私は昨日普通にご飯を食べて普通に1人で寝ていたはず…なのに…目が覚めると何故か頭には変な機械をはめてぼっちが私の横にいた…しかも半分くらい裸で私の手はぼっちの胸を触っていた…寝ぼけてムニムニしていたけど頭が冴えてどんどん真っ赤になっていた
り「な、ななななんでぼっちがいるの!?」
ぼ「んん…まだ起きるには早いですよ…リョウさん…」
り「むぐっ!?」
寝ぼけたぼっちに抱きしめられた…普段なら安心するけど裸の大きな胸に抱きしめられてると考えただけで鼻が熱くなって…あ、鼻血が…
り「ブクブク…」
ぼ「なんだか暖かい…?…ってリョウさん!?」
ぼっちの胸は殺戮兵器…そんな言葉が脳裏に浮かんで私の意識は途切れた…次に目を覚ますとぼっちは見当たらなかった。やっぱりさっきのは夢だったのか…そんなふうに考えているといつものジャージ…ではなく私が着てそうなTシャツにエプロンを着たぼっちが現れた
ぼ「あ、あの…大丈夫ですか?」
り「う、うん…ぼっち…なんで私の寝床に潜り込んだの?昨日いなかったよね」
ぼ「へ?…昨日どころか…私たち一緒に暮らしてるじゃないですか」
り「……は?」
何を言ってるんだろう…このピンクツチノコ…そうか、夢だろう。そう結論付けて私はほっぺたを思いっきり引っ張った
り「いたたた!?」
ぼ「……あの…何してるんですか?」
り「夢じゃない…」
ぼ「あ、当たり前です!現実です!」
り「……なんで?」
頭がこんがらがって来たのでぼっち?と状況を整理する事にした。エプロンを脱ぎ私の横にちょこんと座るぼっち…うん、可愛い
り「それで…多分こういう時って年齢を聞く所からがいいよね」
ぼ「年齢ですか?26ですよ」
り「……私より上…」
ぼ「え…?」
り「私17だよ」
ぼ「えっ…ええ!?」
話を整理すると私は約10年後に来ているらしい…しかも未来の私の体にいる形で…こっちの私は本当に自由気まますぎるのでは
ぼ「な、なんとなく察しは着きますけど…こっちのリョウさんは過去のリョウさんの体に行ってるという訳ですね…ふふふ…もし…浮気なんてしたら…ふふふ」
ぼっち…ヤンデレ気質上がってない?今からでも大事にしたら私の未来は変わるのだろうか…まぁ、今はそんなことより気になることがある
り「ぼっち、気になることがあるんだけどいい?」
ぼ「あ、はい」
り「虹夏達はどうしてるの?」
ぼ「あ、今日会う予定ですよ」
り「………マジか」
未来の私は本当に何を考えているんだ!?今の私が会えるわけないでしょ!!ぼっちもそれを察したのか優しく撫でて落ち着かせてくれている…うん、これは…落ち着く…今のぼっちとは違う包容力があるし胸も少し大きくなってるのでは…?
ぼ「あ、あまり気にせずに話していいですし…会ってみませんか?」
り「……分かった」
そうして私はぼっちが作った朝ごはんを食べて(未来だから格段にレベルが上がって美味しい…)着替えスターリーに向かうことにした。私とぼっちはどこかのマンションに住んでいるらしくどこも目新しい…スターリーへの道はそこまで変わってはいなかったけど…ぼっちを先頭に私が後ろにしがみつく感じで中に入ることにした…
ぼ「あ、遅れました…」
り「…」
虹「あ、遅かったね!」
喜「そうですよ!」
ぼ「えへへ…すみません…」
中に入るとそこには成長した2人がいた…虹夏は身長こそそこまでかわってないけど幼い顔つきが大人に近くなっていた。郁代も同じで顔つきや服装がOLに居そうな感じになっている…まぁ、どことは言わないけど成長はしてないけど
虹「リョウ、ぼっちちゃんの後ろで何か考えなかった?」
り「!」
喜「もう!相変わらずラブラブな2人ね!」
り「う、うん…そうなの?ぼっち」
ぼ「あ、そうですよ。10年で結構変わりました」
虹/喜「10年?」
席についてぼっちは私の状況を説明してくれた…頼りになる所までレベルアップしてるんだ…話終えることにはいつものように虹夏が憤慨していた
虹「あいつ!また自由気ままにしやがって!!」
喜「まぁまぁ…落ち着いてください」
虹「今度あったらバックドロップしないと…」
ぼ「あ、お仕置は私がするので大丈夫ですよ」
虹「…そ、そう…ならいいか…」
り「ふっ…ふふ」
虹/喜/ぼ「?」
り「あ、ああ…ごめん。やっぱり未来でも私達って変わらないんだって感じたら安心して笑っちゃった…まだ心細かったし」
虹/喜/ぼ「……」
り「?…!?!?」
みんなが姿こそ変わってはいたものの仲良しなのは変わっていなくて安心して笑ってしまった。それを言うと何故か3人は黙って私を囲んで頭を撫でてきた
り「な、なにして!?」
ぼ「このリョウさん…可愛いですよね」
喜「分かるわ…ひとりちゃん!今のリョウ先輩はなんだか初々しさが抜けてひとりちゃんにしか赤くならなくなった自由気ままな人だけど…この先輩は本当にあの頃の先輩です!」
虹「わっかるー…なんであんなにひねくれちゃったのかな…こっちのリョウはそのまま育ってよね?」
り「わ、分かったから!撫でるのはやめて!!////」
暫く撫でられ続け私の顔は真っ赤になっていた…なんで私こんな目に合わなければいけないの…解放され私は壁の隅でいじけている
虹「ごめんねー?あまりにも可愛くて撫でちゃった…」
喜「本当にごめんなさい!私もつい…」
り「……可愛いって言わないで…」
ぼ「リョウさんは可愛いです」
り「ぼっちぃぃ…きらぃぃ…」
みんな…冷たい…拗ね続けていても話が進まないから仕方なく私は椅子に戻ることにした…まだ許してないからね
虹「それで、この後はどうする?」
り「この後?」
ぼ「あっ、何も考えてませんでした…」
喜「でしたら今日はお話をしませんか!」
り「……私を虐めなければいいよ」
その後みんなで他愛のない話を続け私とぼっちは帰宅した。なんだか疲れた…ベットまで行き私はパタンとすぐに倒れ横向きになる
り「疲れた…」
ぼ「あっお疲れ様です」
り「おもにぼっちのせいだけどね」
あの後も何度かぼっちは私の顔を赤くさせた…急に抱きついたり撫でてきたり…もう、散々だった。
ぼ「た、多分寝たら元に戻りますよ、なので…少しお話しませんか?」
り「……うん、そうだね」
こんな機会私の方は滅多にないんだから話さないのは損だよね。ぼっちは私を連れベランダに出た…風が気持ちいいなぁ…
ぼ「ここで作詞作曲に行き詰まったら2人で黄昏れるんですよね…」
り「確かにいいね、この風景」
ぼ「…えっと、こちらのリョウさんがすみませんでした…」
り「ううん、気にしないで。未来で私がやることだもん」
ぼ「あ、ありがとうございます…」
しばらく無言が続き静寂がその場を支配した…ぼっちとはいえ未来のぼっちだ、私だって緊張する…そんな静寂はぼっちが抱きしめたことによって壊された
り「っ!?」
ぼ「あの…過去に戻っても…その…私を応援してくれるとありがたいです…今だからこんなにできますけど当時は慣れないことだらけで困惑しましたから…」
り「……ぼっち」
ぼ「それに…リョウさんも無理はしないでくださいね…?作曲に行き詰まったからといって引きこもったり」
り「うっ…気をつける…」
ぼ「えへへ…これからも過去の私をよろしくお願いします…♪」
り「……うん」
やっぱり未来でもぼっちはぼっちなんだよね、変わった所はあっても周りのことをよく見てるし…まぁ、そんな所が大好きなんだけどね。話も一段落しもう寝ようということなので私とぼっちはベットに向かった。一緒に寝るのはまだ恥ずかしかったけど安心もした…こんな生活になるのなら頑張らないとね
り「……おやすみ、ぼっち 」
ぼ「…はい、リョウ…先輩…♪」
私の聞きなれた呼び名に安心し私は意識を手放した
前のお話でリョウは機械を頭から外して証拠隠滅をしようとしたけどこっちのリョウが付けて寝てないのは朝ぼっちが付けたからということで(笑)