おはこんばんにちは部タッ区と申します!
新しく作成しました作品をどうぞよろしくお願いします!
一応この作品は仮面ライダーWと仮面ライダーリバイス、そして五等分の花嫁をリミックスしておりますのでそちらの方ご理解のほどよろしくお願いいたします!
ではどうぞ!
この町の名は風都
この町には日々当たり前のように風が流れ込んでくる
その風は気持ちの良いものもあれば不穏な空気を運んでくることもある。
これは俺が体験したこの町で起きた事件であり、これは俺が仮面ライダーになるきっかけとなった事件でもある
それは今から3日前にさかのぼる…
「今日もいい風が吹いてんなぁ~」
「そうだね、気持ちよくて時間ギリギリだよ~っていけないいけない!私はお仕事行ってくるからハルキも早く学校行きなよ~」
「うぃ」
俺の名は上杉ハルキ
超有名女優である中野一花の息子である
父親というと…
「はぁ…親父は今日も帰ってきてないっと」
親父は昔超有名企業に入っており優秀な人材だったようだが最近何食わぬ顔でその仕事をやめて並行世界?マルチバース?とかよくわからない研究の研究員に早変わりした
その影響かここ数ヶ月まともに家に帰ってきたことが無い
お袋もそのことに多少なりとも不満があるらしく度々連絡を取っているようだった
「って俺もそんな悠長に自分語りしてる時間無かったんだったな学校行かねぇと」
俺は急いで身支度を整えWINDSCALEの帽子を頭に乗せ家のドアを開いた
マンションの一階へエレベーターで降りると自動ドアの先に俺の友人で幼馴染の佐山優香がソワソワした様子で俺を待っているのか辺りを見渡している
「待たせたな優香」
「あ~やっときた!ハルキいっつも時間ギリギリだし、毎回何かと理由つけて学校さぼるから先生直々に来いって言われてる私の身にもなってよ~」
「悪かったって…今日もいい風が吹いてるもんでよく寝てたんだよ」
「そんなのはどうでもいいから早く学校行くよ!」
「うぃ」
優香と俺は高校生であり風都でも有名な俳優女優御用達の高校へ通っておりある程度の学力があれば基本的に学校へ行く必要が無い為、俺はよくそのまま家で寝てしまうのでこのように優香が来る
って言っても学力的には学年1位の首席なんだが…どうやら優香は俺が学校に来ないことが不満らしい
まぁ他にも理由はあるけど…
キーンコーンカーンコーン
俺たちが学校の門をくぐると朝のHR始まりのチャイムが鳴りガタガタと皆が朝の挨拶をするために椅子を引く音がする
その音を聞きながら下駄箱へ向かうとそこには俺らの担任教師である黒居がいかにも怒り心頭と言った顔でこちらを睨んでいる
何を言うか分からなかったが俺は普通に挨拶をした
「うっす…今日はギリギリセーフだろ?」
「遅れてしまってスミマセン…」
すると黒居はどこから取り出したのか分からないが竹刀で俺の頭を全力でぶっ叩いた
「いってぇ~」
小さくなる俺に黒居は激昂した
「お前!学力があるからっていい気になるなよ!佐山が呼ばなかったらどうせまたあの探偵のところに行ってたんだろ!」
怒りに周りが見えなくなってる黒居に俺は転がった帽子を拾い上げホコリを払い被りなおし何も言わずにその場を後にした
「ハルキ…」
教室につくと案の定俺の席には罵詈雑言の落書きとぐしゃぐしゃにされた教科書、そして俺のクラスで育てている花が一輪が置かれており周りはその様子を見てニヤニヤと笑っている
そして恐らくそれを行ったであろう生徒が俺の前に現れ花瓶に入っている水を俺の制服にぶっかけ嘲笑った
「よぉ上杉く~ん、今日も学校これてよかったね~まぁお前の居場所とかここにはないけどなぁ!頭がいいからって調子乗りやがってよ!」
びしょ濡れになった俺をその生徒は突き飛ばした
俺はその場で立ちつくし一刻もこの場所から抜け出す方法を考えていた
するとそこへ優香が割って入ってきた
「ちょっと!またこんなクソみたいなことしてるの⁉そんなことして何になるのよ!」
俺のためにその生徒を注意すると生徒は舌打ちをしながらその場から立ち去っていった
優香は俺を心配し俺の手を引いて教室から出ていった
そう俺はいじめにあっている…
理由は簡単だ天才すぎる上に母親は有名女優、しかもイケメン…こんな奴が業界に出れば他のモブなど俺以下にしかならない…そのためにあいつらは俺をそのストレスのはけ口にしているのだ
無論黒居以外の先公もそいつらと同じだ俺がいじめにあってても何も言わないし親がくればへこへこと頭を下げて何も無いように対応する…あいつらは俺が学校へ行きそこを卒業してからの名誉しか考えていない…だからいじめてようが関係なく学校へ来いと催促してくる
「大丈夫だった?ってそんなわけないか…」
優香は常に俺のことを最優先に考えてくれるいつも何かあれば近くで助けてくれるしつらいことがあればすぐに話を聞いてくれる…本当にこのクソみたいな世界に咲く綺麗な花だと思ってる
「いやいつものことさ…とっとと黒居に頼んでテスト終わらせたら帰るわ」
「そう…分かった…何かまたあったら言ってね!絶対に助けになるから!」
「あぁ…」
そう言うと俺は黒居のいる職員室へ優香を置いて立ち去った
「俺はどうすればいい…」
そう思いながら職員室につき黒居を呼び出す
黒居はびしょ濡れになってる俺を見て自身の担当教室に連れ出した
「お前またいじめにあったのか…」
黒居は先ほどの怒りの表情とは打って変わりとても俺の心配をした教師の顔になっていた
その顔を見て俺はつい弱音が漏れてしまった
「黒居はこんなのが毎日続いたらどうなる…」
「…俺なら風にあたるために外へ出る」
「風か…」
「あぁ…風都の風はいい…いいことや楽しいことは周りに伝えてくれるし悪いことはそのまま吹っ飛ばしてくれる…無理に来いとは俺は言わない…このテストもお前にとっては飯を食うのと同じだろうしな」
優しく語り掛けてくれる黒居に俺はつい感情が溢れそうになるが必死に食いしばりながらペンを進める
黒居は恐らく気づいているだろうが
「終わった…それじゃぁ早退するわ」
「テストなんざ見るまでもないな…悪いなこれぐらいしかできなくて」
「黒居はいいやつだ…」
そう言うと俺は黒居を置いて教室のドアを引き立ち去った
「上杉…」
黒居はハルキの後ろ姿を眺めながら教卓の引き出しからUSBメモリのようなものを取り出す
「お前はこんなクズたちといたらだめだ…君は希望の風なんだから…」
黒居はメモリのボタンを押す
T-REX
静かに上杉の戦いが始まろうとしていた
場所は変わり薄暗い研究室で一人の研究員が不敵な笑みを浮かべ天にあるものを掲げた
「ついに…完成したぞ!別世界のシステム…リバイスシステムを!」
次回もお楽しみに!