最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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バイトバックれやがったアイツぜってぇ許さねぇ…おかげでこんなにもかかっちまったじゃねぇか…


地球絶望!スラッグの若返り!

ベジータ達がスラッグの宇宙船に着いた頃と同時刻のピッコロ達の場面、現れたサイバイマン達を相手取っておりもうすぐ決着がつきそうだった。

 

「はぁぁーー!!」

 

「ギャギャーーー!」

 

最後のサイバイマンにクリリンがトドメを刺す。

 

「これで最後か?」

 

「そのようだな」

 

「よし、早く行くぞ!サイヤ人共の後を追わなければ!」

 

「さっきのデカイ地震もサイヤ人達が暴れ始めたのかもしれないしな!」

 

ピッコロ達はサイヤ人達が飛んで行った方向に向かって飛んでいく。遠目だが見えてきたのは街に大きな宇宙船が落ちている所だった。

 

「なぁピッコロ、あれサイヤ人達の宇宙船じゃねぇよな?」

 

「あぁ…全然違う!ラディッツはあんな宇宙船に乗ってきてはいなかった!まさか…奴らの言ってた事は本当だとでも言うのか!?」

 

すると、街の方からアーマーを着た2人組がやってくる。

 

「何だコイツらは」

 

「予想するに、地球での実力者だろうな」

 

やってきたのはゼエウンとアンギラ。サイヤ人達をドロダボとメダマッチャに任せドラゴンボールを探しに来たのだ。

 

「アイツは…魔族か。それもスラッグ様と同じタイプの」

 

「まぁ今はコイツらの相手はする必要はない。俺達は早くスラッグ様に言われた星が入った球を探さなければ」

 

「こ、コイツらドラゴンボールの事を知ってる!」

 

つい声を出してしまったクリリンにアンギラ達は目をつけた。

 

「ほう、あれはドラゴンボールというのか。チビ、何処にあるか分かるか?分からなければ殺す」

 

「し、知るか!」

 

「シラを切る気か、おいアンギラ。コイツらは俺にやらせろ」

 

「別にいいがきちんと聞き出せよ?じゃあまた別れるかゼエウン」

 

「おう」

 

そんな会話をしながらアンギラはその場から離れてどこかへ飛び去って行く。

 

「さて、大人しく言えば死ななくて済むかもしれんぞ?」

 

ゼエウンがクリリンに近づいて来るが、その間にピッコロが割り込んできた。

 

「何をしているつもりだ?」

 

「へっ、悪いがアレは先約があるらしいんでな。教える訳にもいかんのさ」

 

「お、お前達なんかに使わせるもんか!」

 

「そうか、ならば纏めて死ねぃ!!」

 

「させんぞ!太陽拳!!」

 

ゼエウンが一気に距離を詰めて来るが、天津飯の太陽拳によって少しだけ目眩しをさせた。その隙に全員がゼエウンから距離を取る。

 

「まともに食らったら目がやられていたが…今はこのアーマーに助けられたな…」

 

「…お前ら!別れて行動するぞ!もう1人の方は今追いかけても間に合わん!あの宇宙船へ行きどうなっているのか見てこい!」

 

「なら俺が行ってくるぜ!どうやらコイツの相手は俺には荷が重すぎるだろうしな!」

 

ヤムチャがそう立候補した。その後に天津飯と餃子もついて行くと決めた。

 

「待て、お前だけだと不安だ。俺と餃子も行こう」

 

「うん、天さんを手伝う」

 

「じゃあ、俺と悟飯とピッコロはコイツを相手か…」

 

「皆さん!どうか無事でいて下さいね!」

 

悟飯の言葉にヤムチャがサムズアップで応えてそのまま大型宇宙船に向かって行ったヤムチャ達、だがゼエウンが後を追おうとする。

 

「待て!」

 

「おっと、お前の相手は俺達だ」

 

ゼエウンが逃がさないように追いかけようとするがピッコロがまたしても邪魔をする。

 

「おのれ…!」

 

「行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピッコロ達がゼエウンと交戦を始めた頃…

 

カメハウスでブルマ達はサイヤ人、そして自分達が知らぬスラッグ一味がやってきた事をテレビで知り慌ててドラゴンボールを揃え神龍を呼び出そうとするが…

 

「あーーー!どうすんのよ!このままじゃ孫くんが生き返らないじゃない!地球の終わりよーーー!」

 

「ま、待て!確かここら辺に1つあったかもしれん!手分けして探すのじゃ!」

 

運悪く、ナッパのジャイアントストームによって大きな地震が発生し、球がバラけて幾つかのドラゴンボールが波によってさらわれてしまったのだ。

 

ブルマ、亀仙人、ウーロンはそれぞれで探すがもう既に遠くへ流されてしまったのか見つかったのはたまたま近くに残っていた四星球だけだった。

 

「ド…ドラゴンレーダーを使って探しに行かなきゃ!」

 

ここで右往左往してても何も始まらないと思ったブルマはカメハウスに置いていたドラゴンレーダーを取りに戻る。だが…

 

「おい、そこのチビ。お前は今何を持っている?」

 

そこにアンギラがやってきてしまった。

 

「ひ、ひえぇぇぇ!」

 

「おっとそれを持って逃げるなよ?」

 

ドラゴンボールを持って立ちすくんでしまったウーロンにアンギラは自身の手を伸ばしドラゴンボールを回収した。

 

「この特徴からして…これで間違いない筈だ!後6つある筈だが…おい、何処かに隠している訳では無いだろうな?」

 

「そ、そそそんなもん何個も持ってねぇよ!用が済んだならさっさと帰ってくれぇ!」

 

「チッ…まぁいい、あばよ!!」

 

ウーロンを投げ飛ばしさっさとスラッグの元へ戻るアンギラ、完全に去ったのを感じ取ったのかブルマがカメハウスからひょっこりと顔を出す。

 

「………行った?」

 

「お、俺を囮にしやがったな!」

 

「……だが、どうする?奴にドラゴンボールを奪われてしまっては悟空の復活など不可能じゃ…わしでも奴に勝てるかどうか…」

 

「で、でも!何とかしないと……!」

 

ブルマ達は他の作戦を考える為に頭を悩ませ始めた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、惑星クルーザー内部ではドラゴンボールの解析、そしてレーダーの作成が行われていた。

 

「ふっふっふっ……もうすぐ…もうすぐじゃ…もうすぐであの忌々しいフリーザ一族を消し去り儂が全宇宙を支配できるようになる!」

 

「ですがスラッグ様、あの地球にいたフリーザ軍のもの達が援軍を呼ぶ可能性がある筈ですが…」

 

「ふっふっふっ…そんな連絡、送れる筈が無いだろう。そうならんように通信や念波を妨害する装置があるのだ」

 

スラッグはあの時何処からともなく現れた男女2人組の者達について思い出していた。

 

「これを使うよう言ってきたあの女(・・・)は中々使えたわい。この装置は勿論、ナメック星人の詳しい特性等を教えたのだからな。儂に提案をするなんぞ殺してやろうかと思ったが…使えるのなら話は別、儂が頂点に君臨すれば特別に部下として置いといてやるとするか」

 

「ですが傍にいた男も中々の強者だと思いますよ?我々に与すると思いますかね?」

 

「その時は殺すだけよ」

 

そんな風に、現在上機嫌である程度の話をする事を許していたスラッグに更に吉報がやってきた。

 

ドラゴンレーダーが完成したのだ。

 

「おぉ…おお!!これが…!さぁアンギラよ、コイツを使いドラゴンボールを見つけてくるのだ!半日…いや1時間以内でじゃ!」

 

アンギラは了解ですといい、部下を従え1時間でドラゴンボールを探して来た。

 

スラッグは興奮冷め止まぬ様子でドラゴンボール並べ呪文を唱え始める。

 

「出でよ神龍!そして願いを叶えたまえーー!」

 

空が暗く染まり、ドラゴンボールから光を纏いそこから出てきたのは緑色の龍であった。

 

「さぁ、願いを言え。どんな願いも一つだけ叶えてやろう…」

 

その場にいる全員によく聞こえるような声が響く。スラッグは笑みを浮かべながら言い放った。

 

「儂に若さを永遠に下され!最もパワーに溢れていた頃に若返らせて欲しいのじゃーーー!」

 

「…………承知した…」

 

神龍の目が光り、スラッグに妖しいオーラが包まれる。

 

「おぉ……おおおおお…………!!」

 

そして、ヨボヨボだった肌が皺が無くなり、肌に張りができ始め、歯が生え、肉付きが良くなっていく。

 

そして、神龍が消えドラゴンボールが空へ飛びそして別れ始めた。

 

「ふ……ふふふははは……!」

 

「スラッグ様…?」

 

「戻った!戻ったぞ!!!俺にとびきりの若さが戻ったぞーーーー!!」

 

「これで俺は年老いて死を恐れる事もない!ふはははは!!!!!」

 

スラッグ兵達は若返ったスラッグに拍手する。スラッグはそんな兵士達の拍手を止めさせ、宣言した。

 

「今ここに!俺が若返りこの俺に敵うものはいない!俺が若返った記念としてまず手始めに!この星地球を!我らの新たな惑星クルーザーに改造するのだ!」

 

スラッグがそう言うと宇宙船の一部が飛び去り、地球全体を覆う黒雲を発生させた。更に宇宙船から太い管のような物が地球に刺さっていく。

 

玉座についたスラッグは自身の手からエネルギー弾を発生させて巧みにコントロールし始めた。

 

「若さとは素晴らしいものだ!ふはははははは!!!」

 

地球がスラッグによって惑星クルーザーに改造され尽くされるのも時間の問題となった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し戻ってサイヤ人来襲前…悟空は元気玉の修行を行っていた。

 

サイヤ人達が間近に迫っており、悟空は自分を生き返らせるよう界王を通じて亀仙人に伝えようとした。

 

『じっちゃん……亀仙人のじっちゃん……悟空だ…オラの声聞こえるか……?』

 

悟空は心の中で亀仙人に伝わるようそう言った。

 

だが…いつまで経っても返事が返ってこない。

 

「界王さま、これホントに伝わってるんか?」

 

「うぅ〜む…何故じゃろうな…本当ならば心の中で会話が出来とる筈なんじゃがのう…」

 

本来ならばここで界王を通じて悟空の復活をドラゴンボールに頼み、悟空は生き返る筈だった。

 

だが、何故か悟空の声は亀仙人に届かず地球は予定よりも早くやってくるサイヤ人に不意を取られ、そのままスラッグ一味の侵入を許す事になってしまう。

 

この通信が出来ない状況は、パークチーのスカウターの通信が繋がらないのと同じであった。まるで何者かに通信を妨害されているかのように…地球の範囲のみ通信が出来なくなっていたのだ。

 

「ど、どうすんだよ界王さま!このままじゃみんなサイヤ人に殺されちまう!!」

 

「うーむ…うーーーむ……」

 

界王は唸るが何もいいアイデアが浮かび上がらない。このままでは地球の戦士達は悟空が着く前に全滅だ。

 

「…………………………あ!!そうだ!!占いババだ!!」

 

その時悟空は思い出した。自分の育て親たる孫悟飯と戦ったあの日を。

 

「地球に占いババっちゅう婆ちゃんがいてさ!一日だけあの世とこの世を渡らせてくれるんだ!それでオラが一日だけ向こうでやっつけちまってあとからドラゴンボールで生き返ればいいんだ!!!」

 

「ふむ…なるほどな。今の状況を伝えられぬのならこちらから行った方がいいかもしれぬ。孫悟空よ、では急ぐのだ」

 

「ありがとな界王さま!!よーーし!待ってろよみんな!今行くからな!!」

 

悟空は蛇の道を戻って閻魔の元へ向かう。スラッグとフリーザ一族の戦争の地となってしまった地球へ…




最近のブームとしてな、ドラゴンボールファイターズのクウラのBGM聴きながら書いてる。アレテンション上がりまくるんだわ。神だろあの曲。
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