最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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サイヤの日投稿(最終投稿)から一ヶ月半程…か、まぁまだいい方か…徐々に短くしていけばいいのさ。

後、前回どっちがどっちだかわかんねーという意見を貰ったので、対策案として吹き出しを変えまして…
ほんへ時空「」
別世界時空[]
のセリフ吹き出しに変えました。それでもわかりずれーって人は…最悪、文字の色変えるしか…(クソほど面倒)


3戦隊(1名行方不明)の仕事

トスカーが早速眼前のガーリックJr達に攻撃を仕掛けようと構えたが…

 

「…っと、思ったんだがな」

 

トスカーはそのまま戦闘を行わずに戦闘態勢を解いた。

 

「俺は、お前達とは戦わん」

 

トスカーは余裕の表情でそうガーリックJr達に告げる。

 

[馬鹿な事言ってんじゃねぇ。テメェじゃなきゃ誰が俺達の相手をするってんだ]

 

相手方のターレスが睨みつける。その睨みを飄々と流しながらトスカーは宙に浮き始める。

 

「悪いが、今はコチラも時間が無い状況だからね。どうしても俺と戦いたいってならアポイントメントを取らないと____」

 

すると高威力のエネルギー弾がトスカーに放たれるがトスカーが平手打ちで弾き、エネルギー弾は遠くで爆発した。

 

「うーむ、相手の話を遮って渡すプレゼントか…熱いプレゼントだが、雰囲気最悪だな。人生過ごす上で減点だぞ?」

[ふざけているのか?]

 

掌をトスカーに向けている別世界のスラッグが今にも激昂しそうな感じで言った。

 

[ふん、どうせ自分が強者だと驕っているに違いない。ならコチラからも好都合だ]

 

トスカーの背中に回ったガーリックJrがエネルギーを貯めている。3人に囲まれる形になったトスカーだったが未だ焦る様子もない。

 

「そうだそうだ、お前達に一応言っておくか…」

 

トスカーが別世界の3人に向かって言った。

 

「瞬間移動かリスポーンかどういう原理かは知らないが、いきなり俺を討ち取ろうとしてるが…」

[くるぞ!]

 

別世界のターレスが2人に警戒を促す。

 

「いきなり"キング"は取れねェだろうよい…ってな?」

 

次の瞬間、なんの気配も無しに別世界のターレスの前にクラッシャー軍団のアモンドが現れ、別世界のガーリックJrの前に機甲戦隊のドーレが、別世界のスラッグの前に特戦隊のリクームが現れ3人がそれぞれ別方向に殴り飛ばした。

 

「ハッハッハッ、言ってみたかったんだこのセリフ」

「よくやったぞ!グルド!!」

「………ぷはぁっ!ぜぇ…ぜぇ…やったぜ!」

 

トスカーが満足げに言い、ギニューがグルドを褒めた。

 

何故瞬間移動でもないのに彼らの前に3人が現れたのか。それはグルドの時間停止能力によるものであった。

 

息をとめている間時間を止める事が出来るというグルドの能力とサイコキネシスを使い、予め全力で攻撃する直前のリクームら3人を息を止めている間に設置していたのだ。

 

「よっと、いやー流石隊長の作戦だ!上手くいったぜ!」

「普段なら言い終わるまで待っていた所だったが、トスカー様の前であの振る舞いは許容出来ん!」

「急に場所が変わると案外わからんもんだな」

「いきなり地に足着いてねぇ状態で急に踏ん張るのは上手くいかねぇでっせい」

 

やいやいと騒ぐ戦隊達にトスカーは直ぐに一喝した。

 

「まだ油断はするな!作戦変更だ、アイツらの相手はお前達がするんだ!ベジータ!そっちは大丈夫か!?」

「手こずらせ…やがってぇぇ…!」

「グオオオオォォォ!!!!!」

「大丈夫ーこっちが押してるー」

 

と、戦闘に夢中のベジータの代わりにシシトーがそう言った。

 

「よし、特戦隊や機甲戦隊、クラッシャー軍団はアイツらの対処、ベジータ達大猿は悟飯の鎮圧。残りはどうする?」

 

「オラは悟飯が心配だ、ここに残る」

 

「あーいて〜…俺もそうするかぁ…」

 

悟空と打ちどころが良かったのか生きていたクリリンはその場に待機する事を選択。

 

「フン、ここにいたって出来ることは限られているしな。俺は出るぞ」

 

「あたい達も〜」

 

「んー」

 

ラディッツと姉妹は捜索に行く事にした。

 

「よし、じゃあラディッツ、ピーマ、パプリ、頼んだぞ」

 

そう言い彼方へトスカーは飛び去って行った。

 


 

[ぐっ…クソッ!]

 

ガラガラと岩を掻き分けて出てきたのは別の世界のターレスだ。

 

[集めたエネルギーで俺もかなり強くなってる筈だったが…!]

 

口を切ったらしく唾液に混じった血を吐き出すターレス。そんな彼の前にクラッシャーターレス軍団がやってくる。

 

ターレスが別世界のターレスの前に降り立ちすぐに手を向ける。

 

[おいおい…ちょっと待てや…]

「逃げようってんのか?残念ながら、それは叶わねぇぜ?」

 

待ったをかけた別世界のターレスの言い分を聞き入れずすぐさまメテオバーストを放つ。

 

砂煙の中ターレスはジッ…っと別世界のターレスがいた場所を睨みつける。

 

煙が晴れると別世界のターレスが片手を突き出して耐えていた。

 

[頭の硬ぇ頑固な奴だぜ…!俺じゃねぇみたいだな!]

「!?しまった!!」

 

見ると片手には真っ赤に実った神精樹の実…トスカーの方で作られた改良神精樹の実ではない、本物の神精樹の実を持っていた。

 

ターレスが全力のエネルギー波を放つがその瞬間には神精樹の実を口につけてしまっていた。

 

刹那、着弾と同時に別世界のターレスの姿が消える。

 

またも煙が舞う。ターレスは神経を研ぎ澄まし、気配を探る。

 

煙が晴れるとその場に別世界のターレスは消えてしまっていた。スカウターの反応を見ると、真上_________

 

「ンダーーーッ!!」

 

突然待機していたカカオがスラスターの出力全開でターレスを弾き飛ばす!

 

すると、地面に高威力のエネルギー反応が現れ、カカオは爆発に巻き込まれた。

 

「カカオーー!」

 

ダイーズのカカオを心配する声が響く。

 

「レズン!ラカセイ!行くでっせい!」

「レズン!!合わせるぞ!」

「任せな兄弟!」

 

クラッシャーターレス軍団の真上にいた別世界のターレスにアモンド達は果敢にも攻め込んで行った。

 

「どっせぇぇぇい!!」

「「俺達兄弟のコンビネーションを喰らえぇい!」」

 

アモンドが組み合い、そのアモンドに当たらないよう絶妙な調整で別世界のターレスに当たるようエネルギー弾を放つレズンとラカセイ。

 

「フンッ!!」

 

ブォン!バチィッ!!

 

「あぶねぇ!」

 

アモンドは当たりそうなエネルギー弾をアモンド自身が回転し、レズン達兄弟の方へ吹き飛ばす。レズン達はそんな返ってきたエネルギー弾をキャッチボールのようにトスし、また隙を見せた時を狙い打ち込もうとしていた。

 

「ターレス隊長!」

「チッ…ダイーズ、カカオの生存確認をしろ。俺1人でアイツをぶちのめす」

「で、でしたら我々全員で!」

「俺一人でやると言ってんだ!すっこんでろ!」

 

ターレスの怒鳴り声にダイーズは少し逡巡したが、そのまま爆破地点を確認しに行った。

 

[邪魔だぁぁぁぁぁぁ!!!!]

「ぬぅぅぅ!?」

「「ぐわぁぁ!!?」」

[隙あり!]

「ぐ……む?」

 

拳が身体に入りそうになったアモンドの前に別世界のターレスの拳を受け止めたターレスがいた。

 

「お前ら、一旦待機だ」

「な、何を言ってるんでさぁ!?」

「そ、そうですって!」

「まだ我々全員でやれば勝率もありますよ!?」

「隊長命令だ!コイツの相手は俺がやる!」

「で!ですが!」

「…やめとくでっせい、こうなったターレス隊長は意地でも変えんだろうさぁ」

 

アモンド達が素早くダイーズの元へ向かう。

 

「ふん……そのツラ、気に入らねぇな」

[あぁ、俺も同じことを思っていたぜ?]

 

孫悟空とも瓜二つだったが、今は雰囲気も体色も全てが同じ。まるで鏡合わせのようだった。

 

[なぁ、俺と一緒に組まないか?]

「何?」

 

すると、別世界のターレスがターレスに提案をした。

 

[お前もサイヤ人なら分かるだろう?あの一族に俺達の星は滅ぼされた。無条件で従うサイヤ人はいやしないぜ?お前もそうだろう?]

 

そう言われ、ターレスの脳裏には惑星ベジータがあった頃の他のサイヤ人達の顔が浮かぶ。

 

[力による抑圧で動けないか?なら俺達に着いた方がいい。この神精樹の力があるからな。俺とお前、神精樹の実を食い続ければ何れトスカーって奴だけじゃねぇ、フリーザにクウラを倒せるだろうぜ?]

 

そう言いながらターレスに神精樹の実を投げつける別世界のターレス。ターレスはその実をじっと見つめるだけで何もしない。

 

[どうだ?生き残ったサイヤ人の仲間なんだぜ?仲良くしようや?]

「ふっ…そうだな…」

 

ターレスは笑い

 

「クソ喰らえだ」

 

神精樹の実を投げ返し、カラミティブラスターをお見舞いした。

 

[チッ…なら無様に死ねぇぇ!!]

 


ガーリックJrが飛ばされた所は岩の山もない平らな地面だった。

 

[くっ…]

 

身体が小さく、決して小さくないダメージを受けてしまったガーリックJrに追っ手が来る。

 

クウラ機甲戦隊だ。

 

「見つけたぜ!」

「さっさと始末してやるぞ!」

 

ドーレとネイズがガーリックJrに向かってエネルギー弾を放つ

 

[……ぬぅん!]

 

そのエネルギー弾を、ガーリックJrは自身の身体で受ける。先程のような小さい体ではなく、筋骨隆々の姿。スーパーガーリックJrだ。

 

[おのれ…ふざけやがってぇ…!!]

 

ガーリックJrは渡されていた神精樹の実を取り出し齧る。筋肉が更に膨張し、最早顔も見えない程だ。

 

「ドーレ!コイツは!」

「あぁ!普通に考えれば俺達だけじゃ手に負えねぇ!」

「だがよ、それはアイツらもそうじゃねぇか!?」

「だろうな!コイツが神精樹の実を持ってたって事は他のやつも持ってるってこったぁ!」

「それを俺達2人だけで倒せば…」

「あぁ…」

 

「「最強はクウラ機甲戦隊の物だ!!」」

 

戦闘力が爆発的に上がり、完全に不利な状況であるにも関わらず、機甲戦隊の2人は笑みを浮かべる。

 

クウラに仕え、負けは許されない常に強くあれとあるプライドと、他の戦隊よりも優秀であるという事を示す為の誇りが彼らを撤退ではなく、交戦という形で立ち向かわせたのだ。

 

「クウラ機甲戦隊、鉄砲玉のドーレ!」

 

「クウラ機甲戦隊、チェイサーのネイズ!」

 

「「我々に敗北の2文字は無い!覚悟しろ!!」」

 

[死に損ない共がぁ!散れぃ!!]

 


「ふっふっふ…どうやら、今日は吉日らしい…」

 

そう言い、ジース、グルド、リクーム、バータを連れゆっくりと地に足を付けるギニュー。

 

彼の前には、今追っている筈のスラッグが目の前にいた。

 

現在の作戦で最も討伐を望まれている存在が目の前にいて、自分達がスラッグを倒せるから吉日だという訳では無い。

 

「お前は俺達が情報で知るスラッグ…では無い!姿は同じだが、それは全くもって他人!そっくりさんという事だ!」

 

実際は同じ存在だが、別世界から来たという事をギニュー達は知らない。ましてや今知ったところでギニュー特戦隊の結論は変わらない。

 

フリーザ軍に楯突いた。

 

その一言で、彼らは弾圧する。例えフリーザよりも強大であろうとも。彼らは忠誠心で、フリーザのとっておきであり続ける。とても非情なチーム、それがギニュー特戦隊だ。

 

「では何故、吉日なのか?そう!実にいい、ポーズを決められるからだ!」

 

シャキーン!!

 

「「「「おぉぉぉーーーー!!!!」」」」

 

パチパチパチパチパチパチ!!!

 

訂正する。やはり愉快な奴らだった。

 

[くっ…コイツら真面目な雰囲気とかないのか…!]

 

別世界のスラッグが愚痴を零すがギニュー達はそれを笑って反論した。

 

「ハーッハッハッ!!!やはりお前は美学というものが備わってないな!」

「ポーズを!決めれば!気持ちも引き締まる!」バッ!シュバッ!!シュババッ!!!

「ポーズがなけりゃ!ギニュー特戦隊とは言えないぜ!!」

「おう!むしろこれがなきゃ俺達じゃねぇからな!」

「待てよお前ら、仕事の後のチョコレートパフェも忘れるなよ?」

 

スラッグの前で、雑談を始めたギニュー特戦隊。こんなもんもし漫画やアニメなら尺稼ぎとして使われるだろう。

 

「絶対今回の仕事で我々はボーナスが支給される!星1つどころではないだろう!」

「じゃじゃあ…、3つ?」

「いいや…太陽系丸ごとだ!!

「「「「おおおおおおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」」」」

[さっきから無視するな!!なんなんだお前らは!!]

 

大きな歓声が上がり、スラッグにツッコミを入れられた。

 

「ふむ、外野が五月蝿いな…そろそろ始めるとするか」

[ようやくか…貴様ら程度、片手で捻り潰せるからな…]

 

そう言って神精樹の実を齧るスラッグ。

 

対するギニュー特戦隊は…

 

「「「「「じゃーんけーん……ポン!!」」」」」

[………あ?]

 

「「「「「あーいこーでしょ!!!あーいこーでしょ!!!しょっ!しょっ!!」」」」」

[何してんだ!!?]

 

「む?決まってるではないか。お前と戦う順番を決めるジャンケンだ」

[いや、全員でかかればいいよなぁ!!?戦力差考えてあるのか!?]

「なんださっきからあー言えばこー言って。お前は厄介ファンか?」

[いや雰囲気を考えろ!]

「全く…注文が多い奴だ。いくぞお前達!」

 

「リクーム!」

 

「バータ!」

 

「ジース!」

 

「グルド!」

 

「ギニュー!」

 

「みん!な!そ!ろっ!て!」

 

「ギニュー特戦隊!!!」

 

その掛け声は、周りに響き渡り、スラッグをも後ろに後ずさりする程の気迫があった。

 

[な…なんだ…この圧は……!]

 

「……いくぞぉぉぉ!!!」

 

ギニュー特戦隊が一斉にスラッグに向かっていく。

 

戦いは、まだ始まったばかりだ。




実はこの章の構成はもうほぼ終わってるんですけど、筆があまりにも進みません。これも多趣味の弊害ですね(カス野郎)

あ、ちなみにクウラ機甲戦隊の2つ名はオリジナルです。
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