最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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話の場面転換時に空きが多いのちょっとなぁ〜って思う時があってページ分けとかしたいけどどれがどのコマンドか覚えてないから結局空きを多くして場面転換するっていう。


Z ナメック星編
ナメック星までの修行


『はい終了してー、今日はここまでだよー』

 

トスカーの声がマイク越しにトレーニングルームに聞こえ、クリリンと悟飯は倒れ込んだ。

 

「おいおい、コイツらホントにあのスラッグ相手に生き残ったのかぁ?手応えがねぇぞ?」

 

ドドリアがクリリンと悟飯を担いでトレーニングルームから出てきた。

 

「…ふむ、トスカー兄さんが何故私にも薦めてきたのかが分かります。あの"キ"という技術、我々が身につければ蟻の子1人逃がすこともなくなるだろうしねぇ…」

 

フリーザは自分のスカウターを外して言う。

 

「そうすれば、スカウターを生産するコストが格段に減る。個人で技術さえ身につければいいからその分他に費用を回せる…フフフ…確かに、あの地球人をここに乗せて正解だったかもしれないね…」

 

フリーザがまたビジネスの思考に入っていったので俺は多分最も精神ダメージを受けてるチチさんを心配する事にした。

 

「チチさーん?おーい、チチさんやーーい?」

 

目の前で手を振ってみるが真顔のまま応答がない。そのまま背中から倒れていくので慌てて支えた。

 

「気絶してる…そりゃ我が子を部屋越しから見てるだけだから耐えられんか…」

 

一応、部屋まで運んでおくかと、俺はチチさんを割り振られた部屋へ、悟飯達を担いだドドリアはメディカルルー厶まで彼らを運ぶことにした。

 

「えぇ!?そ、孫くん!!?」

 

「よぉ……久しぶりだな」

 

「…ターレスか、元気そうだな」

 

「ふっ、地球で育ったカカロットの息子の面を間近で見ようと思ってな」

 

途中、ターレスと出会ったので少し話していく事にした。

 

ターレスはドドリアに指をクイクイと煽るように曲げた。ドドリアは悟飯をターレスに向かって投げ、ターレスはきちんと受け止めた。

 

「ほう…ガキの癖に対した奴だ…立派なシッポも持ってやがる」

 

「ん……んぅ…?……お…父さん……?」

 

「…………あ……あれ…?ご、悟空…さ?…オラ、天国に……来ちまった……だか?」

 

「おっと、早速母子で目が覚めたか。ガキは回復も早い…有望だな」

 

「…お父さん…じゃない!?」

 

「ご…悟空さそっくりだ!?」

 

「おっと…そう驚くな…俺の名はターレス。カカロットとは赤の他人だ」

 

「そ…そうなんです…か?生き別れの兄弟…とかじゃ?」

 

「それはラディッツだ。俺たち下級戦士は顔のタイプが少ないからな。カカロットと似てるサイヤ人なんて他にも居た」

 

「へへ…そうなのか…そう聞くと、ホントに悟空ってサイヤ人なんだって思っちまうな…」

 

「起きてんなら自分で歩け…ったく」

 

途中でクリリンも目を覚ましたので、ドドリアはクリリンを乱暴に降ろしてどこかへ行った。

 

ターレスも悟飯を降ろしてクリリン達に言った。

 

「兎に角、お前達がここで過ごす間、俺はお前達を歓迎するぜ?仲良くしようや……」

 

悪どく笑うターレスに悟飯達は微妙な顔をした。まぁ知った顔があんな顔すればそんな表情にもなるか。

 

ターレスが去り、クリリン達は息を吐いた。

 

「あぁ見えて俺の特殊部隊の隊長だからな、この船のメンバーの中では別格で強いぞ。俺達兄弟を除いてな」

 

「ど…どれくらい…?」

 

「お前達の戦闘力が1,000だとしよう。アイツは平気で100,000を越している。それくらいの差があるんだ今のお前達は。少なくとも2人で幹部連中と張り合えるくらいには強くなってもらうからな。因みに、幹部連中も平気で10,000を越す。うちのパークチーもな」

 

「敵対しなくて良かったって心の底から思うわ……」

 

「は…はは…もう笑うしかねぇや…」

 

「こんな事になると知ってたら、悟飯ちゃんを絶対止めてたべ…」

 

今になって後悔しても遅い。もう船は出発した。後はナメック星までとことん修行だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だだだだだだ!!!!」

 

「甘い!!」

 

「かめはめ…!!」

 

「おっと!!もうその手には乗らねぇぜ!!」

 

ナメック星に向かって出発しもう10日程経過した。悟飯とクリリンは現在ザーボンとドドリアを相手に2対2の組手を行っていた。

 

悟飯がザーボンとドドリアの攻撃を受け止め、その間にクリリンが気を貯め始める。そこに気が付いたドドリアがクリリンの邪魔をするべく向かい、1対1でお互い戦い合う。

 

始めた頃は酷かった。何せ当てる攻撃全てが無傷で逆に当たる攻撃全てが一発で意識が飛ぶ程の威力だ。そこから悟飯達は死に物狂いで食らいつき、今ではこれ程までの成長を遂げた。

 

チチも、最初はボロボロになる悟飯を見て気絶したが、終わってから文句も言わず勉強をする悟飯を見て、そして自分も慣れなければと耐え、何も言わずに見守るようになった。

 

『終了です!!』

 

彼らの審判をしていたシシトーからストップの声がかかる。悟飯達はお互いに戦闘態勢を解き部屋から出ていく。

 

「ありがとうございました!」

 

「早く行きな、お前の親がうるさいぞ?」

 

「はい!」

 

悟飯がお礼を言って去っていく。その後ろ姿をザーボン達は見つめていた。

 

「ドドリア、今のアイツらの実力をどう見る?」

 

「どう見るったって、2対1でようやくキュイとまともに相手出来るって位じゃねぇか?」

 

「あぁ、更に付け加えると殆どあのガキの実力でだ。あのガキはサイヤ人の子供だ…私と1:1で殴り合った時本当に、ほんのたまにだが、あのガキの攻撃に対処出来ない時があった」

 

「そりゃすげぇな」

 

「かと言って地球人の方も油断ならん。いつの間にか隙をついた大技を当てようとしてくるからな。もし初見だったと思うと震えが止まらん」

 

「あぁ、おかげで組手する時はアイツの存在に気をつけながら戦っちまうからな…」

 

「我々もうかうかしてられんぞ、抜かされるかもしれないからな」

 

「じゃあ…次のトレーニングはギニュー特戦隊にでもやらせてみるか?」

 

「そうだな。フリーザ様にそう申してみるか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に数日後……

 

「みん!」

 

「な!」

 

「そ!」

 

「ろっ!」

 

「て!」

 

「「「「「ギニュー特戦隊!!!」」」」」

 

お決まりの決め台詞とポーズを決めたトレーニングルームで何処からか冷たい風が吹いてきた。

 

「ありゃぁ数年後には確実に黒歴史だ…悟飯もあぁはならないよな…って…悟飯?」

 

「わぁ…」

 

クリリンがそう呟き、悟飯にも聞こうとするが、悟飯からの反応が無く、見てみると一目で悟飯がギニュー特戦隊に魅入られてるのがわかった。

 

『や、ヤバい!!このままじゃ悟飯の教育にも悪い!!チチさんや悟空に俺がドヤされかねないぞ!』

 

「と、兎に角!今回はよろしくお願いします!!早速始めましょうか!!」

 

クリリンがポーズをやめさせ早くトレーニングに意識を向けさせようと発言したが、ギニュー達の反応は宜しくなかった。

 

「う〜む…俺達のファイティングポーズを見てコメントも無し…か。そこのサイヤ人のガキ!」

 

「は、はい!」

 

「我々ギニュー特戦隊のスペシャルファイティングポーズはどうだった?」

 

「えっと…かっこよかったです!本当に!!」

 

お世辞でもない本心からの感想にギニュー達は大喜び。トレーニングの事など後回しで喜んでいた。

 

「ハッハッハ!!流石ギニュー隊長のファイティングポーズだぜ!ガキにも好評だ!!」

 

「ふははは!!どうだぁサウザー!!!やはり俺のファイティングポーズの方が優れているのだ!!」

 

「くぅ〜…このポーズを更に完成させるまで長かった…」

 

「おいおい泣くなよグルド!まだまだこのポーズは完成じゃないんだぜ?」

 

「そうだなぁ!まだまだ俺達のポーズは進化し続けるんだ!」

 

「よぉし!お前達!!我らのポーズを気に入った同胞に敬意を評して更に素晴らしいファイティングポーズを披露するぞ!!」

 

「「「「おぉーーーー!!」」」」

 

『やぁめろぉぉぉぉぉぉぉ!!!!お願いだからやめてくれぇぇぇぇぇぇぇ!!!!』

 

クリリンの心からの叫びは届かず、ファイティングポーズを取り続けるギニュー特戦隊であった………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、地球を出発し、既に4週間は経過していた。

 

フリーザの個室にて、トスカーとフリーザがオセロをしながら話し合っていた。

 

「もうすぐで、ナメック星に着きますが…どうですかトスカー兄さん?クウラ兄さんの状況は?」

 

「こういうのって俺が専門だからアイツ説得に四苦八苦して余り上手くいってないな。一応クウラ達の方にいたピーマとパプリをメインにナメック星人の村を保護してるが…」

 

「状況は宜しくないね…ボク達はあと3日程で、スラッグが乗ったアタックボールは明日中には着くから厳しい戦いになりそうだね」

 

「せめて同化されてない事を祈るばかりだな」

 

「そうだね、それとドラゴンボールの件ですが…」

 

「うん」

 

「……今回は彼らに譲りますよ」

 

「そうか…ゴメンな」

 

「まぁ、その代わりですが彼らもスラッグ討伐に使わせて頂きますがね…ドラゴンボール、地球にもあると言ってましたね?そっちを使わせて貰います」

 

「それ復活させる為に地球人達は来たって俺ちゃんと言ってなかったっけか?まぁいいか、あと討伐の際一回彼らは俺と行動してもらう。連れて行きたい場所もあるしな」

 

「まぁいいですよ、はい端っこ頂きますね」

 

「げっ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日…ナメック星

 

「ようやく向こうが折れたか?」

 

「はいっす〜…意外と頑固でしたっす…」

 

肩ほどまである髪を結んだサイヤ人であるピーマがくたびれながらクウラの宇宙船へと帰ってきた。

 

「ほう?それで、奴らはこれからどうするつもりだ?」

 

クウラがピーマにそう言った。

 

「えーっと、確かここの村にいる実力者達が他の村に行ってナメック星人達をこの場へ連れてくる…だったかなぁ?」

 

「はぁ…ピーマ、各長老衆とこの星の最長老が集まり事実確認が行われてからが抜けているぞ」

 

「そうだったっす〜失敬失敬」

 

サウザーがピーマの報告を補足して言った。

 

「かなり平和ボケしてんな、俺達が来てなくてスラッグが来てたら今頃全員おじゃんだったかもしれねぇのにな!」

 

ネイズがそう言い、機甲戦隊のメンバーは全員頷いている。

 

「一応俺の部下を各地に配置しておいたからな。後は奴を迎え撃つまでよ」

 

クウラが自信満々にそう宣言した。すると、下っ端の1人から連絡が入ってきた。

 

「クウラ様!空から何かが降ってきました!!」

 

「サウザー」

 

「はっ!モニター確認!」

 

メインモニターに空の様子が映し出された。降ってきたのはアタックボール。間違いない、スラッグが乗ったアタックボールだ。

 

「全員装備を忘れるな!」

 

「各員戦闘配置に着け!」

 

「休憩中のみんなを起こしてくるっす!」

 

「スカウターの連絡を絶やすなよ!」

 

「何人かこの宇宙船に直接通信を繋げろ!」

 

フリーザ軍より手慣れた様子で戦闘準備をするクウラ軍。その様子に満足気なクウラは自身の椅子から降りた。

 

「俺も出よう」

 

その言葉で周りはざわめくがそれも一瞬。すぐに配置変更、連絡を迅速に行った。

 

「クウラ様、我々クウラ機甲戦隊はアタックボールの落下地点までお供いたします」

 

「よし、俺が向かう先に不穏な物があればすぐに始末しろ」

 

「「「はっ!!」」」

 

「ところでクウラ様、ピーマ達はどうします?」

 

「ここに残らせろ、もし兄貴達が来た時の為の説明役が必要だ」

 

「了解です」

 

そして伝えるべき事を全て伝えたクウラは一気に飛び上がりアタックボールの落下地点まで向かった。




最近昔ハマってた動画とか見て懐かしんでるとまだ若いのにって自分でショックになってる。
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