ブルーアーカイブ クローンティーチャー   作:セサミストリート

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シャーレ専属部隊設立案

 

「…ですか?」

「あぁ。とりあえずこれを見てくれ」

 

シャーレに足を運んだリンをオフィスで対応していた際、書類をリンに渡した。

 

ーーーーー………

 

シャーレ襲撃に参加した不良少女達の取り調べにて。

 

File No.1

 

…あ?シャーレ襲撃?そりゃアタシも参加したよ。まぁすぐやられたけど。

先生?あぁ、あの全身アーマーの大人だよな?そいつにやられたよ。

…なぁ、あたし等は撃たれても気絶するだけで済むけどさ、あの大人は外から来たんだろ?それに外の人は撃たれたら死ぬんだろ?なのにさ、いきなり突撃してきてアタシ等を倒したんだぞ?それでさ。あの大人が目の前に来たら

 

殺される…!

 

って思ったんだよ。変わったヘルメットで顔が見えてないはずなのにさ。

…正直に言うと、今でも怖いよ。なんなんだよあいつ?

 

ーーーーー………

 

File No.2

 

自首した理由?えっと…あの人が言ったんだよ。

 

『家に帰れ』

 

って。でも私、家ないんだよね。どこに帰れって言うんだって思った。

あとさ、あの人私達に目線合わせて話してくれたんだよ。普通私みたいな不良は舐められるし、他の奴らは偉そうに話すでしょ?なのにあの人はそんなことしなかったんだよ。変だよね。

…だからかな。こんなことしてたら、どこにも帰れなくなるんじゃないかって。急に怖くなったんだ。だから、一回ヴァルキューレで反省して、もう一度学校に行こうと考えてる。

…もし、行くとこなくなったら先生のとこで働けないかな?

 

ーーーーー………

 

File No3

 

はぁ〜…なんなんだよ、あの全身アーマー野郎はよぉ…。空飛んだんだぞ?しかも正確にあたしを撃ちやがって。

それだけじゃねぇ、レーザー銃?みたいなので仲間の銃を溶かしたって話もあるじゃねぇか。どう考えてもふざけてるだろ!今度あったらぜってーあたしが倒してやるからな!

…え?あのアーマー銃弾跳ね返したから無理だって?

 

………マジ?

 

ーーーーー………

 

File No4

 

大人って空飛ぶんだな…え?あれはジェットパックで飛んでる?何だよジェットパックって、そんなのゲームの世界の話だろ?

…はぁ?あの大人はそれが普通だって?…訳分かんねぇ…。

…でも、あんなでたらめな大人、ちょっと憧れるな…。

 

ーーーーー………

 

File No5

 

参加した理由?そりゃ金だよ。あの七囚人のワカモから成功したら多額の金がもらえるって話だったから。

…多分だけどさ。成功しようがしまいが結局は見捨てられるだろうなって思ってる。

何でかって?そりゃあたしらみたいな奴らに払う金があのワカモが持ってるとは思えないからさ。じゃなんで参加したって?そりゃ…それしかなかったからだよ。なりふりかまってられないからさ。

 

ーーーーー………

 

File No6

 

…ズルい。ズルいぞあのアーマー!何だよ真っ白で!空飛んで!しかも強くて!ズルすぎるだろ!あたしもあのアーマーほしい!どこで売ってるんだよぉあのアーマー!

……ミレニアムに行って探してみようかな…?

 

ーーーーー………

 

「……」

 

ヴァルキューレ警察学校から送られた襲撃犯たちの取り調べのデータを見せてもらったが、リンはなんとも言い難い表情をしていた。

 

「一部を除いて反省の色はなし…ですね」

 

だが、何も成果があったわけではない。中には反省をし、素直に更生を受け入れて新しい道を進む子どもたちがいる。

 

「そうだ。だが、その一部でも希望者を募って、シャーレの警備を強化したい」

「ですが、シャーレにはすでに当番制があります。それなのにわざわざ先生を襲った生徒たちをお側につけるのですか?」

「そうだ」

 

アッドは決意を決めた目でリンを見る。

 

「この不良達はスキルはなくとも闘志はあるとヴァルキューレから聞いている。学園側が彼女たちを見捨てるなら、俺が引き取る」

「そのために、独立した兵隊を持つと?」

「そうじゃない。シャーレの専属生徒として活躍させたいだけだ。勉強はこっちでもできるし、鍛えることもできる」

「はぁ…」

「彼女たちからしても悪い条件ではないはずだ。すべての責任は俺が持つ」

「…先生、あなたは彼女たちを雇いたい、と言いたいのですか?」

「そうだ」

「…傭兵を雇う、と同じことを言ってるのは承知していますか?」

「あぁ、それもわかってる」

 

リンはアッドの提案に不安があり、額に手を当てる。アッドも無茶な提案をしているのはわかっているが、どうしても考えを変える気はなかった。

 

「…わかりました。シャーレの専属部隊…いえ、専属生徒としての提案はこちらで処理します」

「…ありがとう、リン」

「ですが!」

 

リンは両手を強く机に叩き、勢いよく立ち上がる。

その衝撃で机の上のカップが落ちそうになり、アッドはカップを手に取る。

 

「この不良達は絶対に先生に忠誠を誓うとは限りません。もしシャーレに対して害するとわかれば、即座にヴァルキューレ、または連邦生徒会(私達)で対処します。その点は構いませんね?」

「…あぁ、構わない」

 

リンは小さいため息を付きながら座り、カップに注がれたコーヒーを飲む。

 

「…因みにですが、部隊の正式名称は決まっていますか?」

「あぁ、もちろんだ」

「…なんて名前にするんですか?」

 

 

 

「シャーレ所属501専属護衛部隊だ」

 

 

 

リンは今度こそ頭痛で悩まされた。結局は部隊じゃないか、なぜ501なのか、といったツッコミとアッドのボケなのか真面目なのかわからない点と、あまりにもネーミングセンスのなさに。

 

 

 




当番制とはいえ、一人二人しかいないのにどうやってシャーレを管理してるんでしょうか?
に対する僕なりの考えです。

本編(原作)だと先生は生徒の足をなめたりする過酷(死刑!)な大人ですが、アッドもそうであるべきでしょうか?

  • 舐めるべきや
  • ん、アッドも過酷するべき
  • う〜ん…微妙!
  • そこまでしなくても…
  • やめなされやめなされ…
  • 解釈違い
  • やっても…変わらないかな?
  • なんだったらためてたものをさらけ出せ
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