最凶の一族の長男はとりあえず自由に生きてみようとする   作:〇〇総統

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いいぞ、その調子だ。どんどん近づけドラゴンボールZサイヤ人編よ…


終わりの始まり

なん…だと…?

 

コイツ…地球丸ごと超決戦のボス、ターレスなのか?

 

いやでも顔は何度も見た悟空を悪人にしたような雰囲気だから間違いようもないな…

 

…だが、ターレスか…バーダックでも、他の同じタイプの顔の下級戦士でもなくターレス…これもまた運命というか巡り合わせというか…

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は昔、クウラを一度可愛がるという名目のタイマンをした事がある。その時に植物の種を拾ったのを覚えているだろうか?(3話参照)

 

あれを独立してから自然豊かなある星に植えたら、巨大な樹が生え瞬く間に死の星に変わった。そう、あの種は神精樹の樹の種だったのだ。

 

それが分かった俺は何人かの兵士に神精樹の実を使用させたり(自主的な参加)開発、研究部門のフリーザ軍とうちの開発、研究部門と合同で様々な実験を行った。その中でわかったことも幾つかある。

 

まず、神精樹の実を食べたら戦闘力は上がるが、その代わり自身の潜在能力が消える。サイヤ人じゃなくても修練をすれば大なり小なり戦闘力は上がる。今でもトレーニングを欠かさず行っている兵士が、トレーニングの効果が無いと言ったのでそう結論付けた。

 

そして、神精樹の実を食べた後食べないでいると影響が消えるまで戦闘力が食べる前より落ちるという致命的な欠点が存在した。これは所謂麻薬に近いと思う。食べる前より落ちるなら食べ続けなければ強くなれないからだ。

 

フリーザとクウラは、これを軍に組み込むべきだと言ったが、俺は反対した。こんなリスクの塊をそのまま使用するには不安定すぎる。もし神精樹を植えられないならば実を食した兵士はもう使い物にならない。

 

なので、神精樹は俺預かりで納得出来るまで改良をしている。

 

話が逸れたが、そんな神精樹と深い関わりがあるターレスがここのボスとは思わなかった。

 

…スカウトするか?いや、コイツは素直に従うようなやつじゃない。一応混血でも同種族には結構優しいが俺サイヤ人じゃないしな…ダメ元ダメ元…

 

「ターレスね、一応聞いておこうか。俺はお前のその胆力を買っているんだ。俺の所で働いてみないか?」

 

「丁重にお断りする」

 

本家本元のお断りだぁ…なんか感動する…でも、やっぱり来ないか…仲間も一緒だとまだ分からないが、今はこんなにサイヤ人が欲しい訳じゃない。

 

「そうか…じゃ、今日はここらで失礼するよ」

 

「へぇ?俺が行かないからって力ずくにでも連れて行かないんだな?」

 

「お前さんは上の存在に自分からついて行くって奴じゃないって思っただけだ。あわよくばって感じさ」

 

「ふっ…また来た時には、歓迎してやるよ」

 

「そしたら頭と体がサヨナラすると思え」

 

「おぉ怖い怖い」

 

軽口を言いながら俺はターレスのアジトを後にした。だが、俺はある確信をしていた。もし、惑星ベジータが消失した時、絶対またターレスとは会うだろうという確信があった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「トスカー兄さん、スカウターも置いてどこに行ってたんです?」

 

「見応えあるやつを最後にスカウトしに行った。断られたけど」

 

「そうですか…じゃあ今さっきパパから来た連絡の内容聞いてないね?」

 

「父さんから?何かあったのか?」

 

「来てるらしいよ。破壊神ビルス様が。クウラ兄さんにも連絡行ってるから」

 

昨日から色々と起こり過ぎだわ、一大事じゃねぇか。

 

とりあえずビルス様が父さんのところにいるらしいので俺と俺のところの兵士達、それに新入りのパークチーとシシトーは一旦別行動をする事になった。

 

「すまんな、急用が出来た為お前達は惑星トスカーNO.41に向かって欲しい。今そこに本船がある筈だからな」

 

「「「はっ!」」」

 

「それとパークチー、お前達は向こうに着いたら俺が戻るまでラゴンという人物に基本的な業務内容を教わってくれ。シシトーは…一応療養という扱いなので俺が帰るまでは待機だ」

 

「…はっ」

 

「了解〜」

 

「それじゃあお前達、ちょっと行ってくる」

 

俺はフリーザの宇宙船に乗り急ぎビルス様のいる所へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、ビルス様は超を知っている人ならわかるであろう破壊神のあの人である。

 

惑星ベジータの破壊もあの人が関わっているというか肯定的なのはうろ覚えだが覚えてはいたが、それはあくまで原作フリーザの破壊理由の一つであると俺は考えているからな。

 

ビルス様が起きてるという事は少なからず世間話だけじゃ済まない。恐らくだが惑星ベジータの破壊を自分からではなく遠回しに俺たち一族に処置を任せるような事言うだろう。

 

そんなビルス様、俺含め兄弟全員一度はちゃんと顔合わせはしてある。

 

はぁ〜怖い怖い、その破壊対象が自分に向かないように気をつけないとな…

 

「おぉお前達!よく来てくれた!」

 

父さんがそう言って腕を広げてくるが俺達はもうそこに飛び込むような年齢でもないから軽く流す。

 

「兄貴、フリーザ。遅かったな」

 

「お、クウラ。お前もう帰るのか?」

 

「あぁ、一足先に挨拶をさせて貰った。俺はもうここにいる理由はないから俺の本船に帰らせてもらう」

 

そう言ってここから去るクウラ。とりあえず俺も早く行かなければとビルス様のいる部屋にノックをして入った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼します」

 

「ん?あぁ、キミはコルドの最初の倅か」

 

紫色のネコみたいな姿、ビルス様だ。後ろには青い肌をした付き人の天使であるウィスもいる。

 

「トスカーでございます、ビルス様。覚えて頂き光栄でございます」

 

怖ぇ…体が震える…手を出してはいけない絶対的なオーラが俺の体に纏わりつく…

 

「んー、君は他の兄弟より星を壊さないよね。なんで?」

 

「私は他の兄弟より残酷な事はしたくないので」

 

「ビルス様、トスカーさんはこの前も同じ事を言ってましたよ?」

 

「そうだっけ?」

 

星を壊さないと言ってるが、全くではないがきちんと壊してはいる。そうするのも俺の仕事の1つだからね。ただ他の兄弟より圧倒的に壊さないだけで。

 

「さて、トスカー。僕は星を破壊するのが仕事みたいなものだが君の星にも停滞しかけている星が幾つもあるからね。僕の気に触るような…」

 

始まった…ここから間違えたら俺は死ゾ。俺はいつもより集中してビルスとの対話に挑んだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あ゛ぁ、疲れた…」

 

「お疲れ様、トスカー兄さん」

 

フリーザが労いの言葉をくれるが、次はフリーザの番だ。コイツも緊張してるに違いない。

 

「じゃ、頑張れよー」

 

フリーザがビルス様がいる部屋に向かう。アイツには帰路送って貰うつもりなので俺はフリーザが帰ってくるまでスカウターから向こうにいる俺の部下に連絡をする。

 

数十分後…

 

「お、フリーザお疲れ」

 

「…ありがとう、トスカー兄さん」

 

「どうかしたか?何か言われたか?」

 

「ねぇトスカー兄さん、ビルス様は惑星ベジータを破壊する事について肯定的だけど、兄さんはどう思う?」

 

サイヤ人達についてだが、俺は聞いてないが原作ザーボンが「徒党を組まれると面倒」といった理由もそうだし、何より今回俺に刺客が来た事で1アウト。ビルス様が肯定的という理由で2アウト。あとアウト1回でゲームセットの惑星破壊皆殺しルート確定だ。

 

「後1回、チャンスをやろうじゃないか。自分の立場を弁えなかったら報いを受けさせてやるのが定石だ。だが…」

 

「だが?」

 

「もし、手を出すからには最後まできちんとやれよ?俺はそこら辺について手助けに行くつもりはないからな?」

 

これは俺が惑星を破壊する時にクウラとフリーザに口酸っぱく言ってきた事だ。クウラとフリーザが惑星を破壊する事について咎めたりはしないが、もし手痛い報復を受けても俺は知らないと言っている。もしそいつが俺にも危害を加えようとしたらこっちも徹底的に潰しに行くが。

 

星を潰すのはそういう事だ。やられる可能性があるから俺も惑星を破壊する時は愛国心的な心がない出来れば使える奴だけを引き抜いて惑星破壊をするからな。自分に害が行かないようにしてる。

 

「わかったよ。じゃああの猿共には最後のチャンスをやるか」

 

「あ、言っとくがパークチーやシシトーとかの俺のところにいるサイヤ人は攻撃するなよ?」

 

「わかってるよトスカー兄さん」

 

俺はフリーザとそんな話をしながら俺の宇宙船まで送り届けられた。

 

そして暫く経ったある日…

 

ベジータ王が、謀反を起こした。




コイツら何歳くらいなんだ?って思った方々。俺的にコイツら宇宙人だし地球の寿命基準より多くていいかもなと思ったので若すぎなければ何歳でもいいですが俺の中では

トスカー約280歳
クウラ約250
フリーザ約170

くらいだと思ってます。別に上の設定だと思わなくてもいいです。あくまで俺の中ではって扱いなので。という訳でトスカー達は若すぎなければ何歳でも自分の好きなように解釈してくださいサイヤ
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