最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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原作から離れてってるな…(ワイが物語系書く時によく起こる)


トスカー軍のサイヤ人、シシトー地球に襲来!

「…何?スラッグ一味が?」

 

「急な行動でしたので、ターレス隊長がレズンとラカセイを連れて奴らの尾行をしています。ですが今までとは動きが違います。まるで何かを見つけたかのようにそれはもう一直線に…」

 

「ンダッ!」

 

「現在ギニュー特戦隊のギニュー隊長、メンバーのバータ、グルドがターレス隊長と共に行動をしていまっせい。ジースとリクームはフリーザ様に報告中でっせい」

 

俺に報告をしているのはクラッシャー軍団のメンバーであるアモンド、ダイーズ、カカオだ。彼らはスラッグ一味のルートをギニュー特戦隊と共に割り出している任務を与えているが、ここに来てスラッグ一味に変化が現れた為報告をしに俺の元へ来ている。

 

「ふむ、そうか。連絡ご苦労。ターレス達の宇宙船が停泊するまで本部で休んでいるんだ」

 

「「はっ!」」

 

「ンダッ!」

 

クラッシャー軍団が退出し、俺は息をつく。

 

「急に変わった…ねぇ、フリーザ軍に見つかっても全力で逃げることなく迎撃しながらどこかへ向かっている…出来ればアイツの行き先を先に割り出して待ち伏せ出来れば…」

 

「今まで何度か仕掛けましたが、全部無駄でしたからね」

 

ラゴンが言うがまさにその通り、フリーザとクウラ3人で協力したがその度に惑星クルーザーを変えられ今までのハッキングコードを全て無駄にしてくるパワープレイをしてくる為コチラから手を出しても旨味がなかった。

 

そして今までのように逃げることなくどこかへ向かうスラッグ一味の船に俺は何か悪い予感を感じていた。

 

すると、俺のスカウターに連絡が入る。

 

「誰だ?パークチーか?」

 

『私ですよ、トスカー様』

 

「なんだ、シシトーか。地球にはきちんと着いたか?」

 

『ええ勿論。まぁ今は帰ってきていますが』

 

「じゃあきちんとラディッツにアタックボールを渡せたって事か」

 

『いえ、その逆です。持ってきたアタックボールをラディッツ君に使いました。ラディッツ君の乗ってきたアタックボールも破壊されてしまい彼は瀕死の重症。応急処置を施して現在ラディッツ君と共に最寄りの惑星へ帰還中です』

 

「…そうか」

 

俺は知っている。ラディッツは原作では悟空と共に魔貫光殺砲に貫かれ、そしてピッコロによって息の根を止められてしまうことを。

 

この感じだと、時間的にラディッツがまだギリギリ生き残っていた感じだろう。また原作と少し外れ出してるが…もうここまで来たら少しも多いも関係ないだろうし…とことんやるしかないか…?

 

だが今はそれよりラディッツについてだ。

 

「早速で悪いが、事の顛末を話してくれ」

 

『はっ』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「魔貫光殺砲ーーーー!!」

 

「ぐおおぉぉぁ!」

 

「ぎぎぎ…」

 

ピッコロの放った魔貫光殺砲は、ラディッツと悟空を貫き2人の体のど真ん中に大きな穴が空く。

 

「ぐ…ち……ぢくしょお゛おぉぉ……!!」

 

「………へへ」

 

「はぁ……はぁ……ざ、ざまぁみやがれ…」

 

うつ伏せに倒れたラディッツにピッコロがトドメを刺しに近くへ寄る。

 

「く…くそ…こ、この…俺が…こんなヤツらに…や……やられる…とは…カカロットも…お、己の命を…捨てて…まで…」

 

「バカめ、孫悟空はすぐに生き返る事が出来るんだ」

 

「な…なにっ…!?」

 

「この星にはドラゴンボールというものがある。そいつに頼めばどんな事でも頼めるようになる。死人を生き返らせる事もな…」

 

「くそったれ…だがいい事を聞かせて貰ったぜ…これまでの状況は全て通信されているのさ…俺がやられたと知れば必ずやってくる筈だ…」

 

ラディッツは最後の足掻きと言わんばかりに喋り出す。

 

「貴様らはおろか、ここにいる…人間共をあっという間に、綺麗に掃除しにな…そのなんとかがあれば…俺も生き返れる筈だ…へへ…」

 

「そ…その仲間がやってくるのは……」

 

「たった1年後だ…!今度こそ貴様らの勝てる可能性は0だ……!残りの1年を楽しんで過ごすんだな……」

 

「くっ……!」

 

「あばよ…最後にお前の絶望する顔を見れてせいせいしたぜ……!ごふっ…」

 

「ずあ_____」

 

ピーーーーッ!ガガガガガッ!!!

 

ラディッツにトドメを刺そうとした瞬間突如、ピッコロと悟空は新たに現れた強大な気を…そしてラディッツは急に捉えたスカウターのけたたましい音に反応した。

 

「!?」

 

「な……なんだこのデッケェ気は…!?」

 

「まさか…もう奴らが来たってのか!?おい!」

 

ピッコロがラディッツにそう聞くが等のラディッツは…

 

「な……なんだこの反応は…!?せ…戦闘力3,084…!?ば…馬鹿な…!?ベジータもナッパもこんなに戦闘力は小さくは無い!誰なんだコイツは……!?」

 

ラディッツ自身も知らない人物が来た、更にそのラディッツよりも強いらしい反応なのでピッコロは更に焦り始める。

 

「コイツよりも強いやつを孫悟空無しで俺が相手ってか…冗談キツイぜ……!!」

 

「距離約5,000から急接近…く…来る……!誰だっ…!」

 

ラディッツと悟空は魔貫光殺砲によって消えかかっている命を気合いでどうにか繋ぎ止めやってくる人物を確認する。

 

「……お〜?なんか凄い暴れたねぇ」

 

やって来たのは、ラディッツと同じような戦闘服を着た女性だった。ボサボサの手入れのされていない髪に吊り目に面と向かってもハッキリわかる程の濃い隈。そして何よりしっぽが生えている。サイヤ人だ。

 

「お…俺と同じ…サイヤ人……だと!?」

 

「ん〜?あ〜君がパークチーの言ってたラディッツ君ねぇ…そしてあっちに倒れてるのが弟のカカロット…あとは…ナメック星人…?」

 

「お…お前…パークチーさんを知っているのか!?」

 

「知ってるも何も、私はトスカー軍でパークチーと同僚だからねぇ…まぁ今はとにかく…」

 

その女サイヤ人はピッコロを視界に捉えた。

 

「君がぁ…ラディッツ君とその弟をこんな目にあわしたのかな?かな?まぁ訪問者の私たちが原住民に反撃を受けることなんざ珍しくないけどさ?」

 

「……そうだと言ったらどうする?」

 

女サイヤ人は小さく笑い、おどけたような仕草で言った。

 

「そりゃ助けるに決まってるじゃ〜ん、運がいいよ〜彼らは」

 

「なんだと!?」

 

「本来なら、ラディッツ君の忘れ物届けてあとは頑張ってね〜でサヨナラする予定だったし…出先の星で命を落とすことなんざサイヤ人にとっては日常だった…もう少し着くのが早ければそのまま後は任せて放置だった。でもね…」

 

女サイヤ人は戦闘態勢に入る。

 

「目の前で死にかけてる仲間を見殺しにする程落ちてもないし?それにこう見えても、私もサイヤ人だからさ?エリートでも戦闘力がカスの私でもサイヤ人の血が騒ぐ…!闘いたい……!でも無駄な殺生は今はするつもりないからどいてね?あとそこから離れてちょうだい?ラディッツ君に一応応急処置して助けないとね」

 

そう言いながらラディッツに近づいてくる女サイヤ人に、命懸けで仕留めたラディッツを生かさせようとするなんてさせるものかとピッコロは抵抗した。

 

「ほざけーーっ!!!」

 

ピッコロは片腕でどうにか止めようとするが女サイヤ人は最小限の動きで回避した。

 

「んもー邪魔だなぁ、ハードポッパーーー!!」

 

「!?ぐおおぉぁぁぁ!?」

 

ピッコロは女サイヤ人のエネルギー弾の技をもろに受けてしまい、地面に倒れ伏す事になった。

 

「あ゛ぁ…疲れる…またトスカー様に少しは運動しろって言われちゃうなぁ…」

 

そうぼやきながらラディッツを抱える女サイヤ人は次に悟空を抱えようとする。

 

「じゃあカカロット、お兄ちゃんと共同作業してたみたいだし、一旦私達のところのメディカルルームへ…」

 

「い…いや、待て…オラは…そんな名前じゃ…ねぇ…孫悟…空……だ…!オメェら…と……一緒じゃ…ねぇ…ぞ!!」

 

その言葉に女サイヤ人は目を見開くが、すぐに理解したのか踵を返した。

 

「……あぁ、成程…そういう事ね。道理であのナメック星人1人の戦闘力でサイヤ人2人を圧倒したのか?という疑問が解けたわ。あなたとナメック星人がラディッツ君を攻撃してたのね?」

 

「す…すまねぇ…カ……カロットの…野郎……記憶がなく……なってやがったんだ…」

 

「余り喋らない方が延命できるわよ?」

 

「オラは…この星の……地球人、孫悟空…だ!早く…帰れ!」

 

「……シシトー、私の名前よ。じゃあね孫悟空…いや、カカロット?あなたがもし、これまでやラディッツ君と戦った時のどれかで1度でも戦闘が楽しみだと思っていたのなら…血は争えないわよ?」

 

そう言い残し、ラディッツを連れて女サイヤ人…シシトーは飛んで遠くへ行った。

 

「な…なによぉ!?あれ!?」

 

「でも遠ざかってる!……!?おい!誰かいるっ!あそこだ!!!」

 

「み…みんな倒れてる!悟空も!ピッコロも!!」

 

「い……いったい…何が…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはラディッツと悟空達の戦闘地点から離れた場所…そこにはアタックボールが2つあった。

 

その近くでラディッツはアタックボールに搭載されている応急キットを使って治療されていた。自分が乗ってきたアタックボールは悟飯によって破壊されてしまったので使えなくなってしまったのだ。

 

「ま…まさか俺達以外にサイヤ人…の生き残…りが居たなんて…パークチーさんはなんで黙って…」

 

「それは向こう着いてから、全く…体にデカイ穴開けちゃって…ベグル星人にでもなりたいの?」

 

「い…いつか、アイツらにリベンジしてやる……!1年後に…ナッパやベジータも来るんだ……俺も…!」

 

そして応急処置が完了した後、本来ならばカカロットが乗る筈であったアタックボールにラディッツを乗せ、最寄りのトスカー軍、若しくはフリーザ、クウラ軍の惑星に向かって出発した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『……という訳です。』

 

「…………ちょっと待て、シシトー。ラディッツは、ベジータ達に通信を繋げていたんだよな?」

 

『はい?応急処置時にそう聞きましたけど…』

 

「ラディッツは遥か宇宙の先にいるベジータ達に向かって(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)通信をしたんだな?」

 

『え…えぇそれが何か…』

 

……ちっくしょう!!!やられた!!!!これはまずいことになった!!!

 

「シシトー!惑星に着き次第連絡を寄越せ!迎えに行く!」

 

『ちょっ!?トスカーさm_________』

 

「どうかされましたかな?」

 

「ラゴン!今送られてきたスラッグ一味が向かっている方向はどっちだ!?」

 

「えぇ…イート星群連合を突き進みながら進んでいますので…ここから西側ですかな」

 

「今のシシトーの連絡の座標は分かるか?」

 

「おまかせを、お前達!」

 

ラゴンが指示をしている間、俺はすぐにパークチーに連絡を取る。向こうでは地球のドラゴンボールを使って不老不死になろうとベジータ達は画策している頃だろう。

 

「出ましたトスカー様。こちらです」

 

俺はラゴンから手渡された資料を見て確信する。そして通信が入りパークチーのスカウターへと繋がった。

 

「パークチー!!聞こえるか!?」

 

『……どうかされましたか、トスカー様』

 

「今ベジータ達と一緒か!?」

 

『えぇ、それが?』

 

「大至急ベジータ達と今すぐ地球へ行き可能ならば現地の者たちに協力を仰げ!!スラッグ一味の行き先がわかった!奴らスカウターの通信を傍受していた!行き先は……地球だ!!!!!!」




ベジータ達の次の仕事先での第一印象を最悪にしてったラディッツ君さぁ…罰として生かしてやるか

ハードポッパー→シシトーの技。地面や壁を跳ねるエネルギー弾。主に地上戦で使う。

ベグル星人→オリジナル。多分今後登場しないだろう。身体の真ん中に穴が空いてる種族。ベグル→ベーグル

イート星群連合→オリジナル。ある星々が同盟関係を繋いだ時についた名前。イート→eat
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