ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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たまには虹夏が薬を盛ってもいいじゃない。彼女(リョウ)が怒りそうだけど←


リョウ「ぼっちが子供になってる?」

り「今日はミーティングか…サボったら流石に虹夏に怒られるよね…」

 

今日は久しぶりのミーティングの日…まぁ何回かやってるけど月初めと終わり以外は郁代のここ映えスポット紹介とかライブには関係ない事が多いんだよね。もはやそれは普通にお茶会でいいんじゃない?

一瞬サボろうとも思ったけど虹夏は真面目だから怒るし頑張ろ

 

り「おはよー」

 

喜「あっ…お、おはようございます…」

 

虹「あー…お、おはよー?リョウ」

 

り「2人ともなんか元気ないけど大丈夫?」

 

虹「そ、そそそそうかなー?気のせいじゃない!?ね!喜多ちゃん!」

 

喜「そ、そうですよ!別に私たち何も隠してませんし!」

 

虹「喜多ちゃん!?」

 

り「…まぁ、それはいいけど後ろに何隠してるの?」

 

虹/喜「ぎくっ!」

 

り「そんな古典的な驚き方する人まだいたんだ。それで?後ろは…ダンボール?」

 

虹「あっちょ!?」

 

虹夏達を押しのけ後ろを見るとダンボールが置いてあった。なんで?

でもこのダンボールなんだか揺れてるし…中に何かいる?この大きさだし子供くらいしか入らないと思うけど…恐る恐るダンボールを取ると中には…ぼっちらしき子供がいた

 

り「……これぼっちの妹?」

 

虹「そ、そうだよ!遊びに来てたみたい!」

 

喜「あはは!そこに隠れてたんですね!」

 

り「その割には隠してたよね」

 

虹「なんの事かわからないなー?」

 

星「虹夏!ぼっちちゃんに着せるための昔の服持ってきたぞ!」

 

虹「あっお姉ちゃん!?」

 

喜「あー…」

 

り「……説明してもらおうかな?」

 

虹「は、はい…」

 

私が2人を尋問しているとウキウキとした表情で紙袋を持ってきた店長が来た。なんとなく察してはいたけどやっぱりこの子はぼっちだったみたい

私はぼっちを抱っこしまるでハラキリでもするかのように正座して3人並んでいる前に立つ

 

り「それで?「私の!」彼女になにをしようとしたの?」

 

星「お前いつから強調できるようになったんだ?」

 

り「それは置いといて。次に質問以外の答えが来たら店長のパソコンの中身確認するから」

 

星「ごめんなさい」

 

り「で?どういうこと?」

 

虹「そ、それは…ごめん…あのサイトから薬を買ってぼっちちゃんに盛りました…」

 

り「なるほどね…察してはいたけど珍しく虹夏がしたんだ」

 

虹「だって…前にアルパムを見たんだけど可愛くて…」

 

喜「私も…つい魔が差しました…」

 

星「私も小さいぼっちちゃんに釣られた…」

 

まさか3人で共闘していたなんて…まぁ、ぼっちは私達には警戒心がゼロだから仕方ないけど

3人に呆れていると抱っこしているぼっちが何かを言いたそうにこちらを見ていた

 

り「ぼっち、どうしたの?」

 

ぼ「…おねえちゃん…だれ?」

 

り「は?」

 

ぼ「ひっ!」

 

この3人の余罪が増えた、なんで私の事忘れてるの???怖がるぼっちから目線3人組に戻すと店長と郁代が同時に虹夏を指さしていた

 

り「それで虹夏これはどういうこと?」

 

虹「えっと…説明だと完璧に子供に戻ると書いてありました…」

 

り「なるほどね…」

 

虹「そ、それよりいつまでもダボダボのジャージじゃ可哀想だし服を着せてあげよ?」

 

り「犯人は虹夏だけどね」

 

ぼ「へくしゅ!」

 

り「…仕方ないか…次は許さないからね 」

 

虹「はーい」

 

確かに今のぼっちはブカブカのジャージを着ているだけ、ここはクーラーも効いてて寒いだろうしはやく普通の服を着せてあげないと…

 

星「それじゃあこれから選んでくれ」

 

り「これさっきの紙袋?」

 

星「虹夏に頼まれてな、昔の虹夏の服を持ってきた」

 

り「なるほど…それじゃあ待ってて」

 

星「待つ?」

 

喜「わ、私達も手伝いますよ!」

 

虹「そうだよ!1人だと大変だよ!」

 

り「郁代と店長は未だに目が怖いからダメ、虹夏は普段ならいいけど今日は薬を盛ったからだめ」

 

喜「め、目が怖い…」

 

星「私もかよ…」

 

虹「……人の事言えるの?」

 

り「なんの事か分からない」

 

落ち込む2人と虹夏の一言は無視して私はぼっちを連れて休憩室に行くことにした。さっきは怖がってたけど私から暴れて降りないのはなんでだろう…

 

り「よいしょ…さて…ぼっち、何か着たいものある?」

 

ぼ「ぼっち…?」

 

り「あー…ひとり…ちゃんは何か着たいものある?」

 

ぼ「えっと…これ…」

 

り「……黄色い恐竜のパジャマ?」

 

ぼ「う、うん…ダメ…かな…?」

 

り「いいんじゃないかな…可愛いし」

 

ぼ「えへへ…お姉ちゃんに可愛いって言ってもらった…♪」

 

り「んん!!」

 

ぼっちは嬉しそうにパジャマを抱きしめて笑った…無邪気過ぎる…何この生き物?今のぼっちにとって私は知らない人だよ?警戒心や生存本能はどこに置いてきたんだ…私が顔を抑えている間にぼっちは着替え終わったのか私の袖を引っ張っていた

 

ぼ「お、お着替え…できた!」

 

り「ぐっ…可愛い…偉いね?」

 

ぼ「えへへ…お姉ちゃんって安心するね!」

 

り「……た、耐えきれない…あっちに戻ろう…」

 

ぼ「…だ、抱っこ…」

 

り「…可愛いな!!もう!!」

 

ぼ「えへへー…♪」

 

撫でてあげると喜ぶしあっちに戻ろうとしたら抱っこをして欲しいって言うし…本当に可愛すぎない!?このぼっち!いや、普段から可愛いけどこのぼっちは陰を抜いた感じで純粋しかない…は、はやく虹夏達の所に戻ろう…

 

虹「あ、戻ってきた!…おおー!その服懐かしい…」

 

喜「か、かわいいい!!!」

 

星「懐かしいな…」

 

ぼ「あぅ…」

 

り「ぼっち可愛すぎて死にそう…誰か変わって」

 

喜「でしたら私が変わります!おいでー?ひとりちゃん?」

 

ぼ「……やっ!」

 

喜「えっ…」

 

り「ぷっ…ふふ」

 

星「な、なら私が…」

 

ぼ「ひっ…やだ…」

 

星「私には怯えてないか!?」

 

虹「ぼ、ぼっちちゃん…なら私は…?」

 

ぼ「…行く…」

 

虹「ほっ…おいでー?」

 

ぼ「うん…えへへ」

 

虹「か、可愛い…」

 

り「2人にはなんで行かなかったの?」

 

ぼ「えっと…赤いお姉ちゃんは…目が怖かった…から…」

 

喜「ひとりちゃん酷い…」

 

り「日頃から狙ってるのが悪い。店長の方は?」

 

ぼ「……怖かった」

 

星「私全てが怖いのか…少し笑顔の練習でもしようかな…」

 

虹「私は寄ってきてくれてよかった…」

 

崩れ落ちた店長と郁代はほっといて虹夏には行ってくれて良かった…あのまますりすりされ続けてたら私が色んな意味で持たないからね…そういえばぼっちはどうやったら戻るんだろう?

 

り「虹夏、ぼっちはいつ戻るの?」

 

虹「ぼっちちゃんは可愛いねー!…あっ戻る方法だよね。もう少ししたら戻ると思うよー」

 

り「そうなの?」

 

虹「多分…」

 

り「虹夏ってぼっちの事になるとネジが外れるよね」

 

虹「うう…」

 

ぼ「えっと…お、お姉ちゃん落ち込まないで…」

 

虹「可愛いよぉ…ぼっちちゃん…」

 

り「私の時はぼっちで分からなかったのに…」

 

ぼ「ぼっち…あだ名…えへへ…」

 

虹「なんだか最初の頃を思い出すね」

 

り「私があだ名をつけたんだよ、だから私の手柄」

 

ぼ「お姉ちゃんありがとう…」

 

り「虹夏、なんで子供のぼっちは素直なのに元のぼっちは褒め言葉を受け取ってくれないんだろう?」

 

喜「わかります!私も褒めても受け取ってくれなくて…」

 

虹「喜多ちゃん復活したんだ」

 

喜「戻るかもしれないのに倒れてられませんからね!」

 

ぼ「……お姉ちゃん襲わない?」

 

虹「待って、その言葉どこで覚えたの?」

 

ぼ「えっと…テレビ?」

 

喜「襲いませんよ!…私も抱っこしてもいい?ひとりちゃん…」

 

ぼ「……うん、いいよ?」

 

喜「ありがとう!!おいでー?」

 

ぼ「えへへ…♪」

 

り「ぼっちの無邪気な笑顔…いいよね」

 

虹「だね…そして普段では着ないような服ってのもあつていいよね…」

 

その後郁代による着せ替え大会(店長も復活して参加していたけどぼっちが怖がったので虹夏によって退場させられてた)をしたりゲームをしたりした。店長には怖がったりしたけどぼっちは基本笑顔でこちらも笑顔になってしまう…けどそろそろ私も帰らないといけない頃になったのにぼっちは元に戻らないのはなんで??

 

虹「いやー楽しかったね!」

 

ぼ「にじかお姉ちゃんのお洋服…可愛かった!」

 

虹「そろそろ戻るとは思うんだけどなー…可愛いからスルーしてたけど…」

 

り「明日には戻るんじゃない?」

 

喜「え?それならこの後はどうするんですか?」

 

り「もちろん私の家」

 

虹「なんでよ!私達も懐いて貰ってるんだしジャンケンでしょ!」

 

喜「そうですよ!先輩だけ独り占めはダメですよ!」

 

り「私の彼女だしなにより人の彼女に薬を盛るような人に預けられない」

 

虹「ぐっ…正論だから返せない…」

 

喜「うぐぐ…我慢します…」

 

り「ん、それでいい。それじゃあ帰るね?ぼっち。行こ」

 

ぼっちの手を引いてスターリーを飛び出る。急いで出ないとまた絡まれたらめんどくさいしね…スターリーを出て暫く歩いているとぼっちが心配そうに声をかけてきた

 

ぼ「リョウお姉ちゃんのお家に行くの…?」

 

り「うん、嫌だった?」

 

ぼ「ううん…お姉ちゃんと一緒なら安心する…」

 

り「……そっか…」

 

ぼ「うん…ふぁ」

 

り「眠くなったの?……おんぶしてあげようか?」

 

ぼ「うん…」

 

安心する…ね…それは私のセリフなんだけどね

ウトウトしているぼっちを背中に乗せるとすぐに寝息が聞こえてきた…本当に私を信頼してるのかな?それにしても少しは疑った方がいいよ?

そろそろ私の家に着く頃、ぼっちの方に異変が出ていた

 

り「…何か、背中にムニムニとした触感が?」

 

そのムニムニしたものは私の背中を押しのけるように大きくなっていき私が支えているお尻も少しづつ大きくなってる…え?これって元にもどってるんじゃない!?だって背中の感触ぼっちの胸だよね!?

急いで家の扉を開ける中に入るとぼっちは既に元に戻ったのか私は重さで倒れてしまった…うう…胸の感触が…しかもこれ…直だよね…

 

ぼ「むにゃむにゃ…えへへ…リョウ…お姉ちゃん…♪」

 

り「………全く…恥ずかしい格好になってるのにどんな夢を見てるんだか…」

 

うちの親公認の仲だったから助けて貰えたから良かったけど…そうじゃなかったらあの半分裸のぼっちを持つなんて無理だよ…

その日は疲れたのでぼっちと同じ布団で眠ることにした

 

り「ふぁ…よく寝た…」

 

ぼ「…あっあの…」

 

り「んっ…ぼっち起きてたの…?」

 

ぼ「はっはい…それでその…この状況は…」

 

り「…昨日のこと覚えてないの?」

 

ぼ「……りょ、リョウ先輩の変態!!!////」

 

り「へっ!?!?」

 

何度も裸を見た仲だったけど不意に見られるのと覚えてないこともあってか私が襲った事になってビンタされてしまった。なんとか説明するとぼっちは高速土下座をし今度ご飯を奢る事でなんとか済ませたけどぼっちにも乙女な部分あったんだ…

 

 

虹「リョウーぼっちちゃんはー?」

 

り「遅れてくるんじゃない?」

 

ぼ「おっ遅れました…」

 

り「ほら」

 

喜「ひとりちゃんが男の人とぶつかって弾けてしまって遅くなりました…」

 

虹「なるほど…災難だったね」

 

喜「疲れました…」

 

ぼ「おっお手数お掛けしました…あっリョウお姉ちゃん!おはようございます!」

 

り「!?///」

 

虹「んん!?」

 

喜「ひとりちゃん?」

 

ぼ「へ?…あっ…」

 

喜「きゃー!?またひとりちゃんが破裂したわ!?」

 

虹「あーあー…ぼっちちゃんは破裂してリョウは真っ赤だね」

 

り「…これも虹夏のせいだからね…///」

 

その数日後ぼっちが何故か私の事をお姉ちゃんと呼んで破裂していた…完璧に子供の時のぼっちが出ていたから破裂しそうになったのは私だよ…

 

 

 

 

 

 

 

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