最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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最近のワイ「やる事も考える事もいっぱいだぁ…手が付けらんねぇッピ!!」

「たまの休み!今日はハーメルン探索よ…なぁ〜んかドラゴンボールの作品が増えてるわね…しかもフリーザ関連が幾つもあるのか…イイネ!」

「よし!俺も暇が出来たら書くか!(牛歩更新)」

こうなってしまうんよなぁ…せめて年越すまでにナメック星編は終わらせておきたいわ

あ、それと前回はコメで色々と案くださってありがとうございます。今回書くにあたってわかりやすいであろう"スラッグ魔族"という名前を使わせて貰おうと思います。案をくれたテトラポットさんありがとうございます。他にも案をくれた方ありがとうございます。作品書く上でもしかしたらまた募集するかもしれないのでその時はお願いします。


違和感・第六感・疎外感

宇宙船からクリリン達を連れて飛び出し、俺達はナメック星人の村へ入る事に成功した。

 

だが、中には既にパチモンナメック星人達が村に侵入しており、クウラ軍の兵士やピーマ達が対処にあたっていた。すぐさま全員を一望できる高さまで飛び、聞こえるように言った。

 

「この場にいるクウラ軍全軍に告ぐ!クウラが帰ってくるまでこの場では俺が指揮を執る!外はギニュー特戦隊とクラッシャーターレス軍団の戦場だ!村から出ず、村に入ってきた者のみを始末せよ!!」

 

「「「おおぉぉぉーーー!!!!」」」

 

クリリン達を最長老の家まで送る作戦を少し変更し、俺はクウラ軍の防衛に加勢する事にした。

 

拠点の防衛と目的地までの同行。彼らは強くなった。相手が例外的な強さではないなら俺がわざわざ同行する必要もない。なら重要性が高いのは前者、今はとにかくこの場を対処する事を優先するという訳だ。

 

「俺はここで奴らを食い止める事にする。お前たちは最長老の家である筈のあの場所へ向かうんだ」

 

俺はこの場で1番大きく高い場所に建っている家を指さして言った。

 

「いや、俺達も手伝うぞ!」

 

「そうですよ!……あ!トスカーさん!後ろ!!」

 

分かってる。俺の後ろからパチモンナメック星人が襲ってきてる事はスカウターで把握済みだ。

 

俺は振り返らずに裏拳を当てそのまま心臓にデスビームをお見舞いしてやる。

 

「そうか、なら助かる!やるぞ!!」

 

「「おーー!」」

 

俺は第三形態となり劣勢を強いられている兵士の元へ手助けしに行く。

 

「悟飯!気を解放しろ!!」

 

「はい!」

 

「「はああああぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」」

 

気を解放した悟飯は素早く移動し、パチモンナメック星人の腹に重たい一撃を入れ込む。そいつはよろめき、そのまま後ろへに倒れ込んだ。

 

「おぉ!やっぱりすげぇな悟飯は!!じゃあ俺も…っと!!はっ!!!」

 

クリリンが両手をパチモンナメック星人………名称長いし、なんかピッコロ大魔王の生み出した魔族に似てるからスラッグ魔族と言うことにする。

 

スラッグ魔族に向かって両手を突き出したクリリン。するとスラッグ魔族の動きがピタリと動かなくなった。

 

「な、なんだぁ!!?」

 

「今だ!!」

 

「ありがとよ!!ふんぬ!」

 

「ぐへぇっ!?」

 

隙を晒したスラッグ魔族にクウラ兵が攻撃を仕掛け、見事に仕留めた。

 

「一応習ってて良かったかも?金縛りの術。餃子が習ったら凄いどころじゃないかもしれないな!」

 

なんと、クリリンがグルドから金縛りの術を習っていた。俺も初めてその事を知った時は俺もびっくりしたわ。

 

だが、ここで少しマズイ事が起きた。

 

「見つけたぁ!」

 

「う、うわああぁぁぁ!!?」

 

ナメック星人の子供が逃げ遅れていたのだ。

 

「ちぃっ…!クリリン!悟飯!!」

 

「金縛り!!そこ!耳押さえとけ!!悟飯!!」

 

「があああぁぁぁぁぁ!!!」

 

俺の呼びかけにクリリンと悟飯は直ぐに答えてくれた。

 

クリリンが金縛りの術で相手を拘束し、悟飯が気を乗せた大声をスラッグ魔族の間近で放ち、スラッグ魔族は泡を吹いて倒れた。

 

「悟飯!そいつ守っといてくれ!」

 

「はい!」

 

「劣勢以外の兵士は他に逃げ遅れが居ないか探せ!もし倒せそうにない相手がいるなら援護に行くんだ!」

 

「「「はっ!!!」」」

 

そして遂に村にいるスラッグ魔族で戦闘可能な者は徐々に消えていった。

 

「マズイな、コイツら強い」

 

「アレやるぞ」

 

そして劣勢だと感じたのかスラッグ魔族達が一箇所に集まり始めた。

 

「へへへ!後悔するなよォ!!」

 

そう言ってスラッグ魔族達は残ったメンバーのみで同化を始める。ナメック星人の性質を利用した戦法だ。数で敵わないなら質で攻めてくるつもりか。

 

「お前達は下がってろ、俺が相手をする」

 

同化したナメック星人の恐ろしさは身をもって味わっている。初っ端から第四形態へと変身する事にした。

 

「くっくくくく……」

 

「カァァァァァ……!!」

 

お互いに強化と変身によって村は大きく揺れていた。スラッグ魔族と俺の地面の周りに亀裂が入る。

 

「同化完了だぁ!いくぜぇぇ!!」

 

「ふんっ!!」

 

動き出したのはほぼ同時、お互いの拳が顔に当たる…

 

という事はなく、当たる寸前に姿勢を低くしたトスカーはそのままスラッグ魔族に尻尾で足払いをした。

 

「なっ…!」

 

「隙あり!」

 

地面に倒れかけたスラッグ魔族をそのまま地に身体を付けさせずに蹴りを入れて空まで飛ばす。

 

「ばぁぁぁぁぁ!!!」

 

「ぬおぉ!?」

 

大声を出してその衝撃で更に空へと飛ばすトスカー、スラッグ魔族は怒涛の攻撃に動きが追いついていなかった。

 

「ぬおおぉぉああぁぁぁぁ!!」

 

トスカーが更に力を込め、筋肉が肥大化する。第四形態の100%の姿になった。

 

「逝ねぇぇぇ!!」

 

そう言い手から極太のビームを放つ。赤黒い光線はスラッグ魔族の身体を貫き、上半身と下半身を別れさせた。

 

空から力無く落ちてくるスラッグ魔族にトスカーはあまりの手応えの無さに違和感を感じていた。

 

「流石トスカー様!クウラ様のご令兄であらせられる御方です!!」

 

「トスカー様万歳!トスカー様万歳!」

 

「我々の勝利だーー!」

 

「……ん〜…」

 

周りで自分の名前を呼びながら喜んでいるのを無視してトスカーは考える。

 

(おかしい…まだ神と同化してないピッコロ…所謂不完全なピッコロと同化したスラッグは強かった…不完全な状態でも、だ。だがナメック星人と同化し、仲間とも同化した個体がここまで呆気ないか…?あれだけ同化したなら最悪俺の第五形態も出すつもりだったが…)

 

(戦闘力が小さかったからなどという理由はないだろう。それを証明するのがピッコロだからな…アイツはサイヤ人編のベジータ襲来ではラディッツ以上ナッパ以下の戦闘力だと思う。戦闘力が低くても一体であの強さを手に入れ…いや、コイツらがスラッグと同じ存在だから戦闘力が分散してるから同化は普通に戦闘力が元に戻る同化という線か…?いやそれはピッコロと神様の矛盾が…)

 

(このまま考えても埒が明かない。もう始末が終わったなら最長老の家へ行くか…)

 

トスカーは意識を戻して周りで戦勝ムーブのクウラ軍に喝を入れる。

 

「まだ仕事は終わってないぞ!勝った気でいるなよ!!俺は向かう所があるからな、周りにある死体を片付けておけよ!!後はクウラが帰ってくるか、それまでフリーザの指揮下に入れ!じゃあしっかりやれよ!」

 

「あっ待ってくれー!」

 

「あ、君も来る?」

 

「じゃあ…よろしくお願いします…」

 

「うん、名前なんて言うの?僕、孫悟飯」

 

「僕、デンデって言います…よろしくお願いします悟飯さん」

 

トスカーの後をクリリンと悟飯、そしてデンデが着いて行った。

 

 

 

 

 

 

 

「……姉ぇ、あの子」

 

「パプリ、どしたっす〜?」

 

「……あの子もサイヤ人」

 

「ん〜?確かシシトーの連絡でカ…何とかって地球に送られたサイヤ人の子供だって言ってたよーな言わなかったよーな…」

 

「…………行こ、あの子気になる」

 

「えっ!?パプリ!?ちょっ!行くっすか!?命令出てるっすよ〜〜!!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ご苦労さま、ギニュー隊長。そしてターレス隊長」

 

「「はっ」」

 

トスカーが現場から離れたと同時に、ギニュー達は粗方村外のスラッグ魔族の駆逐を完了していた。

 

膝をつき、頭を下げる2人。後ろでは隊員も同じようにしていた。

 

「では、早速行動に移すとしますかね」

 

フリーザは椅子に座ったまま村の中へ入る。村の中もスラッグ魔族が倒れており見れば村人の大量殺人のようにも見える。

 

「さて、クウラ軍の皆さん。お疲れ様です」

 

「「「はっ!」」」

 

「返事がいいのは大変よろしいのですが…私の周りの死体を放置したまま説明させる気ですかね?」

 

そう言ってフリーザはクウラ軍に圧をかける。クウラ程では無いにしろ弟であるフリーザの威圧に身体を震わせるクウラ兵。

 

「まぁ、これからの事について話すには急ぎでは無いので、時間を与えます。それまでに周りの死体を片付けておいてくださいね。あなた達もですよ!」

 

「「「は、はっ!!」」」

 

「「「はっ!!!」」」

 

急に言われ慌てて返事をしたフリーザ兵とすぐに気持ちを持ち直して返事をしたクウラ兵。どちらが兵士に教育が行き届いてるのかわかったフリーザは少し不機嫌になり船に戻ろうとする。

 

「ザーボンさん、ここで彼らの指示をお願いします」

 

「了解しました」

 

「ドドリアさん、周りの偵察を。見つけたらすぐに殺しなさい」

 

「はっ!」

 

「ギニュー隊長やターレス隊長は呼ぶまで休憩してなさい」

 

「はっ!!」

 

「了解」

 

「私は少し席を外します。何か嫌な予感がするんですよ…杞憂だといいんですが…ね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よいしょっと…ふぃ〜〜これでどれくらいだ?」

 

「これで…八割くらいか…コイツら無駄に多いからな…」

 

村から少し離れた人目につかない場所、そこで2人のフリーザ兵が運び込まれるスラッグ魔族を深くに掘った穴の中に放り込んでいた。

 

だがあまりにも数が多くちょっと山になるほどだった。

 

「もうそろそろ終わるし、フリーザ様もまだ戻って来る気配もないし、までまだあるからここでサボって行こうぜ」

 

「おっいいねぇ」

 

スラッグ魔族の山を背に2人で駄べり始める。

 

そして、事件は起こった。

 

「あ、ちょっとトイレ行ってくるわ」

 

「おう」

 

山を飛び越えて反対側に回ったフリーザ兵、気を緩めていると…

 

 

 

山の中から手が飛び出して、フリーザ兵の口を塞いだ。

 

「もがぁ!?」

 

急な出来事に対応出来なかったフリーザ兵は徐々に死体の山へと引きずり込まれていく。

 

「ムーーーー!ムーーーーー!!?」

 

そして、その事に誰も気が付くことなく呑み込まれた。

 

「……遅いなぁ?」

 

そして、もう1人のフリーザ兵が帰って来ないフリーザ兵を心配して山を飛び越える。

 

「あ?どこ行ったんだアイツ…」

 

頭をかいて探すが遠くに行った痕跡もない。

 

その瞬間死体の山から手が伸び、あっという間にもう1人も呑み込まれた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ………ァ…」

 

死体の中からまだ微かに生きていたスラッグ魔族が姿を現した。

 

「…………帰らねば…」

 

そう呟くと、彼は同胞の死体と同化…否、吸収して自身の糧とした。

 

そこには、山のようにあった死体は消え1人のスラッグ魔族だけが残った。

 

「……力、集まった…もう、勝てる……ふふふ」

 

不敵に笑いまたもや戦闘力を下げてどこかへと消えるスラッグ魔族。

 

そこに残っているのは、大きな穴と、息の根が止まったフリーザ兵2人だけだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

「どうかしたかドーレ?」

 

「なぁネイズ、クウラ様がフリーザ様やトスカー様と合同で仕事をした事は多々あったが、こうして侵略していない星にご兄弟が一同に会するのは初めてではないか…と思ってな」

 

「あー確かにな、どこも1人でどうにか出来るからなぁ。集まる必要がなかったというか」

 

「基本ご兄弟の中で一人行動だし、寂しかったり?」

 

「んな訳あるか、だがクウラ様も案外今回集まる事に悪い気はしてないかもし…

 

「聞こえているぞ?」

 

「「…………」」

 

「俺が動いていながら、お前達は口を動かすとは大きくなったものだな」

 

「「すんません!!!」」

 

「はぁ……全くお前達は…また鍛え直しだな」

 

サウザーが苦笑しながらそう言う。

 

「……さて、無駄話はここまでにしておけ」

 

クウラの一言で機甲戦隊は一瞬にして真面目な雰囲気に戻る。

 

「予想が間違いでなければ、ここにスラッグがいる筈だ」

 

クウラ達がいる場所は現在フリーザの宇宙船からとても離れている場所の小島。スカウターを使い移動している戦闘力に悟られぬよう感知範囲のギリギリを捉えながら尾行し、徐々に場所を特定していたのだ。

 

「どうします?すぐに突入しますか?」

 

サウザーが聞いてくるがクウラは首を縦に振る。

 

「あぁ、すぐに出発だ」

 

クウラが初手威力を控えめにしたスーパーノヴァを使い小島を消そうとするが、その後ろに何者かの気配を感じ、攻撃を中断した。

 

「何者だ?」

 

後ろを振り返ると、そこには2人組の男女がいた。

 

「ごきげんよう、あなたが"この世界"のクウラね」

 

「"この世界"?何をおかしな事を言っている」

 

「そう怒らないの、私達は今回はあなたに敵対しに来た訳じゃないのよ?どこの世界でもあなたは私達に…」

 

後半からブツブツと呟いている女が少し不気味に感じたクウラは警戒を緩めずサウザーを見る。

 

サウザーは頷きネイズとドーレにも目配せをした。

 

「んんっ…さて、宇宙の帝王であるフリーザの兄、クウラさん。あなたとは取引に来ただけよ?」

 

「この俺に取引だと?」

 

「えぇ、私はあなたをこの宇宙で1番強くする技術がある。でもそう簡単にやる訳にもいかないわ。だから貴方は私達が必要になった時に私達に言われた相手と戦って欲しい。それだけよ?」

 

そう言ってクウラの返答を待つ女…トワ。

 

クウラは、その取引に対し笑みを浮かべ_________




実はこの作品書くにあたってトスカーのドッカンとか色々妄想してる。てか二次創作とかもオリキャラ作ったら設定の次に性能考えちゃう。わかれ
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