最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

42 / 43
年末近いから仕事が多い。

あとはドッカンのガチャで悔いを残したくない。でも今にゃんこ大戦争の熱が凄いんだよな…このファンもオフになるまでできる限りやっておきたいし……まぁまずはできるだけ更新を進めないと……


覚悟の特攻 ザーボン決死の出撃!

「…これが、今この星で起きている惨状です」

「…成程、妙に懐かしい気分だったわけだ。ここが俺の故郷であり、奇しくも同じナメック星人の手でやってきたという訳だからな」

 

最長老の手によって頭に流れ込んだ記憶と今までの自分に何があったのか、知ることが出来た。

 

「あなたは、これを知ってどうするのです?」

「決まっている。孫悟空が奴に立ち向かったのなら、俺も故郷で暴れ回る奴に一矢報いたいが…ここからでも分かるあの化け物具合…震えが止まらんな」

「では、諦めるのですか?」

「そうはいかない。ここで逃げたらピッコロ大魔王の名が泣くからな。この星にいる以上、奴とはこれから嫌でも対峙する。なら吸収されていた期間で訛った肉体を少しでも取り戻すとしよう。世話になったな」

 

そう言ってここから離れようとするピッコロ。そのピッコロを最長老はまた止める。

 

「待ちなさい」

「…今度はなんだ」

 

ピッコロが振り返ると、そこには穏やかな表情をしながら手招いている最長老。まだ話すことがあるのか、ピッコロは元に位置に戻る。

 

「最後に1つ。吸収され、こうしてドラゴンボールによって分離はしてもまた立ち向かうことで再び吸収されるかもしれない。そういう恐怖はないのですか?」

「ない。と言ったら嘘になる、だがこれでも一人の戦士だからな。サイヤ人程ではないが、奴とは戦いたいと、心のどこかで思っている」

 

その回答にナメック星人達は騒ぐ。最長老が手を挙げると一斉に静かになった。

 

「勇気ある子よ…引き止めてしまってすまなかった。こうして聞いたのはあなたに資格があるか試していたのです」

「資格だと?」

「えぇ。我々はあなたが起きる前にあることを決めていたのです」

 

最長老の言葉に、生き残ったナメック星人の人々が前に出て、一斉にピッコロに膝をついて頭を下げた。

 

「なっ!?何を!?」

「カタッツの子よ。悪の心を持っていながらもより強大な悪に立ち向かえる勇気ある者よ」

 

最長老は物語を語るかのように優しく、されど物々しく話し始める。

 

「かのスラッグなる者により、同胞の多くは取り込まれた。ナメック星人はかつてない危機に陥っている。だが、その危機に立ち向かうは異星の者達、彼らの尽力によりここまで追い詰めた。このまま彼らに任せたままでは、我々が何もせずにいるのは耐えられないのです」

「つまり、お前達も共にスラッグと戦うということか?」

「いえ、我々一人一人ではどう足掻いても彼には勝てません。ですので、()()()()方法なら、あなたでも通用する筈です」

 

最長老の閉じた目は、ピッコロをしっかりと捉えていた。

 

「ここにいるネイルとデンデを除き、私を含めた全ナメック星人と同化するのです」

 


フリーザ軍の宇宙船内の一室。

 

今回の幹部級の中でまだ動ける方である私、ザーボンはメディカルマシーンに入っている孫悟空の治療完了を待っていた。

 

それ程時間がかからずに治療完了のアラームが鳴り、中から悟空が飛び出してきた。

 

「治ったぞ!」

 

メディカルマシーンの治療が終わり、出てきて最初の一言目がそれだった。やはりサイヤ人、私は昔からこの野蛮さが美しくないのであまりコイツらに好意的ではないが、今はコイツらでも貴重な戦力。孫悟空とベジータは当初の予定通りに動かしても問題ないだろう。

 

「あんがとな!それじゃちょっくら行ってくる!」

「悟空さ!全く…悟空さの為にそっちのモン貸してくれて、ありがとうだ」

 

そう言って地球人の女が頭を下げる。あの孫悟空の嫁らしいが、あいつには勿体ない女だと思う。

 

「気にするな。寧ろ我々と利害の一致で協力してくれていることに関して我々から感謝させて欲しいくらいだ」

「いやいや、そんなことは……」

 

謙遜しているが今はそんな御礼合戦などしている時間は無い。強制的に切り上げてすぐにシシトーが指揮している部屋まで戻った。

 

「様子はどうだ?」

「設備が足りないって感じ。人数が多すぎるのも考えものね」

 

部屋の至る所にいる雑兵が居た堪れない感じになるが、殆どはそこから離れても何かができる訳では無いので結局そこに留まるしかなった。

 

「あのクウラ様のそっくりさんのおかげでこちらも時間ができたのはいいけど、ホントに大丈夫かしら…私カカロットの技あまり詳しくないんだけど…ホントにトスカー様の作戦?」

「信じるしかないだろう。トスカー様がどんな考えをしていたのか知らぬが、他に方法があるならそれを試しているはずだ」

 

そのトスカー様は、ようやく最終形態の暴走がクウラ様の手によって止まったようだが…よく見ると、もう既に御三方は動き出しているのか、バラバラに飛んでいるではないか。

 

「おい、フリーザ様達は何をしているんだ?」

「え?」

 

シシトーもどうやら把握していなかったのか、すぐに御三方の映像が出る。トスカー様クウラ様は第四形態、フリーザ様の最終形態に合わせているのか。

 

『………………』

 

フリーザ様は、目を閉じて何かを集中していらっしゃる。

 

『………………』

 

クウラ様も同様。

 

『………………』

 

トスカー様もだ。

 

「あれは…何をやっているんだ?」

「わからない…でも、何か準備してるのはわかる」

 

全員が静かに見守っていると、御三方からエネルギーが迸る。そのエネルギーの向かう先は、戦闘中のスラッグ。

 

御三方の立ち位置的に、それぞれ三角形の頂点に位置している。そして中心にスラッグがいるようになっていた。

 

『ぐあああぁぁぁぁ!!』

『どうした!動きが鈍くなってるぞ…なんだ?これは……』

 

相対していたクウラ様と瓜二つな人物から離れ、スラッグの周りにエネルギーが纏わりつく。それが徐々に反応が強くなっていき、スラッグが触れるとバジュッ!という音とともに弾かれた。

 

それは相手を小さく包むように作った檻のようだった。

 

『こ、これは……!アイツらか!』

 

スラッグがフリーザ様達に気が付いたのか、その場から離れようとする。だが、徐々に狭まるエネルギーの檻と触れるとダメージが発生する為思うように動けないようだ。

 

『こ、こんなもの…!』

 

すると、スラッグが強引に手で突き破って外に出ようとしていた。どうやらまだエネルギーが十分に溜まってないのか、徐々に拡げて通れるサイズにまでなっていく。

 

『………くっ!』

『チッ……』

 

フリーザ様が歯を食いしばり、クウラ様が舌打ちと共に更に力を注ぐ。

 

『どうしたぁ!この程度か!』

 

そして、スラッグがエネルギーの檻から出てきてしまった…

 

『はぁぁぁ!!』

『くっ…しつこいわ!!』

 

だが、すぐにまたクウラ様と瓜二つの謎の人物が現れその場で戦闘が行われる。その隙にトスカー様達がまたも集中を開始し、エネルギーがスラッグに集まっていった。

 

「これは…」

「トスカー様達はスラッグをあそこに固定しようとしているのだろう」

 

それが、私が見て思った事だ。

 

「見ろシシトー。孫悟空が準備を開始した」

 

別のモニターでは孫悟空が両手を空に挙げ、彼の頭上でエネルギーの塊が集まっていた。

 

「トスカー様達は孫悟空のあの技を打つまでにスラッグをその場に留まらせようとしているのだ」

「で、でもスラッグがいつまでもその場にいるとは限らないでしょう?さっきも破られてたし…」

 

そうだ。きっとトスカー様達が行おうとしているあの技はその場に留まっていることが前提の技なのだろう。だが場所も気づかれてしまい、大隙を晒している今、襲われれば一巻の終わりだ。

 

そして何より、今はあそこに協力者がいるが、近いうちにアイツにも限界が来るだろう。

 

私は船内全体に声が届くようにマイクを持つ。

 

「この場にいる、フリーザ様の為に命を捨てられる覚悟がある者はいるか」

「ちょっ!?ザーボンアンタ何言ってんのさ!」

 

その問いかけに船内はざわついた。だが、その声を静めることはせずに私は再び話し始めた。

 

「今、フリーザ様達の姿を見て、思うことはあるか?我々はフリーザ様達の手となり足となり、働いてきた。勿論恐怖による支配を受けた者も居るはずだ。だが、あの方の帝王としての威厳が、この宇宙の王となるべく覇気に!心を奪われた者もいるはずだ!!」

 

少し騒がしさが減り、船内にいる者達の何割かがモニターに映るフリーザ達に目を向ける。

 

「あの方達は我々より前線に立っていらっしゃる。だが、我々はどうだ?フリーザ様の強さに胡座をかいていないか?あの方達がいればどうにかなると、思っていないか?」

 

そう言うと騒がしさが一気に減る。どうやら本気でそう思っていた部下が意外と多かったらしい。

 

クウラ様が知れば、たるんでいると言いいつかの扱きを行っていただろう。

 

「確かに、我々はフリーザ様達より弱い!だが、それは我々が闘いから逃げる為の口実にはならん筈だ!フリーザ軍に身を捧げたのなら!あの方の肉盾になろう覚悟もないと尽くすとは言えんではないか!!」

 

ザーボンの熱演に行動不能になっているギニュー特戦隊やクウラ機構戦隊が便乗し声を張り上げる。

 

「そ、そうだぁ!俺達はフリーザ様の為幾らでも!!」

「そ、その意気だぞジース!!さぁギニュー特戦隊…改良神精樹の実により動けなくとも、フリーザ様の為にぃぃぃ!!ファ、ファイト……」

「「「「オーーー…あいてて…」」」」

 

ギニュー特戦隊が痛み、動かぬ体を気合いで鞭打ちフリーザの元へ向かおうとする。

 

「ドーレ…お前はいけるか…」

「ネイズ…この程度じゃクウラ様から失望されちまうぞ……」

「その意気だ、お前達!!」

 

クウラ機構戦隊も同様、クウラの元へ行こうとしていた。

 

「えーギニュー様達、安静にしておいてください」

 

そんなギニュー達を安静にすべく非戦闘員の船員はギニュー達と低次元な脱走阻止の戦いに勤しんでいた。

 

だが、ギニュー達の熱意が届いたのだろう。

 

歓声のような雄叫びが船の中で拡がっていく。

 

「その意気だ!私はこれよりスラッグの元へ向かい、奴と交戦する!1秒でもあの場に留めてフリーザ様達へ貢献するのだ!死にたい者だけ私に続け!この勝負、フリーザ軍の勝利で決着をつけるぞ!」

 

ザーボンはそう言い終わるとマイクを投げ捨てハッチから飛び出す。

 

怒号のような雄叫びが溢れ、母船からわらわらとフリーザ兵達がザーボンの後に続いてやってくる。

 

「………ホントに、男ってのはバカばっかりね」

 

シシトーの声は雄叫びで掻き消された。

 

彼女は残った者達を集め、いつでも何が起きてもいいように警戒を怠らないように離れで一部始終を見守るようだ。

 

そして、ザーボンが大量の兵士を連れてすぐにスラッグとの戦闘が開始されたのだった。




トスカー&クウラ&フリーザの技、多分この時点で何するか分かってる人いるだろうけど、俺の文章クソすぎて分からねぇなこれ。大学で文の構成力育んどくべきだったか……
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。