虹「最近リョウ来ないねー…」
喜「ひとりちゃんの方も何か連絡はあった?」
ぼ「あっあまりないですね…最近では1つの返信に1時間とかかかってます」
リョウ先輩が来なくなって1週間…理由は作曲なので虹夏ちゃんや店長も納得してくれたのは良かったのですけど最近連絡も無くなってしまって本当に心配…私も作詞の時に何日も寝てない時があったしリョウ先輩も同じような事をしてるのでは…
虹「あいつ…せめて連絡はしろって言ったのに…」
喜「んー…今度見に行きませんか?心配です…」
ぼ「………そ、そうですね…」
虹「それじゃあ明日のお昼に集合!」
喜「はーい!」
ぼ「…はい」
その日はみんな解散することになった。次の日お昼と言われていたけど私だけは早めに行くことにした、最近買ったヨギボー(ダンボールに入れてたけど電車で冷たい目で見られた時は恥ずかしかったですけど…)をリョウ先輩にはやく渡したかったから…私も何度か眠ったけどこれの魔力には適わないですからね…
久しぶりのリョウ先輩の家になんだかドキドキしながらもインターホンを鳴らすと少ししてリョウ先輩が出てくれた、案の定目には隈を作って眠そうにしていた
り「……ぼっち…ってその荷物は…?」
ぼ「あっヨギボーです」
り「……なんで?」
ぼ「リョウ先輩にも使って欲しくて…えっと…お邪魔します」
り「…まぁ、いいけど…私の部屋に置いてくれたらいいよ」
ぼ「あっはい」
なんとかリョウ先輩の部屋に入れ込み真ん中にヨギボーを置こう…ふぅ…結構疲れた…あれ…この紙は…楽譜…?
リョウ先輩の部屋には楽譜が何枚も落ちていた、しかもどれも同じ…
り「ぼっち、それは見ないで…完成してないから」
ぼ「えっ…でも…」
り「…見ないで」
ぼ「…あの…いつから眠ってないんですか?」
り「……4日前くらいかな…形にはなったけどなんだかしっくり来なくて…3日までは調子良かったのにね…」
ぼ「……」
多分完成直前から寝不足で全部違うって思ってるんじゃないのかな…寝不足の時に見ると何でもダメな方に考えちゃうし…これははやく寝てもらわないといつかは倒れちゃう
り「それじゃああと少し作業するからくつろいでて」
ぼ「……寝てください」
り「……完成したらね」
ぼ「だ、ダメです…倒れたら嫌です」
り「大丈夫だよ…そこまでは無理しないから」
ぼ「……」
り「……だから腕を話して欲しいかな」
ぼ「…いつものリョウ先輩なら振り解けますよね?」
り「………」
ぼ「……すみません…失礼します!」
り「えっ…っ!?」
歩くだけでもフラフラなのに強情なリョウ先輩を無理やりヨギボーに押し倒す
これくらいしないとリョウ先輩は机に座って作業するから仕方ないよね
り「っ…な、何するのぼっち…びっくりした」
ぼ「眠るまでここをどきません!」
り「…はぁ…分かった…眠るから…」
ぼ「……本当ですか…?」
り「こうなったぼっちは強情でしょ?それくらい分かるよ」
ぼ「えへへ…リョウ先輩に似たので…♪」
り「ふっ…言うようになったね…それにしても本当にこれは人をダメにするね…」
ぼ「あっ私も行き詰まった時に何度か眠ったですけど本当にすぐに眠れましたよ」
り「……だからぼっちの匂いがしたのか…」
ぼ「へ?」
り「……柔らかいのと…ぼっちのにおいで…安心…す…る…」
ぼ「…リョウ先輩…?」
り「……すぅ…すぅ…」
……寝ちゃった…これで頭がスッキリしていいアイディアが浮かんでくれるといいけど…えへへ…それにしても…安心する…ですか…嬉しいですね…私も一眠りしようかな…?
り「……んんっ…ぼっち…」
ぼ「……失礼しますね…おやすみなさい…リョウ先輩」
虹夏ちゃん達には連絡も入れてるし…いいよね…私もリョウ先輩のにおいを嗅ぐと…安心…します…
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今日は音信不通になりかけてるリョウの様子を見るためにみんなで集まって行くことになってるんだけど…
虹「んー…ぼっちちゃん遅いね…」
喜「ひとりちゃんが遅刻なんて珍しいですよね…しかも今回はリョウ先輩の事なのに…」
虹「だね…あっメッセージ来てた」
喜「えっ…ひとりちゃんからですか?」
虹「うん、渡したい物があるから先に行ってます…だって」
喜「ひとりちゃん…余っ程心配だったのね…」
虹「2人とも作曲作詞で通じ合うものが多いからリョウが無茶してるのを一番に分かったんじゃないかな?」
喜「それなら私達も早く行かないとですね!」
虹「だね!」
2人とも無茶する所はそっくりだからね。ぼっちちゃんなんか作詞で寝不足が続いて青くなってたこともあったしリョウも似たような事が前にあったから…私も心配だし早く行こう!
リョウのお母さん達からは勝手に上がっていいと許可を貰っているので喜多ちゃんを連れてリョウの家に行くことにした。インターホンを押しても反応がなかったから借りてる(というよりリョウが渡してきた)鍵を使って中に入ると玄関にはぼっちちゃんの靴があった
多分ぼっちちゃんが何かしてくれたのかなと安心しつつもリョウの部屋に行くと…ぼっちちゃんがリョウを抱きしめる形でヨギボーの上で眠っていた。抱きしめられてるリョウも穏やかな顔をして気持ちよさそうにぼっちちゃんのお腹に顔を埋めてる
喜「っ…ふ、2人とも…可愛い…」
虹「確かに…それに2人とも熟睡してるね」
り「むにゃ…」
ぼ「えへへ…」
喜「なんだか恋人というより姉と妹みたいですね」
虹「確かに…?」
喜「……リョウ先輩も大丈夫そうですし今日は帰りましょう」
虹「だね…あっでも報酬は貰って行こうか?」
喜「へ?…あっいいですね…!」
首を傾げた喜多ちゃんも私がスマホを出した瞬間察してくれたのか同じように1枚写真をパシャリ…うん!これはいい写真だね!
その後私達はコッソリ家を出てぼっちちゃんに先に帰ることをメモに残して帰ることにした、リョウならぼっちちゃんがいれば大丈夫だしね?
その次の日私の家にリョウが来てくれた
り「虹夏、昨日はごめん。寝てたから来てるのに気づかなかった」
虹「ううん!リョウが無茶してなかったみたいだし安心したよ」
り「まぁ、ぼっちに無理やり眠らされたけどね…全く強情なぼっちには困ったよ」
虹「へー?その割には気持ちよさそうにしてけどー?」
り「?そのスマホがな…に…っ!?!?///」
虹「ぼっちちゃんのお腹とヨギボー…どっちが気持ちよかった?」
り「なっ!?なんで私ぼっちに抱きつい…しかも写真なんて!?////」
虹「あれ?知らなかったの?」
り「お、起きたらぼっちはご飯作ってくれてたし…知らない//」
虹「そっかー♪まぁ、お姉ちゃん願望があるリョウらしい寝相だったよ♪」
り「そ、そんな願望は…な、ない!!///」
虹「説得力ないなー♪」
り「に、虹夏ー!!///」
リョウに写真を消されそうになったけどこれは私の対価だから消させないからね!これに懲りたら少しは無茶するのをやめてほしいな♪