佐藤艦隊奮戦記   作:白雲しほ

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会議!with第4護衛隊

ー港湾建造ドックー

「それでは司令官、書類は吉武二尉たちが作ってくれてるはずです。さぁ派手に4隻いっちゃいましょう!!資源量はさっき吉武二尉に聞いた通り入れてくださいね?怒られちゃいますよ?」

…なんか変な心配されてる。

「た、確か1回だけボーキサイト以外300で残りは全部最低値だったよな?」

「はいその通りです。さっさと回しちゃってください!!」

よし、建造開始っと

『01:00:00』『00:24:00』『00:24:00』『00:18:00』

「おっなんか1つ長めだな。なんか違うのか?」

「これはおそらく巡洋艦ですね。重巡洋艦は凄いんですよ!!楽しみですね!!」

「あぁ、どんな感じか楽しみだな。さて、行くとするか会議。」

 

ー第4護衛隊 護衛艦「かが」艦内ー

「会議開始30分前に集合するとはな。」

この人は護衛艦かが艦長の高橋1等海佐。前職は護衛艦隊司令部勤務、さらに戻れば色々な艦で艦長の経験がある実績豊富な方だ。実は大艦巨砲主義者。

「当然です。早く始めましょう。」

この人は護衛艦いなづま艦長の田中2等海佐。この人も前職は護衛艦隊司令部勤務、高橋一佐とは度々同じ職場になる。最近は人事になにか無いか探ってる。

「そういえば第5護衛隊群って言ったけ?アレやっぱすごいらしいじゃん。」

この人は護衛艦さみだれ艦長の伊藤2等海佐。前職は護衛艦とね艦長。『敵』と不意遭遇戦、吹雪が助けに来たあの時のとね艦長である。とねは大破し、長期入渠が必要になった。吹雪の戦いを見て以来艦娘の力を間近で見たく思い運良く空いたさみだれ艦長の席に駄々こねて人事に滑り込んだ男。チャラいけど真面目。

「それはお前が1番知ってるだろう。あれが見たくてここに来てるんだから。」

この人は護衛艦さざなみ艦長の鈴木2等海佐。伊藤2等海佐とは防大の同期。よく、一緒に酒を飲んでいる。佐藤3等海佐を飲みに誘おうと思ったもののどうすればいいか困ってる。

…みんな個性的すぎる。

「とりあえず始めるか。今日の会議では第5護衛隊群との合同演習の件だったな。早速だが佐藤3等海佐、なにかあるか?」

うぇっ急に話しかけられた!?

「は、はい!!佐藤3等海佐です!!しょ、小官が思うに!!ペイント弾を利用した実戦に近い演習が必要であると思うのであります!!」

「佐藤3等海佐らそんな焦らなくていいから落ち着いてゆっくり話してくれ。で、どうしてそう思うのかね?」

「はい!!砲撃演習だけならば的さえ出せば出来るのですが回避は相手が居てこそだと思います。我々第5護衛隊群はまだ実戦経験が浅いです。そのためどのような回避が効果的かを学ぶためにもできる限り実戦に近い演習を行いたく思います。」

「いい考えだな。実は私も同じことを提案しようと思っていたからな。」

「ねー、質問いーい?これ、撃破判定とかどうすんの?」

「それはこの前技研から届いた装備を使おう。」

「あの被弾箇所からどのようなダメージが発生したか計算するシステムですね。確かあれを使えば被害が刻一刻と変わるからダメコン演習が効果的になるというのが売りでしたね。ですがあれは護衛艦のダメージは計算出来るでしょうが…艦娘の方はどうするのですか。」

「そこは艦娘が対艦誘導弾3発被弾したら撃沈とでもすればいいのでは無いか?対『敵』を想定した演習ならばそうするべきだ。」

「ペイント弾頭だとしても対艦誘導弾を撃てると思わないでください。現在我々は対艦誘導弾不足で首都防衛のために横須賀に最優先で供給されているんです。それに艦娘は対艦誘導弾を持った相手と戦いません。」

「じゃあ砲弾3発でいいんじゃね?ほら、艦娘って小さいからそう簡単に当たらねーよ。」

「バカ言うな、主砲の性能はそこまで低くない。大体航空機やミサイルに対応するための主砲だぞ。」

「君たち、少し落ち着いてみろ。せっかく艦娘のお嬢さんが来てるんだ。直接聞いてみたらどうだ?」

「え?わ、私ですか!?私は…えっとよ、妖精さんがダメージ計算を出来るそうなので、妖精さんにお願いすればいいと思います!!」

静まり返る会議室…

「「「「今妖精さんって言った!?」」」」

「妖精さんはなんというか私たちの補助をしてくれる存在です。ですから艤装の話なんかは妖精さんに聞くのが1番で…」

「え、えぇっとよく分からんが妖精さんが何とかしてくれるんだな?反対はあるか?」

「ありません。」「いいんじゃね?ガチでわからんけど。」「ですな。」

「よし、じゃあこれで決定だな。場所は前回の会敵場所でもある屋代島沖でいいだろう。では、今日は集まってくれてありがとう。それでは解散!」

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