ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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#15 虹夏「ぼっちちゃん無双」

ある日の練習日の事

 

虹「あれ?ぼっちちゃんが遅刻なんて珍しいねー」

 

喜「確かにそうですね…いつもならもう来ている時間なのに…」

 

り「道草を食べてお腹を壊したんじゃない?」

 

虹「リョウじゃないんだからそれはないでしょ…ないよね?」

 

今日はスタ連の日みんなで集合していたのだけど…集合時間を過ぎてもぼっちちゃんが来ない。どこかのベーシストと違って普段は喜多ちゃんが言う通り時間通り来るか遅れてくる時は連絡してくれるはず…みんなが何かあったのでは、と心配していたその時

 

ぼ「すみません!おくれました!」

 

虹「もー!遅れるなら連絡してよねー?心配したんだよー?」

 

ぼ「あ、忘れてました…心配かけてすみません…」

 

喜「ひとりちゃんが連絡しないで遅刻するなんて珍しいわね…何かあったの?」

 

ぼ「いえ、お姉さんと話していて少し遅れてしまいました」

 

ん…?何か、違和感を感じる気が…?

 

虹「と、とりあえず練習を始めようか!」

 

ぼ「そうですね!今日もみんなで頑張りましょうね!!(キラキラ」

 

り/喜/虹「!?!?」

 

おかしい!いつものぼっちちゃんなら「あ。そうですね…」と一言だけ言って準備するのにこんなにキラキラと輝いてしかも頑張りましょう?え?何が起きてるの??

 

り「ぼっち、今日どこか体調悪い?」

 

ぼ「いえ?特に調子も悪くないですし元気ですよ!………」

 

り「そ、そう…あれ?ぼっちどうした…っ!?///」

 

……あれ?急に静かになった?と思っていると何故かリョウを抱きしめ始めた。うらやま…コホン…え?本当に何が起きてるの??

 

ぼ「えへへ…いつも心配してくださってありがとうございます…大好きですよー…♪」

 

り「っ〜〜!?!?///」

 

あ、煙吐いて気絶した…ってそうじゃない!?え!?何が起きてるの!?珍しくリョウが心配したかと思ったらぼっちちゃんがリョウを抱きしめて耳元で囁いた?!

 

ぼ「あれー…?リョウ先輩…?寝ちゃったのですかー…?」

 

喜「ひ、ひとりちゃん?本当にどうしたの……?」

 

ぼ「………」

 

喜「え?ひとりちゃん?ねぇ、なんで黙ってリョウ先輩を寝かせてこっちに来るの?ねぇ?!ひと…むぎゅううう!?//」

 

こ、今度は喜多ちゃんまで!?これ羨ましがってる場合じゃないよね!ぼっちちゃん本当に拾い食いしておかしくなったの!?

 

喜「ひ、ひとりちゃ…」

 

ぼ「喜多ちゃんもいつも学校で私が友達が出来るように頑張ってくれてますし…それに始めたばかりなのにこんなにギターも沢山練習して…そんな優しくて努力家な喜多ちゃんがだいひゅきですよー…♪(スリスリ」

 

喜「ぴっ…/////」

 

あ、人間とは思えない言葉を出して気絶した…え?この流れだと次は…

 

ぼ「………(じー」

 

やっぱり私だよね!?だって気絶した喜多ちゃんを寝かせて私のところに来てるもん!?待って!まだ状況の整理がついて……

 

ぼ「えへへー…虹夏ちゃーん…♪」

 

虹「きゅ…///」

 

待って、可愛い。何この生き物。そろそろ自分が可愛いって自覚させなきゃいけないのでは?こんなにスタイルも良くて顔も良くて匂いも…あれ?匂い…

 

虹「……あれ?この匂いってお酒?」

 

ぼ「えへへー…♪」

 

うん、この匂いは覚えがある。あの酒クズベーシストに抱きつかれた時と同じ…え?なんで??

 

虹「ね、ねぇ?ぼっちちゃん。さっききくりさんと話してたって言ってたけど何話してたの?」

 

ぼ「むぅー…撫でてくらたらはなしましゅ」

 

虹「ぐっ……///」

 

なんで抱きつきながら拗ねてるの!?しかも頬まで膨らませてこちらを上目遣い…ぼっちちゃん…甘え上手過ぎない…?可愛さで気絶しそうになるのを抑えながらも頭を撫でてあげると

 

ぼ「えへへー…♪気持ちいいのでしゅ…♪」

 

虹「ぅぅ…そ、それで…何をしてたの? 」

 

ぼ「えへへ…さっきお姉さんとそこでバンドのことを話してまひた!」

 

虹「その時何か飲んだりした?」

 

ぼ「んーと…咳き込んだ時にお姉さんが何か渡してそれを一気飲みしまひた…?」

 

虹「あー…やっぱりね…」

 

なるほど、状況を整理するときくりさんと話していた時に何か…多分話しすぎて咳き込んだのだろう。その時に多分お酒を渡して一気飲みしたためここに酔っ払って来た、ということだろう

 

虹「うん、とりあえず…あの酒クズベーシストはお姉ちゃんに報告かな…」

 

ぼ「………(じー」

 

後できくりさんはシバいて貰うとして…ぼっちちゃんが何故か静かになってこっちを見てる…そして嫌な予感が…何か話さないと。と思っているとぼっちちゃんの顔が近寄り私の頬にキスをしてきた。え?キス?

 

虹「…ぼ、ぼぼぼぼっちちゃん!?!?なにしてるの!?」

 

ぼ「だって…構ってくれなかったですし…みんな寝ちゃって…ふぁ…」

 

寂しかったのか…確かに考え事をしていて撫でていた手も止めてしまっていた。少し悪いことをしちゃったかな…

 

虹「ごめんねー?ちょっと考え事してて…ほら?眠るまで撫でてあげるから安心して寝ていいよー?」

 

ぼ「……んっ…ありがとう…ござい…ましゅ…」

 

暫く撫でていると私を抱きしめたまま寝てしまった。少し恥ずかしいけど…いつもライブとかいろんな事で助けられてるもんね?たまにはいいよね。しばらくすると私のロインで事情を聞いたお姉ちゃんがあのベーシストに制裁を加えていた。流石に今日はみんな疲れていたこともあり練習はなしになりぼっちちゃんはお姉ちゃんが車で送って行ってくれた。

 

後日

 

り「……昨日のぼっちの破壊力…やば過ぎる」

 

喜「分かります…あの囁きボイスを耳元で聴きながら抱きしめられるなんて…ここが天国なのかと勘違いしてしまいましたよ…」

 

虹「うん…」

 

り「……でも、悪くなかった」

 

喜/虹「わかる(分かります)」

 

喜「私なんてオマケでスリスリまでされましたからね」

 

虹「私も…撫でてくれないからって頬を膨らませて拗ねてきて…」

 

り/喜「何それ可愛い(です!!)」

 

虹「し、暫くはぼっちちゃんの顔が見られないかもね…」

 

り/喜「確かに(です)」

 

その後また遅れてやってきぼっちちゃんが開幕スライディング土下座をして半分混乱しながらハラキリ宣言までしてそれを止めることになるのは別のお話

 

【完】

 

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