最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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筆が乗ったので、後普段はこんなに早くはないんです。


第2子誕生と初仕事

クウラ…か。おぉう…あのフリーザより残忍なアイツが産まれちまった…

 

「ははは、クウラ…ね。よぉクウラ〜お前の兄貴だぞ〜?」

 

ひぃ〜こいつうんともすんとも言わねぇ…冷酷さはこの時からでも健在ってか?

 

「うーむ、お前みたいに泣き出さぬな。可愛げがないヤツだ」

 

「ですが父さん、クウラはこの時から泣かないという事は結構大物になる可能性もあるかもしれないよ?」

 

「そうか?」

 

「俺たち一族で産まれた時から唯一泣かなかった子だからどこまでも強くなるかもしれないよ?」

 

「おぉ確かに!」

 

ちょろいな、一族の事になると賢いのやら親バカなのか…

 

 

とにかく、今はクウラが産まれてきたという事はだ。他の劇場版のキャラクターも存在するって証明になっちまった…

 

全員いるかはまだ分からないが、ターレスやスラッグ、ブロリーや…クウラと言ったらビックゲテスターも存在するかもしれないな

 

他にもDr.ウイローとかジャネンバとかいるだろうが、今の所地球に用もないし、考えなくていいだろう。

 

…それにしてもクウラと、後に産まれてくるであろうフリーザ…彼ら仲が悪い感じだったからなぁ…

 

俺自身、全宇宙仲良しこよしなんて大層な願いとかないけど、せめて家族内でなら円満な生活にはしたいなぁ…

 

父さんの仕事を手伝いながら、空いてる時間はクウラに構うか…俺はそう心に決めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてそんなクウラとも暫しのお別れ、俺は宇宙船に乗り初めての地上げ屋の仕事を行おうとしていた。

 

「トスカー様、あちらが今回のターゲットである惑星ソープでございます」

 

「そうか、具体的に地上げ屋とは何をすればいい?」

 

「ざっくりと申し上げますと、殲滅か制圧のどちらかですね。今回は制圧の方です。先住民を殺してもいいですが、絶滅まで追い込まなくてもいいです。そして殲滅も制圧もどちらも共通するのが、あまり星や建物を傷つけない。でないと星の価値が下がってしまいますので」

 

「成程…」

 

俺の教育係のラゴンがそう言ってくる。そーなのかー、一族の伝統芸である綺麗な花火とか、原作でやってたナッパのクンッとか今見るとあれ地上げ屋としては減点な行動だったんだなぁ…

 

…ん?それじゃあアタックボールで侵略するとなると必ず星に穴が出来ちゃうなぁ、今度そこら辺について聞いてみるか

 

「ではトスカー様、アタックボールの方へ____」

 

「いや、このまま本拠地へ行くぞ」

 

「へぇ?」

 

「聞こえなかったか?この宇宙船のまま奴らの本拠地へ向かうんだ」

 

「…は?…はっ!はいっ!只今!」

 

「ト、トスカー様!何をお考えに!?」

 

「ラゴン、要は星を傷つけなければいいのだろう?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日、我が惑星ソープは今日という日が最悪だと感じた。

 

コルド軍の宇宙船が降りてきたのだ。遠くではなく、我らの首都の王の城の前に堂々と。

 

そこから降りてきたのは首魁のコルド…ではなく、小さいコルドのような奴だった。

 

「…は?」

 

我の信頼出来る部下が隣で間抜けな声を出す。我だって出そうになったが、あのチビの姿は全く可愛いなんてもんじゃない。寧ろ禍々しいオーラを放っていた。

 

「あーあー、どうもー俺の名前はトスカー。父さん…コルド大王の息子ですー」

 

その言葉で都市がざわつき始める。あの恐怖のコルドの倅だ、小さくても恐ろしく強いに違いない。

 

…いや、まだ小さいから脅威ではないのではないか?今ここで奴を始末、もしくは人質にすれば…

 

「面倒くさいので単刀直入に言います。降伏し、星を我々に渡しなさい。そうすれば悪いようにはしませんよ?」

 

ニコニコと笑いながらそう言う。はいそうですかと星を渡せるものでは無い。我はすぐに周りの兵に号令をかけた

 

「かかれぇーー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

周りからわらわらと人が集まってくる。まぁ出来たら楽って感じだったからこうなるのは予想出来た。

 

俺は手にエネルギーを集め、放とうとする。そうすれば、周りの奴らは一気に死_____死ぬ?殺す…?誰が?俺が?誰を?ここにいる奴らを?

 

そんな考えが出てきてしまい、つい無意識に手を抜いて気弾を放ってしまった。中途半端に込められた力のせいで、モロに受けた兵士達は痛みにのたうち回る。きちんと作られた気弾なら彼らは即死して地獄を味わわずに済んだが、今は死ぬに死ねない者が床のあちこちにいる為ここが地獄と言わんばかりの惨状になってしまった

 

 

 

 

おいおいおい…俺は今人を殺めようとしたのか?なのになんで……罪悪感とかが湧かないんだ?

 

これは、今は最凶の一族となってしまったが故の悪の心というものか…?俺は人の心とかがなくなってしまったのか?

 

……いや、今こうして止まれているんだ。数十年後とかは自信はないが、割り切るしかないな…

 

俺は意を決してのたうち回っていたたまたま足元にいた1人の胸をデスビームで貫いた。

 

特に感じる事はない、だがこれでいいと感じてしまっている自分がいる。そのままある種の作業のように一人一人確実に息の根を止めていく。

 

その作業が楽しくて楽しくて、そこで自分が変だと気がついて止めた。これは不味い。この感覚を完全に受けいれてしまってはダメだ。気づけば目の前にいた王は跪いて降伏をしていた。

 

その後の事は余り覚えてない。星をほぼ無傷で制圧してお手柄だとか予想以上に残った星の住民で人手が増えたりだが残しすぎだとか言われたが身に入ってこなかった。

 

俺はほぼ無意識にクウラを構いに行った。今他の軍の奴らとかにこの姿を見せる訳にはいかない。父さんの前でも情けない所を見せたら何言われるかもわかったもんではない。

 

「はぁーーーっ…お前はいいよなぁ、そんな無情でいられて。俺はお前が羨ましいよ。せめてその心を少し貰えたらなぁ…」

 

そんな俺の愚痴をクウラはいつもの冷たい目線を俺に向けながらじっと俺を見ていた。




惑星ソープ→石鹸

ラゴン→ドラゴンフルーツ
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