ブルーアーカイブ クローンティーチャー   作:セサミストリート

22 / 38
さぁ、君は運命を受け入れるか?


訪れるユメ、運命の時

「どうだ?繋がったか?」

「…だめだ、周波数が合わない」

 

アッドが遺跡に取り込まれ、残されたヘイローとホールテールは船に連絡しようとするが、全く連絡がつかず途方に暮れていた。

 

「くそっ!よりにもよってキャプテンがいなくなるなんて…!」

「落ち着けヘイロー。まだ希望はある。キャプテンは死なないさ」

「わかってる!あの人が簡単に死ぬはずがない!」

 

ヘイローは苛立ちながら周りを歩き、ホールテールは通信機を修復している。

 

「それにしても…この遺跡は一体何だ?吸い込まれそうになったときは高温度だったのに、今じゃなんの反応もない」

「だが、未だに強力な電波があの遺跡から出ている。一体何なんだろうな……」

 

目の前の遺跡は動かず、ただ静かに佇んでいる。吸い込まれそうになったときはわからなかったが、今は扉が閉まっていて二人では開くことは叶わなかった。

 

「…ヘイロー、戻るぞ。この状況は明らかにまずい」

「だがキャプテンが!!」

「わかってる!だが、ここで俺たちが報告しなければ、誰がこの星の異常を言うんだ!?」

「わかってる!!…わかってるんだ…くっ…キャプテン……」

「……」

 

ヘイローは悲しみで頭を伏せ、ホールテールはヘイローの肩に手を置く。

二人はアッドを残してしまう罪悪感を覚えながら遺跡から離れようとした。

 

「…け………て……けて……!」

 

二人は船に戻ろうとすると、扉の向こうから何かが聞こえ、即座にブラスターを構えて臨戦態勢に移る。

 

「…おい、聞こえたか?」

「あぁ…キャプテンかもしれないぞ」

「だが、どうやってあの扉を開ける?ブラスターでもびくともしなかったんだぞ?」

 

二人はゆっくりと扉に近づくと、突如として扉が勢いよく開いた。

 

「びぇぇぇえぇ〜〜!!ぼじのぢゃぁぁぁん!!」

「「うぉあぁぁぁ!?」」

 

飛び出してきた少女に驚き、二人は少女に押し倒された。

 

「おっ…おい!離れろ!何だお前は!?」

「こ”わ”か”っ”た”よ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”ぉ”〜!!」

 

少女の力が強く、引き離すことができなかったが、アーマー越しに伝わる少女の飽満な胸の暖かさに少し得をした二人だった。

それはそれとして、なんとか引き離そうと三人はバタバタしていた。

 

「離れろって…おい!鼻水をアーマーにつけるな!!」

「ひぃぃぃぃぃん!」

「ヘイロー!何だこいつは!?」

「俺が知るか!!」

「びぇぇぇ…ごほっ…うぷ……く…苦しい…ガクッ

 

泣き叫んでいた少女が苦しみだし、動かなくなってしまった。

それもそのはず。3人がいる惑星エンドゥバの大気は毒素が混じっており、アーマーや呼吸マスクがなければものの数分で死んでしまう。少女は大気を吸ってしまったがために、気絶してしまった。

 

「お、おい!しっかりしろ!ヘイロー!マスク持ってこい!予備があったはずだ!」

「わ、わかった!」

 

ーーーーー………

 

「…どうする?こいつ起きないぞ?」

「ふむ…とりあえず生きているのは確かだな」

「かなり空気を吸ったはずなんだが…」

 

急いで酸素マスクを少女の口元に装着し、緊急措置を行った。少女はまだ起きず、静かに寝息を立てている。

全体を見ると服はボロボロで、少し痩せこけている様子だった。身元を確かめるものもなく、スカートから見える白い太腿が、少し官能的に感じてしまう。

 

「…連れていこう。この星の住民とは思えないし、保護するしかない。それに、何か情報を持っているかもしない」

「…それしかないか。よっ…と」

 

ヘイローは少女を持ち上げ、両腕でしっかりと支える。

所謂『お姫様抱っこ』というものだ。

 

「それにしても…この娘はどうやってあの遺跡から出てきたんだ?」

「…もしかしたら、キャプテンと入れ替わりになったんじゃないか?そうじゃなければ色々と説明がつかないぞ」

「いや、そもそもこの遺跡自体が説明がつかないだろ」

 

二人は歩きだそうとすると、遠くから獣のような雄叫びが木霊したのが聞こえた。

 

「…急ぐぞ。ヘイロー。ここで獣共の餌になりたくない」

「了解、しっかり援護しろよ?」

「誰に言ってるんだ?射撃ならお前より上だぞ?」

「言ってろ、この野郎」

 

ふざけながらも二人は走り出し、船に急ぐのだった。

この世界に来た少女、梔子ユメはどんな未来や運命が待っているのか。まだだれもわからない。

 

 

 

 

 

 




遅くなり申し訳ないです…。
さて、謎の遺跡から出てき少女、梔子ユメはスター・ウォーズの世界に来てしまう。ユメはどうするのか?元の世界に帰れるのか?

では、フォースとともにあらんことを……。

追記

一部23話のセリフが混じっていたため、編集しました。誤字修整報告していただき、本当にありがとうございます。

本編(原作)だと先生は生徒の足をなめたりする過酷(死刑!)な大人ですが、アッドもそうであるべきでしょうか?

  • 舐めるべきや
  • ん、アッドも過酷するべき
  • う〜ん…微妙!
  • そこまでしなくても…
  • やめなされやめなされ…
  • 解釈違い
  • やっても…変わらないかな?
  • なんだったらためてたものをさらけ出せ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。