ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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ぼっち「先輩に襲われたい」

私こと結束バンドのリードギター、後藤ひとりは嬉しいことにリョウ先輩と付き合っています。色んな事がありましたけどどの思い出も今では楽しい思い出で思い出すだけでニヤニヤしてしまうんですよね…それは置いといて最近悩みがあるんです、それは…先輩から誘われたことがないということです!!1回だけ私が匂いを嗅いだ時に襲われたことはあったんですけど…それ以外だと私が基本的に誘うか襲ってるんですよね。

確かにそれもいいんですけど…私だってその…襲って欲しいんです…でも自分から誘うなんて恥ずかしくて出来ない…先輩ってなんであんなにエッチに誘えるんだろう…

そんなある日私の頭ではいい案が浮かばないので虹夏ちゃん達に相談することにしました

 

ぼ「…というわけで…その…何かいいアイディアありませんか…?」

 

虹「色々ツッコミたい」

 

喜「え?何かおかしな所ありました?ひとりちゃんの真剣な悩みですよ?」

 

虹「ツッコミが1つ増えた!!」

 

虹「まず1つ目…多分リョウは性欲強いけど誘ってるつもりはないと思うよ?」

 

ぼ「ええ!?な、なんでそう言い切れるんですか…!?」

 

喜「そうですよ!毎回の何か先輩が襲われてるじゃないですか!」

 

虹「なんかメタい!!いい!リョウはね…ヘタレなの!!襲われてるのだって意図してないはずだよ!」

 

ぼ/喜「あっ…」

 

た、確かに…毎回何か事件があった時にシてますよね…その度に自滅して慌ててるリョウ先輩を見て我慢できずに襲って…あれ?じゃあ一度も先輩から誘われてない…?

 

虹「でも…そんなヘタレ山田でも襲わせれる方法はあるよ」

 

ぼ「!?」

 

喜「そ、その方法とは…?」

 

虹「じゃーん!これ!」

 

ぼ「……誰でも簡単催眠術?」

 

喜「先輩…そういうのに騙される人なんですね…」

 

虹「違うから!前にリョウがぼっちちゃんに催眠かけた話は覚えてるよね?」

 

ぼ「あっはい。記憶はないですけど妹みたいに思ってたみたいです」

 

喜「それとなんの関係が…?」

 

虹「ということは、この言いなりになる催眠術(偽物)を使ってぼっちちゃんが襲われるように仕向けたらいいんだよ!」

 

ぼ「……なるほど…?」

 

喜「でもどうやってするんですか…?偽物の催眠術よりも先輩がよく使うサイトの方が頼りになりそうですけど…」

 

た、確かに…子供になったりとSFみたいな物ばかりを実際に売っている所を頼った方がいいですからね…

やっぱりダメそう…という雰囲気になっていると何故か虹夏ちゃんが胸を張って珍しくドヤ顔になっていた。可愛い…

 

虹「そこは大丈夫!作戦があるから!」

 

喜/ぼ「作戦…?」

 

虹「まずは…喜多ちゃんがぼっちちゃんに寝不足みたいな感じのメイクをするでしょ?そして私がリョウにこの催眠の話を持ちかける…そしたら多分簡単なアイツは簡単に動くと思うよ?」

 

喜「ええ…」

 

ぼ「そ、そんなに上手くいくんでしょうか…」

 

虹「私とリョウの付き合いはぼっちちゃん達より長いんだよ?大丈夫だって!」

 

ぼ「そ、そう…でしょうか…」

 

喜「……私のメイク技術…そこまで出来るのかしら…」

 

虹「じゃあ早速やってみよー!」

 

今日の虹夏ちゃん…何かおかしい…?なんだか疲れてるような、ハイテンションのような…今度マッサージでもして日頃のお返しでもしようかな…

そして虹夏ちゃんの作戦を実行することにしました。初めは不安だったけど喜多ちゃんのメイク技術が凄くて本当に寝不足の時の私みたいな顔になってリョウ先輩がチラチラ私を見て来たり心配して声を掛けてきたりした、そして…次の日ロインで先輩がいることを知っている私は扉付近で聞き耳をたてていた

 

り「最近ぼっち寝不足だよね」

 

虹「ねぇ…大丈夫かな?」

 

り「あれだけ夜更かしはダメだって言ったのに」

 

虹「リョウもそういう所治ってないしお互い様じゃない?」

 

り「私はいいの」

 

虹「そんなリョウにいい事教えてあげよっか?」

 

り「いいこと?」

 

虹「催眠術って覚えてる?」

 

り「……ま、まぁ…覚えてるよ…それが?」

 

虹「言っても聞かないならリョウが寝せてあげたら?」

 

り「!…確かに…それもいいね」

 

虹「ちょうどお姉ちゃんが持ってた催眠術の本もあるし試してみたら?」

 

り「…なんでも言うことを聞く催眠?怪しいくない?」

 

虹「怪しい催眠で姉妹プレイをした人に言われたくないよね」

 

り「ぶっ!?そ、そんなことしてないから!」

 

虹「あの時は赤くなりながらも楽しそうだったけどねー♪」

 

り「ぐっ…//」

 

虹「まぁそれでぼっちちゃんにぐっすり眠るように言ってみたら?」

 

り「……分かった、そうしてみる」

 

!?こ、ここまで簡単に事が運ぶなんて…虹夏ちゃん凄い…これが長年の付き合いというやつなのでしょうか…でもそれだと私が眠るだけ…ですよね?

 

虹「あっでも催眠で眠ったらリョウが何しても起きないよね」

 

り「?そうだね」

 

虹「エッチな事するんじゃないのー?(ニヤニヤ」

 

り「……し、しないから!?」

 

虹「その割には間が空いたけど」

 

り「き、気の所為…」

 

あっこれは大丈夫そう…ふふふ…これで今日の夜は先輩から襲ってもらえる…あれ?今考えたら私…ただの変態じゃ…少し恥ずかしい…

そんなふうに考えているとポコンとロインが届いた。これが合図なのでフラフラした感じで中に入る

 

ぼ「あっ…おはようございます…」

 

り「お、おはよう…ぼっち」

 

虹「おはよー!もう…また寝てないでしょ?」

 

ぼ「えへへ…」

 

り「……ぼっち、今日家に来てくれない?」

 

ぼ「へ?」

 

り「寝てないのは見過ごせないから」

 

ぼ「あっ…は、はい…」

 

す、凄い…ここまで本当に虹夏ちゃんの作戦通りだ!?虹夏ちゃんも後ろの方でウィンクして口パクで多分良かったねって言ってくれてる…今度喜多ちゃん達にはお礼をしないと…

そしてバイトも終わってドキドキしながらもリョウ先輩の家に泊まりに行くことにしました。お風呂もご飯も終わらせベットが近づくに連れて私の心臓の音は大きくなっていった

 

り「そういえば泊まるのは久しぶりだね」

 

ぼ「そ、そうですね」

 

り「……何か緊張してる?」

 

ぼ「いいえ!緊張してませんでござりまする!?」

 

り「話し方変だけど…それじゃあ眠るためにもおまじないしてあげる」

 

ぼ「おまじない…?」

 

り「うん、それじゃあそこに座って?」

 

ぼ「あっはい」

 

り「まずは…私の人差し指をジッと見ててね?」

 

先輩に言われた通りに椅子に座ると私の目の近くに人差し指を出してクルクルし始めた…トンボの捕まえ方…かな?暫く先輩の指示に従って多分最後の工程が終わった頃にわざとらしくボーッとしてみる事にした

 

り「これで催眠は終わり…ぼっち?かかってる?」

 

ぼ「………」

 

り「……右手上げて?」

 

ぼ「……(スッ」

 

り「本当にかかってる…っ…に、虹夏が変なこと言ったせいでそういう目でしか見られないじゃん……す、少しくらいは…いいよね?」

 

私が催眠にかかったと信じたリョウ先輩は何かと葛藤しながらもゆっくりと私の胸に手を伸ばしてきた。ドキドキしながら待っていると…急に手を引いた

 

り「……今すぐに横になって眠ってそして今日の催眠の事も忘れて?」

 

っ…へ、ヘタレた!?でも…聞かないとかかってないのバレちゃうよね…ここまでは虹夏ちゃんの作戦通りだったのに…

お布団の中に入って少しガッカリしていると何故か先輩が同じ後ろに入って抱きしめてくれた

 

り「……催眠にかかってるから忘れるよね?何が目的かは分からないけど…虹夏達に頼るくらいなら私に直接言って欲しいな…」

 

ぼ「………」

 

り「……おやすみ、ぼっち」

 

……もしかして…バレてた…?暫くすると先輩から規則正しい寝息が聞こえてきた…恥ずかしいけど今度頼んでみよう…かな…

次の日私は先輩に「たまには先輩から襲って欲しいです」と頼むことにしたら…やっぱり「えっ?無理」と言われました…先輩…

 

り「おはよう」

 

虹「あ、ヘタレ山田おはよう!」

 

喜「ヘタレ先輩おはようございます!」

 

り「っ!?な、なんで!?」

 

虹「あんなに頑張って練った作戦で襲わない奴にはヘタレで十分だよ!しかも言って欲しいと言ったくせに断ったらしいじゃん!」

 

喜「そうですよ!!私だって頑張ったのに!」

 

り「なっ…まさか虹夏達もグルなの!?しかもなんでその事を…」

 

星「おう、ヘタレ。今日もよろしくな」

 

ぼ「あっヘタレ先輩…おはようございます」

 

り「店長とぼっちまで!?」

 

しばらくの間先輩の名前はヘタレと着いていました…

 

 




これにて「ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ?」」を最終回にします!流石に多くなってきて初見の人が見にくいですからね…
次は「リョウ「ぼっちに赤面させられる私の話」」で会いましょう!

https://syosetu.org/?mode=write_novel_submit_view&nid=325195
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