君は不完全で凡庸のクソボケ   作:フルポッポー

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評価バーに色がついていて驚きました。
毎日投稿は出来るか分かりませんが頑張っていきます。


第3話

<side.優>

 

 

いつの間にかアイが妹になっていた。

 

 

(あ...ありのまま今起こった事をはなすぜ!

 

「俺はアイの相手を母親に任せていたと思ったら、いつの間にか妹になっていた」

 

な...何を言っているのかわからねーと思うが俺も何をされたかわからなかった...

 

頭がどうにかなりそうだった...催眠術だとか超スピードだとかそんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ

 

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ...)

 

 

...いや、やっぱり意味が分からんが?

 

 

そもそも養子をとるには結構条件が厳しかったり、手前がかかったりするはずでは...?

 

 

養子の条件なんかこの年齢で詳しく分かるわけもないが、結局父親が医者で金持ちだからなのかなぁとぼんやり考えていた。

 

 

いやそんな事を考えて現実逃避している場合じゃねぇ。

 

 

問題なのは、俺の日常を破壊してくる侵略者ことアイについてだ。

 

 

どうして同じ部屋なんやねん。こちとら思春期(小学生)やぞ。俺にはあまりにも精神的なハードルが高すぎるが?せめて布団ぐらいは別にしてくれ!頼むから...。アイが抱きしめてくるせいで朝起きると、女の子特有の良い匂いがして...うごごご。

 

 

ちなみに、両親に言っても無駄である事は分かりきっている、なんなら母親に至ってはアイの侵略の手伝いをしてやがる。なので、定期的に来る家庭裁判所の方や施設の職員さんにそれとなく訴えてみる。

 

 

...しかし向けられるのは生暖かい視線のみ。

 

 

なんでぇ?

 

 

こんな貞操概念がガバガバな家とか養子に迎え入れる場所として不適切だろうが!!

 

 

最悪俺に対する虐待現場として考えたりしてくれませんか?

 

 

あっしない、そうですか...。

 

 

<side.アイ>

 

 

優と家族になるのは思いの外早いものであった。

 

 

私を産んだ女の人(もう母親ではない)は連絡がつかないし、そもそも虐待されてたいたから問題ではなく、お義母さんとお義父さんは25歳であったため、養子になる条件は意外と楽にクリアしたのである。

 

 

ちなみに私の部屋は当然優との相部屋だ。夫婦の部屋は同じだよねって言ったらお義母さんは大いに頷き、お義父さんは遠い目をしていた。もちろん寝る時は同じベッドである。

 

 

えっ優からの反応?

 

 

同じ部屋やベッドを使う事に抵抗していたが、この家のカーストは、

お義母さん>私>>>(超えられない壁)>>>お義父さん>優

となっているため、優がどれほど抵抗しても無駄なのである。

 

 

そんな優は定期的に来る家庭裁判所ってところの偉い人や施設の職員さんに無言の訴えをしているが、私と優の愛の巣を見せつけるとみんな私たちの仲を応援してくれる。

 

 

世界にはここまで愛が溢れているのだと気づき、なんだか嬉しくなってくる。こんな風に世界を認識できるのもすべて私を救ってくれた優のおかげなのである。

 

 

それになんだかんだ抵抗してくる優も一緒に寝る事を完全に拒みはしないし、寝ぼけて私を抱き枕にしてくるあたり相思相愛なんだなって感じて、優を愛してるという気持ちが溢れてくる。

 

 

16歳がとっても楽しみだね!

 

 




優:侵略者に敗北、夜に抱きしめられてると勘違いしてる。

アイ:無事に養子になった。寝ぼけてとはいえ抱きしめてくれることが嬉しい。16歳が楽しみ。

大人の皆さん:やさしいせかい


養子になる条件がうろ覚えなので間違ってたら、ギャグ時空という事で流して貰えると助かります。
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