ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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リョウ「好感度が見えるメガネ?」

「山田さーんお届け物でーす」

 

り「?…何か頼んでたっけ…はーい、今行きます」

 

朝いつものようにゴロゴロしていると何故か荷物が届いた、両親は出かけてるから私が受け取らなきゃいけないのでめんどくさかった…えーと…?私宛だ…何か頼んでたっけ…最近はお金がないから趣味のギター集めも少し休んでるから頼んでないはずなけど

箱を開けると中にはスクエア型のメガネと手紙が入っていた

 

り「なになに…「いつもうちの商品をご購入ありがとうございます!こちらはそのお礼の好感度が数値化して見えるメガネになっています。これで気になるあの子の数値も見えちゃうかも?詳しくは裏面を!」…久しぶりにあのサイトの名前を見た気がする」

 

最近はぼっちと付き合えたり仲がいいこともあってかあの薬に頼らなくなったんだよね。たまに面白そうな物がないかはチェックはしてるんだけどどれも返り討ちに合いそうで買えないんだよね…それにしてもここの会社?なのかな…はお得意さんにこんな風に送ってくれるなんて気前がいいよね、他の所もしてくれたらいいのに

今日は夕方からみんなでミーティングがちょうどあるしちょっと試してみようかな?

 

虹「おはよー!あれ?リョウって目が悪かったっけ?」

 

り「ううん、伊達メガネ。貰ったから今日だけ付けようかなって」

 

虹「ふーん?また変な物とかじゃないでしょうね?」

 

り「大丈夫」

 

虹「それならいいけど…あっぼっちちゃんはふたりちゃんに捕まって1本電車が遅れたみたいで遅くなるって〜」

 

り「そっか、じゃあ私たちだけで初めよっか」

 

喜「あっ先輩!おはようございます!」

 

り「んっおはよう」

 

スターリーに入ると虹夏が出迎えてくれた。頭の上には75という数字が書いてあり意外にも高かくちょっとビックリしてる…迷惑かけてる自覚あるからもう少し低いかなって思ってたし郁代は85と虹夏とそこまで変わらなかったのが逆にビックリした。このメガネで見える数字は0~100らしくて滅多に100は見れず0は無関心、50は知り合い?くらいらしい

 

虹「それにしてもやっぱり顔がいいから眼鏡似合ってるね」

 

喜「分かります!!普段もクールなのになんだかクールのレベルが物凄く上がったみたいな感じがします!」

 

り「ふっ…私はカッコイイからね」

 

虹「可愛いの間違いじゃない?」

 

り「うるさい」

 

虹「それにしても…リョウ、さっきからジロジロ見てるけど私に何かある?」

 

り「ん?今日も虹夏は可愛いなって思っただけだよ」

 

虹「……な、何が目的?」

 

り「酷い」

 

喜「先輩!私は!?」

 

り「可愛い後輩だよ、よーしよし?」

 

喜「きゃぁぁあ!先輩に撫でてもらえるなんて…幸せです…♪」

 

虹夏も私をからかったりするけどこんなに点数で私の好感度が見えるとそれすらも可愛く見えるよね。もっと郁代みたいに表に出して私を褒めてくれたらいいのに

そんなふうに思っていると虹夏がじーっと見つめてきた

 

虹「……(じー」

 

り「…なに?」

 

虹「怪しい…ちょっとメガネ貸して?」

 

り「駄目」

 

喜「先輩?」

 

虹「絶対に何か見てる!!私の事ずっとニヤニヤして見てるし!観念して渡しなさい! 」

 

り「ちょっ…こ、壊れるから…あっ」

 

喜「きゃっ!?…えっ…?」

 

虹夏が無理やり私のメガネを取ろうとしたから外して上にあげてたんだけど…手が滑って投げちゃった…しかも漫画みたいに綺麗に郁代にハマった…ヤバい

 

喜「えっと…この数字は…?」

 

り「……」

 

虹「数字?」

 

喜「は、はい…伊地知先輩が70…リョウ先輩が75…?」

 

虹「私も借りていい?」

 

喜「どうぞ」

 

虹「…リョウの数字が80…喜多ちゃんが65?何これ?」

 

り「えーと…好感度が見える眼鏡らしいよ」

 

虹「詳しく説明して」

 

り「はい…」

 

虹夏…鋭すぎない…?前にも私が企んでるのすぐにバレて正座しながら事情を説明したっけ…大体の事を説明し終えた頃に虹夏からため息が聞こえてきた

 

虹「はぁ…だからニヤニヤしてたんだね」

 

り「うん…」

 

虹「まぁ、今回は迷惑をかける系じゃないからいいよ?」

 

り「私迷惑かけた事ないよ」

 

虹「こいつ…」

 

喜「そういえば先輩はどんな数字が見えてました?」

 

り「虹夏は75で郁代は85だったよ」

 

喜「伊地知先輩…なんだかんだいいながらもリョウ先輩の事好きなんですね!」

 

虹「まぁ、一応ね?好きじゃなかったら最初にこのバンドに誘ってないよ」

 

り「……普通に言われるとなんだか恥ずかしい…ぼっちはどうなんだろう?」

 

虹「あっ!気になる!」

 

喜「ひとりちゃんって生存本能をどこかに置いてきたみたいにリョウ先輩や伊地知先輩に甘えてますもんね!」

 

ぼっちそんなふうに思われてたんだ…まぁ、確かに目に見えて私達の事をちゃんと好きって感じるし多分90くらいはいってるんじゃないかな?

そんな話をしていると扉が開いてぼっちが入ってきた

 

ぼ「お、遅れました!」

 

虹「おっ!ちょうどいい所に!ちょっとそこに立っててー?」

 

ぼ「へ?わ、分かりました…?」

 

虹「じゃあ最初は私から行くねー?………え?」

 

り「虹夏?」

 

喜「先輩?」

 

ぼっちの方を向いて固まってる…え?もしかして数字が低かった…とか?いや…耳が赤くなってる…多分これは…

 

り「どうだったの?」

 

虹「……100…だった」

 

喜「え?最高得点!?」

 

ぼ「??」

 

り「ぼっち、まさか浮気しようとしてる???」

 

ぼ「し、しませんよ!?」

 

喜「つ、次は私が見ます!!……」

 

り「…郁代?」

 

喜「……ひゃ、100…」

 

虹「ええ!?」

 

まさか虹夏に続いて郁代まで100…!?もしかして心を開いてる人には最高得点しか出さないんじゃ…もしかして私も同じくらいにしか見られてないんじゃ…そう思うとなんだかムカムカしてきたな

 

ぼ「あ、あの…そのメガネは…?」

 

り「……好感度を図るメガネだって」

 

虹「明らかに拗ねてる…それで見たら最高得点の100だったから驚いてるんだ」

 

ぼ「あっ…なるほど…えへへ…みんなのこと私大好きですから…♪」

 

喜「…ひとりちゃん…嬉しいわ!!あっ最後は先輩ですよね。どうぞ!」

 

り「んっ…」

 

最高数値見たあとだと何だかやる気出ないな…まぁ好かれてる自信があるし…私も100なのかな?

郁代からメガネを受け取りぼっちの上に現れた文字を見て私は固まってしまった

 

り「……」

 

虹「リョウ?」

 

喜「 ど、どうでした?」

 

り「……ERRORだって」

 

ぼ「えっ!?」

 

り「ERRORなんて出るのか…もしかして故障した?」

 

喜「先輩…お、落ち込まないでくださいよ…」

 

虹「…ねぇ、説明書ってある?」

 

り「これだけど…なんで?」

 

ぼっちから数字が測れないなんて…なんか残念だな…さっき暴れた時に壊れたのかな?でも郁代や虹夏の時は普通に出来たし…じゃあなんでエラーって出たんだろう?

おろおろしているぼっちを他所に虹夏が本日何度目か分からないため息をして説明書から目を離した

 

虹「ねぇ、これ最低値が0なのは知ってるよね?」

 

り「うん」

 

虹「……これ…高すぎるとERRORになるらしいよ?」

 

り「…は?」

 

喜「つまりは…機械で測れないほど好感度が高いってことですか?」

 

ぼ「あっそれなら納得ですね」

 

り「………っ〜〜!!///」

 

虹「あっ煙吐いた」

 

喜「脳が理解するの遅かったみたいですね!」

 

それって…え!?100を軽く超えて虹夏達より好きって事だよね!?じゃあさっきまで嫉妬してたのが馬鹿みたいじゃん!!嬉しいけども!!

いつものように顔を真っ赤にして床で寝ていると虹夏が私からメガネを取った、心配してくれないんだ

 

虹「あっぼっちちゃんも見てみる?」

 

ぼ「あっ…見たいです」

 

喜「メガネをかけたひとりちゃんも…いいわね!」

 

ぼ「えっと…喜多ちゃんが…85…虹夏ちゃんが90…ですね」

 

虹「おー…やっぱり高いね!」

 

喜「今でもひとりちゃんの事好きですしね!あとは先輩ですけど…ひとりちゃん?」

 

ぼ「あっ…せ、先輩は…ERRORでした」

 

虹「……おー」

 

喜「相思相愛ね!!!」

 

り「(ボン)」

 

虹「わっ!?爆発した!?なんで!?」

 

ぼ「あっ…私みたい」

 

喜「ふ、2人共集めるの手伝ってくださいよ!?」

 

ぼっちからエラーが出るほど好かれるだけでも恥ずかしかったのに私の方もエラー…ふっ…恥ずかしすぎて…意識が薄れていく…最近ぼっちみたいになってきてるんじゃないかな…恨むよ…ぼっち…

 

 

 

 

 

 

 

 

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