ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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前回のリョウ目線です!


リョウ「公園にいたピンクのお姉さん」

り「もうほっといて!」

 

「あっリョウちゃん!?どこに行くの!?」

 

あーもう!お母さん達うるさすぎる…確かに昨日まで夏風邪で寝てたけど…あんなに心配する必要ないよ…虹夏の所に行ってもいいけど最近星歌さんと仲良くなってるから割り込めないんだよね…

途方に暮れながらも無意識にやってきた公園のブランコに座る…特に何かする訳じゃないけど口に出さないとイライラが止まらなかった

 

り「本当にお母さんたちうるさい…」

 

「………」

 

り「あんなに構われたら私の居場所ないじゃん!」

 

「えっと…ど、どうしたの?」

 

り「え?」

 

お母さん達への怒りで周りが見えてなかったけど私の隣には全身ピンクで何か大きな荷物を持ったお姉さんがいて何かに怖がりながらも私に話しかけてくれた

この際だから知らない人だけど聞いてもらおうかな…

 

り「……お姉ちゃん…リョウのお話聞いてくれる?」

 

「へ?り、リョウ?」

 

「うん」

 

「……えっと…名前を聞いてもいいかな?」

 

り「山田リョウだよ」

 

「えっ!?」

ピンクのお姉ちゃんは何故か私の名前を聞くとアタフタと慌てだした。所々溶けてるようにも見えるけどきのせいかな…?

 

り「お姉ちゃん…?」

 

「えっ…あっ!ご、ごめんね?どうしたの?」

 

り「うん…今日ね?お母さん達と喧嘩しちゃったんだ」

 

「ええ!?な、なんで…?」

 

り「だって私の後をずっとついてきた大丈夫?とか…うるさかったんだもん…」

 

「あー…」

 

り「それで怒って飛び出しちゃった…」

 

「……そ、それで…少しは落ち着いてきた?」

 

り「うん…」

 

「そっか…お母さん達も心配してるだけだから怒ったらダメだよ?」

 

り「………うん」

 

「リョウせ…ちゃんは絶対に両親と仲良くなれるからね?」

 

り「……そうかな…」

 

「う、うん!お姉ちゃんが保証する!」

 

り「なんだかお姉ちゃんなら信用出来るかも。帰ったら謝ってみるね」

 

「うっうん。それがいいよ」

 

初めて会ったお姉ちゃんなのに何故かその言葉には信じてもいいって感じる、それになんだか安心もするし…なんでだろう?それにしても1つ気になってるものがあるし少し聞いてみようかな

 

り「ありがと、お姉ちゃん!そういえば後ろの大きな荷物は何?」

 

「へ?これはギターだよ」

 

り「ギター!?じゃあ弾けるの?」

 

「う、うん」

 

り「お願い!聞きたいな!」

 

「んんん…いいのかな」

 

り「……ダメ?」

 

「うっ…わ、わかった…待ってて?」

 

り「やった!」

 

お姉ちゃんは初めは悩んでいたけどお願いしてみたらなんとか弾いてもらえることになった!前に虹夏ちゃんから「お姉ちゃんのギター凄かったの!」って聞いてたから興味があったんだよね。お母さんには止められたけど…目の前で弾いてくれるなんて私ツイてる!

ワクワクを抑えきれずギターの準備をしているお姉ちゃんを見ていると準備が終わったのか私の方を向いた…か、カッコイイ!

 

「そ、それじゃあ聞いてください…「カラカラ」」

 

り「!」

 

お姉ちゃんがギターを弾き始めるとさっきまでの情けなさそうなお姉ちゃんはどこにもいなくなって代わりに私の体がビリビリと震える演奏をするカッコイイお姉ちゃんが現れた。これがさっきまでと同じ人なんて私には信じられないくらいにはビックリしてる。それに初めて聞く曲なのになんだか何度も聞いたみたいに私の耳に入ってくる…

ピィィンと多分終わったのかな?私は自然と拍手をしていた

 

り「お姉ちゃん凄かった!こう…ピロピロって手の動きも凄いし…うん!凄かった!」

 

「えへへ…そうかな?」

 

り「あっでも歌は…」

 

「ぐふっ…す、すみません…」

 

り「リョウも楽器してみたいな…できるかな?」

 

「……うん、絶対に出来るよ?」

 

り「なんで?」

 

「だって…大きくなったらみんなを魅了するカッコイイそんな人になれてると思うからね」

 

り「ふーん…じゃあお姉ちゃんと一緒にしたいな」

 

「!…えへへ…絶対に出来るよ!頑張ってね?」

 

り「えへへ…うん!」

 

お姉ちゃんに頭を撫でられた…気持ちいいなって思っていたら急にお姉ちゃんが光って次に目を開けた時には誰もいなかった。あれは夢…だったのかな?でもまだ頭を撫でてもらった感触もあるしあのギターを聞いた時の興奮も残ってる…よし、今から虹夏ちゃんの家に行こう!

 

「はーい、ってお前か」

 

り「虹夏ちゃんいますか?」

 

「はいはい、虹夏ーリョウが来たぞー」

 

虹「はーい!どうしたのー?」

 

り「さっき凄いギターが上手い人がいたんだ!」

 

虹「え?どこにいたの?」

 

り「公園!なんか全身ピンクの人で怪しかったけど…凄かった!」

 

虹「全身ピンク…確かに怪しい…」

 

り「それでね、リョウも楽器始める!あのお姉ちゃんみたいにかっこよくなる!」

 

虹「そっかー、あれ?その人の名前は聞いたの?」

 

り「あっ」

 

虹「リョウっておっちょこちょいだよねー」

 

(そして時は流れてスターリー)

 

虹「あー。なんだか思い出してきた!突然家に来たかと思ったら物凄く上手いギターを聞いたって。あの時のリョウの興奮は凄かったなー」

 

り「あれは興奮するよ、私の原点だもん」

 

喜「…なんだか昔のリョウ先輩って素直で可愛いですね」

 

虹「そうそう、あの頃は可愛かったなー…」

 

り「う、うるさい…子供だから仕方ないでしょ」

 

ぼ「あっ分かります…自分のことをリョウって呼んでたり…可愛かったです」

 

虹「へ?」

 

り「!?!?////」

 

喜「可愛かった…まるで見た事あるみたいな言い方ね」

 

えっ…私昔の一人称ぼっちに教えてないからね!?に、虹夏は…あの表情なら知らなそう…えっ…なんで知ってるの??

 

ぼ「えっ…あっ…あばばばば…」

 

り「ぼ、ぼっち!?溶けてないで説明して!ねぇ!?」

 

喜「伊地知先輩が教えたんですか?」

 

虹「ううん、教えてないよ?」

 

溶けかけるぼっちを集め訳を聞きたいのに珍しく言ってくれない…まさかあの日あった憧れの人ってぼっち…なわけないよね…?

 

り「ぼっちー!!」

 

ぼ「あばばば…た、タイムパラ…ドックス…」

 

 

 

 

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