NieR:Nottalest   作:逸般ピーポー

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第1話

水の中―――

 

とても長く、悠久の時を経て―――

 

その男の子は、眼を覚ました。

 

 

 

意識が浮上する。覚醒する。

まどろみとも、水中ともとれぬ中。

 

ある程度の心地良さと共に。俺は億劫に、ゆったりとまぶたをあけた。あけて。そして。

 

「…どこだここ」

 

ああ、いや。

『此処』が『NieR:Automata』の世界だと、俺は知っている。何故知っているのか、は思い出せないが…。まあ、いい。

ニーア。ニーアオートマタ。時系列的にはレプリカントの後らしいが、詳しいことは知らない。

それよりも重要なことは、ついに俺はニーアの世界に来た、ってことだ。

ゲームで触れたときからずっと思っていた。

そんなに義体いっぱいあるなら、一体くらい欲しい、と。

直して目いっぱい愛でたい。特に戦闘モデル。A型とかB型とか。

2Bは9S君とはじめからカップリングされてるっぽいので、まあ遠くから眺めているだけでも構わない(Iエンドの9S君見捨てる2Bさんだったら、それはそれで面白いし)。

 

とはいえ、だ。

ニーアオートマタ。ゲームでは、2Bという自動歩兵(かわいい)が最初の主人公として、敵対している機械生命体(ロボット)の生産兵器工場の廃墟への侵攻作戦から始まる。

そしてこの機械生命体の親玉が宇宙から来たエイリアンで、人類は遥か昔に月へ移住しましたー、というのが導入である。

つまり。

一歩お外へ踏み出せば、いつ攻撃されるかわからないのである。

 

まあ、とはいえ。

実はこのエイリアン達、機械生命体の創造主でありながら機械生命体に滅ぼされていたりする。まま、エアロ。

で、そんななので平和主義者な機械生命体が発生してたり(序盤の雑魚敵)、村作ってたり(パスカル最初から素材売って♡)する。

なので時系列の確認さえできれば(廃墟都市陥没後とかイヴ戦前以外なら大体)割と安全だったりする。

そんなわけで、ボロボロの廃墟と化した病院?らしき建物を尻目にこそこそ探索。

病院着くらいしか身に着けるものもなく、あまりスリッパらしきものとかもなかったのでしゃーなし下駄箱から漁った看護師さんたちの白い上履きである。女性用なのか、少し小さい。でも女性用のものってだけで少しだけ興奮する。少しだけね?

しかし運動性は最悪である。靴擦れして痛いし。案外音はしないのでそこはありがたいけど、レジスタンスキャンプ行ったらまず靴の確保だな…!

 

あと水と飯。

鹿さんがめっちゃいるので(かわいい)肉には困らないだろうし、アンドロイド(人類側。さっきでた2Bとか9Sとかの登場人物もこっち)も水は必要っぽいので飲料水はなんとかなるでしょう。海岸できれいな水も手に入るはずだし(ゲームではアイテムとして落ちてる)、人間の医者が欲しいくらいか。まあいないでしょうけど。

 

あ、それと俺は多分人間です。心音したし、ブラックボックスないみたいだし。アンドロイドはブラックボックスがあるみたいだし、ブラックボックス同士接触させるとなんかすごい被害が出る。爆発的な。芸術ダァ…!(恍惚)

 

で最初の2Bちゃんはこれでピンチをしのぐ(自爆)んだけど、その時の記憶をバックアップしてくれた9S君はその時の記憶がなくってぇ…!みたいな話。

まあそれはいいや。

とりあえず病院廃墟を出たら廃墟都市の外れでした。で、沿岸も見えるし、多分これ陥没後のとこから水没都市沿岸までの下水道の上あたりっすね…、案外レジスタンスキャンプが近そうで一安心。

さ、それじゃあまずは情報収集と行きますか。

行動は、慎重かつ大胆に。どうせ引きこもってても上水道死んでるから、水無くて終わるからね!

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