ようこそ原作クラッシャー(モブ)のいる教室へ   作:ゆうき35

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綾小路編です。


無人島試験④

クラスメイトは予期せぬポイントの獲得で喜びに沸き立っている。

 

「2位か…」

 

思っていた以上にBクラスは手強い。最後の最後まで義隆を指名するか悩んだが、結果できなかった。

 

「説明してもらうわよ。綾小路くん」

 

堀北に無人島試験での動きを説明しつつ、今回の特別試験を振り返ろう。ルール説明を聞いた時、攻略のポイントは各クラスのリーダー当てだと理解した。この7日間はそれに照準を絞って活動する。開始早々にAクラスのリーダーが判明した事は僥倖だった。

 

「ほれ。Bクラスのリーダーが書かれたカードだ。俺の名前が書いてある」

 

ここで想定外の出来事が起きた。義隆からキーカードを見せられ、Bクラスの方針を聞かせられる。なるほどBクラスにしか取れない作戦だ。義隆監修の料理か…。素直に羨ましいな。

 

2日目。CクラスがDクラスを煽りにやってきた。安い挑発に簡単にのるクラスメイト…。堀北とともにCクラスの状況を確認する。0ポイント作戦か。これはこれで1つの正解だろう。ただ、単純な0ポイント作戦なら伊吹と金田の動きが不可解だ。ここでの決めつけは止めておいたほうがよいだろう。

そうしていると何故かBクラスがCクラスに合流。夏のビーチを満喫しだした。

 

『櫛田が仲間になりたそうにビーチを見ている!』

 

残念だが、龍園との交渉は決裂。Dクラスが参加する事は叶わない。

 

3日目。俺は櫛田を伴いBクラスのベースキャンプを訪れた。義隆は

 

「昨日は肉だったからな。今日は刺し身が食いたい」

 

といって、早々に釣りに出かけたらしい。残念だ。

 

『櫛田が訴えかける目をこちらにむけている!』

 

無理だな。今のDクラスの状況で櫛田が長い時間ベースキャンプを空けることはできない。

 

一之瀬と神崎を呼んでもらい、運良くAクラスのリーダーが分かった事。独走を阻止する為にリーダーの指名を(櫛田が)依頼した。

 

4日目は何事もなく終了。5日目の朝、軽井沢の下着がなくなったと女子達が騒いでいる。たかが下着に何の価値があるんだ?今度、義隆に聞いてみよう。ここで意外だったのは普段勝ち気な軽井沢がテントで泣いているらしい。

この事件、間違いなく伊吹のせいだろう。平田からそれとなく軽井沢に返却する事になったが、ますます男女の対立が深まった。本当に大丈夫か?このクラス。これが心が折れそうになるという感情なんだろうか?

 

6日目。マニュアルを燃やす事により、伊吹に脱走のきっかけを作ってやる。堀北・伊吹の対決を経て、龍園の存在も確認できた。残るは堀北をリタイアさせ、リーダーを俺に変更するだけだ。

 

さて、Bクラスのリーダー指名について考える。Aクラスのリーダーをリークする事で、確かにBクラスが被る不利益は相殺される。ここで問題なのが、Bクラスのリーダーをどうやって見破ったかである。義隆もしくはBクラスの生徒からのリーク以外に、説明ができない。残念だが今回は諦めるしかないな。義隆の協力が本物だった事が確認できただけで満足するとしよう。

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