最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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どうにか6月中に投稿出来た…

ドッカンでセルマックス出なかったから気が乗らなかった(バチ切れ)
という冗談は置いといて(セルマックス出ないバチ切れはマジ)コチラ粗方終わったので、そろそろ投稿頻度上げられると思います(これマジ)今書きたい欲凄まじいから一気に書き切りたいなー


クウラ機甲戦隊&クラッシャーターレス軍団VS別世界のガーリックJr

時間は、ギニュー達がまだスラッグと戦っていた時まで巻き戻る。

 

クウラ機甲戦隊は、サウザー以外がガーリックJrとの交戦を開始。勝負は…クウラ機甲戦隊が苦しい戦いを強いられていた。

 

既に改良神精樹の実は食してある。力はいつも以上に出ている筈だ。

 

「だだだだだだだだだ!!!」

[ぬおおおおおおぉぉぉぉ!!!]

 

クウラ機甲戦隊一の力自慢であるドーレがガーリックJrと真正面から肉弾戦を仕掛ける。

 

だがガーリックJrは神精樹の実の力で更に力をつけており、このまま続ければドーレが先にやられるだろう。

 

徐々に押されていき、遂にドーレが体勢を崩した。

 

「まず…!?」

[死ね!]

「ひゃっっ!!!」

 

ドーレを狙った攻撃は、ネイズが電撃の光線を放った事により一瞬の隙を与え、ドーレはその場から直ぐさま退避した。

 

「おいおい、お前が力負けするとは情けないぞ?」

「チッ…神精樹の実の効果も相まって俺との相性が最悪だぜ」

 

コチラを睨みながらズシズシと歩いてくるガーリックJr。歩いた後には彼の足跡がハッキリ残る程だ。

 

「ならどうするよ?逃げるか?」

「そんな事してみろ。クウラ機甲戦隊どころかクウラ様の顔に泥を塗るのと同じだ」

 

クウラの右腕であるクウラ機甲戦隊は、常に強者でなければならない。おめおめ逃げ帰る事も許されない、戦いに全てを投じる者たちだ。

 

だからこそ、死ぬ時は戦いで死ぬと覚悟を持っている。勿論タダでやられるつもりもないが。

 

「なら、やる事は一つだけだ」

「例え道連れでもコイツを始末する!」

 

またドーレがガーリックJrに飛び込んで行く。だが、考え無しに飛び込みに行ったわけではない。

 

「はぁっ!」

[ぬ!?]

 

ドーレは接敵する直前に砂埃を巻き上げ、視界を遮った。

 

その後、ドーレとネイズはスカウターを起動し、ガーリックJrを捉える。これで相手から一方的に攻撃を仕掛ける気だ。

 

ドドドドと更に地面にエネルギー弾を撃ち、砂埃を巻き上げ続ける。その間に何時でも2人は戦闘を仕掛けることが可能だった。

 

『いいか…?』

『大丈夫だ』

 

2人は目で合図を送り、丁度息が合うタイミングで攻撃を仕掛ける。

 

「だりゃぁぁぁ!!」

「きええぇぇぇぇぇ!!」

 

ドーレ渾身の一撃とネイズの全力を込めたエネルギー弾が砂埃を貫く。

 

そこにガーリックJrは、いなかった。

 

「何………!?」

 

ピーッ!ガガガガガ!!!

 

「!?ネイズ!上だ!!」

「なに________」

[遅いわ!!]

 

その瞬間、ネイズの頭上からガーリックJrがネイズの頭にエルボーを決め、そのままダブルスレッジハンマーを決めた。

 

凄い勢いでネイズが地面と接触。その威力は地割れを起こす程だ。割れた地面を覗けば深い闇が見える。

 

「ネイズ!」

[フッフッフ……どうした?お遊びは終わりか?]

 

ガーリックJrがドーレと対峙する。ドーレは戦闘態勢に入るがガーリックJrは余裕の表情だ。

 

[その機械に頼っているのだろう?ならこの私を捉えることは出来ん]

「舐めやがってぇぇぇ!!」

 

ドーレがガーリックJrに殴り掛かるが、ガーリックJrはひょいひょいと体を逸らすだけで避けてしまう。

 

[お前達は気を扱うという事が出来ないらしいな?だからこうも無駄なエネルギーを放出してしまう。つまり!!]

「ぐっ……ぐぉぁ!!?」

 

ガーリックJrがパンチ一発、ドーレの鳩尾狙って飛んでくる。ドーレはギリギリガードに成功するが、その威力を殺すことは出来なかったのか遠くまで飛んで行ってしまった。

 

[1点による集中攻撃に弱い……ふっ、楽に殺してはつまらんな]

 

ガーリックJrがその場から消えると、ドーレの後ろに立っていた。

 

「何……!?」

[安心しろ。お前達は飽きるまで殺さないでおいてやる。楽しませろよ?]

 

そう言って、蹂躙が開始される。ドーレは耐えるが、このままでは自分はすぐにお陀仏だ。

 

(何とかしなければ……コイツは、俺たち2人で対処出来る相手じゃねぇ!!)

 

ドーレは攻撃の合間にスカウターを起動する。通信は出来ない。喋れる状況ではないからだ。ドーレは近くの戦闘力を探し出す。

 

(あっちか!!)

 

ガーリックJrに飛ばされ、そのまま近い戦闘力の元へと飛んでいく。2撃目、3撃目と攻撃を当てられながらも、その勢いのままスカウターの指す方角まで飛んでいく。

 

[甘いな!そんな事は予想済みだ!!]

 

それをまたガーリックJrが阻もうととするが、ドーレはそのまま反撃を行う。

 

[ふふふ……そんな攻撃……ぬうっ!!?]

 

ガーリックJrがそのままトドメを刺そうと手刀を胸に突き刺そうとするが、背中に衝撃が走る。振り返ると……

 

「……ンダッ!!!」

 

そこにはクラッシャーターレス軍団のカカオがいた。

 

[なっ…!?貴様!]

「へへへ……クウラ機甲戦隊ともあろうものが、コイツらの助けを借りるのは癪だが……な」

 

ドーレはしてやったりとニヤリと笑う。ガーリックJrが怒りのままその命を取ろうとすると上からアモンドが頭に蹴りを入れて邪魔を入れる。

 

「「いくぜぇぇ!!」」

 

追撃にレズンとラカセイが向かう。砂埃からエネルギー弾や衝撃が飛び出してくるのを後目にドーレに集まってくる。

 

「派手にやられてるな」

「……助かった」

「珍しいでっせい、お前達機甲戦隊が礼を言うとはな」

「ンダッ!」

 

続々と集まるクラッシャーターレス軍団。そのリーダーであるターレスが見当たらないのでどこかと聞くと、ダイーズが親指であっちだと刺す。

 

「だだだだだだだだだ!!!」

[だだだだだだだだだ!!!]

 

見ると、ターレスとターレスがそれぞれ殴り合いを行っていた。

 

「ありゃ俺たちの入る幕はないでっさぁ」

「……なるほどな」

 

息を整え、次の戦いに備える。本当なら機甲戦隊のメンバーのみで倒したかったが、如何せん相手が強すぎた。四の五の言ってられる状況では無い。

 

「レズン!」

「ぐぁっ!」

[どけぇい!!]

 

見ると、先程のような筋骨隆々な姿ではなく、小さい姿でレズンとラカセイと戦っているガーリックJr。あの姿では戦いにくいのか、それとも他の理由か。だがそれでも強さは変わらない。肉弾戦から遠距離戦に変わっていて、2人だけでは追いつけない速度で移動しながら気弾を放っていた。

 

「あいつ、小さくなっているな。カカオ、復活早々悪いがレズン達を助けてやれ」

「ンダッ!!」

 

ダイーズがガーリックJrを観察しているのか目を離さない。少しでも勝率をあげるために僅かな変化も見逃さないように見る。そして、距離を詰め寄ることに関しては優秀なカカオを更に投入する。

 

「何か変だな……」

「何がだ?」

 

ドーレがダイーズに聞く。ダイーズは「確証を得た訳では無いが…」と前置きを言ってから話し始める。

 

「ターレス隊長と戦っているヤツは、サイヤ人であるから戦う程に強くなっているのだが、アイツはなんというか、一瞬だけ戦闘力が上がると同時に、不自然な上がり方をするんだ」

「どんな風でさぁ?」

「こう、自前の戦闘力に、外部からの戦闘力が加わるような…」

 

そう言って、周りを見渡す。ここに協力者や自分達のような戦士の気配はない。

 

見間違いやただの勘違いか、そう思ったが…ドーレが空を見上げて、目を凝らした。

 

「……なぁ、あんな星お前達が来た時にあったか?」

 

ドーレが指さした星は、ほんの小さい地球で言う月と同じくらいの大きさにしか見えない。だが、その星は赤黒くタダでは無い雰囲気を出していた。

 

その星は魔凶星。魔族達の故郷であるその星が近づくほど力が増すと言われている。それがガーリックJrの強化に、神精樹の力も合わさって他2人よりも強化されていた。それがガーリックJrが先程まで圧倒していた原因だった。

 

「おいお前達!」

「どうしたでっせいダイーズ!」

「今すぐ戦闘力測定から星脈測定に変えろ!!」

 

そう言われ、スカウターの表示を言われた通りに変える。すると、これまで見てきた星より桁外れの数値をたたき出し、驚愕する。

 

「あれが原因か!」

「だがどうする?俺達の力だけじゃせいぜいクレーターを作る程度だ」

「フリーザ様かトスカー様に頼むか?」

「フリーザ様は現場の指示、クウラ様は接敵中、トスカー様はスラッグ討伐に。俺達でやるしかねぇ!」

「だが壊すにしたって生身じゃどうにもならねぇでさぁ!!」

 

やいのやいのと議論を交わすが一向に解決策も出ない。カカオ達の限界も近くやられるのも時間の問題だ。

 

すると、スカウターから通信が入ってくる。通信してきたのはラカセイだ。

 

『こちら、ラカセイ!ダイーズ!もう無理だ!これ以上は俺達が死んじまう!!』

 

「くっ…仕方がない、戻ってこい!俺達も相手をする!」

 

『あぁ、わか_________』

 

そう言った瞬間、ラカセイからの通信が途切れた。そしてすぐにこちらに向かって何かが飛んでくる。

 

「ダ________」

 

すごい勢いで通り過ぎ、大岩にぶつかる。飛来物の正体はカカオだった。どうやらやられてしまったらしい。

 

「カカオ!」

[……手こずらせやがって]

 

見ると、両手にレズンとラカセイを持ってきたガーリックJrがいた。2人は完全に伸びており、気絶しているようだ。

 

「おい、どうするこの状況」

 

ドーレはこの状況に半ば笑うことしか出来ない。

 

「……せめて、奴の強化元をどうにか断ち切れればな…」

「……なら、俺に任っせい」

 

アモンドが前に出る。自身の戦闘術の構えをとると、ガーリックJrも筋骨隆々の姿に代わり、飛び出してくる。

 

「ふんっ!せいっ!」

[シャッ!きえぇ!!]

 

ガーリックJrの攻撃を冷静に弾きながら少しでも時間を稼ぐ。

 

「くらえぃ!」

 

アモンドが回転しだし、気円斬のような技を放つ。

 

[!?]

 

ガーリックJrは危険を察知したのか、体で受けることはせずに大振りに回避行動を取った。お互い見合い、膠着状態に入る。

 

(アモンドの技を態々避けただと?)

 

ダイーズがガーリックJrの行動を見て、すぐに作戦をたてる。先程の技が有効打になるのならいけるかもしれないと結論づけて、アモンドに連絡を入れる。

 

「アモンド、聞こえるか?」

『あぁ、聞こえてまっせい』

「今から作戦を伝える。1度しか言わんぞ」

 

作戦の内容を伝えたダイーズにアモンドはそれは本当に大丈夫か?と聞いた。

 

「避ける、という事は奴には効くはずだ。お前は俺の言った役割を果たしてくれ」

『……了解』

 

睨み合いを続けていたアモンドが撤退行動をし、それを追いかけようとガーリックJrが追撃を仕掛けるが、そこに限界を振り絞ってドーレが戦線復帰してきた。

 

「リベンジマッチだ!」

[懲りずにまたやられに来たか!]

 

またもやドーレとのタイマンになるかと思いきや、ダイーズがエネルギー弾でちょっかいをかける。

 

[執拗い奴らだ!!]

 

ガーリックJrが気合砲で辺りを吹き飛ばす、近くにいたドーレが吹き飛ばされるが、安全マージンを取っていたダイーズがすかさずガーリックJrの前に立つ。

 

「どうした?こいよ」

[舐めるなよ!!]

 

ダイーズが無駄に攻撃を仕掛けずに回避行動ばかり取る。コチラに攻撃する方法がないと思ったのかニヤリとガーリックJrが不敵に笑い攻撃頻度を上げていく。

 

だが、それをドーレが許さない。すかさず邪魔に入り、ガーリックJrにストレスが溜まっていく。

 

その間、アモンドは先程の技を打つ直前で機会を伺っていた。

 

「くっ…動き回り続けられると、このままダイーズに当たっちまうな……」

 

ダイーズも攻撃をいなし続け、アモンドの様子を見て下がるタイミングがなく焦りが生じていた。

 

『……一瞬でいい、コイツの動きを止める何かが必要だ!』

 

そんな風に思考が一瞬ブレたのが原因か、ガーリックJrの腕が目前に迫っていた。

 

「しまっ___________」

 

ダイーズが頭を鷲掴みにされ、何とか離れようともがく。だが、ガーリックJrは離す気配もない。

 

[ちょこまかと手間かけさせやがって……]

 

牙をむき出しにしながら息を整えるガーリックJrに力が込められる。ミシミシと頭が鳴る嫌な音にダイーズは更に暴れるがどうにもならない。

 

[このまま潰してやる!]

「ぐおおおぉぉぉぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

あと少しで頭が卵のように中身をぶちまけながら潰れる直前にガーリックJrに向かって電撃の光線が飛んでいく。予想外だったのかガーリックJrは驚き、そのまま当たってしまった。

 

[何っ!?ぐおおぉぉぁぁ!!?]

 

手が離れたダイーズにすかさずドーレは救出し、戦線離脱。この一瞬の好機を見逃さなかったアモンドは気円斬型エネルギー弾をガーリックJrに投げた。

 

「どおおおおぉぉぉりゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

痺れているのか、ガーリックJrが避けるような動作がない!

 

そのまま、エネルギー弾が接触し…遂には貫通し…ガーリックJrは上半身と下半身がバラバラになった。

 

[な……なん…だと……!!?]

 

地面に倒れ伏すガーリックJrにドーレは歓声をあげる。

 

「うおおおぉぉぉぉぉ!!よく来てくれた!!ネイズ!!!」

「へへ!!ただでやられる訳ねぇってことよ!!」

 

あの後、地中深くまで落ちたネイズは、気絶した後根性ですぐに目を覚まし、戦闘力が集まっているこの場に移動してきたのだ。

 

ガーリックJrの傍にまで降りて、スカウターで確認する。まだ戦闘力が落ちた形跡がないが、ちょっとずつ戦闘力が減っている。そのうちくたばるだろうと、ダイーズ達は気絶しているカカオ達の回収を行った。

 

その時である。

 

ピーッ!!ガガガガガガ!!!

 

突如スカウターが反応を検知したのですぐにその場から離れる。するとガーリックJrからエネルギー波が放たれた。

 

全員避けるが、次に対峙したのは…なんとガーリックJrの下半身。足技が縦横無尽に暴れ、そこから上半身による追撃が来てダメージは免れない!!

 

避けることが出来なかったアモンドは首を折られてしまった。ダイーズは突然の事で受身が取れず、肺にあった空気を全て吐いてしまい、しばらく呼吸が出来なかった。ドーレ達は重症の体に更に傷負った、更に運が悪い事に改良神精樹の実の副作用が発動してしまい、ドーレとネイズは動けなくなった。

 

「ゲホッ…カハッ…はぁ…ハァッ……!ぐっ…な、何故…貴様は動ける…!?」

 

ダイーズが体を少しづつ起き上がらせながら聞く。

 

[ふっふっふっ…どういうことが教えてやろう…]

 

ガーリックJrはゆっくりと別れた体を少しづつ繋ぎ止める。

 

[私は昔、ドラゴンボールにある願い事をしたのだ。それは不老不死。お前達は私を殺すに値する攻撃をすれば倒せると思っただろう?無駄だ!私は不死身なのだよ!!どうすることも出来んのだ!!]

 

そのまま大笑いをするガーリックJrにダイーズは悔しそうに歯噛みする。まさか相手が不老不死だったのは予想外だった。だが、戦場では汚いもクソも関係ない。

 

すると、ターレスの方も戦闘に進展があったのか、大岩に誰かが衝突し、クレーターが出来た。

 

そこにいるのはターレス。戦闘服のデザインはクラッシャーターレス軍団のマークが入っていた。

 

「隊長!!ゴホッ…」

[くっくっくっ…あちらも終わったようだな…スラッグのヤツは何をしているんだ?]

 

そのままガーリックJrは完全に治癒してしまい、自分達を屠る一撃を込めようとしていた。

 

ここまでか…とダイーズが目をつぶると、スカウターがけたたましく鳴り響く。

 

何事かと目を開けると、ガーリックJrもそちらの方を見ていた。

 

そこには、敵のターレスが纏う黒い気とは違う、赤黒い気を纏いながら、その手には赤い…つまり改良では無い本当の神精樹の実を持ち、髪が長くなっていたターレスがいた。




星脈測定

スカウターで測る星のあれこれのこと。
既に死んだ星なのか、汚染度など色々調べられる地上げ屋の仕事を支える機能。
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