願いします。
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