ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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#7リョウ「私の逆襲」番外編

最近、私は怒っていることがある。変なサイトに振り回されて恥ずかしい思いをしたかと思えば後輩2人と幼なじみから私の赤面がみたいからという理由だけでイタズラをしかけられた。流石に私だって怒ることもあるけどこのまま私だけがやられるのは私じゃない…かといって郁代はともかく虹夏はちょっと手強い…そして一番の問題はぼっちだろう。私がどんなに頑張ってもあの無自覚イケメンは私を照れさせてくる…しかも無意識だから私には策が考えつかない…どうしたものか…

 

自分のベットの上でそんな事を考えているとふといい事を思いついた

 

り「……ぼっちを敵に回したら私も手に負えない…なら私の仲間にしたらいいのでは…?」

 

なんでこんな簡単な事に気づかなかったんだろう…あの3人に仕返しするという考えしか無かったとはいえ主に仕返ししたいのはあのSNS中毒脳内ピンクの後輩と姉譲りの冷たい幼なじみなのだから。そうと決まれば早速ぼっちに連絡しよう、私はロインでいつもの喫茶店に来てもらうよう送った

 

ぼ「あ…リョウ先輩が曲作り以外で呼ぶのって珍しいですね…」

 

り「うん、実はぼっちに少し頼みがあるんだ」

 

ぼ「わ、私なんかより虹夏ちゃんや喜多ちゃんに頼んだ方がいいと思いますけど…」

 

り「その2人が問題なの」

 

ぼ「も、問題…ですか?」

 

り「うん、この前私にイタズラしたの覚えてる?」

 

ぼ「あ…はい…あの時は本当にすみませんでした…」

 

り「あの時の事はぼっちはいいんだけど、あの二人はまだ許せてないんだよね」

 

ぼ「あっけ、喧嘩はダメですよ!」

 

り「大丈夫、喧嘩はしないよ。けど流石に仕返しはしたいかな」

 

ぼっちが珍しく声を上げた…まぁ、確かに喧嘩はいい物じゃないしね…

 

ぼ「よ、よかった…それで…仕返し…ですか?」

 

り「うん、あの二人を徹底的に赤面させたい」

 

ぼ「あっ…なるほど…」

 

り「そこでぼっちに協力してほしいんだ」

 

ぼ「わ、私…?私なんかで良ければいいですけど…」

 

ぼっちの了承も得たので私は作戦をぼっちに伝えその日は解散することにした。あとは作戦決行の日を待つだけ…ふふふ…2人とも覚悟しててね…?

 

-----------------

 

数日後、私の作戦決行の日になった…

 

虹「おまたせー!あれ?誰も来てない…?」

 

ふふふ…私の仕返しが待ってるとは知らず虹夏はノコノコと練習部屋に入ってきた…

 

ぼ「……(がちゃ」

 

虹「あ、ぼっちちゃん!おはよー!……あれ?それって前に着てた男装の衣装だよね…?」

 

ぼっちには男装をしてもらい、無言で虹夏を壁に追い詰めるように言っている…ふふふ…私が味わった気持ちを虹夏にも味わって貰おうじゃないか!

 

虹「ね、ねぇ…ぼっちちゃん?なんで無言で私に近づくの…?ちょっと怖いけど…(せ、背中に壁が…もう逃げられない!?」

 

ぼ「………(バン!」

 

虹「ひっ!」

 

ぼ「……虹夏ちゃんは…いつも私達の事を見ながらバンドの練習も手を抜かず頑張ってて本当にかっこいいですね…」

 

虹「っ…!!///」

 

ぼ「そんな虹夏ちゃんだからこそ…私達も頑張ろうと思うんです」

 

虹「…あ、ありが…」

 

ぼ「でも…頑張りすぎてる虹夏ちゃんは言葉で休んでと言っても聞きませんよね…だから…お仕置です…♪(ふー 」

 

虹「ひにゃ!??!/////」

 

ぼ「えへへ…♪」

 

虹「はふ…////(バタリ」

 

ふふふ…私の仕返しも兼ねて最近無茶をしてる事も怒って貰おうとセリフを考えたのは正解だったみたいだね。虹夏、溶けそうな顔をしながら倒れちゃったし…あれ…仕返しが出来たのに…何かモヤモヤする…?

 

り「ぼっち、おつかれ」

 

ぼ「あ、お疲れ様です…こんな感じで大丈夫ですか…?」

 

り「うん、大成功だったよ。あとは気絶してる虹夏を隣の部屋に運んで郁代が来るのを待とう」

 

ぼ「あ、はい!頑張ります!」

 

り「う、うん…(ズキン」

 

なんだろう…上手くいってるのにモヤモヤするのは…とりあえず虹夏を隣に運び寝かせ郁代が来るのを待つだけだ。暫くすると郁代が扉を開けて入ってきた

 

喜「お疲れ様です!…あれ、誰もいない?」

 

ぼ「………(がちゃ」

 

喜「あ、ひとりちゃん!……あれ?またその衣装を着てるの?」

 

ふふふ…今のうちだけだよ、その衣装をなぜ着てるかなんて考えてる余裕があるのは…行っちゃえ!ぼっち!

 

喜「ね、ねぇ…ひとりちゃん…なんで無言で近づいてくるの…?何だか怖いわよ…(うっ…壁まで追い詰められちゃった…」

 

ぼ「……(バン!」

 

喜「っ!…ひ、ひとりちゃ…」

 

ぼ「……喜多ちゃん…(耳元で囁き」

 

喜「ひゃ。ひゃい!」

 

ぼ「喜多ちゃんは私達の中で1番楽器の経験がないのにあんなに弾けるようになったのはとても凄いです。必死に練習してカッコイイです」

 

喜「うっ…///」

 

ぼ「普段の可愛い姿だって…色んな事に努力してますよね…そんな頑張り屋な喜多ちゃんだから私はこれからもずっと支えていきたいなって思うんです」

 

喜「…ひ、ひとりちゃん…ありがとう…///」

 

ぼ「でも…最近暴走気味なのはダメだと思います…だから…これはお仕置です…(かぷっ」

 

喜「ひゃうう!?!?////」

 

おお…囁き声で敏感になった耳を甘噛み…あれは凄い威力だろう…ふふふ…これで私の仕返しは済んだし満足かな!…満足…かな…何故かスッキリはしたものの胸のモヤモヤは取れない…仕方がないのでもぼっちの待ってる部屋に向かうことにした

 

り「ぼっち…おつかれ、今日は本当にありがとうね」

 

ぼ「あっ…はい…えっと…その」

 

…ぼっちが何かを言いたそうにしてる…?

 

り「どうしたの?」

 

ぼ「その…満足できる内容では無かった…でしょうか…?」

 

り「……どうしてそう思ったの?」

 

ぼ「あっ…だって…さっきの虹夏ちゃんの時もでしたけどリョウ先輩の顔がなんだから暗い感じが取れてなくて…私の演技がダメだったのかなって…」

 

……やっぱりぼっちは周りをよく見てるんだね…隠していたつもりなのにバレてるなんて…

 

り「……ごめん…何故か分からないけどモヤモヤして…」

 

ぼ「……」

 

り「でも、ぼっちはわるく…!?」

 

私が話終える前にぼっちは私を優しく抱きしめた…そしてそのまま頭を撫でてくれている…

 

ぼ「あの…私にはこんな事しか出来ないですけど…嫌なことは抱擁で少しマシになると聞きましたので… 」

 

り「………ぼっち…」

 

………このモヤモヤが何か分かった…多分…嫉妬かな、私から頼んだくせに虹夏達が羨ましくて無意識に嫉妬してしまっていたんだろう…あんなカッコイイぼっちは確かに独り占めしたいからね…

 

り「…ありがとうね、でも…なんで撫でてるの…?」

 

ぼ「あ、嫌でした…?」

 

り「ううん、なんでかって思ってね」

 

ぼ「その…私が前に撫でた時嬉しそうにしていたので…」

 

……やっぱりぼっちには敵わないなぁ…本当にイケメンだよ…こんなカッコイイとそのうち後ろから刺されちゃうよ?

 

り「……うん、本当にありがとうね。少しスッキリしたよ」

 

ぼ「えへへ…じゃあ…これも…♪(ちゅ」

 

り「っ!?////」

 

ぼっちが私の額にキスをした、その瞬間自分でも顔が真っ赤になったのが分かった…

 

ぼ「えへへ…やっぱりリョウ先輩は可愛いです…♪」

 

り「…ぼっちぃぃ…///」

 

この女…女たらしの才能カンストしてるんじゃないだろうか…その後、2人が起きて事情を説明すると私を弄るのをやめてくれると謝ってくれた。これで終わり…だと思ったんだけど…

 

り「……ぼっち」

 

ぼ「あ、はい…」

 

り「……んっ」

 

ぼ「し、失礼しますね…(ぎゅうう」

 

り「…えへへ…」

 

……ぼっちに抱きしめられながら撫でられるのにハマってしまった…本当にストレスや疲れなんて吹き飛ぶほど気持ちいいから…

 

ぼ「……今日もおつかれさまです…♪(耳元で囁き」

 

り「〜〜!!///」

 

たまに囁いてくるのは…耐えられないけど…ぼっちならいいかな…

 

 

 

 

 

 

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