牧師でハッカーで転生者な>>1   作:星茸

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スレは前話から続いてます。


【プラグイン】牧師でハッカーで転生者だけど応援に行く【N1】2

130:1

そういえば大会日程って全二日なんよね あまりにも色々起きすぎでは???

 

133:名無しの転生者

なにをいまさら

 

134:名無しの転生者

まあ……放送数ヶ月かけて一日を描くアニメとかザラだし……ネッ

 

136:名無しの転生者

リアルで起きたら大変とかいうレベルじゃないよね……

 

138:1

ほんまそれ その度にスレ立ててたらめんdもとい大変なのでスレ続投よ

 

今は光少年vsみゆきさん スカルマンマジで動きがわからんな……

 

140:名無しの転生者

大量のミニボムが活躍する回

 

141:名無しの転生者

ミニボムパイセンはアニメではいつも活躍してるだろ!!!

 

143:名無しの転生者

そういやイッチは応援組とは合流したん?

 

146:1

一応挨拶とか含めて一通りはした。

まあ席空いてなかったから一緒にはいないんですけども。

 

147:名無しの転生者

それはしゃーなし

 

149:名無しの転生者

実況 実況はないんですか

 

150:1

ないです

まあぶっちゃけ試合そのものにはなんも手が出せないからアニメ本編と代わり映えはしないのよ

動くとしたら……火野のやらかしから……かなぁ……

 

151:名無しの転生者

あっ⋯⋯(察し)

 

154:名無しの転生者

会場サウナ事件……

 

157:名無しの転生者

あれ実質3の科学省発火事件みたいなもんでしょ

 

159:名無しの転生者

あまりにも無差別すぎんか

 

161:1

もし間に合わなかったら被害が甚大なのでね……介入します……

ただなんも起きてない平時に侵入すんのはちょっと面倒だから事前に止めれないのがアレ 別方面で騒ぎが起きちゃう

 

162:名無しの転生者

そういうもんなのね……

 

163:名無しの転生者

せちがらい

 

164:名無しの転生者

そりゃ何も知らない側から見たら今入ってくるのは怪しいもんなぁ

 

167:1

というわけでそれまでは待機 ちょっと色々回ってみるかぁ

 

 

◇◇◇◇◇◇

 

 

会場のドーム天井が閉ざされ、白熱するホログラム球が煌々と輝く。

先程までとは全く別の熱気に包まれた観客席から離れ、八神は廊下を足早に進んでいた。

 

会場にいる観客すら巻き込んだ、火野の策略(やらかし)という名の番外戦術は明らかにやりすぎだ。

それに対処するため、事前に目星をつけておいた近場のプラグイン端子へ向かう。

そうしてたどり着いたそこに見覚えのある少年の姿を見つけ、思わず足を止めた。

 

「おや、会場で見かけないと思ったらこちらにいたのですね、伊集院くん」

 

「……貴方も、奴のために動くのか、八神牧師」

 

壁に背を預けたままじとり、とこちらに視線を寄越す彼に、被る猫は必要ないかと首を振る。

 

「それだけじゃないさ。このままだと観客にも被害が出かねない。……それに、あいつを人殺しにするつもりも無い」

 

「……まあ、そういうことにしておこうか」

 

そう言って場を譲る炎山。

そのまま立ち去る彼の背を見送りながら、八神はPETからケーブルを引き出した。

 

「そうそう、人を惹きつけるのもそいつの力だと思うよ。副社長どの」

 

「……フン」

 

 

 

「プラグイン、セレスト.exe。トランスミッション」

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

『よし、じゃあ最短距離で行くぞ。ドームの制御システムまで直通で“穴”を開ける』

 

「はい。これより領域の解析、介入を開始します」

 

電脳空間の“壁”に手をかざし、ネットワークへ介入。

会場に関しては現実も電脳も事前調査を行っている。セレストは手早く目標地点の座標を算出し、そこへ繋がる“(バックドア)”を構築する。

 

『既に大山少年らが動いてるのは確認している。ウイルスの処理は彼らに任せてお前はシステムを掌握、ドーム内の状態を正常に戻すことを優先しろ』

 

「了解しました。……接続完了。いつでも行けます」

 

広がった光輪の中心、開いた穴の先にうっすらと目的地が透けている。

その先で戦う数体のネットナビたちの姿を視認して、迷いなくそこへ飛び込んだ。

 

 

 

「失礼いたしますね」

 

「ガスッ!?」

 

ガッツマンの背後に迫っていたスウォードラを光輪で弾き飛ばしながら、セレストはそのエリアへ降り立つ。

一通り周囲を見回して、この様子なら問題はなさそうだと彼らへ向き直った。

 

「皆様はこのままウイルスの除去をお願い致します。私はこのまま奥の制御コアに介入、異常の修正を行います」

 

「お、お待ちください! あなたは──」

 

グライドの問いには答えることなく、カーテシーをひとつ。

〈ダッシュアタック〉で呼び出したキオルシンに乗り、一気に奥へと飛び立った。

道中のウイルスは基本的に無視、通り道を塞ぐものだけを〈ショットガン〉で払い除けていく。

 

そうしてたどり着いた制御コアに触れ、プログラムを走らせた。

 

「……システム掌握。破損部位の修繕、保護……完了(コンプリート)

 

それと同時にキン、と光の膜が広がっていく。

 

──後ろの方で、システムへの攻撃を弾かれたウイルスが首を傾げていた。

 

「ドーム天井の解放。集光板の再設定……換気システムも最大出力で稼働します」

 

『……こちらでも稼働を確認した。このままいけばもう大丈夫だろう』

 

「はい、ウイルスの完全駆除までこちらで維持します」

 

コアに触れたまま、後ろを振り返る。

……先程まではいなかったナビが増えている。

サメの姿を模した彼とそのオペレーターはこの道のプロだ。この場に蔓延したウイルスの属性的にもすぐに片付くだろう。

 

 

……その予測は外れることなく、さくさくと一掃されていくウイルスたち。

最後の一体が斬り払われたことで周囲が正常に戻ったことを確認して、セレストはコアから手を離した。

 

 

「協力に感謝する。……何故《天の瞳(エグリゴリ)》がここにいるかは追求しないでおこう」

 

「ふふ、ありがとうございます、シャークマン様」

 

近付いてきたサメ型ナビ……シャークマンへとにこり、と笑顔を向ける。

他のナビ達は既にプラグアウトしている。今頃観客席へ急いでいるのだろう。

一言、二言、言葉を交わして……若干釘を刺されながら……我々も戻ろうとプラグアウトするシャークマンに続き、セレストも戻るのだった。

 

……開けた“(バックドア)”はちゃんと塞ぎました。事後処理(証拠隠滅)は大事ですので。




友人のやらかしを処理する牧師さんの回。キオルシンは乗り物。
3話連続ヒノケン関係ってマジ???(今気付いた)

ハッカーやってるとネットエージェント勢とも面識はありそうだよねというアレ。
表の顔はたぶんまだバレてないと思います。たぶん。


そういえばバックドア、原作(ナンバリング外作品)にあったんですね。ガラケー版のやつ。
今回セレストが使ったバックドアに関してはやってることはだいたい同じだけどそのものではない、ぐらいの感覚でお願いします。
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