「私達のリーダーへ」 作:気弱
虹夏に対するみんなの気持ちです
バンドそのものを嫌いになりかけて時があった。
私はあの青臭いけど真っ直ぐな歌詞が好きだったけど売れるためにそういう曲を作り初めて個性を捨てた
私は個性を捨てたバンドは死んでるのも一緒だと思ってるからそのバンドを抜けた。もちろん綺麗に抜けれるなんて甘い話はなくとても揉めた
そんな私をバンドに誘ってくれて私の弾くベースが大好きだって言ってくれた幼なじみがいた。
その幼なじみが居なければ私が好きになれた「誰かに深く刺さる」歌詞をかける面白い後輩にも…私を慕ってくれるうるさいけど可愛い後輩にも会えなかった
あの日から私の日々に色をつけてくれて大切な場所くれた幼なじみ、虹夏
普段は絶対に恥ずかしくて言わないけど私たちの事をまとめてくれてる事…感謝してるんだよ?
だからね…?
私は憧れの先輩がいる、その先輩と同じバンドに居たいという理由だけでギターも弾けないのにバンドメンバーになった。
歌はカラオケでも高得点だし自信があったのだけどギターはどんなに練習しても上手くならなかったの。
まぁ、後からギターじゃなくてベースだって判明したんだけどね…
そんな勘違いをしていたからライブの前日まで練習しても上手く弾けず…私はライブを直前で逃げ出してしまった
今思い出しても最低な事をしたわよね…
だからせめてちゃんと弾けるようになるまでは先輩たちには絶対にあわないようにしよう、そう思っていたのに…学校で仲良くなったひとりちゃんに連れられギターの練習をしようとしてた所が先輩たちの同じ場所だった時はもう…世間は狭い!って心の中で叫んじゃったわよ…
でも、そんな怒られて責められても仕方ないはずの私を笑って許してくれたうえにひとりちゃんが私を引き止めた時にももう一度誘ってくれて…今までの色のない「普通の日常」に「普通じゃない日常」を作ってこれたのはあの時先輩が笑って許してくれたおかげ
そんな優しい伊地知先輩がこのバンドのリーダーだから私はここに帰って来れたのかなって思うの
だから…!
私なんかがあの指に止まっていいのかな…そんなことを考えてしまったあの日から、私はずっと一人ぼっちだった。そんな自分を変えるため中学校の時にギターを初めて毎日6時間練習をして3年間でオーチューブの中では少しは有名なギタリストになれたと思う
けどどんなに登録者が増えても現実の世界は全然変わらなくて、卒業まで友達は出来なかったしバンドメンバーも集められなかった。
高校こそはと意気込んでギターやカッコイイ服を着て教室に行ったのに誰1人私に話しかけてくれなかった
もう現実で私の事を気にする人なんていない、ずっと押し入れの中にいようかな…そんなことを思って公園のブランコに座っていた時虹夏ちゃんが現れて私にサポートをしてくれないか頼まれた
誰も私のことを見てないと思っていたのにguitarHEROを見て「上手くて話題の人でも私達が見てないところで沢山ギターを弾いてきたんだと思うよ!」と言ってくれた時は私の努力が認められたみたいで本当に嬉しかった。
こんなに優しくてずっと私の配信を見てくれていた人が人前で弾けないしリョウ先輩や虹夏ちゃんにも合わせられないこんなド下手な私をメンバーに誘ってくれた時はこんなチャンス…二度とない、無駄にしたくないという一心で勇気を振り絞って参加した
私の真っ暗な押し入れだけの世界に光を灯してくれた、そんなあなたの産まれた日は絶対にお祝いしたいと思っていた
…だから…
誕生日おめでとう 虹夏
お誕生日おめでとうございます!伊地知先輩!
お誕生日、おめでとうございます。虹夏ちゃん
ありがとね!!みんな!!
虹夏がいなければ全て始まらず、ぼっちが入らなければ結束バンドは途中で解散していた可能性もあった。リョウが前の経験を活かしてぼっちの個性を認めてくれたおかげで今の結束バンドは続き喜多ちゃんが居なければぼっちが虹夏と出会うこともないしぼっちに大切なものは出来なかった
4人が揃ってこその結束バンドなんですよね…出会う事はカルマだったのでしょう