ぼっち「リョウ先輩を赤面させるシリーズ…?」   作:気弱

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pixivの他のシリーズの話が混ざってて分かりにくいかもしれませんがショッピングモールのチョコ専門店で買ったということだけ知ってもらえれば大丈夫です!


#8リョウ「なんで私子供に戻ってるの…」

今日は郁代に誘われてみんなでショッピングモールに行ってきた。みんなと別れ家に帰ってすぐお風呂に入りベットの上でくつろいでいた。今日はいい古着屋も見つけたし美味しいりんご飴、それを美味しそうに食べるぼっちを見れて満足な1日だったな

 

り「あ、そうだ…チョコを買ってるんだ」

 

郁代の行きたかったというチョコレート専門店にて「童心に戻れるチョコ」というものを買った。童心に戻れると書かれるくらいだし美味しいのだろうと買ってきた

 

り「んっ……んん?美味しいけど…普通のチョコレートみたいな感じだ…」

 

ふむ…まぁ、こういうのは名前のインパクトを強くすれば惹かれるとかもあるしいいか…変な味がするよりかは普通に美味しい方がいいしね

 

り「ふぁ…とりあえず……歯磨きをして寝ようかな」

 

中身を食べ終わり歯磨きをし目を閉じた…翌朝、スマホのアラームの音で目が覚め止めようと手を伸ばすが何故か届かなった…寝ぼけて遠くにやったのかな…スマホを止めベットから降りる時も何か違和感がしたものの寝ぼけてるせいだし大丈夫だと洗面台に向かった

 

り「………うちの洗面台…こんなに大きかったっけ…?届かない…?」

 

やっぱり何かがおかしい…だんだん頭が冴えてきて嫌な予感も浮かんできたが頭をふり近くにあった椅子を洗面台の前に置き鏡を覗いた、そこには見慣れた青い髪の幼稚園生みたいな子供がいた

 

り「……なんで!?私小さくなってる!?」

 

さっきからの違和感はこれだったのか、手は小さくなってるし周りは大きい…何故こんな事に…

 

り「……ま、まさかね…?童心に戻れるチョコって…そういう事じゃないよね…」

 

頭によぎったのは昨日の最後に食べたチョコ…まさか…そう思いながらもスマホで調べるよよく見たことがあるサイトに飛ばされた

 

り「………またお前かァァァ!!!」

 

朝イチに私の魂の叫びは響いた。その後幸いなことに両親が昔の服を取っていてくれたのでそれを着て昨日買った専門店に行くことにした。店員に問い詰めるとそこは匿名でチョコを販売する場所とのことで詳しい内容は知らなかったみたい…

 

り「はぁぁ…最悪だ…また弄られるのか…」

 

店員との会話も終わりベンチで項垂れながら解決策を探すことにした

 

り「なになに…「期間限定でここで匿名で売ってるよ!このチョコは暫くすると戻れる安心設計!え?もっといい機能がついたものはこっちから買ってね!」……か…なんかもう前の恥ずかしい経験からこれくらいだと普通に見えてきた」

 

今回は特に条件はないみたいだ…それならまぁ、この体を楽しもうかな…でも、ぼっち達にはバレたくないし休みの連絡は入れよう…そう思いロインを開きグループに打とうとした瞬間…人混みの中に見覚えのあるピンクの髪にジャージが見えた……まさかね、あの人見知りのぼっちがこんな所に1人で来るわけないよね…

 

ぼ「あばば…人混み怖いけど…な、なんとかりんご飴を買えた…」

 

……溶ける人なんてこの世に1人だろう…あれは紛れもないぼっちだ…こ、ここはバレたら恥ずかしいし逃げよう…

 

ぼ「……あれ?リョウ先輩?」

 

り「!」

 

や、ヤバい…バレた…!?

 

ぼ「あれ…でも子供…ごめんね?知り合いに似てて…」

 

り「……」

 

……良かった…確かに昨日まで年上だった人がこんなになるなんて思わないよね…ふむ…面白いことを思いついた…

 

り「…お姉ちゃんって…結束バンドの人だよね?」

 

ぼ「へ?う、うん…知ってるの?」

 

り「う、うん!リョウお姉ちゃんがそこにいるんだ!」

 

う、うわぁ…自分で言ってても恥ずかしい…けどぼっちのそばにいた方が安心するしいいよね…バレたくはないけど

 

ぼ「そ、そうなんだ…先輩に妹さんなんていたんですね…」

 

り「ううん、親戚なの!」

 

ぼ「あ、なるほど…あれ…じゃあなんで今日は1人なんです?」

 

り「あ、そ…それは…」

 

くっ…ぼっちはやっぱり鋭い…けどこう言われるのも計算のうちだ!

 

り「それは…はぐれちゃって…一緒に探してくれない?」

 

ぼ「う、うん。いいよ?」

 

ふふふ…ぼっちは歳下の子に甘いのを知っている…しかも知り合いなら当然!というわけで私はぼっちの手を繋いでここにいる私を探すことにした

 

ぼ「えーと…お名前はなんて言うの?」

 

り「山田…ヨウ!」

 

ぼ「よ、ヨウちゃんだね…お姉ちゃんとはどこではぐれたの?」

 

り「えっと…わかんない」

 

ぼ「ううん…困った…あ!ロインすれば…! 」

 

!や、ヤバい…今されたら私のスマホから音が鳴る…

 

り「お、お姉ちゃんトイレ!」

 

ぼ「へ!?あ、分かった!?」

 

スマホに文字を打ち込んでいるぼっちをわざと焦らせるようにトイレに誘導し個室に入った、しばらくするとぼっちから通知がなりスマホを開く

 

ぼ(すみません、ヨウちゃんという親戚の子が近くにいるのですが…)

 

り(よかった、一緒に行ってたのにハグれちゃって…ぼっちと一緒なら大丈夫だね)

 

ぼ(えっと…今1階のトイレにいるのですが来れますか?)

 

り(ごめん、これから少し用事があって見れないんだ…代わりに見ててくれないかな?)

 

ぼ(ええ!?)

 

り(本当にごめん…今度埋め合わせをするからお願い)

 

ぼ(わ、分かりました…)

 

ふぅ…なんとかぼっちを説得することに成功した…暫くは私がいなくても怪しまれないだろう。水を流しトイレを後にするとベンチに項垂れてるぼっちがいた

 

り「お姉ちゃん大丈夫?」

 

ぼ「う、うん…リョウ先輩が暫く私と一緒に行動して欲しいって言ってたけど…い、いいかな…」

 

り「うん!お姉ちゃんの事聞いてたから一緒にお話したかったの!」

 

ぼ「そ、そっか…それならよかった…」

 

り「それにしても…お姉ちゃんはなんでここに?」

 

ぼ「えっとね…ここのりんご飴が食べたくなって頑張ってきてたの…これからお仕事だからみんなの分も買ってね?」

 

り「え」

 

……もしかしてぼっちは休みじゃない…?これは失敗したかも…

 

ぼ「えっと…じゃあこれからスターリーって所に行こうか?」

 

り「……つ、疲れたから休みたいなー…」

 

ぼ「えっ?」

 

り「こ、ここにいたい!」

 

うぐ…ここでスターリーに行ったら確実にバレてしまう…ぼっちには悪いけど休むように誘導しないと…

 

ぼ「……しかたないなぁ」

 

り「!」

 

ぼ「お、おいで?」

 

……ぼっちが背中を向けて屈んでくれた…これは…おんぶ…!?あ!しまった…ぼっち妹もわがままって言ってたしこういう系は慣れてるんだ…!!

 

ぼ「こ、ここで休んでてもダメだし…お姉ちゃんが運ぶから大丈夫だよ?」

 

……これ以上暴れたら怪しまれるよね…くぅ…仕方ない…

 

り「……うん 」

 

ぼ「じ、じゃあ…じっとしててね?」

 

……あっ…ぼっちの背中暖かい…なんだか安心するな…暫く私を心配しながら歩き続けスターリーに到着した

 

ぼ「よいしょ…ついたよ?」

 

り「あ…う、うん…」

 

緊張してきたな…バレたら私は確実に恥ずかしい目にあうだろう…でも郁代ならともかく虹夏には隠し通せる自信なんてない…

 

虹「あ、おはよー!ぼっちちゃん!」

 

ぼ「あ、おはようございます」

 

り「………」

 

虹「あれ?その後ろの子は誰?」

 

ぼ「えっと…リョウ先輩の親戚の子でヨウちゃんみたいでお世話を任されました」

 

虹「…そんな子いたかな…(じー」

 

り「…!」

 

に、虹夏がこっちを見てる…やっぱりバレてる…!?

 

虹「……ふーん…へー…」

 

ぼ「に、虹夏ちゃん…どうかしましたか?」

 

虹「なんでもないよ!とりあえずぼっちちゃんは床の掃除をお願いしてもいいかな?この子は私が見てるから!」

 

ぼ「は、はい」

 

り「あっ…」

 

ぼ、ぼっち行かないで…2人きりにされたら多分私は終わる…そう思い手を伸ばした所でぼっちと私の間に虹夏が入った

 

虹「さーて…ヨウちゃんはこっちにいようか!」

 

り「……うん」

 

ぼっちが床を掃除している間私は虹夏に休憩室に連れていかれた

 

虹「さて、本当のことを言ってくれるよね?」

 

り「な、なんの事かわかんない」

 

虹「あのねー…小さい頃から一緒だったしその服だって昔のでしょ?ぼっちちゃんは騙せても私は無理があるよ?」

 

り「ぐっ…だから来たくなかったのに…」

 

虹「それで?何があったの?」

 

り「それは…」

 

私は今日あったことを洗いざらい話させられた…途中虹夏はニヤニヤし始めたけど気の所為ということにした

 

虹「まぁ、あんな所にあのサイトの物が入ってるなんて誰も思わないよね」

 

り「うん…本当だよ…なんか匿名販売らしくて誰が売ったのかとか分からないみたいだし」

 

虹「それって販売規定的に大丈夫なの?」

 

私にも分からない。

 

虹「それでもうひとついいかな?」

 

り「……なに?」

 

虹「なんでぼっちちゃんに嘘をついたうえ偽名を使って一緒にいたの?」

 

り「……少し心細かったし…」

 

虹「ふーん…?(ニヤニヤ」

 

くっ…絶対に私の気持ち分かってるくせにわざと聞いてくる…その上物凄くニヤニヤしてるしこの幼なじみは本当に性格が悪いゴリラだ…!

 

虹「なんだろうねー、このリョウにはイタズラしたくなるねー?」

 

り「……ご、ごめんなさい」

 

そうだった、心が半分以上読めるの忘れていた…ジト目でこっちを見てるから反射的に謝ってしまった…

 

虹「まぁ、この体のリョウに攻撃は流石に出来ないけどね」

 

つまりやりたい放題なのでは?

 

虹「反省してなさそうな顔だね。うん、このシフトが終わったら仕返しするから覚悟してね? 」

 

心の中まで読まれる人に安易に考え事してはいけないと悟ったものの手遅れだったようだ

 

ぼ「あの…終わりましたけど…?……なにかしてました?」

 

虹夏へ恐怖しているとぼっちが入ってきた…

 

虹「ううん!ヨウちゃんって撫でるのが気持ちいみたいで撫でてたんだ!ぼっちちゃんも撫でてみる?」

 

り「!?」

 

この幼なじみは何を言ってるんだ!?さっきはバイト終わりにって言ったのに早速仕返しをきてきた!?

 

ぼ「へ?わ、私なんかが撫でてもいいんでしょうか…ヨウちゃんも嫌そうですし…」

 

虹「ほら、ぼっちちゃんが悲しそうにしてるよー?いいのかなー?(小声」

 

り「くっ…お、お姉ちゃんに撫でられたいな…?」

 

今の私は虹夏に操られる人形…抗えるわけないし何より嘘をついてるという後暗さがあるのにぼっちに悲しそうな表情をさせる訳にはいかない

 

ぼ「……う、うん…(なでなで」

 

り「!…えへへ…」

 

虹「ふ…ふふふ…」

 

か、勝手に口角が上がって笑みが零れてしまう…!なんでぼっちはこんなに撫でるのが上手なの!?

 

虹「そ、それじゃあそろそろ仕事をしようか!」

 

ぼ「へ?は、はい!」

 

何とか恥ずかしい時間が終わり2人は部屋を出ていった…流石に暇だろうということで途中で虹夏がイカゲームを持ってきてくれたおかげでなんとかバイトが終わるまで退屈せずにいれた

 

虹「それじゃあお疲れ様!」

 

ぼ「あ、お疲れ様です」

 

り「………」

 

絶対に戻ったら仕返しをしよう…そう思いながらぼっちと手を繋いで歩いていると後ろから虹夏が追いかけてきた

 

虹「ぼっちちゃーん!」

 

ぼ「に、虹夏ちゃん…どうしました?」

 

虹「さっきねー?リョウから連絡があって家に上がっていいから面倒を見てて欲しいんだって!」

 

り「!?」

 

私はそんなこと言ってないぞ!?あ、虹夏がニヤニヤしてる!最後の最後で爆弾を投下した幼なじみを睨みつける

 

ぼ「へ?わ、私には来てませんけど…」

 

虹「どうしても手が離せないらしくてねー?私の所にきたんだ」

 

ぼ「そ、そうだったんですね」

 

虹「それで!お泊まりしてくれないかな?」

 

ぼ「……分かりました」

 

り「!?」

 

本人がいるのに本人抜きで勝手に話が進んでる!?

 

虹「それじゃあまた明日ね!」

 

ぼ「あ、はい」

 

り「………… 」

 

もう、決定したことは覆らなくなり仕方なくぼっちと家に帰ることにした。両親は仕事の都合で今日は帰らないと言われていたけど…まさかぼっちと一緒に過ごすなんて思わなかった

 

ぼ「えっと…お邪魔します」

 

り「う、うん」

 

その後は私の方は嘘がバレないか心配してあまり話せなかった。ご飯はぼっちに作ってもらいあまりの美味しさに危うく素が出そうになった時はあわてたけどなんとかばれずに済んだ…あとはもう寝ようかな…

 

ぼ「あ…お、お風呂に入らないとダメですよ?」

 

り「……」

 

うん、そうもいかないよね…仕方が無いのでぼっちに連れられ脱衣所まで行き2人で服を脱いで中にはいった。

 

ぼ「な、なんだかここに入るのも久しぶりです…ヨウちゃんは何度か来てるんですか?」

 

り「へ?あ…た、たまにかな…」

 

うん、確かに久しぶりだけど入った人は変わらないんだよね…しかもぼっちは私の髪を洗ってくれたりしてくれてまるで本当に妹に接してるような感じで心地が良かった…ぼっちの姉力は凄いな…

 

ぼ「えへへ…さっぱりしましたね」

 

り「うん…」

 

……体が子供のせいなのか疲れが一気にきてしまいお風呂から上がったあとは眠気に必死に耐えていた

 

ぼ「きょ、今日は疲れましたからね…もう寝ます?」

 

り「……うん」

 

目を擦りながらぼっちに手を引かれ一緒のお布団に眠ることにした…恥ずかしい気持ちはあったけどそれよりも眠気が勝ってしまった

 

ぼ「……おやすみなさい?(なでなで」

 

り「…おや…すみ…」

 

ぼっちに抱きしめられ優しく頭を撫でられ私は意識を手放した。

 

朝日が顔に当たり、眩しくて目を覚ますと私の体は元に戻っていた。服は子供の時のものなのでギチギチになっておりおしりはスースーしていた…早く脱ごうと動こうとしたがぼっちに抱きしめられていることを思い出しゆっくりとぼっちの腕を解いた

 

り「うう…恥ずかしかった…ほとんど裸状態でぼっちに抱きしめられるなんて…」

 

恥ずかしくはあったけど居心地は良かったな…と抱きしめられていた感覚を思い出す…それだけで勝手に口角が上がってしまいニヤけてしまう。ぼっちが起きないウチに私は急いで着替え台所で待つことにした

 

ぼ「ふぁ…り…リョウ先輩…?あれ…ヨウちゃんはどこに…?」

 

り「ん、あの子なら迎えが来て帰ったよ。ぼっちにありがとうだってさ」

 

ぼ「そう…ですか…無事に帰れて良かったです…」

 

り「うん、私からもありがとうね。急な頼みだったのに」

 

ぼ「い、いえ!私なんかで良ければ何時でも手伝います!」

 

……やっぱりぼっちは優しいな…ありがとうね、ぼっち

 

その後ぼっちを送り虹夏の元に行くと案の定笑われてバカにされた。しかしぼっちに抱きしめられて眠ったことを伝えると羨ましそうな顔になったので私は軽い仕返しは出来たと思う。今度、ぼっちにお礼としてどこか食べに連れていこうかな…もちろん、私の奢りで

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