ジョリアーノの奇妙な冒険   作:布施鉱平

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続いた!

今回はDIO様信者は読まんほうがエエで。



ジョリアーノの奇妙なスタンド

 ジョリアーノ・ジョボビッチは転生者である。

 

 もしくは、ジョリアーノ・ジョボビッチ君に憑依した頭のおかしい日本人である。

 

 ともかく、ジョリアーノは『ジョジョの奇妙な冒険』という第六部終了時に世界が終わるヤベェ世界に、ダメージを快感に変えるというヤベェ能力のスタンド『プライマス』を持って、現在進行形で存在してしまっていた。

 

 存在している以上、生きていかなければならない。

 

 だがしかし、現在進行形でジョリアーノはピンチを迎えていた。

 

 なんと、急に現れた土佐犬ばりにデカイ野良犬に、何の脈絡もなく追いかけ回されるハメになったのだ!

 

 さすがは杜王町、日本が誇る魔境である。

 

 殺人鬼、幽霊、宇宙人、エステという建前で整形手術を施す女、鉄塔の中を飛び回るスパイダーホームレス、路上から消えていく小銭、美味すぎるのに行列の出来ないイタリア料理店……

 

 日本のヨハネスブルグと呼ばれる某町も真っ青な危険地帯だ。

 

 そして本日、そのラインナップに『人を見るなり襲いかかる野犬(土佐犬並み)』が加わった訳である。

 

 いったい保健所は何をしているのか。

 

 いや、むしろこの犬の体格を考えれば、猟友会の出番かも知れない。

 

 まあどちらにせよ、今から出動したところでジョリアーノの危機には間に合うまい。

 

 故に、ジョリアーノは自分でなんとかしなければならなかった。

 

 そしてジョリアーノには、この局面をなんとかできる能力が備わっていた!

 

 ──プライマス!

 

 ジョリアーノは自らのスタンドであるプライマスを操って、野犬(土佐犬並み)に攻撃をお見舞いした!

 

 いくらプライマスの破壊力がDとはいえ、人間を殴り飛ばす程度のパワーはある。

 

 野犬(土佐犬並み)にどれだけ通用するかは分からないが、流石にノーダメージということはないだろう。

 

 

 ……だがしかし、運命はジョリアーノを愛してはいなかった!

 

 

 なんと、野生の本能かそれとも土地柄のせいでスタンド能力に目覚めつつあるのか、野犬(土佐犬並み)は華麗なサイドステップでプライマスの攻撃を躱すと、ジョリアーノの足首にガブリと噛みついたのである。

 

 ジョリアーノの体がビクリと震え、その腰が少し引けた。

 

 ────そう、プライマスの『ダメージを快感に変換する』能力が発動したのだ!

 

 実はこのプライマスの能力は、四六時中ずっと発動している。

 

 ジョリアーノが眠っている間も、意識を失ったとしても、ずっと発動している。

 

 持続力Aは伊達じゃないのだ。

 

 つまりどんな不意打ちもジョリアーノにダメージを与える事は出来ず、その代わりジョリアーノはいつ何時(なんどき)強制的な快楽に悶えるか分からない人生を送らなければならない運命だった!

 

 まあそれでも、怪我をしたり死んだりするよりはマシだろう。

 

 公衆の面前でいきなり絶頂して、社会的には死ぬかも知れないが。

 

 野犬(土佐犬並み)がガジガジとジョリアーノの足に齧り付くたび、ジョリアーノの腰がビクンビクンと跳ねる。

 

 ヤバい、このままでは犬の口で絶頂を迎えてしまう!(間接的に)

 

 背徳的な危機感を覚えたジョリアーノは、なんとか野犬(土佐犬並み)を引き剥がそうと、プライマスを操ってその体に触れた、その時────

 

 

 ────野犬(チンコも土佐犬並み)の腰がビクンビクンと跳ね、なんか満足した感じの表情になると、ジョリアーノから離れていったのである!

 

 

 ジョリアーノは去って行く野犬(土佐犬並み)の後ろ姿を見送りながら、今の現象について考察した。

 

 最初噛みつかれたとき、快感を感じているのはジョリアーノだけだった。

 

 だが、プライマスが野犬(土佐犬並み)の体に触れた瞬間、野犬(土佐犬並み)もまた、ジョリアーノと同じように快感を感じているようだった。

 

 つまりプライマスには、プライマスが触れている相手にもジョリアーノと同じ快感を共有させる能力が備わっていたのだ!

 

 こいつはヤバいことである。

 

 もし戦闘になって……そう、例えばDIO様の本気の無駄無駄ラッシュをジョリアーノが受けたとしよう。

 

 ジョリアーノにそれを防ぐ術はなく、承太郎の時と同じように、一方的に殴られて絶頂し続けるだけである。

 

 だがしかし、殴られ続けながらもプライマスで触れたらどうなるか……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 無ゥ駄(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))無駄!?(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))無、駄(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))むだっ(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))む、だぁ(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))んむ、だっ(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))ぬぐっ(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))あはぁっ(ビュッ(ジョリ))(ビュッ(DIO様))バ、バカな、このDIOが……このDIOがぁぁあああっ!(ビュビューッ!(ジョリ))(ビュビューッ!(DIO様))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ────という、酷すぎる見開きラッシュが展開されることは想像に難くない。

 

 ジョリアーノは殴られながら腎虚になり、DIO様は殴りながら腎虚になるだろう。

 

 そして地面に倒れ伏す、パンツをぐっちょぐちょに汚した男が二人。

 

 もはや地獄絵図である。

 

 相手を道連れにするにしたって、ここまでヒドイ方法がかつて存在しただろうか。

 

 ……まあそれでも、反撃方法がまるでないよりはましだ。

 

 無理矢理ポジティブな思考に切り替えて、ジョリアーノは獣臭い異臭を放つその場を後にするのだった。

 

 

 







なんか思いついたので続いてしまった……

しかもpixivにジョリアーノ君の画像まで上げてしまった。
https://www.pixiv.net/artworks/109005889

思ったよりもイケメンなショタやで。

この後は……流石に続かない、かな?
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