最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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名有りのオリキャラはできるだけ増やしたくないんじゃ。だって管理が大変だもの


世代交代と事業開始

あれから数年の年月が経った。大体フリーザがしっかりしてきた時くらいまで経ったかな?え?曖昧すぎる?仕方ないじゃないか、地球人みたいに数十~数百年とかじゃなくてそれ以上寿命があるからそこら辺の年月が曖昧になってるんだ。

 

一応結論だけ言っておこうか、多分クウラフリーザ共に兄弟間の仲は悪くはなっていないと思う。会う度に言い合いとかはしないが世間話とか近況報告は俺含め3人でよくするし、クウラは俺の他にフリーザも巻き込んで手合わせするようになってるし、フリーザもたまに俺に仕事の相談をしに来たりするしね。

 

そんな俺たち兄弟に父さんからの連絡が来たので数ヶ月ぶりにまた集まった。

 

「ん?おぉクウラとフリーザじゃないか!久しぶりだなぁ」

 

「兄貴、遅いぞ」

 

「ごめんごめんクウラ…ってまたお前の所の部隊が強くなったって聞いたぞ?」

 

「フン、機甲戦隊を軽くしごいてやっただけだ」

 

クウラもあの時より更に成長して、なんと軍の一部を預かるくらいにまでになった。そんなクウラが担当するところは数だけが多いような軍ではなく、実力者揃いの少数精鋭であり、うちの軍や噂では銀河パトロールの一部ではクウラ軍と呼ばれているらしい。

 

そしてそのクウラの強さに惚れ、自分から売り込んだのがあのサウザー機甲戦隊。現在はクウラ機甲戦隊に名を改名しているが、その機甲戦隊のメンバーであるサウザー、ドーレ、ネイズの3人が中心にクウラの扱きを受け、メキメキと戦闘力を伸ばしていっている。彼らはクウラの右腕として今も活躍中だ。

 

「ふふ…トスカー兄さんは相変わらずですね…」

 

「兄貴は一族の中で1番甘いからな」

 

「おいおい、本当のこと言ってどうするよ」

 

「トスカー兄さん…少しは反論してくださいよ」

 

フリーザも成長し、戦闘力はちゃんと53万になり俺たち兄弟の中で1番の戦闘力を持っている。カリスマ性があり、スカウターの数値を過信する奴らは後継者はフリーザ様だと言うくらいにはきちんとしている。ギニュー特戦隊は、そんなフリーザに忠誠を誓い彼の最も信頼する部隊になった。

 

そういう長男の俺。現在は地上げ屋の仕事は一旦やらないで資金やらの準備をしている。事前に父さんに個人でやりたいことをしてみたいと言ったら快く了承してくれた。ちなみに個人事業と言ってるが実際は軍の別部隊って感じだけどな。

 

何人か人材をコチラに移してくれるそうなので俺の計画は着々と進んでいる。

 

「おぉ、皆揃ってるな」

 

そして父さんが入ってきた。俺たち3人を呼んで話す事なんてもうアレに決まってる。

 

「儂ももう歳だ。だからお前達に軍を託そうと思う」

 

やはりか、もうそんな時期になったのか…という事はそのうち軍を継がせたという報告を各惑星に言いに行く準備があるかもな…

 

「じゃあ父さん、約束通り俺はトップの座は辞退させてもらうよ」

 

「うむ、その代わりにお前の事業を少しだけ援助しよう」

 

これで俺が宇宙の帝王になることはほぼなくなった。フリーザが死んだりクウラも消えたら俺が代わりにすることになるだろうが…さて、宇宙の帝王に君臨するのは誰になる?

 

「親父」

 

「どうしたクウラ?」

 

「帝王の座はフリーザに引き継がせるべきだと思う」

 

おぉっと!?クウラがフリーザを推薦した!?

 

「クウラ兄さん?どういうことです?」

 

「まず1つ目だ、お前は俺達の中で1番戦闘力が高い。この宇宙の恐怖の象徴となるべきだろう」

 

「そしてもう1つは、兄貴のように俺にもやりたいことが出来ただけだ」

 

「クウラ兄さん…」

 

「クウラお前…」

 

「…そうか、では次の帝王の座はフリーザで異論はないな?」

 

その言葉に首を突っ込む者はいなかった。

 

「ではフリーザよ、儂の後を継ぎ、この宇宙の頂点に君臨するのだ」

 

「わかったよパパ」

 

まだ軍全体に連絡はしていないがそのうち連絡されるだろう。俺はもうすぐでコルド軍…もう変わるからフリーザ軍か…フリーザ軍の共同会社のような所のトップになる。

 

「そういえばクウラ、お前やりたい事ってなんだ?」

 

「この宇宙で力に自信のある者を集め傭兵業でもしてみるのも面白そうだと思ってな、最悪掘り出し物が見つかるかもしれないだろ?」

 

「ハッハッハ!お前らしいよほんとに」

 

そう遠くない日、コルド大王は自分の後任を発表した。後日、自身の軍の中で忠誠度が低い星にフリーザを紹介していくということがあったが、生憎俺はもうその時完全に自分の事業を開始していた為行けなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、1日目だがこれからよろしく頼む」

 

「い、いえいえ!私共も頑張らせて頂きますので!はい!」

 

「で、では早速依頼者達はついこの前に発見された未開の星に彼らを飛ばしますので!」

 

「頼んだぞ、くれぐれも脅したり殺したりするな。一応うちの客みたいなもんだからな。襲う理由もなしにそんなことするなよ」

 

働かせて客とはおかしなもんだがそういうもんだ。行く先のないその星の一族をうちで纏めて、他の星に住めるように派遣し自分達の理想の地へと変えさせる。俺のところにいる戦力はそれの手助けみたいなもんだ、万が一イレギュラーが起きた時の為の戦力として軍の戦闘員を派遣している。

 

そしてその星が安定するようになったら通貨とその星の産物を回収し、うちから販売して稼ぐ。

 

もし先住民がいた場合はうちで交渉を行い領土を分けてもらう。それでも無理なら諦め俺が制圧した星である惑星トスカーに一旦移住してもらい、また条件にあった星に派遣する。

 

細かい決まりとかあるが大まかに言えばこんな感じだな。

 

「トスカー様。先行隊の情報によると今回の星はどうやら無人の星であり、資源は潤沢、原生生物をどうにかすれば何とかなるらしいです。チャンスだと思いますがどうされます?」

 

そう報告してきたのは、俺の教育係でもあったラゴンだった。彼には俺のところの幹部として入ってもらっている。まぁ俺が小さい頃から世話してくれてた人だから、俺でも容赦なく意見を言ってくれて非常にありがたい存在だ。

 

「そうか、では引き続き調査を頼む。程度がわかり次第星を制圧する為にボニューをリーダーにして向かわせよう」

 

そして自分からコチラにやってきたボニューが俺のチームに入ってきた。

 

彼女は元はギニュー特戦隊の隊員だったのだが、俺がギニューに隊員との仲の改善を提案したばかりにスペシャルファイティングポーズの餌食になりかけた。

 

ポーズをするのがダサくて特戦隊から抜けた彼女は、その原因である俺を強襲。原因なのだから責任を取れと傍から聞いたら誤解されそうなことを言いながら半ば強制的にやってきた。

 

そんな彼女はうちの一部隊のリーダーとして採用している。というか元特戦隊なのだからこうした方がいいに決まってる。慣れた仕事の方がやりやすいだろうし。

 

父さんも隠居生活を始めたからこちらの方針に口を出すこともないだろう、それとフリーザの気にそぐわない行動を控えれば基本的に許してくれそうだ。

 

よし!あとは経営が軌道に乗ってこれから起こる面倒事に首とかを突っ込まなければ天寿は全うできるかもしれない!

 

目指すは、俺も隠居生活だ!……あ、そうだ。俺はスカウターを起動してフリーザに連絡を取った。

 

「フリーザ、今大丈夫か?」

 

『どうしました?トスカー兄さん』

 

「少しお願いしたいんだが、確か帝王就任の惑星周りしたんだよな?」

 

『えぇそうですが、それが何か?』

 

「俺も幾つか訪れてみたい星があった。今度案内してくれ」

 

『…いいですけど、1回だけですよ?どこを見たいんです?』

 

「そりゃ勿論…」

 

惑星ベジータだ。




ラゴンさんにはトスカー軍で再登場してもらいました。せっかくの名有りオリキャラだったので勿体ないなーと思ったので。姿は肩パッド付き戦闘服着たなんか黄色がかった赤い肌のバラモスでも想像しといてください。
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