ようこそ原作クラッシャー(モブ)のいる教室へ 作:ゆうき35
【1日目夜】
「1日目から連絡があるなんてな。何の用だ。義隆」
「今日を逃すと多分渡せないからな。ほれ。Bクラスのリーダーが書かれたカードだ。俺の名前が書いてある」
「いいのか?」
「協力関係になったからな。それにBクラスの不利益に繋がらん」
「どういう事だ?」
「Bクラスのリーダーを指名するかどうかは清隆の判断にまかせる。俺はどちらでも構わない。その代わりと言ってはなんだがAクラスのリーダーが分かったら一之瀬か神崎に教えてくれ。条件はそれだけだ」
【2日目昼】
「龍園さんから伝言だ。夏休みを満喫したかったら今すぐ浜辺に来いってよ!」
「ど…」
「なぁ、それはBクラス全員が行ってもよいのか?」
「なっ…!?流石にそれは龍園さんに確認しないと…」
「なら、俺が交渉に行ってもOK?」
「あ…あぁ…」
「西園寺君。どういうつもりかな?」
「一緒に遊ぶだけだろ?それに食費も節約できる」
「遊ぶだけって、龍園君が私達にちょっかい出してきたのは知ってるよね」
「もちろんだ。これはその時の罪滅ぼしなんだよ。龍園がOKした場合、今日は俺ご飯作らんからな。残るのは自由だが各自で頼むわ」
「ひ…卑怯…。そうだ!全員で行ったら荷物はどうするの?」
「金田に見張らせたらいいだろう。さすがに金田は連れて行けん」
「金田くんは他クラスだよ。しん…」
「信じられるから受け入れたんだろ?どちらにせよ龍園に確認せんと始まらん。ちょっと行ってくる」
金田を1人残した所でカードが見つかる事はない。今頃は星之宮先生の谷間に挟まれているだろう。……冗談だが、あの先生なら有り得そうだな。
「くしゅん」
2日目からカードは星之宮先生に預けている。使う必要がないから、持っておく必要もない。見つける為には先生のテントを探す必要があるが、金田にその勇気はないだろう。というか見つけると一発退学じゃないか?さすがに独身女性のテントに忍び込むのはまずい。
「なんだ。西園寺。俺に何の用だ?」
「さっき、Cクラスの生徒に誘われたんだ。Bクラス全員で来てもいいか?」
「くっくっくっ。あぁ〜構わないぜ。せいぜい楽しんでくれ。だが、1つ教えろ。一之瀬や神崎の考えじゃねぇ。お前か?」
「折角、楽しませてくれると言ってんのに断るのは失礼だろう?」
【結果発表】
『ただ今試験結果の集計をしております。しばらくお待ちください。既に試験は終了しているため、各自飲み物やお手洗いを希望する生徒は休憩所をご利用ください』
キィン、と拡声器のスイッチが入る音が砂浜に響くと、真嶋先生が姿を見せる。
「そのままリラックスしてもらって構わない。既に試験は終了している。まず結果に関する質問は一切受け付けていない。自分たちで結果を受け止め、分析し次の試験へといかしてもらいたい。ではこれより特別試験の順位を発表する。最下位はCクラス。0ポイント。続いては3位Aクラスの80ポイント。2位はDクラスの225ポイント」
あっ……
「そしてBクラスは255ポイントで1位となった。以上で結果発表を終える」
どうして、こうなった。