最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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急に寒くなったわね…ちょっと(だいぶ)遅れたけど大丈夫、まだエタる気はないからな。そんでようやくページ区切りのコマンドを見つけたから早速使っていくぅ!前の話に使わないのか?めんどくさいから多分やんない。


まるで打ち切り前のような超決戦準備

最長老の家を後にして、俺達は開けた場所で兵士達に見られない場所にドラゴンボールを置いていた。

 

「こういうのは早い方がいい。早速呼び出そう」

 

本来であればこの後は残りのドラゴンボールを探す為にドラゴンレーダーを使って集めに行こうとしたが、幸いにももう既に7つ揃っている。運がコチラに回ってきたって感じだ。

 

「じゃあデンデ、頼むぞ」

 

「分かりました、クリリンさん」

 

「……ちょっと待ってくれ」

 

俺はデンデを止めて少し離れた岩陰に向かってエネルギー弾を放つ。エネルギー弾は岩に命中し、砂埃から現れたのはピーマとパプリだった。

 

「あ…え…っと、その〜…」

 

「…見つかった」

 

「何してんだお前らは…」

 

「あ、あたいはパプリを追いかけて来ただけっすよ?」

 

「……私はこっち」

 

パプリは悟飯を指差しながら悟飯の元へ近づく。子供のサイヤ人が珍しいから来たってか?パプリは何を考えてるのか分からない節があるからなぁ…

 

「あ…ど、どうも…」

 

「…………」

 

悟飯がパプリに挨拶をしたが、パプリからの反応はない。

 

しばらくして悟飯を持ち上げるパプリ。なんか猫みたいになってるぞ悟飯。

 

「……弟みたい」

 

「わぁっ…!?な、なんっ…!!?」

 

お気に召したのかぎゅっと悟飯を抱きしめるパプリ。いや君確か年齢的に悟空と同じか近かったから弟というより息子…

 

そんな事を思いながらも口にはしない。あまりそういうので殴られたくないからな。あとパプリ、そろそろ悟飯を離してあげなさい、それ以上は少年にとって刺激が強すぎる。

 

「おーい悟飯、生きてるか〜?」

 

「は…はぃ…」

 

ありゃ、こりゃダメだね…彼は抱き抱えられたまま顔を真っ赤にしてるわ。丁寧に破壊されちゃったな。何がとは言わんけど。

 

「……始めてもいいだろうか」

 

「…すまん。やってくれ」

 

ネイルに呆れられた目でそう言われ俺はすぐに気を引きしめる。

 

「デンデ、最長老さまから教わった合言葉を覚えているな?」

 

「は、はい!」

 

「それをこのドラゴンボールに向かって言うのだ」

 

「え…えぇっと…タッカラプト ポッポルンガ プピリットパロ!!」

 

すると、空が暗くなりドラゴンボールが光だした。

 

そしてドラゴンボールから巨大なナメック星人と龍を合わせたような怪物が現れた。

 

「でけぇ…」

 

漫画やアニメでその姿は知っていたが、いざ実物をその目で見ると思わずそうとしか言えなくなる。それくらい迫力があるのだ。

 

「ドラゴンボールを7個揃えし者よ、さぁ願いを言うがいい。どんな願いも可能な限り3つだけ叶えてやろう……」

 

「3つ!?流石本場の神龍気前がいいや!じゃ、じゃあスラッグに殺された地球人のみんなを生き返らせてくれ!!」

 

「…………」

 

「あ、あれ?」

 

「クリリンさん、ポルンガはナメック語じゃないと反応しないんですよ」

 

そう言ってデンデはナメック語で地球人達の復活を願った。

 

「それはかなわぬ願いだ。生き返らせることのできる人数は1つの願いにつき1人までだ」

 

「嘘だろ!?本場の神龍にしちゃぁケチだ!」

 

あーそうか…しまったなぁ、この頃のポルンガは1人ずつしか復活しない事を言ってなかった…認識の齟齬で神龍と同じように複数復活だと思われてた…

 

「今は仕方ないから悟空復活、そしてもしコチラで復活しなかった場合は呼び出して、残りはピッコロとの同化解除を願うんだ。問題解決は1つずつ着実に、だ」

 

「わ、わかった…」

 

「ではその願いでやりますよ?」

 

「頼む」

 

これで一応俺の考えていた計画通りにはなるかな…

 

ポルンガに1つ目の願い、孫悟空の復活を願った。

 

「わかった、1つ目の願いを叶えてやろう…」

 

そう言ってポルンガは目を光らせる。一応だがどこで復活したかも聞いておく。

 

「孫悟空という男はあの世で復活させた。ここには来ていないぞ」

 

それがわかっただけでも十分、予定通り孫悟空をコチラに呼び出す願いを頼んだ。

 

「それは容易い、2つ目の願いも叶えてやろう…」

 

そう言うと俺達の後ろから並ならぬ気配を感じた。やけに穏やかな気だ…だが前よりも何十…何百倍も力を感じる…

 

「よっ、オラの為にありがとな」

 

孫悟空が復活した。

 

「お父さーーーーーん!!」

 

悟飯がパプリの腕から離れ、復活した悟空に向かって飛び込んでいく。

 

「待っていたぞ」

 

「トスカー!悟飯達の面倒見てくれてありがとな!」

 

「利害が一致しただけさ、行動を起こした息子にちゃんと感謝しとくんだな」

 

ここまで上手くいった、あとはピッコロの復活だけだ。

 

「さぁ、最後の願いを言うがいい」

 

最後の願いとして、スラッグからピッコロの同化を分離するように頼んだ。

 

だが、ここでポルンガが首を振る。

 

「それは無理な願いだ」

 

「な…なんでですか!?」

 

悟飯がポルンガに問う。確かにどういう事だ?俺もまさか同化解除が出来ないとは思わなかった。もしや、同化から日が経ちすぎて完全に取り込まれてしまったのか?

 

「そのスラッグという者の今の力では、ピッコロという者を完全な状態で戻す事が出来ん。ピッコロという者と同化をした時点の力をその者が持っていなければ同化を解除する事は難しいだろう…その力を分けた存在はスラッグという者が生み出した存在が持っている…」

 

つまりなんですか?ピッコロを戻すにはスラッグをあの時並かあの時以上に強くした状態でないとピッコロの同化を解除できないって事ですか?

 

そんでナメック星人達を襲っていたスラッグ魔族は全部スラッグの戦闘力を分けた存在でアイツは超弱体化してたってこった?んで俺達ポンポンとスラッグ魔族を消し炭にしてたから今アイツが残りのスラッグ魔族を吸収しても戦闘力足りない可能性があるんか?はーつっかえ、クソゲーやん…

 

「つ、つまりピッコロが復活しない可能性があるっていうのか!?」

 

「すまん、まさかアイツらがここまで重要な存在だとは思っていなかった…」

 

いずれにせよピッコロをスラッグから引き剥がさなければ地球のドラゴンボールが復活せずに他の奴らも復活出来ん。だがそれも無理な可能性も出てきた…策を…どうにか他の策を考えなければ…

 

「なぁ、ポルンガっていつまでその場に留めることができるか?」

 

「え!?えぇと…」

 

「三時間が限界だろう。越したらドラゴンボールは石となりこの星のどこかに落ちる」

 

デンデの代わりにネイルが答える。成程な…これはなかなか厳しい時間との勝負だな、どうにかして残りのスラッグ魔族をスラッグの元へ集めなければいけないからな…一発勝負の早期解決と一世一代の賭けだな…これが達成出来なければここから先は絶望の未来より絶望的な展開だ…

 

最長老は亡くなりドラゴンボールはそのまま石のままで永遠にピッコロは復活しないままBADEND…と、これは更に急いだ方がいいな…

 

「わかった、ならネイルはこれをつけてデンデと共に残っててくれ。連絡ならコチラからする」

 

俺は予備のスカウターをネイルに渡す。

 

「急ぐがいい。時間は待ってくれないぞ」

 

「よし、急ぐぞ!」

 

俺は一目散に宇宙船に戻る。今は兎に角人手と情報が欲しい…!

 

悟空、悟飯、クリリン、ピーマ、パプリ。デンデとネイルを除いたその場にいたメンバーが俺の後から飛んでくる。

 

フリーザと共に乗ってきた宇宙船に向かって飛んで行った。

 


 

「なぁ悟空、お前あの世でどんな修行してきたんだ?ヤムチャさん達に会ったのか?」

 

目的地に着くまでにクリリンは悟空にあの世での出来事を聞いていた。

 

「いや、オラは途中から界王様と修行してねぇんだ」

 

「え?」

 

………………

 

………

 

 

 

 

あの世に帰ってきた悟空は界王星まで戻ってきていた。

 

「帰ってきたか、孫悟空よ…お前は中々厄介な奴と知り合ったもんだ…」

 

界王が険しい顔でそう言った。

 

「界王様、トスカーのこと知ってるんか?」

 

「知っとるも何も奴はこの宇宙での有名人じゃぞ!!宇宙の支配者に最も近いと言われてる"宇宙の帝王"フリーザの1番上の兄、それがトスカーだ…」

 

「へぇ〜そのフリーザっちゅう奴も強ぇんか?」

 

「…いや、強さで言えばフリーザは兄弟の中で2番目。いちばん強いと言われているのがクウラという次男にあたる男だ」

 

昔はフリーザが一番だったがな…と言い今は兄弟で最も自身を鍛えているクウラという次男が1番だとも説明した。悟空は1度手合わせしたいと言ったら怒られたが。

 

「いいか孫悟空よ、決してトスカー達を味方だと思ってはいかん!奴らは冷酷無情の一族、今は協力をしてくれてもそれが永遠だと思ってはいけんぞ」

 

「分かってるって!悟飯達がナメック星に行ってる間にオラももっと強くなんなくちゃな!」

 

「その事なんだがな…お前をこのまま修行させても今のままでは太刀打ちできんと判断した…」

 

「だからお前を鍛えられる戦士を他の銀河の界王達にも募ってみたのだ。そしたらな、1人が立候補してくれた。その戦士の名はパイクーハン。西の銀河一の武道家と言われておる。そいつがお前を鍛える為にわざわざ北の銀河に来てくれるそうだ」

 

「じゃあ、オラはそのパイクーハンっちゅう奴が来るまでここで修行か?」

 

「あぁ、少しでも己を高めるのだ。わしも協力しよう」

 

それからパイクーハンが来るまで悟空は今までこなしていた修行を更に辛くした修行をこなしていた。

 

そんなある日、遂にパイクーハンが界王星にやってきた。

 

「北の界王様、約束通り孫悟空という者に会いに来ました」

 

「おぉ!よく来た!!ほれ悟空、挨拶せい」

 

「オラ孫悟空だ」

 

「パイクーハンだ、よろしく頼む」

 

2人は固い握手を交わす。交わした瞬間悟空は衝撃を受けた。

 

(た…ただもんじゃねぇ…!西の銀河一と言われるだけあるぞ…)

 

「さて、早速だが…手合わせ願おうか?」

 

「あぁ!よろしくな!」

 

………………

 

…………

 

……

 

 

 

「……っちゅう感じでパイクーハンと手合わせしたんだ。そんでその後は…っと、もう着いたんか?」

 

宇宙船についた悟空達は慌ただしく行動しているフリーザ軍達を見ながら邪魔にならない場所へ移動した。

 

「幹部級は全員参加だ!至急集まれ!フリーザは何処だ!!」

 

「はっ…フリーザ様は1度船へ戻られてからはまた何処かに…」

 

「何してんだアイツはこんな時に!」

 

「それとトスカー様…至急お耳に入れておかなければならない情報が…」

 

「後で聞く!」

 

トスカーの怒鳴り声が船内に響く。その度に兵士達は行動を早めていった。

 

「怖ぇな〜」

 

「呑気な事言ってる場合じゃないって、ピッコロに関係があるんだからな」

 

クリリンが悟空に注意をしていると兵士の群れから何人かが悟空達の元へ集まってきた。

 

「悟空さ〜〜〜〜!!!」

 

「おぉチチ!おめぇこんなとこまで来てたんか!」

 

チチが悟空の胸元に飛び込んで行き、思い切り抱きついた。

 

「良かっただ良かっただ!オラ気が気じゃなかっただよ!」

 

「大丈夫だって言ったけんどな〜…」

 

悟空がチチを慰めているとやってきた残りの人物達に顔を向けた。

 

「な…お、おめぇ…」

 

「カカロット…」

 

まず最初に話しかけたのはラディッツだった。

 

「まさか死んだと思ったお前にまた会えるとはな…」

 

「……オラはオメェがやった事を今でも許しちゃいねぇからな」

 

「……今思えば俺も浅はかな事をしでかした。許してくれとは言わん。だが謝らせてくれ、すまなかった」

 

そう言って深深と頭を下げるラディッツ。悟空は難しい表情をしているとまた別の人物から話しかけられる。

 

「まぁそう難しい表情しないのカカロット。育ちはどうであれ兄弟なんだから…仲良くはしなくてもいいか。サイヤ人だし、あの子らが特殊なだけか」

 

「確か…シシトーだったっけか…」

 

「そ、改めてよろしく〜カカロット〜」

 

「そ、そんな薄情なシシトーさん!!」

 

何か言おうとしたラディッツにゲンコツを何発も入れてシシトーがラディッツに怒鳴る。

 

「元はと!(ゴチンッ!)言えば!(ガンッ!)あんたが!(ガスッ!)面倒な!(ボカッ!)事!(バキッ!)提案!(グシャッ!)しなければ!(ドカンッ!!)ぜーっ…ぜーっ…起きなかった事でしょうが!!!」

 

「…はい、仰る通りでございます…」

 

「ふん…馬鹿な奴だ…」

 

「よっ!ベジータ!!」

 

「カカロット、俺様はまだ貴様を認めてないからな。NO.1はこのベジータ様だって事を忘れるなよ」

 

「おう!スラッグ倒したら戦おうな!」

 

「お人好しが過ぎるな、反吐が出る」

 

「あと一人、ターレスっていうサイヤ人で今の所確認出来てるサイヤ人は全員だけど、まぁいいか。どうせ今から嫌でも会うんだろうし」

 

シシトーがそう言い早速会議場へ移動しようとしていた。

 

「さ、行こっか。ここにいるメンバー全員参加して貰うよ。パプリ、向こうで何があったか報告頼むわ」

 

「……ん、任せて」

 

「あれ?あたいは?」

 

「あんたはまともな報告出来た試しがないから期待してない」

 

「そんなぁ〜…」

 

早速会議場へ来るとターレスがやってきた。一応真面目な場なので声を小さくして話している。

 

「やっと来たかお前達、遅刻だぞ」

 

「ごめんって」

 

「お、オラだ!?オラがいる!?」

 

「バカ!声がデカい!!」

 

「俺達下級戦士はタイプが少ないからな、俺はターレス。仲良くやろうやカカロット」

 

「おう!よろしくな!!」

 

「だから声…っ!もう!パプリ行くよ!」

 

「…ん」

 


 

「考えることが多すぎる……!」

 

トスカーは30分程情報をかき集めて作戦を立ててみたはいいが、全て決定打になるようなものでは無かった。

 

更にそこへ追加でやってくる情報…

 

やれ、フリーザがどこかへ行ってから行方が分からなくなった

 

やれ、兵士の死体がある場所がスラッグ魔族の死体の廃棄場だった場所にあった

 

やれ、その廃棄場から死体が全て無くなっていた

 

自分がポルンガの件で色々してる間にそんな事が起きてたようだ。

 

(まぁ、だがこれである予想は出来た。兵士の死体があってスラッグ魔族の死体が消えてるなら、やり方は分からんがスラッグの元へその死体を持っていってるんじゃないか?)

 

あとは一刻も早くスラッグ魔族とスラッグを合わせて元通りにさせる。そうすればピッコロは救出出来て思う存分スラッグと戦える。だが問題もあった。

 

「どうやって、アイツの居場所を突き止めるか…なんだよなぁ…」

 

今のスラッグがどれ程の強さか分からない。だがあまり表に出てこれる状況では無い筈だ。ならば…

 

「隠れられる状況じゃなくすればいい」

 

トスカーはスカウターを使いネイルに連絡した。

 

「聞こえるか?」

 

『あぁ、因みにポルンガはあと2時間程で強制的に消えてしまうぞ』

 

「分かってる、今連絡したのは1つ許可を取りに来ただけだ。ナメック星人の住人がいなければその辺一帯を荒らしてもいいか?」

 

『……少し待て』

 

5分程待つと向こうから連絡が来た。

 

『最長老さまのご意向を聞いた。問題ないそうだ』

 

「助かる。思う存分やらせてもらおう」

 

通信を切る。あとは噛み合えばどうにかなるかもしれないと心の中で思い浮かべながらどうやって奴を引きずり出してやろうかと考える。

 

ふと、顔を上げて悟空達がいるサイヤ人のグループを見た。

 

サイヤ人……サイヤ…あれやればどうにかなるかもしれんな。

 

「トスカー様!」

 

「ん?」

 

「クウラ機甲戦隊が帰還しました!!」

 

ポルンガ強制消失まで残り2:00:00




作品とは関係ない自分語りだけど、ニコニコのイベントのチケット買ったのよ。そしたらさりげなくプレミアム会員登録されてていらん出費出して「やりやがったなニコニコ」って言葉がガチで口から出た。それだけやで。
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