嘘物語   作:物語シリーズの二次創作増えろ

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急に創作意欲が湧いて書いたよ。(当時何考えて書いてたかマジで覚えてねえ)
なお続きは……

( ゚д゚)ハッ!
㏄㏄㏄ヽ(´°Д°)/にげろー


あいクラブ 003

あの後、親父の伝手をフル活用してもらって苺プロダクションが持っている一部屋を使い神降ろしの場を整える。うろ覚えだったけどアニメで見たような品を揃えられるかと思って親父に頼んだけど二日で準備してくれた。マジどこにそんな伝手があったんだろうか。

 

「よし、ひとまずこっちの準備は出来たな」

 

神床に三方折敷と神饌、供物を備え四方には燈火が設置されている。さらに浄衣に着替えている。よくあんな説明でここまで整えられたな。

 

場の準備が整ったので一旦部屋を出て星野と親父を迎えに行く。ちょっと離れた部屋に向かいノックをしてから扉を開ける。

 

「こっちの準備出来たぞ。そっちはどうだ?」

「こっちもオーケーだよ。お化粧もしてない」

「俺もシャワーを浴びて着替えてる。にしてもこんな感じで良いのか?」

「あー、こんなのでホントに解決するのかって事?それなら大丈夫だよ。別に重し蟹を退治しようとかやっつけるとかそういう感じじゃないからね」

 

そう言うと二人は驚いているように見える。星野から見たら自分は被害者の様に思えるだろうし親父から見てもいきなり酷い目にあった子供だ。

 

「相手は思いし神、つまり神様だ。どこにでもいるけど何もしていない。ただそこに居るだけ。勝手に星野が揺らいでいるだけなんだ」

「勝手にって、お前…」

「親父の言いたいことも分かるよ。ただ今からするのは神様に降りてきて貰って下手に出てお願いする。それだけだよ」

「そんな簡単なことで私の体重が戻るの?」

 

星野は若干ではあるが不安そうな顔をしている。いや、そういう顔を隠しきれていない感じがする。

 

「断言はできないけどね。切実なお願いを断るほど頑固じゃない。神様は割と適当らしい。日本の神様は特にね。俺と親父と星野の区別なんかつかない。年齢も性別も重みも関係なく三人とも同じ人間でしかないんだよ」

「そんなもの、か。」

「それに簡単かどうかは星野次第。俺はその手助けしか出来ない」

 

星野アイという人間は嘘の天才だ。あまり覚えてないが前の世界で見た感じ、嘘と本心がごっちゃになって本人にすら判別できてなかった、はず。自分が死ぬ瞬間になって漸く本音が言えていた。

 

戦場ヶ原ひたぎは本心を隠していたが、嫌な記憶であっても、どんなに辛いものだとしても、大切なものだと、それも含めて自分を構成する大切なモノだと認める事。そうする事でおもし蟹に体重を返して貰えていた。

 

 

つまり自覚が必要だ。

 

 

だから本人も自覚していない、もしくは分かっていても無意識に目を逸らし嘘をついている。その場合、()()()()()()()()()()()()()()()。それと恐らくだか戦場ヶ原ひたぎと同じようにはならないと思っている。

 

まあ、話し合いで住めばそれはそれで良し。最悪戦闘になっても勝つ。問題なしだ。

 

「じゃあ始めるぞ。準備はいいか?」

「オーケーだよ」

 

星野の準備が出来た事を確認し、俺は犬の影絵を作る。

 

「玉犬」

 

一言、呟くように発する。

 

すると影から白と黒の犬が現れる。言わずもがな。十種影法術の玉犬だ。

 

「おぉ、何このわんちゃん!?」

「玉犬って言ってな。俺の自慢の式神だ。今日は親父の護衛で呼んだ。頼んだぞお前ら」

 

よーしよしよし。頭と顎を撫でてやると嬉しそうに尻尾を振る。流石俺の癒し枠式神。俺の最初の相棒だ。

 

 

★☆★☆★☆

 

 

十種影法術。

 

呪術廻戦における禪院家相伝の術式。六眼持ち無下限術師と並び評される間違いなく当たりの術式で、あの両面宿儺ですら自身の手本を求める程の化け物すら調伏出来れば扱える。

 

 

その術式を()()()()()()()()()()が俺が扱う十種影法術だ。

 

 

何故十種影法術を念能力で再現したかって?めちゃくちゃしょうも無い勘違いが原因だ。

 

前世で俺が自分の記憶を取り戻したのは4歳の誕生日だった。思い出した瞬間ぶっ倒れて三日三晩高熱で寝込んだ。そして前世の記憶を思い出した。

 

思い出したあと真っ先に思った事は、相伝の術式を発現しないと殺されると言う恐れだった。

 

 

そう。生まれた家の苗字が()()だったのだ。

 

 

呪術廻戦を呼んだ人は分かると思うがあんなドブカスだらけの家に生まれたのであれば、相伝術式を発現しなければ人扱いすらされないのではないか?そんな事が頭をよぎってからはひたすら頭の中で「十種出ろ〜。十種出ろ〜」と念じ続けた。朝も昼も夜も。何なら夢に見るまで念じ続けた。

 

そして5歳になる少し前に十種影法術が発現した。

 

めっちゃテンションが上がったし、超嬉しかった。そのままのテンションで父親に見せに行くくらいには嬉しかった。

 

そして親父に見せ、盛大に驚かす事に成功した後こう言われたのだ。

 

 

「もう念能力に目覚めるとは才能の塊だな。見た所具現化系、いや特質系か?」

 

 

もうね、聞き覚えのある単語が聞こえて呆然とした。そしてそのままの勢いで親父に聞きまくった結果判明した事。

 

ここはジャポンと言う国で、この禪院家はこの国における防衛を担っている三つの家、通称御三家の一角に位置する名家で俺が使ったのは念能力と呼ばれる超人が扱う秘匿技術だと言う事がわかった。

 

ハイ、HUNTER×HUNTERの世界ですねここ。禪院家には日本語、いやジャポン語の本しかなくって分からなかったが外に出るとハンター文字を見かける事に気づいた。どうやら自分の事でいっぱいいっぱいになっていて周りを見る余裕が無く、気づかなかった見たいだ。

 

という事で、世界線を勘違いしてうっかり念能力で十種影法術を再現して発現させてしまったという訳だ。もっとも、呪術じゃない為、仕様は異なる。何なら式神に振られている十種神宝の紋様ですら原作とは異なった物になっている。

 

だが、それが呪術廻戦の十種影法術では無く俺の十種影法術だという認識を強めてくれた。原作には出来て俺には出来ない事もあるけど、俺はこの念能力が発現して良かったと思う。

 

そしてHUNTER世界での生を謳歌して死んだと思ったらこの世界に生まれ直してたという訳だ。何故かは知らないが念能力は使えたし調伏した式神もそのまま。何なら影に入れていた物もそのまま持ったままだった。というのが俺のこれまでの軌跡にあたる。

 

 




十種影法術
特質系
術式では無く特質系念能力。その為、呪術廻戦で出来た反転術式、術式反転、帳等の結界術、領域展開等は使用出来ない。
しかし、十種影法術で出来ていた式神の召喚や合体、影の操作、影への収納等は可能。あくまで十種影法術でてきていた範囲、及び拡張術式として出来るもののみ扱える。

尚、誓約としてこれ以外の念能力は作る事が出来ないようになっている。まあ当然っちゃ当然です。
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