妖怪の山の鬼神魔王   作:全智一皆

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番外 大嶽修羅

大嶽修羅(おおたけしゅら)

 

「膂力を以て山を抜き、気魄を以て世を覆う。我こそ妖怪の山の鬼神魔王、我が覇道を阻めば芥の如くに散ると知れ」

 

【概要】

種族:鬼

二つ名:妖怪の山の鬼神魔王・抜山蓋世の化身・抜山蓋世を為す鬼神魔王・穏屋敷の鬼翁

能力:抜山蓋世を為す程度の能力

危険度:極高

人間友好度:高

主な活動場所:妖怪の山

 

本作の主人公。かつての山の四天王の一人にして、同族にすら恐れられた文字通りの鬼神。

山すら軽々と削り抜く程の膂力、世界をすら覆う程の気魄を以てして幾つもの戦を踏み荒らし、人妖共に畏怖の象徴として歴史に刻まれた鬼神魔王その人。

尚、本人には戦を荒らした意識はなかっま。

 

先代の博麗の巫女に敗北してからは隠居しており、かつての恐ろしさはなりを潜めて山奥に屋敷を構えて静かに暮らしている。それ以降は争いも嫌っている。

山に迷い込んだ人間を保護して送り返したり、遊びに来た妖怪や妖精に茶を出して持て成すなど、かつての彼を知る者達にとっては信じられない程の優しさを持ち出している。

 

星熊勇儀や伊吹萃香といっま鬼達は勿論の事、妖怪の賢者である八雲紫や天狗の首領である天魔とも友人であり、龍神とも顔を合わせた事があるなど、面識がかなり広い。

 

【能力】

・抜山蓋世を為す程度の能力

抜山蓋世とは、山をも抜くほどの力と、世を覆いつくすほどの意気。転じて勇壮な気性の形容。

かつて中国に伝わった英雄『項羽』を表す言葉であり、その実力を表したものだが、彼は文字通りの意味でそれを為す。

ただの膂力一つで呆気なく山を抜き、ただの気魄一つで世を覆う。そんな能力に鬼の力が加わったそれと真正面から対峙するなど、もはや神霊であっても無傷では済まされない。

春も夏も秋も冬も、季節を象徴とする木々は山を抜かれてしまえば見る影もない。気魄によって世を覆われれば、人里の人間すら足を震えずにはいられない。

 

そんな鬼を、ただ一人の巫女が打ち倒した。

 

【種族】

鬼。かつて妖怪の山を統べていた種族であり、修羅はその中でも『鬼神』と呼ばれて恐れられていた。

鬼達の中で最も力が強く、それ故に暴虐であった。

 

【人物像】

肩まで届く黒髪と真紅の瞳、天を衝く様に額から生えた鋭く細い黒い二本の角が特徴。赤い着流しの上に黒い羽織を身にまとい、袴を履いている。

鬼にしては珍しい穏健派であり、平和好き。鬼だからと他の妖怪を見下す事もなく、遊びに来る妖精や妖怪を優しく饗すなど優しい一面を持つ。

しかしそれも先代の博麗の巫女に敗れてからで、かつては鬼神魔王の名で知れ渡り、妖怪の山で行われた妖怪同士の争いや人と妖怪の争いに乱入してはその力で何度も踏み荒らしていた。

 

自分を相手に対等にやり合える先代巫女との戦いで、幻想郷を崩壊一歩手前まで追い詰めた事の贖いからか争いを忌避する様になり、それが偽善だと分かっていながらも誰かを助ける事を選ぶ様になった。

最近は先代巫女が結婚した事を知り、いくつかの贈り物を随時送っている。

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