ブルーアーカイブ クローンティーチャー 作:セサミストリート
ではどうぞ!
『キヴォトス』。それは子供達が学園で青春を過ごして成長していく世界。互いに武器を持ち、ときに戦い、時に笑い合う。この世界はこれが『青春』となっている。
ただ、その中には学園に所属していても独自の部活や無許可で活動している集団もいる。その集団に限って、テロまがいな連中も多い。そして、この『キヴォトス』では、銃撃戦や爆発は日常である。
ーーーーーーー………
「逃げるわよ〜〜!!」
「待て!!このテロリスト共!!」
ゲヘナ学区周辺のとある4人の集団がゲヘナの防衛組織である風紀委員会に追われている。追われている理由は、『キヴォトス』のブラックマーケット内にある取引現場を爆発で吹き飛ばし、現在逃亡中である。
「この依頼に5回も計画を確認したのに〜!」
「目的の物は手に入ったんだからいいじゃ〜ん」
「アル様の邪魔をしちゃいました…ごめんなさいごめんなさいごめんなさい…!」
「とにかくに今は逃げるよ!」
現在逃げているのは便利屋68、彼女たちはキヴォトスのなんでも屋であり、依頼のためならば何でもこなす集団だ。ただ、手段が過激すぎてどの依頼もまともに達成したことはない。ただ、今回は協力者がいるため、運良く目的の物品を手に入れることができた。
「イオリ先輩!私達は裏から回り込みます!」
「わかった!私はこのまま追う!」
その便利屋68を追っているのは風紀委員会所属の切り込み隊長、銀鏡イオリだ。彼女はスナイパーでありながら前線に自ら立ち、突撃戦法で相手を捕まえる。
「あそこの裏路地に入るよ、あそこなら風紀委員会を撒けれるかも」
「え〜?もうちょっと鬼ごっこしたいなぁ」
「鬼ごっこは後でやってあげるから今は逃げるわよ!」
「逃がすか!」
便利屋68は裏路地に逃げ出し、イオリも後を追う。
「…あれ?」
裏路地に入った途端、すでに出口は風紀委員会に防がれており、入り口はイオリが塞いでいる。また、イオリの後ろにも風紀委員会が塞いでいた。
「あちゃ〜…回り込まれてた…」
「もう逃げれないぞ!大人しく投降しろ!」
イオリと風紀委員会の全員が銃口を便利屋68に向ける。お互いの緊張感が高まる中、一人だけその状況を楽しんでいるようなものがいる。
「…ふふふ」
「な、何がおかしい?!」
「あ、アルちゃんが笑ってる」
「社長?」
「アル様…?も、もしかしてこの状況を愉しんでいるのですか…?さ、流石ですアル様!」
「いや、たぶん…」
周りは困惑している中、アルは一人だけ笑っている。
「ふふふ…」
だが、アルは今の状況を楽しんでいるから笑っているわけではない。
(つい笑っちゃったけど、何でみんなこっちを見るのよ?!いや、でも笑っていればアウトローっぽいかしら?ってそんなことを考えている状態じゃないでしょ!?もうどうすればいいのよーー!?)
むしろ困惑していた。顔には出してはいないが、心のなかでは取り乱していた。
「めちゃくちゃ困惑してると思うよ」
「心の中を見ないでちょうだい!?」
鬼方カヨコに心の中を正確に言われ、アルはツッコミを入れた。
「あははは!そんなことだと思ってた!」
「そうなのですか…?」
「私のことはいいから!それより、この状況をなんとかしないと…!」
「逃げることはできないぞ!もう逃げ道はないんだからな!」
風紀委員会はジリジリとアル達ににじり寄る。狭い裏路地では身動きが取れず、たとえイオリを倒したとしても後ろに控えている風紀委員会が通すことは許さないだろう。
「はぁ…これまでかな」
「えぇ〜もっとあそびたい〜」
「こ…ここは私が…!」
「ちょっ、待ちなさいハルカ!」
便利屋68に所属している伊草ハルカがイオリに向かって突撃する瞬間、イオリの後ろで突如爆発が起きた。
「なっ…なんだ!?」
イオリが振り返ると、先程まで後ろで待機していた風紀委員会の仲間たちが倒れていた。その爆風の中に、一人だけ立っている人物がいる。
「お前は…?!」
イオリの前に立っていたのは、全身にアーマーを身に着けた『大人』だ。銀色の塗装が施されており、ヘルメットには青色のラインがある。腰には2丁の見たことのない拳銃を所持しており、背中には見たことのないバックバックを身に着けている。
「陸八魔、例のものは手に入ったか?」
警戒するイオリを素通りし、陸八魔達に話しかける。武器を手に持っていないが、いつでもホルスターから引き出してこちらを撃てるほどの隙の無さをイオリは感じていた。
(こいつ…強い!)
「え…えぇ!もちろん手に入ったわ!」
「ここにあるよ〜!」
ムツキが大きめのボストンバッグを掲げ、男に見せる。男はヘルメットのバイザーを下ろし、バックに凝視する。数秒の後にバイザーを上げた。
「よくやった。失くすなよ」
「っ逃がすか!」
そう言った男は小さいパックから球体の何かを取り出し、地面に投げて周りを煙幕に包ませた。
「クソっどこに行った!?」
イオリは手探りで周りを調べ、足音を頼りにその方向に進む。
「うわぁぁ!」
「待って待って!私だって!」
「痛い!誰今撃ったの!?」
「うわぁなんか粘着く!」
「ちょっと髪引っ張らないで!」
進む方向には出口で待機していた仲間たちから悲鳴と銃声が聞こえる。逃げた方向は間違いなく出口だとイオリは確信した。
「みんな落ち着け!ここは慎重に…あれ?」
イオリが裏路地から出たら待機していた仲間はほぼ気絶しており、便利屋68と男はすでに消えていた。
「あの男…何者なんだ?」
一人だけ立つイオリは、便利屋68に加担した男を考えていた。
ーーーーーーー………
現在地、便利屋68オフィス。
「はい、これがあなたの雇い主が求めていたものよ」
便利屋68とアーマーを着た男の間に机を挟んで向き合うように座っている。男は机に置かれたボストンバッグを開け、中の物を確認する。
「……」
男は取り出したのは、鉄の筒で厳重に保管されているものだ。一部分だけ透明なガラスがはられており、筒の中身は透明な鉱石が入っている。
「ねぇねぇ〜それなんなの〜?」
「……」
「ねぇ〜聞いてる?」
ムツキが椅子に寝転びながら男に質問するが、男は一切答えない。男は手に持っている物に夢中になってみている。
「…あのさ、私達も手を貸したわけなんだから、答えてくれてもいいんじゃない?」
「…子供が知ることじゃない。下手に首を突っ込むと死ぬぞ」
「…そう」
カヨコは興味をなくしたのか、男から視線を外す。だが、警戒を緩めたわけではない。むしろ、怪しさしかない。ここに来たときに、この男から
『大きい仕事があるが、一人では難しい。便利屋68の力を借りたい。成功したら俺の報酬の6割を出す』
と言われ、アルは喜んで加担したが、男の目的や素性は一切わからない。だからこそ怪しい。襲撃したブラックマーケットの取引も護衛だけでかなりの手練れが多く、所々危なかったところがあった。
「で?報酬はちゃんと用意してるのでしょうね?」
「……少し待て、依頼主に確認する」
男は椅子から立ち上がり、外に出ていった。残ったのはアル達と保管された鉱石だけだ。
「…皆、どう思う?」
「…腕はいいのは確かよ。彼が囮で動かなかったら私達はあれを手に入れることはできなかったわ」
(自分を囮にして戦うなんてすごかったわ…!あれがアウトローと言うのかしら?)
「えへへ…アル様がいつもよりカッコよく見えました…えへへ…」
「とっても楽しかった〜!ああいうのもいいかも〜!」
全員の意見はバラバラではあるが、今回の依頼に関してはカヨコも少しだけ楽しかったのは否定はしない。そんなことを考えていたら男が戻ってきた。
「…依頼主から確認が取れた。報酬はすでに振り込まれているはずだ」
「ふぅん…どうせ大した………」
「…アルちゃん?」
「アル様…?」
陸八魔は自身の口座を携帯で確かめた瞬間、固まってしまった。他の仲間たちも陸八魔の携帯を見ると、全員が驚愕した。
「ご……!?」
「すっご〜い!見たことない額!!」
「こここ…こんなに貰ってもいいんでしょうか……?!」
「お前たちの働いた正当な報酬だ。何も言わず受け取っておけ」
男は筒をボストンバッグに戻し、オフィスから立ち去ろうとしたが、扉の前に止まった。
「…一つだけ言っておく、これ以上の詮索は身を滅ぼすぞ」
「……はっ!びっくりして固まってしまったわ…!」
「あ、アルちゃん起きた」
「忠告はした。また何かあれば依頼する」
「ま…待ちなさい!」
男がドアノブに手を掛けたとき、アルに呼び止められた。男は気怠そうに顔を少しだけアルたちに向ける。
「…何だ」
「この依頼のことは誰にも言わないことを誓うわ。その代わり、あなたの名前は教えてちょうだい」
「……」
(あ…あら、もしかして聞いちゃだめなことだったかしら…?で、でも名前くらい聞いてもいいわよね?だってあんなアウトローな人、なかなかいないし!)
男は動かず、その場から緊張感が高まった。その瞬間、男を除いたアル達は自身の銃に手を掛ける。
「……そうだな、それぐらいならいいだろう」
男は扉に顔を向け、扉を開けた。
「俺の名前は
ジャンゴ・フェットだ」
フェットは名前を言った後、そのまま外に出ていった。
今回はここまで!まさかのジャンゴ・フェット登場!彼が持つ透明な鉱石とは?何が目的で動いているのか…!?
では、フォースと共にあらんことを……
本編(原作)だと先生は生徒の足をなめたりする過酷(死刑!)な大人ですが、アッドもそうであるべきでしょうか?
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舐めるべきや
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ん、アッドも過酷するべき
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う〜ん…微妙!
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そこまでしなくても…
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やめなされやめなされ…
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解釈違い
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やっても…変わらないかな?
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なんだったらためてたものをさらけ出せ