ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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リョウ「魔除けの指輪?」

最近私には悩みがある、ぼっちと付き合い始めてからとにかく色んなことがあった。記憶喪失になったり猫になったり男になったり…その度に私はぼっちに心配をかけたり嫉妬させている…そのせいか最近のぼっちはヤンデレに近い感じでたまに怖く感じる時があるんだよね

 

「山田様!今日もかっこよかったです!!」

 

り「んっありがとう」

 

「あ、握手してください!」

 

り「これでいい?」

 

「ツーショットお願いします!!」

 

り「1枚500円ね」

 

喜「安い!買います!」

 

り「郁代が混ざるのは違くない?」

 

ぼ「…………」

 

郁代はいつもの事なんだけど結束バンドも人気になったお陰でこうしてファンが多くなった。正直私もチヤホヤされること自体は私も満更でもない(面倒だけど)んだけど…ファンサービスが苦手ですぐに裏に引っ込んだぼっちが影からこちらを見てるのが正直…うん…怖すぎる…私はぼっち一筋なんだから浮気なんてしないから安心して欲しい…そんなある日ぼっちから珍しくデートに誘われた。普段は私から誘うか曲作り後にするのが定例だったからかなりびっくりしてる

 

り「ぼっちお待たせ」

 

ぼ「あっ…い、いえさっき来ましたので…」

 

り「そっか、それじゃあ行こっか?」

 

ぼ「は、はい!」

 

り「それにしてもぼっちから誘うなんて珍しいね?そんなに行きたい所だったの?」

 

ぼ「えーと…そうですね…私一人だと行きづらい所なので…」

 

り「……ぼっちが一人で行ける所あるの?」

 

ぼ「…………あっここです」

 

り「流したね。ここは…アクセサリーショップ?」

 

ぼ「あっはい!喜多ちゃんにここの指輪を一緒に付けていると幸運になれるらしくて…えへへ…」

 

り「幸運ね。確かにそれは付けてみたいね」

 

ぼ「はい!でもペアリング限定らしいので…」

 

り「そんな物もあるんだ、とりあえず選んでみる?」

 

ぼ「そうですね」

 

アクセサリーショップか…正直私はそこまで興味がないからハードオ○で済ませてるからあまり知らないんだよね。それにしても周りカップルが多いのはやっぱり幸運になれるペアリングのせいかな?

私が物珍しい物を見ていると目当てのものを買えたのかぼっちが嬉しそうに戻ってきた…可愛い

 

ぼ「えへへ…1人で買えました!」

 

り「んっ…偉いね?前まで定員と話すの怖がってたのに」

 

ぼ「私も成長してるということでしょうか…?」

 

り「まぁ、してるかな?」

 

ぼ「えへへ…あっ…これどうぞ」

 

り「これが郁代が言ってた指輪?」

 

ぼ「あっはい。そこまで高価な物じゃなくて良かったです…」

 

り「ふーん…」

 

ぼ「…その…えっと…」

 

り「?」

 

確かに高そうには見えないけど綺麗だな…ぼっちから貰った指輪を眺めているとぼっちが何か言いたそうにモジモジし始めた、こういう時は私に何かしたいけど恥ずかしい時なんだよね

 

り「どうしたの、ぼっち」

 

ぼ「その…わ、私が付けてもいいですか?」

 

り「なんだそんな事ね。いいよ?」

 

ぼ「!…えへへ…」

 

指輪って確かに憧れるけどここまで嬉しいものなのかな?ぼっち輪郭が無くなるくらい笑ってるけど…

ぼっちに指輪を渡すと私の左手を取って震えながら薬指にはめてくれた

 

り「うん、結構私気に入ったかも」

 

ぼ「えへへ…それじゃあ今度からそこに付けて貰えますか?」

 

り「ここって…薬指?他の指じゃダメなの?」

 

ぼ「は、はい!絶対にそこでお願いします!!」

 

り「う、うん…分かった」

 

ぼ「えへへ…うぇへへ…」

 

り「ぼっち…嬉しいのは分かるけど顔が女の子がしてはいけない顔になってるよ」

 

ううーん…なんでこんなに喜んでいるんだろう…私とお揃いなのが嬉しいのかな?その日はぼっちとご飯を食べて別れ帰ってからもぼっちから貰った指輪を眺めてその日は眠ることにした。なんで頑なに薬指だったのかとか疑問は数日後には忘れていた、そして迎えたライブの日いつもみたいに終わってすぐに逃げ出すぼっちとファンに捕まった私…ぼっち、ファンサ禁止にはしたけどせめてもう少しここに居てよ…

 

「リョウさん!今日もかっこよかったです!!」

 

り「うん、ありがとう」

 

「あれ?その指輪…あっ…し、失礼しましたー!」

 

り「?」

 

いつもみたいにファンに囲まれていると何故かファンの子が逃げてしまった…え?なんで…ちょっと寂しさを覚えつつも控え室に戻ると物凄くニコニコのぼっちと苦笑いをしてる虹夏達がいた

 

り「おつかれ」

 

虹「おつかれーいやー…あれはファンの子可哀想だよ」

 

り「なんの事?」

 

喜「指輪ですよ!指輪!見せつけますねー!」

 

り「ああ、これ?ぼっちから幸運になるって指輪貰ったの…あれ?郁代のアイディアでしょ?」

 

ぼ「(ぎくっ!)」

 

喜「へ?なんの事ですか?」

 

り「ぼっちにあのアクセサリーショップの指輪が幸運になれるって教えたんじゃないの?」

 

喜「えっ…?教えてませんよ?」

 

虹「……あー」

 

り「じゃあなんで…?」

 

虹「リョウ、まずそこに付ける意味分かってる?」

 

り「ぼっちに付けてもらったからあまり…それに指輪の方はあまり興味なくて調べてなかった」

 

虹「そこねー…結婚指輪と同じ位置だよ?意味は「愛と絆を深める」」

 

り「えっ?」

 

喜「あー…私も分かりました…」

 

……結婚指輪と同じ意味の場所…えっ…それを私は見せびらかしながら付けてたってこと!?確かに指輪を付ける事は知ってたけど流石にこの指だってことは知らなかったからね!?い、いや待って…大丈夫…ファンの間なら絆として通せれば恥ずかしい思いをしなくても済むはず!!

 

虹「まだファンにバレてないと思ってる?」

 

り「!?…だ、だって…言ってないからバレてないでしょ」

 

虹「2人ともイソスタやってないでしょ?リョウは面倒くさがるし」

 

り「うん、面倒だから見てない」

 

喜「ここからはイソスタ大臣の私が説明します!これを見てください!」

 

り「……なになに?「結束バンドのリードギターとベース、ライブ中の表情前と変わりすぎ!尊すぎる!」…は?」

 

虹「2人とも無意識かもしれないけど結構見つめあってたよ?だから付き合ってる疑惑が出て「ラブラブカップルか!?」みたいな噂も歩き始めた所にトドメの指輪ってわけ」

 

り「…ぼ、ぼっち…?」

 

ぼ「……あっはい…わざとです…♪」

 

あっこれは逃げ道なんて無くなった訳だね。ファンにバカップル認定かー…あっ…顔がどんどん赤くなっていくのが分かる…多分煙を吐いて気絶するんだろうな…

 

り「……郁代、セリフ借りるね?」

 

喜「へ?セリフですか?」

 

り「……あひゅう…////」

 

虹「あ、気絶した」

 

喜「やっぱりリョウ先輩はひとりちゃんには勝てないんですね!」

 

ぼ「えへへ…♪」

 

ぼっちのヤンデレ…なのかな…それは収まることを知らない…まぁ、私の方も逃げるつもりも離れるつもりも一切ないからいいんだけど…流石に相談して欲しいかな…恥ずかしすぎる…ちゃんと好きだって気持ち日頃から伝えた方がいいのかな…

 

 

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