夏休みも終わってもうそろそろ秋が来る。この葉っぱが黄色に染まって落ちくる時期は私はそこまで好きじゃない、なんだか別れの季節をイメージしやすいからなのかな?
り「ぼっち、今日のデート楽しくなかった?」
ぼ「へ?ど、どうしてですか?」
り「なんだか悲しそうな目だよ」
ぼ「あぅ…た、楽しくないわけじゃ…ないですよ?」
り「…何かあった…とか?」
ぼ「その…夏が終わってもうそろそろ秋になるじゃないですか」
り「うん。そうだね、あっちこっちに枯れ葉の山が出来てるし」
ぼ「枯れ葉とかを見ると何だか寂しくなるんですよね…別れの季節みたいで」
り「まだ少し早いけど…確かにそうだね…それで今日は上の空だったの?」
ぼ「す、すみません…」
り「はぁ…しょうがない…ぼっち、こっち来て?」
ぼ「へ?わっ…!?」
り「んっ…やっぱり柔らかいね」
急にリョウ先輩に手を引かれたと思ったら枯葉の山に押し倒された!?何が起きたのか分からずに混乱しているとリョウ先輩が隣に寝転んだ…押し倒された時顔が近くてちょっとドキドキしちゃったな…
ぼ「ど、どうしたんですか?急に…」
り「たまにはのんびり空を見るのもいいかなって」
ぼ「……」
り「ぼっち、確かに昔のぼっちを考えるならこういう別れの季節が怖くなるのも分かるよ」
ぼ「…あぅ」
り「でも今は大丈夫でしょ?結束バンドがあって虹夏や郁代もいて…怖いと思うけど店長だっているんだし」
ぼ「………」
先輩は私を元気つけてくれようとしてくれてるのかな…?そうようやく頭で理解し始めた時ゆっくりとリョウ先輩の柔らかい指が私の指と交差させるように繋いでくれた。付き合った当時の私からするとこんなにすんなりと繋げる事を言っても信じてくれないだろうな
り「それに…今は私もいるんだよ?ぼっちの最愛の彼女」
ぼ「ふっ…ふふ…自分で言うんですね」
り「そう思ってるでしょ?」
ぼ「…えへへ…確かにそうですね」
り「うん、
確かに私は前までひとりぼっちだった。だけど今は違って…私にこの結束バンドという光をくれて優しいけどちょっと厳しい虹夏ちゃん、私の初めての同級生の友達で困った時は助けてくれる喜多ちゃん…そして私の個性を最初に認めてくれて私が今一番に「愛してる」人が隣にいる…これなら怖くない…かも?
ぼ「……
り「むっ…真面目に元気つけてるのに…」
ぼ「えへへ…もう元気貰いましたので…!」
り「それなら…これからご飯食べに行こっか」
ぼ「はい!」
り「元気付けたお礼に奢ってくれてもいいよ?」
ぼ「か、かっこよかったのに台無しですよ…」
り「……うるさい…//」
リョウさん…実は照れてるのかな…?やっぱりカッコイイし…可愛いです
今度は私が紅葉のように紅く染まったリョウ先輩の手を引いてゆっくりと並木道を歩き出す。リョウさんと食べるご飯を一緒に考えながら