ようこそ原作クラッシャー(モブ)のいる教室へ   作:ゆうき35

10 / 16
ハイライトでお送りします。


無人島試験③

【1日目夜】

 

「1日目から連絡があるなんてな。何の用だ。義隆」

 

「今日を逃すと多分渡せないからな。ほれ。Bクラスのリーダーが書かれたカードだ。俺の名前が書いてある」

 

「いいのか?」

 

「協力関係になったからな。それにBクラスの不利益に繋がらん」

 

「どういう事だ?」

 

「Bクラスのリーダーを指名するかどうかは清隆の判断にまかせる。俺はどちらでも構わない。その代わりと言ってはなんだがAクラスのリーダーが分かったら一之瀬か神崎に教えてくれ。条件はそれだけだ」

 

【2日目昼】

 

「龍園さんから伝言だ。夏休みを満喫したかったら今すぐ浜辺に来いってよ!」

 

「ど…」

 

「なぁ、それはBクラス全員が行ってもよいのか?」

 

「なっ…!?流石にそれは龍園さんに確認しないと…」

 

「なら、俺が交渉に行ってもOK?」

 

「あ…あぁ…」

 

「西園寺君。どういうつもりかな?」

 

「一緒に遊ぶだけだろ?それに食費も節約できる」

 

「遊ぶだけって、龍園君が私達にちょっかい出してきたのは知ってるよね」

 

「もちろんだ。これはその時の罪滅ぼしなんだよ。龍園がOKした場合、今日は俺ご飯作らんからな。残るのは自由だが各自で頼むわ」

 

「ひ…卑怯…。そうだ!全員で行ったら荷物はどうするの?」

 

「金田に見張らせたらいいだろう。さすがに金田は連れて行けん」

 

「金田くんは他クラスだよ。しん…」

 

「信じられるから受け入れたんだろ?どちらにせよ龍園に確認せんと始まらん。ちょっと行ってくる」

 

金田を1人残した所でカードが見つかる事はない。今頃は星之宮先生の谷間に挟まれているだろう。……冗談だが、あの先生なら有り得そうだな。

 

「くしゅん」

 

2日目からカードは星之宮先生に預けている。使う必要がないから、持っておく必要もない。見つける為には先生のテントを探す必要があるが、金田にその勇気はないだろう。というか見つけると一発退学じゃないか?さすがに独身女性のテントに忍び込むのはまずい。

 

「なんだ。西園寺。俺に何の用だ?」

 

「さっき、Cクラスの生徒に誘われたんだ。Bクラス全員で来てもいいか?」

 

「くっくっくっ。あぁ〜構わないぜ。せいぜい楽しんでくれ。だが、1つ教えろ。一之瀬や神崎の考えじゃねぇ。お前か?」

 

「折角、楽しませてくれると言ってんのに断るのは失礼だろう?」

 

【結果発表】

 

『ただ今試験結果の集計をしております。しばらくお待ちください。既に試験は終了しているため、各自飲み物やお手洗いを希望する生徒は休憩所をご利用ください』

 

キィン、と拡声器のスイッチが入る音が砂浜に響くと、真嶋先生が姿を見せる。

 

「そのままリラックスしてもらって構わない。既に試験は終了している。まず結果に関する質問は一切受け付けていない。自分たちで結果を受け止め、分析し次の試験へといかしてもらいたい。ではこれより特別試験の順位を発表する。最下位はCクラス。0ポイント。続いては3位Aクラスの80ポイント。2位はDクラスの225ポイント」

 

あっ……

 

「そしてBクラスは255ポイントで1位となった。以上で結果発表を終える」

 

どうして、こうなった。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。