ゲームにハマるのはいいけど周りが見えなくなるのはダメですよね?
ぼ「虹夏ちゃん…今日は私の相談のために来てくれてありがとうございます」
虹「大丈夫だよ!それにしてもぼっちちゃんからの相談って珍しいね?何かあったの?」
今日はミーティングの日なんだけど前日にぼっちちゃんから相談があるからってファミレスで待ち合わせをしていた。正直ぼっちちゃんから連絡が来てただけでもビックリだし内容が相談と聞いてこれは何かあったのかなって心配していた
ぼ「あの…リョウ先輩の事なんですけど…」
虹「リョウの事?…まさか貸した金額が6桁を超えたとか!?」
ぼ「あ、そこは大丈夫です。お付き合いをしてからは本当に困った時にしか頼まれませんしちゃんと返してもらってます」
虹「そ、そうなんだ…それならいいのかな…じゃあ何が問題なの?」
ぼ「実は…最近私より喜多ちゃんと話すことが多いんですよね…」
虹「……そうだっけ?」
ぼ「こっこの前もデートしてた時たまたま喜多ちゃんと会ってそのままご飯を食べることになったんですよ」
虹「珍しいね?喜多ちゃんが居そうなところにぼっちちゃん達が行くなんて」
ぼ「たまたまファミレスに行く所だったので…」
虹「あ、なるほど…」
ぼ「それで3人で座ってしばらくしたら…喜多ちゃんとリョウ先輩がハマってるゲームが一緒らしくて喜多ちゃんと別れるまで私だけ話せませんでした…」
虹「ありゃー…でもその時だけじゃないの?」
ぼ「そのあとも喜多ちゃんと話してることが多いんですよ…」
んー…これは100%リョウが悪いよね。確かに最近スマホゲームにハマったけど話せる人がいなくてしょぼんとしてたけど…ここまでぼっちちゃんを放置するのはダメだよね
虹「んー…まぁ、リョウも初めての恋愛だから1度ガツンと言わないといけないと思うよ」
ぼ「ガツンと…でもどうすれば…?」
虹「ハッキリ言うことー…はぼっちちゃんには難しいから…何か恥ずかしがらせて話を通しやすくするとか?」
ぼ「なるほど…恥ずかしがらせる…むむ…あっ…いい事思いつきました」
虹「おっなになに?」
ぼ「えへへ…今日のミーティング前のお話でまた放置されたらするので教えません…♪それに虹夏ちゃんや喜多ちゃんも笑ってくれますよ」
虹「えー…それじゃあ楽しみにしておくね?」
ぼ「はっはい!…あっ今日はありがとうございました!」
虹「ううん!力になれたのなら良かった!それじゃあ早速行こっか?」
ぼっちちゃんが何かを思いついたみたいだけどまだ内緒だって…んー…気になるけど無理やり聞くのはダメだしこれはこの後のぼっちちゃんの行動を見てないとね
その後お会計を済ませスターリーに戻ると既に2人は来ていたようで早速ゲームで盛り上がっているみたい
り「あ、そのカードはズルい」
喜「先輩こそ!…ここでダイレクトアタックです!」
り「くっ…あのカードを入れた方が回りやすいのかな…」
喜「どうでしょう…あ、これとかいいと思いますよ!」
ぼ「あ、あの…」
り「あ、ぼっちと虹夏遅かったね…あと1回だけやるから待っててくれない?」
虹「いや、ミーティング始めたいんだけど…」
り「郁代に負け続きは嫌だ」
喜「先輩…このゲームする時結構熱くなりますよね」
り「ふっ…私は孤高のデュエリストだからね」
ぼ「……」
あ、ぼっちちゃん…顔は変わらないけどこれは怒ってるね…ということはさっき言っていたみたいにガツンと言う作戦を試すのかな?
ぼ「…それでは賭けをしませんか?」
り「賭け?」
ぼ「わ、私が今からするマジックが成功したら…適度なゲーム時間にして欲しいです」
喜「えっ!ひとりちゃんマジックできるの…?」
虹「初耳…リョウは知ってる?」
り「ぼっちは不器用だから無理だと思うけど…ちなみに失敗したら?」
ぼ「こ、このあとゲームをしてもいいですし…私も合わせられるように始めます」
り「ということはミーティング中にしてもいいってことだね…うん、乗った!」
喜「だ、大丈夫ですか…?リョウ先輩…」
り「ふっ…ぼっちの事なら私がよく知ってるからね。ぼっちは手品みたいなものは出来なかったはず」
虹「喜多ちゃん、2人の好きなようにさせてあげよ?…(それに、少しリョウにはお灸を据えないとね?」
喜「(い、伊地知先輩がそこまで言うのでしたら…」
ぼ「ふぅ…そ、それでは…いきます」
これから何が始まるんだろう…ぼっちちゃんが珍しく自信があるみたいだし…
私と喜多ちゃんは成功するしない関係なくぼっちちゃんがどんな事をするのかドキドキしている中何故かぼっちゃんはポケットからスマホを取り出した。確かに今はスマホでマジックをする人がいるけどあれは上級者がするようなイメージが強いよね…リョウは勝ち誇った顔で見てるし
しかしそんな顔も次のぼっちちゃんの一言によって崩れてしまった
ぼ「これから…手を使わずにリョウ先輩を真っ赤にするマジックをします」
り「え?」
虹「ぷっ…ふふ」
喜「ひとりちゃん…どうやるの?」
さっきまでの勝ち誇った顔が頭の上にハテナが大量について凄い顔になってる…こ。こんなの笑わない方が無理でしょ!喜多ちゃんも喜多ちゃんで乗っかってるし!
ぼ「まずはこれですね…猫になったときに私に甘えてた時の写真です」
り「!?」
虹「ふー…ふー…あっ、懐かしいね!あの時のリョウ拗ねてぼっちちゃんのとこに行ったんだっけ?」
喜「しかも語尾ににゃって付けてて…思い出しただけで可愛かったです!」
り「そ、そんな昔の写真ど、どこから…!?」
ぼ「マジックなので…次はこれです、付き合う前に私に抱きしめられるのが好きになってたまに私に頼んでた時の蕩けてる顔です」
り「っ〜!?!?」
虹「へー確かこの時って私達に仕返しとしてぼっちちゃんに男装させたときだっけ?服装も男物だし」
喜「あの時のひとりちゃんかっこよかったわ…」
ぼ「じ、実は2人が気絶したあと…嫉妬したって言ってましたね」
り「ぐぅ……//」
虹「あ、とうとう話せなくなっちゃった」
ぼ「あ、あと十枚くらいありますよ」
り「じゅ…!?わ、私の負け!負けだから!///」
ぼ「負け…ですか?」
り「う、うん…反省したから…ちゃんとミーティングに参加するよ…//」
あっリョウが負けを認めた…うん、これは確かに恥ずかしいもんね…昔の自分を見られなんて私もすぐに恥ずかしくなるもん。流石にリョウをここまで赤くすればぼっちちゃんも満足したよね?
ぼ「…まぁ、私はマジックの途中なので続けますけどね?次の写真は男体化私に怯え2枚目でキスをされて蕩けてる写真です」
り「ぼっち!?!?///」
虹「うわー…ぼっちちゃん鬼だね…確かに失敗したらって言ってたから勝ち負けは関係ないけどさ…それにしても普段のリョウとは思えない表情だね」
喜「この怯えてる表情のリョウ先輩…まるで子猫みたいですね…それに蕩けてる顔もなんだかエッチですし…」
り「う、うるさい…///」
ぼ「ま、まだ話せるみたいなので次にいきますね?」
り「や、やめ…あー!?/////」
その後ぼっちちゃんによるマジックという名の公開処刑は30分程続き初めはスマホを取り上げようとしたりしたリョウも顔を隠すように蹲ってしまった…あれ?少し震えてる気が…まぁ、これに懲りたらゲームをやり過ぎないようにね?
それにしてもあの写真はどこから手に入れたんだろう…猫の時はチャンスはあるけど男の子になってる時の記憶はないだろうしそれにみんな気絶していたから取れないはず…そしてその時にキスをしたリョウとぼっちちゃんの写真が明らかに第三者が撮ってるような構図だし…あとは気づいているなら子供になった時のリョウとかがないのもなんだかおかしいよね…
??「はっくしゅ!…んー?誰か噂でもしてんのか?…さて、今日もアイツらの写真を監視カメラからフォルダに移さないとな」