ブルーアーカイブ クローンティーチャー 作:セサミストリート
革命のイワン·クパーラ
「ハンター!このままだと船がやられる!」
「テク!まだか?!」
「まだ時間がかかります!」
「早くしろよ!テク!」
「オメガ!そこを動くなよ!」
「うん!」
「帝国の奴ら、かなりキレてるな」
「クロスヘアー!口じゃなくて手を動かせ!」
俺たちは仲間を救出した後、すぐに惑星から逃げた。だが、いち早く帝国の連中が警戒網をしき、今なお帝国の戦闘機に追われてる。
「修理完了!ハイパージャンプは一回だけなら飛べます!」
「どこにジャンプする!?」
「どこでもいい!適当な場所に飛べ!」
「お前の言葉とは思えないな、ハンター」
「レッカー!奴らはまだ来てるか?!」
「すげー数っすよ!」
敵の戦闘機を落としても数が増え、船のシールドがどんどん削られる。ただでさえボロボロの状態で来たものだから、飛んでいるのが不思議なくらいだ。
「レックス達はもう逃げたか?!」
「全員逃げた!あとは俺達だけだ!」
「座標設定はあとだ!ハイパースペースに入れ!」
「飛ぶぞ!何かに掴まれ!」
俺たちは何とかハイパースペースに逃げ込み、あてのない星に飛ぶことになった…
ーーーーーーー………
「むむむ……!」
時刻1950、レッドウィンター会長室。
「なぜ……なぜおいらがこんなことをしなければいけないのだ〜!!」
レッドウィンターの会長、連河チェリノは苛立っていた。その理由は彼女はレッドウインターの数多くの部活の代表を努め、またレッドウインターの問題解決(主にデモ)に関わっている。その多忙な処理にチェリノの好きなプリンが食べられず、とうとう爆発してしまった。
「なぜいつもより問題が多いのだ?!おいらのやり方がだめなのか?!えぇいこうなったら全員粛清だ粛清!!親衛隊を呼べ!!」
「会長!落ち着いてください!」
チェリノ会長の秘書、佐城トモエはチェリノをなんとか宥め、チェリノは如何にも高級な椅子に座り直す。
「ふぅ…いかんいかん、偉大なおいらがこんなことで取り乱してしまうとは…」
「最近の我がレッドウィンターはデモが多かったですもの…仕方ありません」
レッドウインターはキヴォトスの中では一番にデモが多く、デモが起こるたびにチェリノは失脚し、また書記長に戻る。この繰り返しが殆ど日常となっている。
「…今月だけでデモは何回あった?」
「……23回ですね」
「奴らは暇なのか?!配給や制度もカムラッドを参考にして作ったのに〜!!」
「抑えてください!会長!」
レッドウインターは連日の吹雪でシャーレ等の支援が行き届かないことが多く、特に今月は物資が限られており、レッドウインター生徒全員に行き届いていないことにデモが多発していた。
「…少し外の空気を吸ってくる」
「お供します、会長」
チェリノは苛立つ自分を抑えるべく、外に出た。外は暗く、少し吹雪いて空には月が夜空に輝いていた。
「はぁ…カムラッドに色々教えてもらったのはいいものの、うまくはいかないものだな」
「ですが、そのおかげで会長の支持率もあがったではありませんか?」
「うむ!それはおいらにとって喜ばしいことだ!」
チェリノは夜空を見上げ、白く輝く月に息を吐く。すると、一つの流れ星が見えた。
「おぉ!流れ星だ!流れ星だぞ!」
「はい、会長。ですが少し違うような…?」
「んん〜…?確かに流れ星にしては大きいような…?」
夜空に走る流れ星は消えることはなく、むしろレッドウインターに近づいているように見える。
「こ…こっちに来てないか!?」
「チェリノちゃん!下がって!」
チェルノとトモエは一目散に逃げ出し、流れ星はレッドウインター校舎前に落ちた。落ちた衝撃でチェルノの銅像が壊れ、周りの窓ガラスも壊れていった。
「ごほっごほっ…な、何だこれは?!」
チェルノの目の前に落ちたのは流れ星ではなく、黒い飛行機が落ちていた。見たところ穴がところどころあり、油のようなものも垂れている。
「う……宇宙船か!?初めてみたぞ!!よし!!これをおいらの専用機にしよう!!」
「チェリノちゃん下がって!今親衛隊が来ます!」
「何をする!あれはおいらのだぞ!!」
トモエはすぐに親衛隊をよび、数秒で親衛隊が到着し宇宙船の周りを囲んだ。親衛隊の中には、困惑の声が聞こえる。それ以外にも、宇宙船が落ちた衝撃で他のレッドウインターの生徒たちが起き、周りを囲む。
「離せ〜!おいらのものにするんだ〜!!」
「落ち着いてください!まだ何があるかわからないのですから!!」
チェリノたちが騒いでいる中、宇宙船の脇から扉が開いた。その瞬間親衛隊が銃を構え、全員が警戒した。
ーーーーーーー………
「いてぇ…頭打っちまった…」
「全員生きてるか?」
「まぁ…なんとか生きているかと」
「ねぇみんな!外見て!」
オメガの言葉に全員が外を見たら、吹雪であまり外が見えなかった。だが、雪があるということは、少なからず人が酸素マスク無しで動けるぐらいの状況を俺は理解した。
「テク、船の状況は?」
「お待ちを……ふむ、スタビライザーが破損、ハイパードライブシステムも破損。ほぼ鉄屑に近い状況ですね」
「そんな…何とかならないの?」
「船に積んである予備パーツでなんとかなる部分はあるけど、殆どは1から作り直さないと無理なところが多い。絶望的だね」
「…おい、お客が来てるぞ」
クロスヘアの言葉に全員がまた外を見て、白い制服を来た兵士がこちらに向けて銃を構えているのが見えた。その後方には一際背の小さい子供が何やら騒いでいて、一際背の高い女が必死に止めているのが見える。
「向こうはすでに俺たちを包囲してる。かなりの数だ」
「はっ!俺たちには関係ねぇ!ぶっ潰してやろうぜ!」
「向こうは言葉が通じるかわからないんだぞ、下手に動かないほうがいい」
「ハンター、どうしますか?」
「……」
俺は全員の言葉を聞き、手を顎に当てて考える。船が動かないこの状況で戦闘をすれば、勝てたとしても増援が来れば不利になる。また、外の兵士たちの装備や銃がどんなものがわからない中での戦闘は被害が未知数だ。
「……一度外に出るぞ。テク、先頭に行って通訳をしろ。エコーとオメガは待機。残りは俺についてこい。レッカー、
「なんだよ〜…」
「向こうが俺たちをどう歓迎するのか見ものだな」
「よし、行くぞ」
オメガを除いたハンターたちはヘルメットを装着し、船のハッチを開けて外に出た。
ーーーーーーー………
「出てきたぞ!」
「総員構えろ!」
船から出てきたのは、色とりどりのアーマーを身に着けた人間が4人。全員が見たこともない武器を持っているが、手には持ってはおらず、両手を上げて降りてきた。
「ん…?あの装備、カムラッドに少し似ている…?でも少し違うような…?」
チェリノは4人を見て、シャーレのアッドの装備に似ていることに気づいた。しかし、似ているとはいえ所々独自の改造が施されており、言うなれば似て非なるものに近い。そんなことを考えてると、一人の男がこちらに近づいてきた。その瞬間周囲を囲んでいる親衛隊の警戒心が一層強まった。
「あ〜…僕の言葉がわかるか?こちらには敵意はない。どうか銃を下げてくれないか?」
「そんなこと信じられるか!」
「敵意がないならその武器をこっちに投げろ!」
「ふむ、どうやら言葉は通じるみたいだね」
男が話す言葉は理解できるが、向こうが武器を持っているのは変わらないため、こちら側が武器を下げることはできない。むしろその隙に攻撃される可能性もある。
「えぇい!道を開けろ!」
「か、会長?!」
そんな緊張感の中、一人の子供が前に出できた。周りの子供達に比べて背が低く、白い付け髭を付けている。
「そこのお前!お前がリーダーか?」
「あ…いや、僕は違う」
あまりの強気にテクは驚き、言葉が出せなかった。それにしてもこの子供、中々に肝が座っている。カミーノでオメガと初めて会ったときを思い出す。
「…俺がリーダーだ」
「おぉ!お前がリーダーか!」
目の前の子供は俺を見ても一切怯えることはなく、逆に周りの全員が武器を持って警戒している。
「おいらはレッドウインター会長、連河チェリノだ!お前たちは何者だ?」
「俺はハンター、こいつらは俺の仲間だ。俺たちは戦うつもりでここに来たわけじゃない」
「ふむ、それは見てわかる。だがお前たちが持っているその武器を手放さない限り、我が親衛隊は武器を降ろすことはしないぞ?」
チェリノと名乗る子供は手を上げ、周りの親衛隊とやらも一斉に銃口を向ける。全員が子供とは思えないほどの敵意を放ち、下手をすればこちら側がタダではすまないということが理解できる。
「…わかった。従おう」
「ハンター!正気っスか!?こんな子供に従うんスか?!」
「なっ!誰が子供だ!!おいらは子供じゃないぞ!!」
「レッカー、状況を見ろ。ここまで囲まれてしまったらどうすることもできねぇよ」
「突破は可能だろうね。でも残ってる二人は無事じゃすまないだろうけど」
俺たちは持っている武器をすべてチェリノの目の前に差し出し、近くにいた別の子供がそれを回収した。
「これで全部か?」
「そうだ。これで俺達が敵意がないとこを理解してくれたか?」
「うむ!」
チェリノは胸を張り、誇らしげな顔をする。
「お前たちに聞きたいことが山ほどある!このまま大人しくするなら、客人として扱おう!」
「…わかった。お前に従おう」
「うむ!あ、船はこちらで管理するから勝手な真似はするなよ?」
「おい、あれは俺達の船だ。お前みたいな子供が触れていいものじゃないぞ」
「クロスヘアー、今はこの子に従え。手荒な真似をすれば2人のことがバレる」
「……チッ」
「おい!飯は食えるのか!?」
「うむ!では、おいらに着いてこい!」
チェリノは歩きだし、ハンターたちも後に続く。ふとハンターが船の方を見ると、何人かが船の周りを監視していた。
「ハンター、僕の予想だとこの施設は学校の様です。あの子供がリーダーなら制圧にはそれ程時間はかからないかと」
「ハッ!そんなことより飯が食いたいぜ!腹が減って仕方がねぇ!」
「はぁ…少しは大人になれ、レッカー」
ハンター達はそれぞれに話し、親衛隊に囲まれながら船を後にした。
ーーーーーーー………
「すごいな…見たことないものばかりだ」
「外どころか宇宙から来たんだ。当たり前だろ」
「にしても臭いなぁ…」
チェリノの親衛隊がハンター達の船を調査し、それぞれの感想を述べる。船の損傷は酷く、所々に火花が散っている。
「見た感じ誰もいないな」
「一旦降りて報告するか」
親衛隊は船を降り、それぞれの持ち場に戻った。
「…行ったな」
「…うん」
天井の隠し扉が開き、オメガとエコーが静かに降りた。
「エコー、これからどうするの?」
「ハンター達に連絡する。通信機を取られてないといいが」
「ここも帝国の関係があると思う?」
「わからない…奴らの装備と銃を見る限りではないと思うが」
エコーは船内の端末を見て、不時着した星のデータを探す。しかしデータベースにはなんの記録もなく、帝国が来た痕跡も一切ない。帝国のデータベースにもなければ、共和国もこの星に来た痕跡もないことがわかる。
「どうやら俺達は未知の惑星に来たことになるな」
「帝国はここにはいないの?」
「運がいいことにな。この星の住民は独自の文明で生きてきたようだ」
「…子供しかいなかったよね?」
「あぁ…もしかしたらここだけの可能性もある。テクがいれば多少はわかると思うが」
エコーは腕につけている通信端末をいじり、オメガは自身の部屋に移動する。外を見れば吹雪が収まり、周りは子供達が見回っていた。
「…ん?これは……そんな…ありえない!」
「エコー?」
通信端末をいじっていたエコーがひどく驚き、オメガは彼のもとに寄る。エコーの顔色は悪く、額には汗が流れていた。
「どうしたの?何があったの?」
「あいつは行方不明になったはず…まさか…?!」
「どういうこと?」
「…昔、ある任務についていたトルーパーがいた。だが、任務の途中で行方不明になった。その後もあいつは見つからなかった」
「その人がどうしたの?」
「やつの端末が…どこかからキャッチしたんだ」
「それって…!」
「あぁ…あいつは…この星で生きている」
ーーーーーーー………
「…エコー?」
今回はここまで!レッドウィンターってメインストーリーだとあまり出番が少ないため、サイドストーリーとして新しく作っていきます!
さて、新たな星に墜落した不良分隊は子供しかいない不思議な場所にたどり着いた。その先に見るものは?
アッドのビーコンに届いた通信の意図は…?
では、フォースとともにあらんことを……
本編(原作)だと先生は生徒の足をなめたりする過酷(死刑!)な大人ですが、アッドもそうであるべきでしょうか?
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舐めるべきや
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ん、アッドも過酷するべき
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う〜ん…微妙!
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そこまでしなくても…
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やめなされやめなされ…
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解釈違い
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やっても…変わらないかな?
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なんだったらためてたものをさらけ出せ